2018年1月20日 

サラリーマンにとっては花金の金曜日も、わたしにすれば日本語個人レッスンと併せて土曜日の授業準備の日でもあり、バタつく一日です。

目下、市立図書館の土曜日コースは2クラスなのですが、一つが初級2年目のクラスで来週末には漢字検定試験10級を受験することになっています。漢検は通常日本人向けの試験で10級は小学校1年生が習得する80の漢字から成る語彙の音訓の読み方、書き、筆順、とめ、はね、はらいが問われます。

これを海外の日本語学習者が受験するのは、10級たりとも侮れないのです。一つには、語彙が日本の小学生対象ですから、日本語テキストではまず目にしない言葉が多いのです。

例を挙げると、校てい、ろう下、こん虫、かぶと虫、玉入れ、お年玉、一りん車、等々、日本の小学生の生活に関する言葉は混ぜ書きが多く覚えにくいものです。知ってて無駄だということはないのですがね。

漢検に合格して日本語の証明書を手にすることにより達成感を味わってもらい、漢字、ひいては日本語を習うのは面白い、というところへ引っ張って行きたいのです。

その漢字を覚えてもらうには、検定試験のような目標があると生徒がよく勉強します。また漢検の受験料が13ユーロ(1700円くらい)と安いのも魅力です。

我がYY塾では、ローマ字版の日本語テキストを使って文法を勉強しながら、同時にひらがなを一通り習います。その後、日本語版テキストに切り替えてカタカナを覚え、テキストがだいたい読めるようになった時点で、漢検10級、つまり小1の漢字80文字を習い始めます。

そして、週一回の日本語授業で、毎回20分ほどの模試を繰り返します。模試に使用するのは過去問題集一冊ですが、これを宿題と授業とで併せて3回繰り返してもらいます。つまり、一冊の問題集を3回繰り返すということです。

こうすることで、授業で使う日本語テキストには出てこない漢字熟語を覚え、よくする間違いをクリアしてもらいます。筆跡、筆順も改めてこの時に指導します。3回繰り返し自分の弱点をクリアすることで、受験を2、3週間後に控えた頃には、合格点が総合得点の80%のところを、全員ほぼ90%以上のところまで到達します。

これで、試験で見たこともない新語を目にして間違ったとしてもほぼ全員合格できるというわけです。

pass-2.jpg
Wikiより

このように、これまではずっと試験一週間前ともなると受験者全員がほぼ90%以上の正解率になっているのですが、今回は少し手こずっています。一週間に一度、80分の授業ですから自宅学習を怠るとてき面書けなくなります。覚えないのです。今回のクラスのように社会人が多いと、仕事と勉強の両立が難しく、そうなりがちなのでしょう。

でも、生徒さんたちへの指導は、spacesis、ひたすら「忍耐」の二文字です^^

「親という字は、木の上に立って子供を見るです!」
「数えるという字は、米を女が数えるのです!」
「南という字は、南十字星が見えることから、十で始めます!」
「休という字は、木に人がよりかかって休むAlentejano(アレンテジャーノ)だよ」
アレンテジャーノとはポルトガル南部の農業地アレンテージュの農夫の意味で、画像の如し↓

yasumu.jpg

という具合に、「あなたのウィークポイントはこの漢字!」としつこく何度でも教えますぞ^^

見逃せないのが「算用数字」です。これは筆順の番号を書くときに使われるのですが、「1」「4」「7」の数字はポルトガル人の独自の個性があり、日本人からみると紛らわしい。そこで、これらの数字も

わたし「1、4、7はこんな風に書いてはいけません!」
生徒「オー・マイ・ガッド!数字の書き方で落とされたらかないません!」

押さえるべき、目をつけるべきポイントを教えた後は、わたしが言えるのは、「後一週間もある。まだ間に合うから諦めるな!」です。そうして、全くダメだったのが頑張って合格したケースもあります。

今年の漢検受験生は我が塾から10級が8人、9級が一人、同僚のOちゃんのクラスからは9級が3人と、合わせて12人ですが、数年後の予備軍として8級と7級を我らがジィジィズたちが受験を目指して目下勉強しています。ジィジィズとはわたしがつけた名称で、65歳以上のおじさん生徒たち、JiiJiisのことであります。

って、自分もその仲間に入るんだった。しかも最年長者の先生だった。がはははは!

