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2019年10月12日

台風19号の進路にぶつかってしまった地域のみなさま、ご無事でしょうか。千葉、東京に住む子供たち、埼玉の妹家族など、心配で眠れない昨夜でした。モイケル娘に、「おっかさん、心配しすぎ。もう寝なさい」とポルト時間午前3時半に言われ・・・(笑)

それで、さすが、今日の朝の日本語授業はきつかった!

さて、 日本の知人から依頼があり、昨日の午前中はダウンタウンまでその調達に出かけてきました。写真のCombatentes(コンバテンテス)駅の近くに車を乗り捨て、メトロで。

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久しぶりに歩く街は秋の気配がします。
残念ながら、頼まれた用件を果たすことはできませんでしたが、帰りは少し遠回りしてサンタ・カタリナ通りを歩いてみました。

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列が出来ているのはなんぞや?と思ったら、んまぁ、このカフェへの入店をまっているのです。
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あらら、ポルトの老舗カフェ「Café Majestic」です。今、オーバーツーリズムのポルトはレロ書店も同様、 並ばないと店内を見ることができないという状態になってしまいました。

かつては、ポルト散策後、ここでスコーンとコーヒーを飲み休憩して帰宅したものです。その頃は、あまり人も入っておらず、よく朝、コーヒーを飲みながらゆっくり新聞に目を通している年配者を数人見かけるのがここでの普通の光景でしたが、今や地元客は入ることが出来ず。

レロ書店にいたっては、店内の客はわたし一人ということが何度もありました。ほんとに贅沢な時間を独占できたカフェであり、レロ書店でしたが、それも遠い昔のことになってしまいました。これは、日本だったら、京都が同じような状況なのかもしれませんね。

こちらはポルト大学医学部のTuna(伝統的な大学生音楽グループ)が、演奏していました。

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女性を前に、ラブソングの類を歌っていますね。

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上りは心臓破りの坂道、Rua de 31 de Janeiroも下りは爽やか^^向こうに見えるのはクレリゴス教会とその塔。下は美しいファサーダを持つ老舗の宝石店。まだがんばっているのが嬉しいです。

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ではみなさま、本日はこれにて。
なお、下記では、わたしが撮影したTunaのビデオが見られます。よろしかったらどぞ。

https://www.facebook.com/yukosodebayashisantos/videos/1890768150988007/
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2019年9月23日 

生徒たちには申し訳なかったのですが、体力が持たないので、先週は金土曜日の日本語を臨時休講して、木曜日夜と金曜日午前中は料理と掃除にいそしみました。

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故郷弘前から二周りほど歳下のいとこ夫婦がやって来ました。これまでほとんど交流がなかったのですが、去年、初めて弘前のおばを訊ねて、50の齢を超えた従妹たちと会ったのでした。

そのいきさつは下記にあります。
 「春の弘前紀行、おばを訪ねて

そのような訳でブログ更新が遅れてしまいました。

さて、初めて迎える我が故郷からのお客さんです。ポルト滞在日数はわずか3泊でしたが、海岸地区を案内し、翌日土曜日は残念ながら雨天だったので、ポルト、リベイラの対岸にあるワインセラーを見学してもらうことにしました。

夫とわたしはすでに何度も行っているもので、Tayler´sの入り口まで車で送り、わたしたちは見学が終わるまで1時間半待機することにしました。

雨です、車内で待つのも芸がないというもの、夫の提案で、Tayler´sがある細い通りの丁度向かいのホテルYeatmanに入って、お茶でも飲もうと言うことになりました。夫は会議で2、3度来ているものの、わたしは今回が初めてです。

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ホテルの入り口は上り坂です。うわッ、上りたくなぁいと、近頃とみに足の力が衰えたわたし、夫にブツブツ言いながら、なんだ坂こんな坂と心中唱えながら表玄関にたどり着きました。

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ふむ、随分質素だねぇ、と思ったのが大間違い。ホテルは5つ星です。実は入り口からは分からないのですが、この玄関が最上階になる、といった建築で、どの階の部屋からもポルトの全景が見られるように造られた段々畑様式なのです。

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Wikiより

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わたしたちが上ってきた道が下に見えます。

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ホテルの野外プール

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中央にはSerra do Pilar、その左にはドン・ルイス1世橋が見えます。

