2017年9月18日 

息子の帰省中に数日家族旅行をしようとホテルの予約も入れてあったのが、5匹ネコのうちのチビちゃんがお腹の小さな腫瘍を二箇所取り除く手術をし、切開口がなかなか治らず完治に一ヶ月かかってしまい、旅行は中止になってしまった8月でした。

わたしは年に一度日本へ帰国するので旅行は満足としており、どっちでもいいやと思っていたのですが、毎年夏季には旅行をするのが習慣の夫、どうしてもどこか行こうと言うのです。

欧州は、もちろん、全部行ってはいませんが、あちらこちらへ行っているので、取り立ててどこと行きたいところが・・・・あったーー!どういう訳か夫がなかなか二つ返事で、いいよ、と言わないできたローマ!

ローマはもとより大世界なれど、とゲーテも歌っており、塩野七生氏の「ローマの物語」ファン、更にはミケランジェロの暗号がぎっしり散りばめられているバチカンのシスティナ礼拝堂に関する本も読み漁ったことがあるわたしにとり、ローマは生きているうちに是非行って見たいと思っていたのでした。

そこで夫に、他の都市はもうあまり興味ない、ローマなら行って上げる、なんちゃって(笑)
と言うので、ローマに数日行って参るのですが、いつも旅行の手配を依頼するAbreu旅行社から連絡があり、「ボーディングカードの手配済み。明朝は空港の社の窓口へ4:40分ころに来い」・・・・
げ!いやでござんすよ。便は6時半、それに今回のわたしたち、大きな旅行カバンは持っていかないのでボーディングカードを受け取るだけです。1時間前でいいよ、とごねているわたしです。

今回はpcをもって行きませんし、我がスマホは一旦直って帰ってきたものの、再び画面真っ黒 どうにもなりません。

留守中ブログ更新はできませんが、お時間あらば、当サイトの更新不可がしばらく続き、慌てふためいて作ってしまった新ブログサイト、「ポルトガルの空の下で」までお出かけいただいたら嬉しいです。予約記事を入れていますので。

それでは、行ってまいります!
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2013年9月17日

さて、翌日向かった高さ500mに位置するシスト(片岩)の村Talasnal、
これが大変でした。山道は狭く凸凹道で車の速度をグーンと落とし牛歩の
如し。勿論公共交通機関は全く通っていません。対向車がきたらどうやっ
てすれ違うのだろうかとの不安とともに、まぁ、座席が上下左右に揺れる
こと30分。そうして到着したTalasnalは人気もなし。

Talasnal
山道横の長い坂道が村の入り口

Talasnal
途中から坂道が階段に変わる。下から撮影。

Talasnal
「フィリパおばさんのちっちゃな店」と書いた看板。しかし閉まっていた。
この店は本当に営業しているのだろうかと思われるほど、時折黒猫が真昼の
静寂な時間を横切るかのように姿を表しては消え(もしかしてわたしたちの
後をついてきていたのかも知れません)、人影が見当たらない村でした。
が、所々、戸の向こうにはカーテンが見られ花が咲いているのは人が住んで
いるという証拠です。
Talasnal

村の家々のほとんどは無人になっており、見捨てられた村とも言えないこと
もない。中には少し手をいれた家屋もありましたが、恐らく町へ出た人が夏
の休暇滞在用にしているのでしょう。この村まで食料を運んで来るのも車で
往復1時間くらいはかかるので大変な様子が伺われます。

Talasnalは、「天国への門」と銘打って2010年に新聞記事に取り上げ
られたことがあり、わたしたちのようなその存在を知っている旅行者やハイ
カーたちが夏場のみ訪れるようになったのはごく最近のことです。
talasnal9-1.png

町の喧騒を逃れ、こんな古村で山の空気を吸い夜空の星を仰ぎながら一週
間でも過ごすのは悪い案ではないですね。ただし、衛生面が気になる人に
はあまり向かないかも知れません。

実はこんな人気のない村に一軒レストランがあるのです。村の入り口である
坂道を少しくだったところのレストラン「Ti Lena」(レーナおばさん)。
金、土、日のみ開店して必ず予約が要ります。
Talasnal

