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2006年6月9日
fureishu


先週土曜日の結婚式に続き、水曜日の宮殿での夕食会、週に2度、こういう
お付き合いがあると、さすが疲れます。
写真をアップするのが、今日になってしまいました。
下でご案内していますので、どぞ。

国内の学会かと思っていましたら、東京からも若いお医者さんが2人、お見えに
なっていました。
ポルトや宮殿の説明を詳しくしていましたら、「ガイドもなさってるんですか?」と(笑)
当たらずとも遠からず、です。こうしてネットでポルトを紹介していますからね^^

8時半からのガーデンパーティーから夕食に入るスケジュール。
ポルトガルのことです、時間通りに始まることはめったになく、いつもですと、
わたしたちもそれにあわせて遅く到着するようにして行くのですが、今回は内部を
見学できるめったにないチャンス!
亭主を急かせて8時半前に入りました。

Palacio do Freixoは、個人のものだったのをポルト市が買い取り、そのまま放置して
おいたのでしょう、荒れ放題になっていたようです。
確認しないといけないのですが、噂では大企業がすでにポルト市から譲り受け、
どうやらポザーダ(昔の宮殿やお城などを宿泊施設にしたもの。)にするとのこと。
現在大修繕に取り組んでいます。
その日も、美術家たちが宮殿のあちこちで天井画や壁画の修繕をしていました。
夏場のその時間は、まだ日が照っていますから。

「鏡の間」でわたしたちは食事をしたのですが、その広間のほかに、いったい
何室部屋があるのでしょう、多くはまだまだ修復中です。

宮殿のバルコニー、パテオはドウロ川に面して、その眺めは素晴らしい!
外見からだと、いったいどこが入り口になるのかと迷うような、人目につかない
ところにひっそりとたたずんでいる、フレイシュ宮殿。

個人的には、ポザーダなどにせず国宝として運営し、一般公開して欲しいと
思うのですが。
(ポザーダにすると、宿泊費が高いため、一般の人にお目見えするのは難しい)
ポルト市は財政難とのこと^^;(あっちこっち、反対押し切って勝手に
穴掘っては、にっちもさっちも行かなくなり、また埋めたりして、メトロは
しっかりつくってるやん~wその予算、こういう方面に回せないの?)

多くのナゾニの建築物がそうであるのですが、荒れ放題にしておくより、
ましなのかもしれません。

着いたテーブルでも話題に上ったナゾニの建築物ですが、こんなアイデアは
どうでしょう?

スペインのカタル二ア地方、バルセロナには、スペインが生み出した世界に名を
馳せる建築家「ガウディ」がいます。
独特なデザインを施しており、バルセロナにあって100年経って未だに完成を
見ていない「サグラーダ・ファミリア」教会(聖家族教会)、グエル公園、
その他街の中にも彼の建築作品はあちこちで見かけることができます。

家族旅行で一週間ほど滞在したことがある、バルセロナ。ガウディの作品を
わたしたちは追って歩いたのでした。

で、アイデアですが、「ポルトガルのガウディ・ナゾニ」はどうよ?

これで観光客を呼び込めるのはないかと、わたしは思うのですが。
ポルトに
住む一般人に「二コラウ・ナゾニ」の名が、案外知られていないのは
とても残念です。
ポルトを代表する「クレリゴスの塔」「セ大寺院」、あれの作者よ!と言わ
なければならない。

建築についてはさっぱり無学なわたしですが、子供のころから天に突き出る塔や
高層ビルには、恐れを抱いてきました。
エレベーターに乗るのも正直言って、決して好きではない。
今自分が住んでいるフラットも、そういう考えで、買うならエレベーターを
使わなくてすむ2階かせいぜい3階と思って探し、現在の2階に落ち着いたのでした。

そう考えるわたしにとって、ナゾニの建築物は、石畳のポルトにいかにも
似合っており、放ったらかしにされている数々の作品を修繕して、甦らせては
くれないかと、夢見ているのです。

