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2019年12月11日 

40年来のポルトガル人の友人エディッテさんに誘われて、海岸沿いにある日本レストラン「一番」さんで昼食をしてきました。
来週、手術をするから今年のうちに会いましょうと言うもので、なんだか心配になり何はともあれと会ってきました。

昔、ご主人の仕事の関係で東京に6年間ほど住んだことがある彼女はわたしと同年代です。わたしがポルトに来てすぐから家族づきあいをしましたが、ご主人は30年ほど前に他界しており子供はいません。

知り合ったきっかけは、こちらも既に他界された元日本名誉領事N氏の紹介でした。彼女は長沼スクール式の丁寧な日本語、そして英語も話し、ざっくばらんな人柄なので、当時、ポルトガル語が分からず、知り合いも友達もいなかったわたしにとり、心を開いて話せるただ一人のポルトガルの友人でした。

今では、年に1、2回会ってポルトガル語をメインにおしゃべりする間柄です。

レストランでは握り寿司を一皿ずつ食べ、二人で顔を見合わせて、おいしいよね、もう少し頼もうか?と、わたしたちとしては珍しくお替りをし、2時間ちょっとの時間、お寿司を楽しんで来たのでした。

無事退院して年が明けたらまた会いましょうとそれぞれの車を駐車してある場所へと向かったところで、ふと自分のショルダーバッグに目をやると、バッグの後ろポケットに入れたはずのスマホがない・・・・

あ、レストランに置き忘れて来たな(最近の我が子たちの写真を彼女に見せたので)と、即、引き返して聞いてみると、ない・・・・
がーーーん!落っことしたの?でも、あんなものが何でバッグポケットから落ちるのよ?落ちたら音くらいするやん?焦った。が、とにかく家にたどり着かないとなにもする術がなし。

帰宅するやすぐ、エディットさんと夫に、ケータイない~~と固定電話から連絡して騒ぐ。すると、間もなしに、私のケータイ番号に電話してみた彼女が、「ユーコさん、あなたラッキーよ。親切なジェントルマンが落ちていたスマホを拾って持ってくれているみたい。すぐ、自分の番号に連絡しなさい」と。

外にいる夫が、拾ってくれた御仁、いや、わたしのケータイに電話を入れ、落としたFozではなくて、その人が住んでいる隣町のガイアにあるショッピングセンター内で待ち合わせ。「君のスマホ、もう手元にあるよ」と夫。

だからね、あのショルダーバッグ買ったとき、ちょっと小さかったかなとひっかかったんだよね。なんであんなものが落ちるのよ。落ちたら音がするやろ!もうあのバッグ、ダメだ!と、今朝方、モイケル娘にスカイプで愚痴ったら、「ば、バッグが悪いんかw」と笑われました。

こんな風に結構落し物が多いわたしではありますが、とにもかくにも無事手元に届いたスマホさま、これがなければ仕事ができなくなる状態ではありました。

ふぅ~、今年最後のどっちらけでありますように~。
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2019年12月8日
 
ようやくクリスマスツリー等の飾りつけを終えました。
tree2_1.jpg

終えるや否や、あわわわわ、ツリーが倒れるよ。例年通りすぐいたずらにやってくるのが4匹猫の一番若いゴロー君です。
2019tree1_1.jpg

木彫りのクリスマスツリーは我が親友、木彫家の堺美地子の作品で、我が家では歴史が長いクリスマスのオーナメントの一つです。
クリスマスオーナメント5

使われることがない暖炉もこんな具合に。
natal

そして、フラットのドアにはリースを飾ります。
natal

デコレーションは毎年同じでも、エヴァーグリーンのクリスマスツリーの下で、月日は移り変わり、人も子供から大人に、壮年期から熟年期にと我が家は変わりました。

今日のポルトは再び雨です。
ではみなさま、よい週末を。
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2019年11月25日 

この時期になると、あちこちの慈善協会から寄付のお願いの電話がかかって来ます。

ええカッコするつもりはないのですが、わたしはうちより遥かに貧しい人たちへの援助として、毎月少額ではありますが、ずっと寄付しています。

なに、ことの発端は、まことにしょうもない出来事なのです。

補習校時代のことで、まだ我が子たちがそこで学んでいたころですから、かれこれ20数年くらいも前になります。その日の土曜日も授業を終えて子供たちと一緒に車で帰宅しました。 

家に着いたところで、
「おろ? わたしの教材道具一式が入ってる、デカい四角いカバンはどこ?」
ない・・・・なかったのです、いつも行き帰りに入れるはずの車のトランクに。