夫がここで昼食をどうかと提案したのですが、こと食べ物に関して神経質
なわたしは、写真に街灯が見られるので電気は通っていますが、果たして
この村に水道はあるのか?と衛生面が少し心配で、実は同意しなかったの
でありました^^;

もうひとつ、今回の旅行中、わたしは暑さでまいっており、体調もいまい
ち良くなかったこともあります。何しろ前記事の小宮殿ホテルの撮影もわ
たしとしては珍しく全くしなかったと言うくらい、この二日間は普段の冒
険心がどこへ行ったやらの感でした。帰宅してからこの旅行の整理にあた
り、そのレストランを検索してみると、内部はなかなか面白そうでした↓
talasnal10.jpg
この画像はWikiから。

むむ、残念ではあったぞ。もう一度訪れるにはしんどい場所でもあり、中を
見るだけでもと入ればすればよかったと後悔しています。

そうこうして村を半時間ほど見歩きしているうちに、山道の反対方向からや
ってきたハイカーとマウンテンバイカー数人が村に入って来ました。
今回周った古村の周辺は3、4時間のウォーキングコースとしても知られて
います。

こうしてもと来た凸凹の山道を再び通って岐路に着いた我ら、お掃除のベ
ルミラおばさんに3食の世話をお願いしてきた5匹ネコたちの待つ我がへ
一目散。3時間の道のりを走りましたとさ。

本日も拙ブログを読んでいただきありがとうございます。

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2013年9月14日 

mapa2.jpg

今夏のポルトガル古村巡りは最後がエストレラ山脈(Serra da Estrela)
をくだったローザン山脈(Serra de Lousa)にあるTalasnalです。
Talasnalへはローザンの小さな町から上ったのですが、古村の前に宿泊し
たパラシオホテル(Palacio Hotel da Lousa)、かつての小宮殿を修
繕したホテルの内部が素晴らしかったので今日はそれを紹介します。

下がホテルのファシャーダ(Fachada)こと、表玄関です。
lousa3.jpg

入り口を入ると目の前に各部屋に続く大理石の階段があります。
lousa7.jpg

ホテル内はかつての宮殿の各部屋を再現してくつろぎスペースやレストラン
として使われています。

lousa5.jpg
レストラン

lousa8.jpg

lousa6.jpg

そして18世紀に建築された重厚な表玄関と対照的にモダンな裏から見たホ
テルです。↓
lousan4.jpg

パラシオホテルは結婚式等のイベントにもよく利用されるそうです。
今回のホテルの画像ですが、暑さのせいかはたまた歳か、うっかり撮影し
忘れてしまい、全て借り物になりました^^;

明日は旅行最後に訪れた山間の村Talasnalです。
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2013年8月7日

ナヴィがこっちへ行け、言うのに、なんで反対へ行くね~ん!と相変わら
ずの喧嘩旅。いえ、口に出してわたしは言ってませんですが、夫、連れが
何も言わなければ言わないで気になるようで、勝手に方向転換してへ走って
おりますです、はい(笑)

ま、急ぐ旅ではなし、この辺は何年も一緒にやってますとさすが慣れては
くるものの、しら~っとしたのがついつい顔に出るようで、言っても言わ
なくても同じか(爆)

こんなことをしながら、今回はポルトガルのHistlical Village、つまり
田舎も田舎、車でないとアクセスが難しい地方を周遊中で、二日目の今日は
迷いながら山腹のホテルにたどり着きました。

暗くなるにつれ、谷あいの小さな村にポツリポツリと灯りが灯っていくのは
暖かくて優しいものです。そうは言うものの、毎年、こうして旅をするごと
に感じるのは不思議に、一抹の寂寞感です。