来週土曜日の昼から、付き添いで生徒たちの漢字学習を試験ギリギリまで見てあげるつもりです。受験前には、「みんな、合格点は150点満点の120点。つまり、問題を15こ間違ってもいいんだよ!」と送り出します。

こうなると、もう親の心であります(笑) 

本日はこれにて。
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2018年1月11日 

今日は日本語教室ネタです。

日本語を教えていて苦労する点は、わたしの場合、なんと言ってもヒアリングだ。ここでは生徒が日本語を耳にする機会が本当に少ないのである。年齢によってヒアリング力の差があるのは若者はyoutubeで好きなアニメを通して耳が鍛えられるし、その時間があるが、勤め人となるとそうは行かない。年配者はむしろ読み物を好み、アニメは興味の対象外になる。

アニメで日本語を学ぶことに異を唱えるつもりはないが、文体の言い切り形(わたしはこれを辞書形と呼ぶ)を学ばないことにはため口のアニメを見て聞き取れたところで理解できないゆえ、週に一度のわたしの教室では、日本語学習歴1、2年ではアニメや日本映画をヒアリング手段としては勧めない。ていねい体口語体の使い分けは注意をして学んでもらわなければならず、日本語学習者にとりnこれはなかなかにやっかいな問題なのである。

しかし、持論を言えば、TPOによって失礼になる口語体よりも、どこでも誰とでも使えるていねい体こそ教養ある美しい日本語だとわたしは思うので、生徒さんには是非それを身につけて欲しいと思っている。

基本テキスト2冊を終えて日本語学習を継続する学ぶ生徒には読解力に合わせてヒアリング力を少しでも磨いてもらうにはどうすればいいかと、ずっと思案してきた。

思い立ったのが、Youtubeをうまく利用できないか、だ。日本の面白いドラマはたくさんあるし、楽しみながらの学習は続くはずだ。そのためには内容が全部理解できなくても「この後、どうなるのかな?続きを見てみたいな」と思わせるドラマがいい。

ドラマでは家族同士の会話に遣われる口語体と外での会話のていねい体が遣われる場面が必ずある。「ははぁん、こうやって言葉をつかいわけるのだな」と知ってもらえる。そして、ストーリーの運びをだいたい分かってもらうためには、できれば英語字幕があれば最高だ。

そう思って片方の白目半分が真っ赤になるくらいあれこれ長時間探して見つけたのが、少し古いがモイケル娘とわたしも夢中になって見たドラマ、「ひとつ屋根の下」。英語字幕が入っていて、うってつけではないか。そこで、生徒たちに話して、毎週10分ほどの1エピソードのサイトアドレスをメールで送り質問を受けることにした。

さて、ほとんど日本語で授業をしていた研究所所員の若い女性Jちゃんが、かつて夕方我が家に来て言うには「先生、うなぎはさびしいと死んじゃうってどういう意味ですか?」

「う、うなぎ?」と繰り返しながらアッと気がついた途端に、わっはっはっはっは!う、うなぎじゃなくて、Jちゃん、ウサギだよ~^^;
(Jちゃん、ごめんなさい^^;)ここから言い切り文章が通常文章に(笑)

そうなんです。ドラマは両親を交通事故で失い別々に暮らすことを余儀なくされていた6人兄弟が、長兄が上京することで一人また一人と彼の下に集まり、それまで違った生活をしてきた兄弟が一つ屋根の下で共に暮らすことにより引き起こす喜怒哀楽を描いています。