その日は給料日でもあり、給料袋をかばんに無造作につっこんだまま、昼食に用意もあったので大急ぎで帰ったというわけです。

そのかばんは随分と重いものですから、駐車してあった車の側の地面にいったん置き、急かして子供達を車に乗せたはいいが、 どうやら、カバンはそのまま置きっ放しにして来たらしい・・・

さぁ、大変!慌てて車で補習校までバックしたものの、がらんとした学校前にはカバンらしきものは見当たりませんでした。 ショックでしたねぇ、あれは・・・
お給料もさることながら、教材一式がなくなったと思うと、それが無念。

翌朝、ダメ元だと、夫が学校の区内にある警察へ届け出に行ってくれましたら、なんと!ポルトガルでは非常に珍しいことに、当時学校に住み込みしていたのが警察官の家族で、その警察官が家に帰ってきた時に置き忘れられたカバンを見つけ、預かってくれている、とのこと!

これはもう、ポルトガルでは、ただただ運がいい、としか言いようがありません。

カバンを見つけられなかった土曜日の夜は、がっくり肩うなだれて、昼食夕食の準備に台所に立ちながら、心の中でひたすらカバンが戻ってくることを祈り、誰とはなしに、誓っていたのでした。

「もしも万が一、あのカバンが手元に戻って来たら、給料の全部をどこかに寄付します、約束します、神様仏様・・・」と、苦しい時の神頼み。

さて、無事に戻ってきたカバンを手に、わたしはホクホク^^
だって、こういうことはこのポ国では、まずありえないことなのですもん(笑)
そして、ふと思い出した、自分が誰とはなしに誓った、あの約束・・・
「こ、こんなんだったら、約束せぇへんかったらよかった~」^^;セコい人間です、トホホ。

戻って来た給料袋を目の前にしては、ドサクサに紛れて自分の気持ちを誤魔化し、しばらくはどこかへ寄付するということは、しませんでした。その誓いをすっかり忘れてしまっていたようでも、何かの拍子にそれが心に蘇ってくるのですね。

自分では悪いことをしたとは思わないものの、それはある種の罪悪感に似た感情でした。

その年の暮れ、わたしは生まれて初めて、夫と二人、UNICEFに寄付金の小切手を切りました。ケチくさいことに、給料の全額ではなく、半額です、テヘ。

その後また、その半額分がいつまでも気になり、ある日、偶然電話がかかってきたポルトにある募金の慈善団体に毎月寄付することにしたのです。

それは現在も続いており、もうとっくにわたしのあの当時の給料の何十倍かになっています。
一時期、停止したことがありますが、それは、妹たちと同居していた我が母が私立の軽痴呆施設に入居することになり、いくらか負担するという事情があった時です。

母が身まかり、その寄付金は再開して現在に至っています。毎年、夏と暮れ、クリスマスの
ときには、月々の寄付金以外にエキストラ寄付の依頼が来ます。

わたしは時々思います。もしも大きな宝くじがあたったら、絶対その半分は、老人ホームや孤児院、動物愛護協会などに寄付するのだと。

この季節には、ついついそんなことを考えてしまいます。この「当たったらその半分」というところがわたしのボランティア精神のセコいところでもあるのだが。

近所の並木道も落ち葉に埋もれて。11月もあと少しです。
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ではみなさま、本日はこれにて。


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2019年11月21日 

現代社会の不健康な点は、大なるストレスがあることです。小学生もストレスを持っている、との言葉を耳にしたときは、子どもがおふざけではございませんよ、なんてわたしは思ったものですが、大人社会のストレスが、子どもたちの生活にも深く浸透しつつあるのだろうな、と近頃は思い始めています。

ストレスでズタ切れになった神経を持ったままでは、それを解消しないことには、当然長生きは無理です。そのストレス解消法ですが、わたしの場合は数年前にこんなことを決心しました。すなわち、日常生活のなかでは「意に沿わないことはしない」です。

仕事をしているとそれは通りませんが、幸いにして自分が好きにできる教室です、たまにわがままな生徒もいますが、こちらは年の功、そういうのを相手にやり過ごすことができます。

自宅で日本語教室。これは教わる側も教える私も楽しみでやっています。何が楽しみかと言うと、日本語を教えながら母国についての新しい発見があったり、それを通して新たに興味の対象を広げることができたりするという点です。

猫たちの世話も、近頃は老年でボケ猫ちゃんも出てきたので少し手がかかりますが、可愛い仕草は気持ちを癒してくれますし、たまに頭にきて大声で怒鳴るのもストレス発散になっています。

