FC2ブログ
2019年2月19日 

息子が帰って来ているので、ポルトガル語レッスンを今日は休んで、親子3人で近隣の町へ日帰り旅行をと予定していたのですが、夕べから息子が体調を崩し、あらら、どうやら風邪のようで寝ております。

大の大人が一日中家ごろごろするのもナンである、というので、夫の提案で、息子がベッドで休んでいる間、今日から始まったセラルヴェス現代美術館のJoana Vasconcelos(ジョアナ・ヴァスコンセロス)展を2人で見に行ってきました。

Joana Vasconcelosは世界各地で作品展を開いているポルトガルを代表するプラスティックアーティストです。以前彼女について拙ブログで取り上げていますので後記で案内します。

美術館入り口の巨大なオブジェは名付けて「The Bride(花嫁」。
joana Vasconcelos

何から作られているかと思いきや、これでした!
joana Vasconcelos

なんと、14000からなるタンポンであります^^  して見れば、この形、コンドームでしょうね。いやぁ、参った参った!

serralves3-1.jpg
スティームアイロンを使ったオブジェ。シューッシューッと蒸気を吐いておりました。

クラシック電話をたくさん使った「コールセンター」
joana Vasconcelos

下はポルトガルのセラミック会社BordaloPinheiro社のセラミックにアソーレス独得のレース編みをかぶせた作品。
joana Vasconcelos

展覧階のメインオブジェ「I´m Your Mirrow」。全て鏡で作られています。
joana Vasconcelos

「ブルカ」。イスラム圏の女性がかぶるベール。これだけ見たら、ふ~んで過ごしたのですが、

joana Vasconcelos

しばらく見ていると、頭ごと持ち上げられ、上まで行ったところで突然下に落ち、それと同時にゴン!という大きな音に驚かされました。なんだか後味の悪いオブジェでした。
joana Vasconcelos


この会場に入るなり、どこからかアマリアのファドが聞こえて気になっていたのですが、歌はこのオブジェのところからでした。題して「Red Independent Heart」

serralves5-1.jpg

近づいてよく見ると、全てプラスティックのフォーク、スプーン、ナイフで出来上がっています。黒をバックに赤いハートは回転しているのです。

モダンアートはわたしにとって分かりにくくあまり興味がないのですが、今日は久しぶりに展覧会に足を運んだこともあり、また、頭をひねなければ目に入ってこないオブジェと違い、Joana Vasconcelosの作品は使う素材が奇抜で、面白いみがあるのとで楽しんできました。

作品は1997年から2018年まで30点以上が展示され、6月24日まで催されています。
場所:セラルヴェス現代美術館
期間:6月24日まで
入場料:6ユーロ

下記過去ブログでもJoana Vasconcelosについて書いていますので、興味がありましたらどぞ。

・「巨大なガロ、リスボンにお目見え

アメリカチェーンレストラン「Steak´n Shake」オープン


本日はこれにて。
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ
2019年1月15日  

「世の中にはすぐ分かるものと、すぐ分からないものの二種類がある」とは、せんだって拙ブログにあげた映画「日日是好日 」で主人公をして言わしめている言葉です。

これもその一つかも知れないなと思い、メモして置くことにしました。

忙しい忙しいと口にしながらも、時に、ゆったりした時間をもてあますこともあります。そんな時、ふとポートワインなど傾けてみたいと思ったりするのです。小さなポルトワイングラスに一杯だけ。これで十分なのです。

午後の明るい日差しが引きはじめ夕方にさしかかろうかとかという時間帯に、ポルト・ワインを傾けながら、思い出に浸ることの、なんと贅沢なことでしょう。周りに小さな子供がいたり、忙しい生活に追われたりしていたとしたら、とてもとても、こんな贅沢は味わえないでしょう。それら生活の一部が、一通り終わった頃、と言えば、子育てもとりあえず一段落し、子どもたちもなんとか落ち着く形をなしたころ、つまり、今の自分の年齢と環境でできる小さな贅沢かな?