ドラマの中で長女の小雪が度々使うせりふが「ウサギって寂しいと死んじゃうのよ」なのです。ウサギはデリケートな動物で、きちんと世話をしないと死にいたるのだそうで、小雪は自分の身の上をそれに重ねてせりふを遣うのです。

Jちゃん、待ちきれずドラマの先をどんどんみたのでしょう、ところが意味がピンとこない。で、わたしに質問と相成ったのですね。

誤解を招いてはいけないので書きますが、Jちゃんの聞き違いを決してあざ笑っているのではないのです。こんな風な間違いをきっとわたしも英語やポルトガル語でしてきてるんだろうなぁと思い至り、なんだか可笑しく、そしてこんな愉快な間違いが時には楽しいひと時をくれるのかもしれないと、Jちゃんに感謝すると同時に、自分が日々しているであろう外国語の間違いを誤魔化して笑い飛ばしているのであります。

ついでに、かつてネットを駆け巡って大うけした日本語学習者の短文を下記に。

問1 「あたかも」を使って短文を作りなさい。
答え:「冷蔵庫に牛乳があたかもしれない」

問2:「どんより」を使って短文を作りなさい。
答:「僕は、うどんよりそばが好きだ」

問3:「もし~なら」を使って短文を作りなさい。
答:「もしもし、奈良県の人ですか?」

問4:「まさか~ろう」を使って短文を作りなさい。
答:「まさかりかついだ金たろう」

問5:「うってかわって」を使って短文を作りなさい。
答:「彼は麻薬をうってかわってしまった」

問6:「なり」を使って短文をつくりなさい。
  (ex.彼女を見るなり走り出した)
答:「コロッケはおいしいナリ」


なんだか楽しくなるような天真爛漫な苦肉の作文ですね。2、3、4、6などは、うちの生徒さんたちからは期待できないでしょう。やはり日本で日本語を勉強していてこそ思い付く文ではないかと思います。

ではまた。
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2017年11月27日

「人間が発明した、破壊力を持ったありとあらゆる武器のなかで、もっとも恐ろしいのは、そしてもっとも卑怯なのは、言葉である。刃や火器は傷跡を残す。爆薬は建物や道路を破壊する。毒薬は後に検出される。言葉は、いっさいの痕跡を残さずに破壊することができる。」

ブラジルの作家、パウロ・コエーリュがその著書「Maktub(アラブ語で書かれてある、手紙の意味)」で書いているのですが、近頃、紙面やネットを賑わしている、知ってはいても自分は決して口にしないであろう日本語に実はうんざりしていたところに目にした言葉で、なるほどと頷かされたのでした。

「保育園落ちた、日本○ね」、「ダサい、ウザイ、ムカつく」など嫌悪を表す言葉を始め、国会で飛び交う言葉もとても教養ある議員が口にする言葉ではないんじゃないの?と思われる場面が増えて、暗澹とした気持ちになることがしばしばです。

わたしはポルトガルの若い人達を中心に日本語を教えていますが、人を見下すようないわゆる汚い言葉も、折に触れて生徒には教えます。彼らに使って欲しくはないと断りを入れて、しかし、この言葉を投げつけられたら怒る権利があります、と教えるのです。

自分の意見を述べる分には、明確に言うことはきちんと相手に伝わることなので婉曲でなくても良いと思いますが、こと、反対意見を述べたり、詰問するにあたっては、やはりその人の人格、教養が出てくるようにわたしは思うのです。

イギリスの国会でのやりとりを見ていて思うのは、近頃の日本のようにグサグサと人の気持ちをえぐるような言葉はあまり使われてていないということです。相手を攻めるに至っては、時にユーモアが入り、議会場にドッと笑いが渦巻く場面が度々見られます。笑いは緊張した会場の重苦しい雰囲気を一気に変える潤滑油的役割をしてくれます。