★フレイシュ宮殿を見たい方はこちらの方までどぞ^^

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コメント
good ideaだ!
ナゾニの宮殿内での夕食会の報告、楽しみにしていたのよ~♪
報告に接することができるのは明朝かなと思っていたのですが、今来たら、写真も文章もアップされていて、たっぷり楽しませて頂きました(^o^)
すごく豪華で素敵な宮殿! しかも普通なら見られない内部を見られたのだから、ラッキーでしたね。ふふ、ドレスアップしたspacesisさんも、バッチリ似合ってますよん(^_^)

ポルトガルのガウディ“ナゾニ”…というコピーは、わかりやすくてナイスですね。
それこそ、各国の旅行会社に売り込んで大々的にキャンペーンを張ったら、観光客が集まりそう!
そうすると、ポ国内でのナゾニの知名度も一気に高まるでしょうし。
観光地化するというのは、諸刃の剣という面もあるので、変に荒らされないような工夫は必要でしょうが、spacesisさんのHPやブログを見ていると、ポルトガルには素晴らしい観光資源が沢山あるなぁと、いつも思うのですよ。
ポルトガルは、「産業としての観光」に、もっと力を入れていいと思うわ。
そうして外貨を稼いだら、それをまた、文化財の保護・修復に回す…。
ううむ、spacesisさん、これ、イケルよ~! ポ国の官公庁にツテはないの~?(笑)
2006/06/09(Fri) 23:22 | URL | ミセス・かんちがい | 【編集
そ、そのツテ、今のところ、ない^^;
でも、このアイデア、いけるでしょ?^^
手始めにポルト市とうちのHPのリンク、
申し込んで見ようかしら(爆)

SKY.JPさんのところで書いてる記事が
きっかけにでも
なって、日本人のツーリストが増えることを
期待してるんだけど(笑)

でも、かんちがいさんの言う「観光地化は諸刃の剣」には
同感です。

ポルトはこれでこそポルト也、かもw

テーブルワインももっと作って日本にでも
輸出すればいいのに、と思うのですが、
大量生産に手出しせず、できたワインはほとんど
国内で飲んでしまうのですってw
わっはっは、でしょ?

金儲けに走らず、こういう国もあっていいのかな、と
ここにいるとついつい思ってしまいます。
2006/06/10(Sat) 02:42 | URL | spacesis | 【編集
この年になって
やっと、建築物などをみて
「ほうほう」と見れるように・・・
中学の修学旅行は、定番、奈良京都。
今行けば、楽しめるんだろうなぁ。
大人の修学旅行、親子OKとかであれば、楽しそうだな~

にしても、ため息が出る宮殿ですね。
2006/06/10(Sat) 12:24 | URL | マー | 【編集
ナゾニだけに
ナゾですね。

代表的な建築物も知らなかった・・・
アントニオガウディーもサクラダファミリアしか知らないしね。

無教養ですみません。
2006/06/11(Sun) 14:50 | URL | えろまちゃ | 【編集
初カキコね!
>マーさん

そうですね。建築物はわたしも
あまり興味を
示さないのですが、ナゾニは何故か見つけ出す
のが面白くて^^

いつかアキくんをお供に、いや、アキ君の
お供でもいいので、いらっしゃい^^

>まちゃ~。それにしても、なんという
HN(笑)

書き込み、ありがとう^^
ガウディの作品はバルセロナ市内の所々にありました。

どっかにガウディの作品を集めて作ったグエル公園の噴水にある「まだらとかげ」
に乗った子供達の写真があるので、今度載せてみますね。

サグラダファミリア(ポ語)はさすが
迫力がありました。
あのプロジェクトには日本人の芸術家が一人
長年携わっているようですよ。
知ってましたか?
2006/06/11(Sun) 16:44 | URL | spacesis | 【編集
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