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2019年8月13日 

しばらく前、ネットで広まっている「関西弁6段活用」というのを偶々読んで、「あはははは」と一人大笑いしていたのであります。

・「関西弁6段活用 」

知らん:本当に知らない
知らんわ:「私も知らない」というあいづち
知らんし:「どうでもいい」という意思表示
知らんねん:「知らなくてごめんね」
知らんがな:「関係ない」「興味ない」「どうでもいい」
知らんけど:「確かではない」「責任は持てない」

大阪に10年ちょっと住んだとは言え、わたしが関西弁で話すことはあまりない。が、世代が同じで気さくに話せるポルト郊外の大阪出身の友人と電話で話すと、ついつい関西弁が口をついて出る。なにしろ、彼女はモロに関西弁イントネーションなのであります。

彼女と話して受話器を置くと子どもたちには「ママ、関西弁になってるやん」とよく言われたものです。

我が子や夫との会話では、関西弁が出ることは、まずない。しかし、わたしは、それとなしに「いけないよ」と人に注意するときは、よく関西弁を遣わしていただく。

「だめよ!そんなことしたら!」よりも、「あかんやん、そんなんしたら。止めときぃ」。
「だから言ったじゃないの!」よりも、「せやから、言うたんや。見てみぃ」
「ちょっと話があるから、こっちへ来なさい。」も、「あんな、ちょっと話があんねん。こっちぃ来てやぁ」という具合でなにやら優しい。

こういう場合に関西弁は、ごっつぅ(「凄く、大変に」の意味)都合よろしい。何故だか角が立たない気がするのですね。柔らかく聞こえるような話し方は、大阪がもともと「あきんどの町」だからでしょうか。

もちろん、本気で怒ったらキツイを通り越して、恐ろしいと感じそうなものもあります。

・「ヤダぁ、怖い~の関西弁」

しばいたろか?
自分、何言うてんねん!
何さらしてけつかんねん!
いてまうど、オラぁ!

あ、いえいえ、誤解せんといてくださいよ。これらは女性は遣いませんから、わたしもこういうのがあるというのは知っていますが、遣ったことはありませんよ。

それでこの友人がらみで、かつて毎土曜日補習校で教えていたときの出来事を思い出し、噴き出していたのでした。

ある朝、出勤前に自分のホームページ画面がえらいことになっているのを発見、真っ青になり大急ぎで対処を試みたのですがきちんとできないまま、時間切れ。というより、対処の仕方がよく分からない初心者でありました。これはYahooホームページ閉鎖で今はありませんけどね。

それで、職場にはちょっと遅刻して到着であります。我が校は授業前に朝のラジオ体操を含む朝礼から始まるのであります。

丁度それが終わったところでして、着くなり大阪出身の同僚が「アンタ、何しとったん!事故起こしてるんやないか思うてみんな心配してたんやで!それでアンタのうちへ電話したとこやった」わたしは職場に遅刻などまずしなかったものですからね。

す、すんまへん、と答え、まさか、ホームページの具合が悪くて、なんて言えませんでして、言い訳をネコにしようか、寝坊にしようかと思って迷っていたもので、とっさに口をついて出たのがこれ。
「ネ、ネ、ネコが寝ぼうしてん」・・・

ホンマ、嘘つけない人間ですわ。「ネコが寝ぼうて、なんやねん、それ・・・。知らんがな」と同僚にはギロリと睨まれた次第でありました。

こうしてみると、関西弁、楽しいと思わへん? 知らんけど(笑)

本日はこれにて。

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2019年7月10日 

教えていると言うより、共に学んでいると言える、長年の日本語生徒のアルフレッドさん、御歳85歳でまだ向学心にあふれています。

「ねずさんの百人一首」解説を読み終えて、目下、二人で勉強している「季節の言葉」(著者俳人長谷川櫂氏)の中で、表題の「麦の秋」という美しい言葉に出会いました。

「麦の秋」は、稲の秋に対して、麦の収穫を迎える初夏のことで、俳句では夏の季語なのだそうです。麦は大昔、地中海地方で始まり、弥生時代には日本にも伝わっていたと言います。

ところが、夏は乾燥する地中海気候からやってきた麦、湿気の多い日本の気候にはうまく適能できず、稲に主役の地位を譲ったまま、現在に至っています。

おもしろいなぁと思ったのは、世界のほとんどの国では小麦の生産が主なのに、日本は大麦の生産が小麦を上回り、このような国は他にチベット、エチオピアと、世界でも2、3カ国しかないとあることです。