醜い言葉でひたすら相手をののしり、いかにして酷い言葉で相手をやりこめようかとする人間を目の前にするのは、気持ちのいいものではありません。見ていて却って嫌悪感を抱いたりするものです。もうホンマ、大の大人がこの状態じゃと、国会でのやりとりにはうんざりしていたのです。

「他人の振り見て我が振り直せ」、言葉遣いには重々気をつけなきゃ、と思っていたところでした、が、夕べ日本語授業の予習にと読んでいた「ねずさんの日本の心で読み解く百人一首」、第62番歌、清少納言の章で思わず、あっはっはと笑って、ハタと思ったことがあります。

夜をこめて 鳥のそら音ははかるとも よに逢坂の関は許さじ
―夜明け前にニワトリの鳴き声にかこつえてわたしを騙そうとしても、あなたとは決して逢いませんわよ―

hyakuninisshu_062.gif
Wikiより

これは、著者のねずさんの解釈によると、「浮気は許しませんよ」という歌とのことで、ほほぉ、と思って読み進めていくと、
日本の中世社会を快活でノビノビと生きた清少納言という女性に触れ、更に彼女の作品「枕草子」に少し触れています。

わたしも学生時代に暗記しましたが、「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる」と言うので始まる随筆集です。

ふむふむ、知ってるぞ、覚えてるぞ、と思っていますと、この枕草子の第28段「憎きもの」の部分を現役の女子高生に訳してもらったという下記の引用文があります。

――引用始め

お部屋にこっそり忍んで来る恋人を、犬が見つけて吠えるのって、すっごい憎ったらしくない?

あとね、ようやく密かに忍んで来てくれたのはうれしいんだけど、みんなが寝静まってお屋敷がシーンと静まり返っているのに、大いびきをかきながら寝ちゃうヤツ。 てか、絶対、まわりにバレバレじゃん><

それから、きっとバシッと決めようと思っるんだろうけど、大袈裟な長い烏帽子(えぼし)をかぶって忍んできてさ、慌ててんのか、烏帽子が何かに突き当たって大きな音を立てるヤツ。
なにそれ〜って思っちゃう(汗)。

それと、簾(すだれ)をくぐるときに、不注意で頭をぶつけて、「イテテテ!」って、大声をあげるような男って、サイテー。

あとさぁ、夜、忍んでくるとき、戸を開けるなら、少し持ち上げれば音とかしないのにさ、ヘタすれば軽い障子でさえガタガタ鳴らす男もいて、そーいうのって、なんかめっちゃムカつくよね

――引用終わり

実に軽妙なノリで、もう脱帽的現代語訳です。上、文中の赤字部分は普段のわたしなら、「すっごい憎ったらしくない?」なんて、文法的に「すっごく憎ったらしくない?」でしょ!とか、「てか」ってなんでんねん、「てか」って。とか、最後の「めっちゃムカつく」などは、あきまへんで、と、ゼッタイ一言言ってたと思われる部分です。

いやもう、なるほどなるほどとひたすら感心する現代若者言葉訳でしたw さすれば、小見出しとも言える第28段「憎きもの」などは、現代語の「憎い」という意味合いからは離れているわけで、女子高生風に訳せば「ウザいもの」「ウザきもの」とでもなるのでしょうね。 ひゃ~、わたしとしたことが、使っちゃったよ、こんな言葉(爆笑)

いえね、自分は人との会話でこの手の若者言葉を遣うことはないでしょうが、それを使った訳が妙にピッタリ来るもので、枕草子が遥か昔の平安時代に書かれたものだとは思えないほど、いと、をかしく感じられたのでした。

若者言葉に対して少し認識を改めないといけないかしらん?