山に囲まれて、今日は持参してきた文庫本、吉川英治「私本太平記」で、

忙裏、山、我を看る
閑中、我、山を看る

というのを目にし、近頃の自分はまさに山に看られていたが如しと、反省を
したところでした。

本日はこれにてごめん。

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2012年6月10日

今回は2回にわたり2009年に訪れたサン・ティアゴ・コンポステラの記事
になります。

サンティアゴ・デ・コンポステラはエルサレム、ローマに並ぶキリスト教三大
聖地のひとつです。古から「星の道」と呼ばれてきました。現在も多の巡礼
者が訪れると言われます。巡礼路は下記図のようにいくつかあり、主にフラ
ンスからピレネー山脈を 越えてスペイン・ガリシア地方へ入り、終着地を
目指します。

サンティアゴ・デ・コンポステラ
画像はWikiより
        
スペイン国内の巡礼路はユネスコの世界遺産に登録され、日本の和歌山県、
三重県、奈良県三県にまたがる吉野大峰、熊野三山、高野山の三つの霊場
とその参詣道に並ぶ、世界でも珍しい文化遺産とされています。

ピレネーからは徒歩で30日以上を要するそうです。わたしが住むポルトガ
ル・ポルトからもポルトガルの道がありますが、3分の1ほど。遥かピレネ
ーを越える巡礼者に比べると10日から2週間の巡礼路、若いうちにしてみ
たかった気がします。徒歩ではないが、車で2度訪れました。わたしが見た
サンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂を紹介します。


サンティアーゴ・デ・コンポステラ 

サンティアゴ・デ・コンポステラ
                大聖堂

聖ティアゴ(聖ヤコブ、またはSt.James)はガリラヤ湖の漁師で、弟のヨ
ハネと共にイエス・キリストに従った。ヒスパニアで布教活動を行い、エル
サレムに帰還後、ヘロデ・アグリッパ1世によって断首され十二使徒のうち
最後の殉教者となった。伝説では9世紀に星に導かれた羊飼いがこの地で聖
ヤコブの墓を発見し、遺骨を祭った聖堂が建てられ、そこに教会が作られた。
          
これがサンティアゴ・デ・コンポステーラの町の起源とされ、町の名はラテ
ン語の「Campus stellae」(星の野)あるいは「Compositum」(墓場)
にちなんで名付けられたといわれた。(Wikipedia引用)

    
サンティアゴ・デ・コンポステラ
広場にある巡礼者が使う杖。帆立貝はサンティアゴのシンボルで諸説がある。

サンティアゴ・デ・コンポステラ
サンティアゴは布教中にほたて貝を杖にぶら下げて歩き、これで水をすくっ
て飲んだからとも言われます。瓢箪は現代の巡礼者の水筒代わり。
   
サンティアゴ・デ・コンポステラ
かわいい托鉢巡礼ワンちゃんを見かけた。しかし、なんだかなぁ、ではある。 

サンティアゴ・デ・コンポステラ
人でにぎわう大聖堂への道

大聖堂内へ

santiago14-catedral.jpg
入り口へいざなう階段の一部
     
サンティアゴ・デ・コンポステラ

この「栄光の門」から入るのだが私たちが訪れた2009年夏には修繕中で
あった。栄光の門の中央柱に座るサンティアゴ。右手に「主が我を使わせり」
と書かれた巻物を、左手に杖を持つ。柱の下はキリストの家計図を表す「エ
ッサイの樹」。

註)エッサイの樹:ダビデ王の父エッサイからイエス・キリストにいたる系
図を一本の樹に表したもの。横たわったダビデ王の父エッサイを根元にユダ
王国の12人の王が枝になっている。 

樹の枝の一段目右はダビデ王、左にはその息子ソロモン王、トップに立つの
はヤコブの子、聖ジュゼ(ヨセフ)、その両脇には聖母マリアの父ジョアキ
ン(ヨアキン)、その左は聖母マリアの母、サンタ・アナ、頂上は聖母マリア
と幼いキリストです。 

柱、エッサイの樹の下方は、これまで多くの巡礼がこの門をくぐる際にサン
ティアゴに到着したと報告する意味で手を触れるのでその部分は手形にへこ
んでいる。

サンティアゴ・デ・コンポステラ
エッサイの樹の下、柱の足元。これがなんなのか、目下調査中。

次回に続きます。

なお、エッサイの樹については下記ポルトの「サン・フランシスコ教会」で
も触れています↓
http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-687.html
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