ポルト・ワインを傾けるということは、大人の男や女が、己しか読むことのできない物語のページを手繰って、過去の浪漫を懐かしむことなのではないのかしら。

古いイギリス映画でよく見かけるのだが、主人公である年配の貴族が、クリスタルのデカンタからゆったりと赤いポルト・ワインをグラスに注ぎ、薄暗いリビングでアームチェアに腰掛ける。そのまろやかで豊潤な液体を傾けるのは、若い男性では、いかなハンサムでも似合わない。老齢でなければならない気がします。歳をとっても、こんな素敵な贅沢があるのです。

70歳くらいになって、もしも余裕があるならば、いずこかで、そんな風にポルト・ワインを自分の一冊の本を読むが如く、ゆったり味わえる贅沢ができたらいいな、と思っていましたが、気がつけばもうその歳になっているのでありました。
そして、そこにラフマニノフやドビッシー、ショパンがあれば、幸せだなぁ、と。ポルトワインにロック、ポップや演歌は似合わないと思われ。

12月からこの方ずっと忙しくして来て、今日思ったことでした。

と、こう綴りながら、年頭の抱負よろしく「歩け歩け」と、自らをせわしなく追い立てて、実はただ今から久しぶりにポルトの街に出てくるわたしであります。

ではみなさま、また。
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ
2018年12月16日  

いまいち体調快調と行かず、切符は買ったものの、何度か帰国を諦めようかとの思いが頭をかすめました。 が、今を逃せばもう冬の帰国は体力的に無理になるかもしれない。えいや!と3日前から日本での最低限の必需品を放り込みました。

クリスマスの贈り物も取り揃えるために、このところ家中で授業準備に追われ、外出するといえば食料品調達か、ポルトガル語レッスンくらいだったのが、あちらのショッピングセンター、こちらのショッピングセンターと贈り物探しに久しぶりに外出が多かったこの数日でした。

2クラスの日本語教室も昨日で無事終わり、3週間の冬休みに入りました。

4匹の家猫は夫がいるのであまり心配ないのですが、いざ帰国となるといつも問題なのが4匹猫と一匹ワンの野良たちです。

gatosoto1_1.jpg

↑かれこれ1年餌運びをしているのに、用心深くてまだ心を開かない野良。

下の2匹はうちの猫たちよりぷっくり太ってます。
gatosoto3.jpg

これらの毎晩の餌運びを我が家へ掃除にくるおばさんに頼むことになるので、帰国の際にはこれも予算に入れることになるのであります。

3週間、かあちゃんはいないけど、おばさんがごはんを持ってきてくれるよ。必ず帰ってくるけん、しっかり生きてておくれ、と今晩話してきたのでした。

さて、明日は息子、娘、妹家族、友人たちがいる日本へ向かいます。
40年ぶりの祖国の年末と正月、心が躍っております。

では、皆様、次回は日本からです。
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ
2018年12月10日 

夫もわたしもシャワーは朝党です。
お湯は我がフラットに備わっている電気が沸かす小さなタンクから給湯されるもので、使える量に限度があります。

周囲の温度が高い夏はともかく、寒い冬は続けて二人シャワーを浴びるのは、途中から水になってしまう可能性があったりするので考え物なのです。

なるべく2人のシャワーがかち合わないように気を配るものの、ままぶつかることもあり、両方とも朝に仕事がある時は早い者勝ち。どうしても先にシャワーを浴びたいときは「明日、先に入るよ」と前もって断ることになります。

さて、早い者勝ちのわたしの後に、仕方ないと夫がシャワーを浴びていた昨日の朝のこと。わたしはその日の日本語授業で「着物の歴史」を頼まれパソコンで準備をしていたら、突然、ブチッとパソコンが切れました。え!と周囲を見回すと、どうやら家中の電気が無くなった感じなり。

フラットのドアを開けて階段の明かりを点けてみると、あら、こっちは点くではないの。ということは、うちの中での問題です。夫が色々調べてみたものの、結局分からず午前中に電気屋さんが来てくれることになりました。

パソコンはできないし、コーヒーでも淹れて洗った髪でも乾かそうか、と思いきや、げ!湯沸しポットもドライヤーも電気じゃん・・・我が家はIHクッキングヒーターなのでそっちもダメ。気付けば、テレビ、電話(pcから引いている)も、こうなると使い物になりません。
なぁに、スマホがあるから、と思ったら、電話はできるもののモデムも消えているのでスマホネットもできない!!