因みに、みなさま、ご存知かとは思いますが、平安時代は通い婚、つまり男女は同居せずに男性が女性を訪れる結婚の形が普通であったということを書き添えておきます。また、下記に枕草子第28段「憎きもの」の原文を掲載します。

忍びて来る人見知りてほゆる犬。あながちなる所に隠し臥せたる人の、いびきしたる。また、忍び来る所に長烏帽子して、さすがに人に見えじとまどひ入るほどに、ものにつきさはりて、そよろといはせたる。伊予簾などかけたるに、うちかづきてさらさらと鳴らしたるもいとにくし。帽額の簾は、ましてこはじのうち置かるる音いとしるし。それも、やをら引き上げて入るはさらに鳴かず。遣戸をあらくたて開くるもいとあやし。少しもたぐるやうにして開くるは、鳴りやはする。あしう開くれば、障子などもごほめかしうほとめくこそしるけれ。

本日もお付き合いくださり、ありがとうございます。
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2017年9月26日 

行きが4時半起きのリスボン経由、帰りが午後1時発で同じくリスボン経由のローマ旅行でしたが、帰りは約1時間遅れのローマ出発で、慌てました。

リスボンからポルトへの便乗り換え時間が1時間半足らずです、順調に行けば問題ないものの1時間遅れの出発は、もうあかんではないの。こんなこともあろうかと、順調なら夕方6じにはポルト到着で必要ない外ネコ内ネコの食事の世話を、お掃除のおばさんには到着日の晩御飯も頼んであったのでした。

で、結果はと言いますと、リスボンにはポルト行き出発20分前に到着、ゲートを出たところでラストコールを聞き、駆け出しましたぞ。荷物がバッグだけだったから出来たものの、この歳で走らせられるのは勘弁してよ^^;

リスボン空港が小さかったのも今回はよかった、と言うことで、無事搭乗することができましたが、預けた荷物は勿論翌日配達になりました。たった5日間でしたがやたら疲れた今回のローマ旅行でした。

実を言うと、いつもなら旅行先にスマホを携帯し、フェイスブックやインスタグラムに、「ローマ、なう!」とか「コロッセウム、なう!」なぁんて写真の投稿をするのですが、出かける前に我がスマホ、2度目の画面真っ黒の故障と相成り、残念ながらその楽しみを奪われてしまいました。

が、考えてみれば、パソコン、スマホ、テレビ(ホテルのテレビは全てイタリア語吹き替えだったので全く見なかった)の液晶画面から目が開放され、ひたすらローマの街を歩き回り、ゆったりの夕食後、寝るという原始的な生活こそ、休暇というのかも知れません。

やたら疲れたのは旅行のせいではなく、疲労回復に時間を要するようになった己の年齢でござんしょか(笑)ローマ旅行については、おいおい綴って参ります。

さて、これで我が夏休みは終わり、ローマから帰宅するなりメール処理に追われ、昨日から日本語教室中心の通常の生活が再開しました。
toshokan.jpg

今回はマンネリ化した日本語指導をなんとか脱皮してみたいと授業の進め方を変えるため、準備に時間がかかっていますが、生徒たちが「おろ?」と喜んで飛びついて来てくれることを願いながら、自分が楽しんでいたりします。

いざ、参りますわよ!

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2017年5月8日 (月)

ひとつ年下なのに、どういうわけか友人のイラストレーターちゅうさんから「バリバリ、ポルトを闊歩している姐さん」とコメントに書かれるわたしでありますが、本当言うと、午前中のスケジュールをその人のために空けてあるところの某企業のおエライさん、マセラッティの君がこの所ご多忙で、12時までは自由時間が続いており、でれ~と過ごしていた一週間でした。

が、そんなことがふっとぶくらいに忙しかったのが先週末でした。例年だと3月の補習校春休みに催すわたしとOちゃんの日本語教室恒例のパーティーなのですが、今回はその時期にわたしが日本帰国中となり、やっと昨日の日曜日にすることができました。