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霧がたちこめてきました。

そうしているうちに雨がザーッと降り出してきたので、ホテルの中へと急ぎました。

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ロビーを通って階上のテラスへ向かいます。

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テラスへ抜けるくつろぎ場

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ホテルのどの部屋からも上の景色がながめられるのですね。ドウロ川、真ん中の塔がポルトの象徴クレリゴス塔です

私たちが頼んだコーヒー、夫のはエスプレッソ、わたしのはカフェインが入っていないエスプレッソです。

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若い頃からついこの間まで、インスタントコーヒーをアメリカンコーヒーもどきにかなり薄くしてずっとお茶代わりにずっと飲んできたコーヒーですが、この間の心臓の検査でコーヒーを止めて紅茶、もしくはグリーンティーにかえなさい、と忠言されたのです。

が、わたしは紅茶、お茶を飲むとすぐ胃が痛くなるもので、今はdescafeinado、つまりカフェインの入っていないコーヒー(^^;)を飲んでいます。 インスタントのdescafeinadoはダメですが、コーヒーマシーンのは、結構飲めます。

休暇で宿泊しているイギリス人たちは、午前中からワイン、シャンペンでおしゃべりを楽しんでいました。
ポルト、ガイアで一番宿泊費が高いホテルかも知れませんね。

それではみなさま、本日はこれにて。
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2019年7月14日 

先週日曜日は、取材を兼ねて夫をお供に、ミラガイア地区の川沿いを歩いてきました。ドウロ川沿いのリベイラ(Ribeira)同様、ミラガイアはわたしが気に入っている古い町です。

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傾きかけた小さな家並みが見られ、ベランダには洗濯物がたなびいていて、いかにもポルトらしくて懐かしい香りがします。若いときはこの古臭さが嫌いだったのに、同類哀れむの感とでも言いましょうか(笑) 

ちなみにリベイラやミラガイアなどの古い家並みでは洗濯物を外に出すのが許されていますが、他地域では表通りやみえる場所に洗濯物を干すのは市が禁じています。

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今では、シーズン中は路面電車乗り場に長い列ができるような、ほとんど観光客用になった路電もこの地区を行き交います。

ミラガイア地区に着いては何度か取り上げていますので、後記にて案内しますが、今日の話題はこれです。

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ミラガイアはこのように小高い丘からなるのですが、上に見えるのはPalacio das Sereias(Sereiasは人魚の複数形)こと、人魚の館です。下から見上げるとパッとしませんが、ファシャーダの二つの人魚像からこの小宮殿名前の由来がわかります。

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夕日を受ける人魚の館

Rua da Restairaçãoから Rua da Bandeirinhaに入って、楽なアクセスもできるのですが、川沿いのミラガイアから石段(Escadas das Sereias)を上ってのアクセスもできます。少しきついですがわたしはこちらの方が好きです。

が、実はこの石段は危ないなぁ、ちゃんと工事する必要があるのではないかと、随分前から思っていたのです。それが、市はやっと工事に手をつけたようで、現在は石段をのぼってのアクセスができません。これも観光客が増えて市の懐が潤ってきたからでしょう。

下記では子の館とミラガイア地域を案内しています。興味あらばどうぞ。

http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-1307.html 人魚の館

http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-1306.html  ミラガイア アーケード
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2019年7月11日 

ポルトガルに長年住んで知ったことのひとつに、ポルトガル人の国、郷土に対する自慢、つまり愛国心、郷土愛です。

ポルトガルや自分が住む町、祭りなどを主語に、「o mais bonito do mundo(世界で一番美しい)」とか「o maior do mundo(世界で一番!)」と言う言葉を一般人がよく口にします。

また言ってるわん、と内心クスリと笑っているのだが、かく言うわたしも「世界で最も美しいレロ書店」なんてやらかして、雑誌記事などに紹介しているのでありますれば。

さて、そのo mais bonito do mundoをまたもや目にしたのがポルトの市庁舎通りこと、Aliadosのマクドナルド。

今でこそ国内のあちこちにあるマクドナルドですが、わが子たちが小さかった頃は、ポルトにマクドナルドのみならずファーストフード店そのものがなく、スペインやイギリスへ旅行に行くと、「あ、マクドだ!」と子どもたちのリクエストで何度車を止めて入ったことでしょう。

ポルトに住む子供たちにとって、海外旅行、日本帰国はファーストフード店がお目当てでもあったのでした。

下はポルト、マクドナルドの入り口です。大きなáguia(アーギア=鷲)のシンボルが見られます。
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1995年にオープンされましたが、実はこの建物はポルトでも屈指の「カフェ・インペリアル」だったのです。1936年に開店したカフェ・インペリアルは入り口が大きな開店ドアになっていました。

