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2019年10月15日 CCD日本語の生徒さんに:

10月の半ば(なかば)になりました。古い暦(こよみ)では10月を「神無月(かんなづき)」とよびました。

日本中にいる「八百万(やおろず=すべての))の神々」が、仕事を休んで、出雲大社(Izumo Shrine)に集まるのだそうです。それで、「神さまがいない月」、神無月なのです。

人間の終わりがない願い事(ねがいごと)に、神さまたちもつかれて休みが必要ですから、1年に一度、出雲大社に集まってゆっくりするのでしょうか。

出雲大社では、10月を「神在月(かみありづき)」、神さまがいる月と言います。

さて、帰国の準備ができました。 今回は、娘のために作った「鏡(かがみ)」を持って行きます。
これです。
kibori10


鏡がわれないといいな。

コメントをしたい人は、日本語、ポルトガル語、英語、どれでもいいです。
まちがいを気にしないで!FBのYY-Nihongo Jukuに、書いてもいいです。

それではみなさん、行って来ます!
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2019年10月9日 

土曜日の我が日本語教室の中級クラスは、現在11人います。30代40代の二人を除き、全員が20代です。中に昨年とこの秋からブラジルの留学生が二人参加しています。

その一人が、Jポップや日本についての記事などを読んでは、「このメールを書くのに40分かかりました」などと付け加えて、時々日本語でメールを送ってきます。

晩御飯の後片付けも終わった昨日のこと、メールボックスをチェックすると、O君からのメールが入っていました。

つい、先だっても、「日本語は中国語が元だ」という記事を読んだ、と書いてきたので、「違うぞ。漢字は中国がもとだけど、日本語の起源ははっきり分からないのだよ。」と返信、ついでに、日本民族と隣国と二カ国とは顔が似ているので同民族と思われがちだが、日本民族のDNAはかれらとは違うのである」と付け加えたのでした。

どれどれ、O君、今日はなにを言って来たかな?と少し期待しながらメールの内容を読む。と、側でテレビを見ていた夫を横に、「わーっはっはっは!」と大笑い。

曰く、先生、今日電車の中で若い女性が腕に「天便」と漢字の刺青をしていたので、へぇ、と思いました。それで、どんな意味かと聞きました。「Tenshi、エンジェル」だと言いました。ぼくは漢字が「使」と間違っていると気がつきましたが、その人に言えませんでした。それで、一応カッコいいね、と言いました。

可哀相に、あの人は、一生あの「天便」の刺青なのです。もちろん、わたしは漢字学者ではないので、もしかしたら「天便」という言葉があるかもしれないと、確認してみました。日本語では見当たらず。中国語にはあるのかしら?

それで、昔のモイケル娘のお笑いブログを思い出していました。

fabulous" "marvelous" by モイケル」 

美容院の窓にかかげられていた言葉。(日本でのこと)
何も考えずに見ると綺麗なデザインだけど

ちょっと日本語に置き換えてみた。
「素晴らしい」「優秀」という日本語が海外の美容院の窓を飾ってたらどないやねん。

あるアメリカの夫婦
「この漢字、気に入ってるから額に入れてるの」
と「歯医者」という字を飾ったり。

見慣れない字は魅力的だけど、ちょっと考えたほうがいいと思う(笑

「歯医者はまだいいぞ。産婦人科なんてこったら、はずかしいかも^^;」


こんな訳で、本日はこれに少し関連した過去ブログを再掲します。実は、この記事、ブログ友のムイントボンさんに、やはり外国人がしていた刺青の漢字の話が出た際に、もう一度記事を載せてくださいとリクエストがあったのです。以下。画像は全てWikiipediaから拾ったものです。

「日本語ロゴに夫と爆笑」

ネットで拾った、外国人が着るTシャツのちょっとおかしい日本語ロゴの写真をわたしの突っ込みとともに紹介します。

logo17[1] logo9[1]
                さいでございますか^^ 

logo8[1] logo13-1[1]
大変でございますなぁ。                お励みください。

logo4[1] logo2[1]
あらら、お大事に。                まぁ、よくあることではございます。

logo1[1] logo19[1]
  い、いや、あの、その、ご自慢は分かるんですが、大汗ものです^^;

logo18[1]
キャバクラと幕府がなんで「いい国」なん!

logo7[1]
い、いいけど・・・言わんでもええがな(笑)
 
nihongologo.jpg logo5[1]
なんだかなぁ・・・
 
logo6[1] logo11[1]
いやぁ、お食事処でそれはないっしょ!      ↑「侍」とまちがっとらんか?酷い!!!

logo12[1]
おいおい、お前さんがた^^;

logo16[1]

「寿司 さしみ」^^;ま、これくらいならいいね。ブライアン・メイ(だと思う)
 