いやいや、これは大変なことぞ。髪はどないすんねん~~@@ あった!ストーブがありゃんした!もそもそとその前でとりあえず乾かし、出来あがった髪を見て、夫一言「サントアントニオだ」

st_antonio.jpg
実は最近した自己散髪が失敗。ドンドン短くなり、涙状態でこんな風になったのである^^;

ほっとけ~~。

やがて電気屋さんがきて、一箇所一箇所コンセントをチェック。が、一箇所だけ電気が点かない。なんと、パソコンのところであります。どれどれとイスをどかしてみてみると、あちゃ~~!猫のマーキングで濡れているではないか!

道理で今朝から匂いがして、実は我が鋭い鼻を働かして捜していたのだが・・・まったくもうエラい災難でした。一瞬、こやつらが寝ているカゴごと、ひっくり返してやりたい衝動にかられましたが、う~~ん、可愛いもんね。

hanaaburi1-1.jpg

こら!に一言で終わり。勿論、コンセントにやられては危険だし、たまりませんので、プロテクションを考えました。
今回改めて思ったことは、いかに現代人が電気に頼り切ってるかです。電気がなかったら、ほとんど何もできないということです。夫といざというときのことを何か考えておかないといけないと話していたのでした。

猫も色々やってくれますが、とにかく一件落着なり。
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ
2018年11月29日 

trip1.jpg

え~っと、来年の干支はなんだっけ?と調べてみたら、あら、年女じゃん、とまぁのんきなものです。

名前を知っているだけの著名人の訃報を目にするたびに、どんどん押し寄せてくる年波をふと感じたりするこの頃です。

その波を押し返すエネルギーをしぼり出すよりも、いかにそれと上手く付き合っていくかを模索したほうがいいかも知れないと思う反面、それも無意味かな?え~い、ままよ!が、自分にはふさわしいような気がしないでもない。

仕事をしながらそんなことを考えて、「いつまでもあると思うな健康と金」に思い至り、体力を費やす冬の帰国の切符を夫にねだりました。 

「もう40年近くも日本の正月を知らない。帰りたい」

子どもたちの教育には良かれと分不相応に長年大枚を払ってきたので、今のように毎年日本へ帰国するなどできませんでしたし、2、3年に一度のそれも、彼らの学校の長い夏休みに限られていました。

毎年帰国できるようになったのは、子どもたちの教育費から解放されたのと同時に自分も日本語を教えることで少しだけれど稼げるようになったからです。翌年の帰国を楽しみに、せっせと貯める訳です。

随分前から一度正月に帰りたいと思ってはいたものの、桜の季節がやってくると、ポルトにいながら
もうソワソワ。浮かれ気分で、つい春に行ってしまう、というような毎年です。こんなところはつくづく根っからの日本人だなぁと思います。ましてや、「あっと驚く三千本(正確には2600本)」の桜を子どもの頃から見てきた弘前出身なれば、桜なくしてなんの春ぞ、なのです。

が、独特な日本の正月への思いも同じです。それで、「いつまでもあると思うな健康と金」、夫に切符をねだったというわけであります。

ポルトガルはクリスマス前に冬休みに入り新年1日だけが休日ですが、翌日から普通の生活に戻ります。そこで、日本語教室の2週間の冬休みを3週間にしてもらい、12月の中旬に帰国します。

夫が手配してくれた切符を手に、「代わりに来春の帰国は控えるねぇ」といいもって、「けどねぇ、春の桜咲く頃になると、浮き浮きしてきて、帰りたくなるんだよねぇ」と続けたら、夫、ガク~~ン(笑)

クリスマス、正月は猫も夫の姉兄もいることだし、恒例の如く一族全員集合となるのであまり気にならないけれど、わたしにとって冬の帰国は恐らく今回が最後、夫よ、許されよ。
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ
Click for Porto, Portugal Forecast 
ポルトガル ポルトの口コミ
ポルトガル ポルトの口コミ にほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ
にほんブログ村