ははぁ、では、チベット、エチオピアでは大麦を原料にどんな食べ物があるのかと興味がわきます。

小麦はパンの原料、大麦は日本では味噌や醤油の原料です。また、大麦は麦ご飯ともなります。昔は前年の秋に穫り入れた米が底をつく春から初夏の麦の取入れまで食べるのに事欠き、麦の秋がくればそれで次の米の収穫まで食いつないだとあります。

麦秋や若者の髪炎なす   西東三鬼(さいとうさんき)

黄金の麦畑にそそぐ初夏の乾いた太陽。麦秋の風になびく若者の髪がまるで燃え立つかのようだ、と解説があります。ドラゴンボールの悟空の「つったってる」ヘアスタイルを想像してしまうわたしなどは、作者の顰蹙を買いそうです。

dragonball01_fixw_234.jpg
Wikipediaより

このところずっと涼しかったポルトにもようやく麦秋が訪れました。

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2019年6月30日 

ポルトガルでは年に一度のJLPTこと日本語能力試験が、今年は7月7日にポルト大学文学部を試験会場に実施されます。我がYY塾のわたしのクラスからは5人、Oちゃんのクラスからも5人受験する予定です。

9人の中級クラスです。全員が受験するのであれば通常の授業をJLPT対策に充てるのですが、半分が受験しませんので、それができません。

そこで、9時からの日本の高2レベル国語をわたしと一緒に勉強している生徒Aちゃんが、ポルトガル国家統一試験のため、休講になったのを機に、その時間をJLPT受験生への特別授業に充てました。ボランティアで、授業料はもらいません。また、受験しない生徒も、10時から始まる日本語の予習復習時間にしてもよい、と言う形で、9時から10時までの1時間、教室を開放してみました。

受験生にはJLPTの過去問コピーを解いてもらい、その場で各々の回答を確認、アドバイスをします。
中級クラスの生徒はみな若いのですが、学生だったり勤め人だったりするもので、土曜日の朝、9時はきついかと思われ、みな、来るかな?とメールで打診すると、うち4人は来ると言う。

昨日はその3回目で、件のAちゃんも統一試験が終了し夏休みに入ったので、彼女の授業を再開しましたが、その間、JLPT受験生には過去問コピーを手渡し、教室で静かに自習してもらいました。

Aちゃんの授業をしていて、ふと思ったことが、あら、これは補習校時代の複式授業と同じだわん、です。補習校出身のAちゃんと思い出し笑いしていたのでした。

複式授業とは、学年が違う二クラスを一度に見ることです。これが低学年を二つとなると、ちょっと大変なのです。ひと学年を見ている時は、もうひと学年から目を離すことになるので、自習の習慣がついていない低学年は騒ぎ出したりいたずらしだしたりするのですね。

90分の授業時間を、わたしは各学年45分ずつ分ける、という仕方を取りませんでした。高学年にも同じことが言えるのですが、45分間自習というのは子どもたちがそうそうできるものではありません。ましてや、もうひと学年の授業内容が耳に入るわけですしね。片方が授業でワッと笑うともなると、なになに?と気が散って当然です。

ひと学年の授業を進めながら、もうひと学年にもちょこちょこ目を向けたり指図したりしますので、とても忙しい90分授業でしたが、わたしはこの方法が性にあっていました。この方法で90分授業を毎週2時限するわけですから、終わって帰宅するとエネルギーを使い果たしたような疲労感を感じましたが、充足感がありました。

21年間の複式授業補習校を離れて10年になります。今、もう一度あの授業を毎週となると、体力が持たないのではないかな?と、思うのですが、狭い日本人社会のことです、人間関係で辛い思いも経験しましたが、それが帳消しになるほど、子どもたちとの楽しい思い出の方が遥かに多い。

昨日は久しぶりに補習校を懐かしんだ次第です。
写真は2009年の退任式のスピーチです。花も花瓶も我が家から持って行ったものです。ははは。

hoshuko11-2.jpg

本日は、みなさまこれにて。
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2019年3月26日
 
疲れたぁ!まだ疲れてる・・・で、昨日月曜日は出張日本語を除いて他は休みました。

先週末土日は午前中の日本語3クラス(グループレッスン2クラスだったが、現在試しとして日本の高校生を一人引き受けて45分授業を加えた)の後、翌日の準備で夜中まで、そして日曜日は6時起床で料理を作り、当日は、夕方6時まで座る暇もなく動き回りました。年々堪えてきてますぞ。