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ダニエル君、「Tokyoな」ってなんですのん・・・確かに名詞に「な」をつけることで「な形容詞」になるにはなるが、これはちょっとねぇ。「Tokyo的な」でしょうが。

そう言えば、ポルトのショッピングセンターにある寿司カウンターの店名が「渋い寿司」ってのがある^^;クールとひっかけてるのかもしれませんが、渋いって寿司ってどんなんやねん・・・


logo10[1]
あははは。これは小気味いい。

外国人のTシャツロゴを楽しませてもらったのですが、逆も然りで、わたしたち日本人の英語ロゴも酷いのがあること確信です。

昔、息子用に日本から買ってきたTシャツの英語ロゴに「Fry away」ってのがあり、「うは!」と思いましたっけ。そう言えば我がフラットの前のカフェ、「Take Way」と看板を一時出していましたが、誰かが伝えたのでしょう、じき「Take away」に訂正されました。

気がつかないところで自分もヘンチクリンなロゴの入ったものを着たりしているかも知れません。クワバラクワバラ、人様のことを笑えた義理ではありませんね。それにしてもいったいどんな人がこんな酷い日本語ロゴをTシャツにプリントするのだろうかと思わずにはおられない。

変な英語ロゴの多くは英語に疎い日本人が使うのだろうから、日本語ロゴもそれと同じように日本語をかじった外国人がプリントするのだろうか。それとも手当たりばったり、目に付いた日本語をプリントするってことだろうか? Or、漢字に対する自分たち(外国人たち)の感覚で選ぶのか。大笑いした後で思ったことである。お粗末さまでした。

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2019年9月4日 
 
いよいよ今週から日本語教室が本格的に始まります。
今年は土曜日に新しいクラスを開く余裕がなく、昨年からの初級クラスが全員継続希望というので引き続きこのクラスと、中級クラスの2クラスです。2、3人の編入生も含む合計24人を教えることになります。

初級の文法本2冊は50課まであるのですが、第40課も過ぎるとを中級入門クラスと捉えて、わたしは毎新学期の初めに、文法を離れて日本の児童文学や読み物を用意します。

これまでに生徒たちに読んでもらったものは、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」、今西祐行の「ひとつの花」(日本の小4教科書掲載)、O.ヘンリー短編集から「20年後」、向田邦子の「壊したと壊れたは違う」、そして、昨年九月にとりあげたのが乙一の「昔、夕日の公園で」。

今回は向田邦子の「字のない葉書」か、椋鳩十の「大造じいさんとガン」、もしくは小川未明の「野ばら」の3作品からどれにしようかと随分悩んだのですが、内容からして生徒たちが一番取り組みやすいのではないかというので、「野ばら」にしました。

「字のない葉書」は大東亜戦争の話に食い込み、かなりの時間を要することになります。また、わたしは、椋鳩十さんの物語が大好きで氏の本を2、3冊持っていますが、「大造じいさんとガン」は少し話が長いのです。

ガンの群れの頭領である残雪が飛び遅れた一羽の仲間をハヤブサの攻撃から守ろうと戦う場面から傷ついて狩人の大造じいさんと向き合う場面まで、何度読んでも感動して朗読に思わず力が入ります。

今回の読本は、この「大造じいさんとガン」にしたいと思ったのですが、10月半ばにはクラスを休講して帰国予定をしているため、文法読本と併せての授業では、それまでに終えられそうもないというので、この案は次回まで没です。

この本については下記で取り上げています。
http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-1400.html

さて、今回の「野ばら」ですが、「~であります」「~でありました」調の美しい日本語文章は、アニメや漫画の日本語に慣れている生徒たちに、是非触れて欲しいと思っています。

野ばら

というので、独断で日本語の作品を生徒たちに紹介して読んでいるのですが、この作品選びの時間は実はわたしにとりとても楽しいものなのです。いい本は、時に読者の人生観を変えたりしますものね。

本とわたしの出合いについては下記で綴ってあります。よろしかったらどぞ。
http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-1495.html「蛍雪時代」

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2019年8月13日 

しばらく前、ネットで広まっている「関西弁6段活用」というのを偶々読んで、「あはははは」と一人大笑いしていたのであります。

・「関西弁6段活用 」

知らん:本当に知らない
知らんわ:「私も知らない」というあいづち
知らんし:「どうでもいい」という意思表示
知らんねん:「知らなくてごめんね」
知らんがな:「関係ない」「興味ない」「どうでもいい」
知らんけど:「確かではない」「責任は持てない」

大阪に10年ちょっと住んだとは言え、わたしが関西弁で話すことはあまりない。が、世代が同じで気さくに話せるポルト郊外の大阪出身の友人と電話で話すと、ついつい関西弁が口をついて出る。なにしろ、彼女はモロに関西弁イントネーションなのであります。