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Wikiより

内装は初期アールデコ調で、カフェ・インペリアルには当時の多くの知識人が集まる場所でもありました。入り口のブロンズの鷲同様、現在もマクドナルドの店内、カウンター上部にはアールデコ調のステンドグラス、クリスタルのシャンデリアはそのまま残っています。

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ステンドグラスを拡大してみましょう。左のはぶどうの収穫です。

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見ての通りカフェを楽しむ紳士淑女

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側壁上部の美しいモチーフ
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美的感覚は個人様々なので、一概に「世界で一番、最も美しい」と言うのには少し抵抗がありますが、「世界でも美しいマクドナルドのひとつ」と言う風な表現で行くと、ポルト、アリアードスのマクドナルドもまごうことなくその中に数えられると思います。

ついでに、わたしが見かけて美しいと思った他国のマクドナルドを紹介します。

mcdo-budapeste_nyugati[1]
2013年に訪れたブダペストのマクドナルド。中に入って食事しました。

下は2007年のパリで見かけたマクドナルド。外から見ただけです。
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下記、過去記事ですが、興味あらば、どぞ。

http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-category-53.html ブダペスト旅行

http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-category-36.html パリ旅行

ではみなさま、また。
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2019年7月4日

「ドウロ川があふれ出て川べり一帯が洪水になったとき、ワインセラーに寝かしてあるワインの樽はいったいどうなるのか?」の疑問が解けましたぞ。

実はこの解答、ネットでは出てこず、色々知っていそうな人に訊ねても分からず。はたと思いついたのが、大阪出身の我が友のポルトガル人のだんさん。今はもうお亡くなりになってしまいましたが、海外旅行団体の添乗員さんでした。これを調べていた頃は、お元気でした。そこで、彼女に電話したのです。

第一声、「あんたっ、暇やねぇ。ようそんな事にまで疑問持つもんだ。うちはワインを飲むのは好きやけど、そんなこと、思いもせん。わたしは知らん。けど、うちのダンナが喜びそうな話だ。聞いたげる。」

後日の解答がこれでした。
「うちのダンナ、いろんな本を持ち出して調べてだけど、よく分からんかった。うちと違って、いい加減な返事のできない人やから(うんうん、そうやねw)ダンナ、今日わざわざツーリストオフィスへ行って、あんたの疑問、みんな聞いてきたで~。だいたい、こんな質問初めてだってよ。わっはっはっは」・・・・・・・・

大雨でも川の水位が突如として上がることはない。徐々に上がっていき、これはいかん、と洪水が予測できた時点で、セラーの低位置に置いてある樽は高いところに上げるのだそうです。

しかし、あの黒いプレートが示す随分と高い水位まで水が達したときは?という問いには、もう樽は動かさない!だそうで(爆)
「問題はないのか?」には、「ない」との返答(笑)

ワインを寝かしてある樽をポルトガル語では「pipa(ピパ)」と言うのですが、「水に浸かると、通常木はいったん膨張する」とのわたしの思惑に反して、膨張するどころか、pipaは逆に収縮して、「一滴の水も外から浸入させない」のだそうで・・・

ほ、ほんまかいな?と、まだ疑いにかかっているのが本心ではありますけどね(笑

ということで、ドウロ川洪水の時の樽の行方、これにて一件落着。

ここで、ちょっとワイン樽pipaについて。

ポルト・ワインはこのpipaと呼ばれる樽のなかで熟成されます。                  

pipaはかつてはMaruquês de Pombalという地域で育てられるオーク(柏)材から造られていたのですが、現在ではハンガリーやチェコの森林地帯のオーク材を使っています。
一樽の許容量は600~650リットル。

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大樽BalseiroとPipas。 Wiki]より

「Balseiro」と呼ばれる世界で最も大きなワイン樽は60,000リットルの許容量を持つそうです。ポルトガルの北部、Trás-os-Montes地方のPeso da Réguaで120個ものBalseiroが見つかっています。

さて、1972年から1985年にかけて、ドウロ川には5つのダムが建設されて以来、リベイラ一帯はかつてのような洪水被害からようやく解放されました。

現在は、その中の一つ、35メートルのダム越えのドウロ川クルーズがありますが、家族と行ったその時の様子は下記に綴ってあります。興味あらば、どぞ。

http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-1219.html

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