と言うのは、ローマ字で書いたときの頭文字を採って、わたしたちが「NHKパーティー」と呼ぶ会合も今年はだ第8回目になり日曜日に催されたのであります。下がその案内状です。

NHK2019

今回のNHKパーティーは出席者36人(欠席者9人)となり、今までで一番人数が多いパーティーでした。メニューは以下の如し。
・白身魚のグラタン
・巻き寿司
・一口カツ
・トリのから揚げ
・ポテトサラダ
・大根とこんにゃくの煮物
・ツナマヨサンドイッチ
・カレーライス
・押し寿司
・細まき寿司
・焼きそば   エトセトラエトセトラ

NHK2019

NHK2019

それに、相棒のOちゃんは、ドラ焼き、たこやき、そうめんと、ここ数年毎回新しい日本食を一品紹介するのですが、今年は「すき焼き」なり!
NHK2019
肉の写真を撮るのを忘れたなり^^;

すき焼きの肉は「picanha(ピカーニャ)」、日本語では「イチボ」のお肉なのだそうで、こちらでの普通の固い肉と違い柔らかい。Oちゃん、奮発してその肉を1キロ用意しましたが、見事、完食された次第であります。すき焼きを提供するレストランはないようで、生徒たちも知らない人がほとんどだというので、取り上げて見たメニューです。肉、えのきだけの売れ行きが凄かった。
NHK2019

これまでは30人近くが集まっても、料理は残ったものですが、今回は全てなくなりました(笑) Oちゃん曰く、うちの今日の晩御飯がな~い(笑)

昨年秋に始まった我が新コースのは若い人達11人のクラスで、これが増えたわけですから、さもありなん。
デザートのケーキ類は毎回元生徒さんに注文します。毎回残ったものですが、これも完食されました(笑)

NHK2019
右から、ピンクのケーキは中が抹茶ケーキ。真ん中はゆずケーキ。最後がチョコレートケーキ。

ゆずケーキはトッピングにゆずクリームを乗せてたべるのですが、すぐになくなりました。

今回はなるべくプラスティック食器を使わないようにしようというので、我が家からのサラ、コップ、フォークなども運んだもので、夫の手助けが有難かった。
飲み物については、水、ビール、ワインはこちらで用意し、ジュース、コーラは2年生以上の生徒に持参して来てもらいました。また、今回はGG´s(ジィジィズ=個人レッスンの68歳から85歳までの我が年配者生徒たち4人)は会費なし、としました。
最後はエスプレッソカフェ、もしくはお茶で閉め、いつもどおり集合写真撮影で、無事、今年のHNHパーティーも終了です。

NHK2019

来年のことは、今考えたくないっけ(笑)

おしまい。
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2019年3月6日 

我が日本語生徒には空手の武道関係者が少なからずいます。
ポルトガル国内の松涛館トップである師範Mario Aguasshi氏も週に一度、日本語レッスンに通ってきます。松涛館流空手には18才で黒帯を取ったと言われるアクションスターのジャン=クロード・ヴァン・ダムがいます。

過去には弓道、剣道、カンフーを習っている生徒もいましたが、もう一人、長年の付き合いで生徒というより友だちと呼ぶに近しいのがマリアさんです。拙ブログに何度か登場してもらってるマリアさんですが、彼女は長年太極拳を習っています。冬でも我が家に来てコートを脱ぐと半袖Tシャツです。冷える日には、ヒーターを入れて待っているのですが、そんな時の第一声が「暑い暑い!」(笑)

その元気さには参るわたしですが、その「参る」を更に上回って、なんとカンフーを習う、と聞いたのが3週間ほど前のこと。 「か、カンフー?あの、ブルース・リーやジャッキー・チェンがやるの?」と思わず聞き返してしまいました。だって、マリアさん、成人の孫もいて80歳になるんですよ!

カンフーは太極拳のまったりした動きとは違うはずです。気になっていたもので、今日レッスンが終わった後、「マリアさん、カンフー、始めたの?」と聞いてみましたら、「週に2回太極拳、1回カンフー」って@@ だいじょうぶかぁ~!!