彼女と話して受話器を置くと子どもたちには「ママ、関西弁になってるやん」とよく言われたものです。

我が子や夫との会話では、関西弁が出ることは、まずない。しかし、わたしは、それとなしに「いけないよ」と人に注意するときは、よく関西弁を遣わしていただく。

「だめよ!そんなことしたら!」よりも、「あかんやん、そんなんしたら。止めときぃ」。
「だから言ったじゃないの!」よりも、「せやから、言うたんや。見てみぃ」
「ちょっと話があるから、こっちへ来なさい。」も、「あんな、ちょっと話があんねん。こっちぃ来てやぁ」という具合でなにやら優しい。

こういう場合に関西弁は、ごっつぅ(「凄く、大変に」の意味)都合よろしい。何故だか角が立たない気がするのですね。柔らかく聞こえるような話し方は、大阪がもともと「あきんどの町」だからでしょうか。

もちろん、本気で怒ったらキツイを通り越して、恐ろしいと感じそうなものもあります。

・「ヤダぁ、怖い~の関西弁」

しばいたろか?
自分、何言うてんねん!
何さらしてけつかんねん!
いてまうど、オラぁ!

あ、いえいえ、誤解せんといてくださいよ。これらは女性は遣いませんから、わたしもこういうのがあるというのは知っていますが、遣ったことはありませんよ。

それでこの友人がらみで、かつて毎土曜日補習校で教えていたときの出来事を思い出し、噴き出していたのでした。

ある朝、出勤前に自分のホームページ画面がえらいことになっているのを発見、真っ青になり大急ぎで対処を試みたのですがきちんとできないまま、時間切れ。というより、対処の仕方がよく分からない初心者でありました。これはYahooホームページ閉鎖で今はありませんけどね。

それで、職場にはちょっと遅刻して到着であります。我が校は授業前に朝のラジオ体操を含む朝礼から始まるのであります。

丁度それが終わったところでして、着くなり大阪出身の同僚が「アンタ、何しとったん!事故起こしてるんやないか思うてみんな心配してたんやで!それでアンタのうちへ電話したとこやった」わたしは職場に遅刻などまずしなかったものですからね。

す、すんまへん、と答え、まさか、ホームページの具合が悪くて、なんて言えませんでして、言い訳をネコにしようか、寝坊にしようかと思って迷っていたもので、とっさに口をついて出たのがこれ。
「ネ、ネ、ネコが寝ぼうしてん」・・・

ホンマ、嘘つけない人間ですわ。「ネコが寝ぼうて、なんやねん、それ・・・。知らんがな」と同僚にはギロリと睨まれた次第でありました。

こうしてみると、関西弁、楽しいと思わへん? 知らんけど(笑)

本日はこれにて。

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2019年7月10日 

教えていると言うより、共に学んでいると言える、長年の日本語生徒のアルフレッドさん、御歳85歳でまだ向学心にあふれています。

「ねずさんの百人一首」解説を読み終えて、目下、二人で勉強している「季節の言葉」(著者俳人長谷川櫂氏)の中で、表題の「麦の秋」という美しい言葉に出会いました。

「麦の秋」は、稲の秋に対して、麦の収穫を迎える初夏のことで、俳句では夏の季語なのだそうです。麦は大昔、地中海地方で始まり、弥生時代には日本にも伝わっていたと言います。

ところが、夏は乾燥する地中海気候からやってきた麦、湿気の多い日本の気候にはうまく適能できず、稲に主役の地位を譲ったまま、現在に至っています。

おもしろいなぁと思ったのは、世界のほとんどの国では小麦の生産が主なのに、日本は大麦の生産が小麦を上回り、このような国は他にチベット、エチオピアと、世界でも2、3カ国しかないとあることです。

ははぁ、では、チベット、エチオピアでは大麦を原料にどんな食べ物があるのかと興味がわきます。

小麦はパンの原料、大麦は日本では味噌や醤油の原料です。また、大麦は麦ご飯ともなります。昔は前年の秋に穫り入れた米が底をつく春から初夏の麦の取入れまで食べるのに事欠き、麦の秋がくればそれで次の米の収穫まで食いつないだとあります。

麦秋や若者の髪炎なす   西東三鬼(さいとうさんき)

黄金の麦畑にそそぐ初夏の乾いた太陽。麦秋の風になびく若者の髪がまるで燃え立つかのようだ、と解説があります。ドラゴンボールの悟空の「つったってる」ヘアスタイルを想像してしまうわたしなどは、作者の顰蹙を買いそうです。

dragonball01_fixw_234.jpg
Wikipediaより

このところずっと涼しかったポルトにもようやく麦秋が訪れました。

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