こうしてみると、わたしは結構好きなように、あまりストレスのたまらないような生活に入っていると思えます。

人間家業を半世紀+20年以上もやってきてきますと、欲が出て来て、できるものなら長生きしてこの世の中が一体どんな風に変わっていくのか、その変貌をこの目でみたい。

33年に一度めぐってくる最大級のリーオ二ド流星群も、もう一度みてみたいし、その死後70数年にXファイルから取り出すことができると言う、JFK暗殺の真実も長生きして、この目で読んでみたいと、自分で言うのもなんですが、まぁ、可愛い欲ではありませんか。

思考エネルギー、別名「前向き姿勢」とわたしは置き換えているのですが、そのエネルギーだけでは、人生、足りないのですね。同時に体内エネルギーが要ります。
わたしの場合、日本への帰国で体内エネルギーを補足し、ポルトで思考エネルギーを培っていると思います。

日本に住んだ31年より10年も長くポルトに在するというのに、未だ、我が体内がエネルギーを摂取するのに欲するのは、ポルトガル料理よりも遥かに日本料理です。これはもうどうにもできないです。

では、思考エネルギーはというと、世界中の人間が持つ時間は同じなのにどうして日本にいるとこうもせわしく感じられるのだろうか、あまりのせわしなさに、思考が堰止められてしまうような錯覚に陥ったりします。

それに比べて、ポルトでの生活は確かなリズム感があり、なんと落ち着いたものだろうか。この環境で時間が持てることが、幸いな思考エネルギーを養うのではないか。

日本とポルトガルの二つの文化を往来しながら、十二支を6周して思ったことではあります。

もちろん、思考しているだけではいけません。思考に基づく行動も要りますよね。というので、本日はこれから、晴れ間を縫ってちょいと出かけて参りますれば(雨が続いているのです)。

ではみなさま、また!
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2019年11月20日

先週土曜日から日本語教室、自宅での個人授業も始まり、我が生活は通常にもどりつつあります。
が、昨日、食材を買いに隣町のデパートEl Corte Englêsまで車で出かけ帰宅すると、背中にゾクゾクと悪寒を感じ、危ない!長期の休みの直後の今だ、風邪などひいておられるか、と即、ベッドに入りました。

そのまま寝て起きること早朝4時。寝すぎて背中が痛いくらいです。帰宅した夫の夕食も作らず、ごめんあそばせと、彼には面目ない。でき損ないの妻ではあります。

さて、土曜日の仕事は午後1時に終わるので、帰宅し昼食を作るには時間も体力もなし。それで長年土曜日の昼食は夫と外食です。
わたしたちがよく出かけるのは、Campo AlegreにあるCervejaria Galizaです。Cervejariaというのは、4時ころにはいったん閉店し夜8時ころに再開するレストランと違い、いつでも食事と生ビールのサービスが受けられる食事処、ビアレストランとでも言えましょうか。
わたしと夫は単にGalizaと呼ぶのですが、わたしがポルトに来て以来40年間、よく利用しており、市内ではここの生ビールが一番おいしいとわたしは評価しています。ウエイターさんたちも年配者が多く、顔見知りです。先週土曜日も4週間ぶりに行ってきました。

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写真はポルトガル料理を代表するバカリヤウの一品。これを食しながら生ビールを飲んで、つくづくポルトガルに帰ってきたとの実感がわきますね。

さて、食べていたところ、我らのテーブルの後ろにいるカメラを構えたグループ、どうやらジャーナリストのようでした。夫の話によると、どうも経営がうまく行っていないらしく負債を抱えた所有者は売る方向にもっていきたいようだとのこと。

しばらく前の夜には厨房機器がいくつか持ち出され、トラックに積まれているのを偶然見たウエイターが驚いて仲間に連絡し、労組も絡んで結束しているようです。

給料の支払いも遅延で昨年は夏冬のボーナスもでなかったとはウエイターの言。使用人に黙ってことを運ぶというのは、こちらではありがちなこと。これはいけません。

かつては多少値段は高くてもおいしいのとサービスがいいのとで、ポルトでも評判だったセルヴェジャリーアです。新聞社の記者がなんとか店を続けて欲しいと願うウエイターたちにインタビューをしていましたが、翌日には某政党の党首が話を聞きつけて店にやってきてました。

観光客が多い近年のポルトです、1972年開店、わたしたちの40年の行きつけの店、なんとか今を切り抜けて続いてほしいと思うばかりです。

こちらの過去ブログで案内しています。
ビアレストランGaliza
http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-2094.html

ではみなさま、また。
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