すると、こんなことから始めたのだとフォームを見せてくれたのですが、細い彼女、サマになっててカッコいいんですよ。最近は40代の婿殿も一緒に太極拳に参加したとのこと。先生は、中国の山中で修業し師範を取ってきたポルトガル人だそうで、年を取っているからとて、練習に手加減はしないらしい。

あれを30回、これ30回やれと指令が出され、途中でへこたれると、「できる!数えてやるから続けよ!」と叱咤激励。そこで19回目まで行ったマリアさん、「にじゅういち~」と始めると、先生すかさず、「いや、にじゅうからだ!」(爆)

彼女の話に大笑いで授業とっつばれ(=津軽弁の終わりの意)

下記は2年前に挙げた「愉快なマイ・フレンド、マリアさん」の記事です。どぞ。

2017年11月29日 

日本語教室、個人授業の生徒ですが、長年の付き合いで生徒というより友達のマリアさん、週に一回の授業は教えるわたしも毎回楽しい。

78歳の彼女はTai chi(太極拳)を習っていて、冬でも半袖です。うわ!寒くないの?と聞くと、「触ってごらん」と言って腕を差し出します。触ってみると温かいのです。我が家に通うのも途中でバスを降り、20分ほどは歩いてくるのが常です。溌剌としたエネルギーが、本人の体から、精神から伝わってくるようです。

日本語の基本文法のテキスト2冊は数年前に修了しており、読解力本も一通り終わってここ数年は彼女が持ってくる現代作家のエッセイや短編小説を授業で読みます。と言うよりも、マリアさんに読ませられているとの感がなきにしもあらず(笑)

なぜなら、例えば最近では村上春樹、酒井順子がそれで、私自身は恐らく自分からは手にしない種類の読み物です。日本にいたころから活字中毒のわたしでしたが、「一緒に読んでください」と彼女がもってくる読み物は、わたしが、あの頃手にして読んだ本の文体と明らかに違っています。

そんな訳で、読み物の内容よりも日本語がどんな風に現代作家に使われているのかを知るのが面白いところです。

さて、マリアさんが先日、日本の知り合いから送られて来たので、その本の内容はだいたい分かる故、それは置いといて、前書きを読みたいと持って来たのがこの本です。

Nasreddin

ナ、ナスレディン?ひゃ~、懐かしや!

わたしは高校の授業での学習以外、英語はほぼ独学なのですが、アリゾナ大学のESL(English as a Second Language)コースの留学が決まった時点で、独学では不安になり、一時期オーストラリア人が経営し、講師は全員ネイティブ・スピーカーだという語学教室に通ったことがあります。

そこで、知り合い友達になったイギリス人講師が、遊び半分に授業で取り上げたのが、このNasreddinのトンチ話だったのです。もう40年以上も昔のことですぞ(笑) そして、この時の講師兼友人、ロブとは後にアリゾナで会い喧嘩別れのようなことになり、数年前のFacebookを通して30数年ぶりに向こうからコンタクトが入ったと言う、ロブに因む縁がある本でもあります。

※ロブは左カテゴリにある「アリゾナの空は青かった」の思い出話で何度か登場していますので、興味ある方はそちらからどぞ。 
 
まさか、マリアさんを通じて40年ぶりにナスレディンの名を耳にするとは思いも寄りませんでした。

マリアさんとは、音楽でも面白い偶然があるのです。(「Tom Waitsとワルツィング・マチルダ

そんなこんなで、我がアリゾナ時代の話で盛り上がり、今日は3ページに及ぶ字がびっしりの3ページを辛うじて2ページ終えた今日の授業の終わりに、マリアさん曰く、

昨日、街を歩いていると簡易健康診断車の側を通りかかった。と、中年の係員に年配者に受けて欲しいとマリアさんは声をかけられ、結構ですというのに強引に誘われ健康検査をする羽目になった。

その中に力の強さを測るバネ式の計量器があった。取っ手を持ち、グイと引き上げたが幾ら上げようと思っても上がらない。すると記録用紙とペンを手にした係員、まじまじと彼女の顔を見、「セニョーラ、もうそれ以上あがりません。測りを壊してしまいましたデ。」 (爆)

最初のグイで力余り、既に測りを壊していたって、マリアさん。ギャッハッハの大きな笑い声で授業は終了したのでした。いやはや、体力では恐らく8才歳上のマリアさんにわたしは太刀打ちできないでしょう。

もちろん、彼女のその他の検査は全て問題なく健康体そのものだと太鼓判を押してもらったのだそうな。心のどこかに少年期を隠し持っているような、気が合う愉快な我が友、マリアさんの話でした。


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