わたしたちが呼ぶところのNHKパーティーとは、「Nihongo wo Hanasu Kai」の頭文字をとっての名称。春休みに催すのは、わたしは土曜日午前中に、相棒のOちゃんは土曜日午前中の補習校、そして午後には日本語教室があるという状態なので、両方がなんとか時間のやりくりが可能な春休みにと、ずっとなってきたのでした。

ポルトで日本語を勉強している仲間は他にもいるのだということを知ってもらうためと、なかなか日本語を耳にすることがないポルトの日本語学習者が、少しでも日本語を使ってみたり耳にすることができたりする機会を作れないか、という思いから始めた会合ですが、いつの間にか生徒たちから「今年のNHKパーティーはいつですか」と催促が来るようになり、今年はその6回目と相成りました。

去年まで教室として使用させてもらったLapa教会の側のOちゃん一家が昨年夏に他所へ引っ越したもので、会場はそちらへ移動。生徒たちには「この通りの203番地です」と何度も繰り返し案内しての当日、土曜日の夜と日曜日早朝に準備した料理を車に積んで、「Oちゃん、今から行きますぞ~」と声をかけ、夫の車でOちゃん宅に着きました。

既に何度か来ているのでもちろん知っている場所ではありますが、これまでは常にOちゃんがアパートの玄関先まで降りてきてくれたのでした。

さてと、車から料理を運び出したところが、おろ?204番はあるけど203番がないじゃん?えー!
外からドアガラス越しにアパートの中のロビーを覗いてみると、確かにここだよ。もう一度番号を見直しました。やはり203はなく204でありまする。

プッシュボタンで部屋番号を押すと、「は~い」と聞きなれたOちゃんの声が応答。あちゃ~~~、生徒たちに番地を間違って教えちまった!いやはや、困ったドジではあります。お陰で、パーテイー開始の時間1時半ともなると、我がケータイ電話、「先生、203番地がありません!」と鳴りっぱなし。

ケータイが鳴るたびにOちゃん一家と先に会場に到着していた生徒たちが「ワッ!」と大笑い。
あははは。これがYuko先生なのだねぇ。しっかと粗忽者だと印象付けたのでありました。トホホホ。
しょっぱなからそんな具合で始まった第六回YY塾NHKパーティー、母の日と重なり15名ほどの欠席はありましたが、25人ほどのパーティーになりました。

まずは今回のメニュー紹介から。

NHKParty2017
Oちゃんの山盛りの焼きソバ。揚げぎょうざとほうれん草の胡麻和え、トリのから揚げ(Yuko)

NHKParty2017
卵、ツナ、玉ねぎのマヨネーズ和えサンドイッチ、定番の巻きずし、&鶏肉ソテー(Yuko)

NHKParty2017
今回の初もの。Oちゃんのそうめん。20数人分、きれいにパックで用意しました。わたしは食べ損なったのであった^^;下は5月5日の子どもの日に因んだ鯉のぼりのはし袋。さすがOちゃんのグッド・センス!

NHKParty2017

この他、評判定番のカレーライスとYukoのグラタンは後ほど出されました。食事の締めはケーキで。

NHKParty2017
ケーキは毎回生徒さんの一人に注文して作ってもらいます。

差し入れのさくらんぼ、数本のワイン、日本酒があり、みなさん、和気藹々にポルトガル語で話しておりました(笑)ただし、全員一人ひとりに日本語での自己紹介は毎回してもらいます。

NHKParty2017
ベテランも初心者も全員集合。

前夜12時までカレーライスとグラタンを作り、カツとから揚げの下準備をし、日曜日は5時起きで巻きずし、いなり寿司、揚げ物を仕上げて、パーティーの後片付け終了は6時半。くたびれ果てて帰宅後、内ネコ外ネコのエサをあげ、少し横になるつもりが今朝の6時まで寝入ってしまったのでした。ダンナの晩御飯、忘れたのでした。てへへ・・・・(汗)

Oちゃん、今年もお疲れさま&ありがとう!

後は影絵作成、参りますぞ!

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