2012年1月23日 

ここ数日、暇をみてはパソコンに向かい、探し物をしている。

自分が撮影してきた画像、特にトマールやシントラなどの「spacesisの謎追っ
かけシリーズ」の資料となるべき写真は、このところじっくりみることがなかっ
た。

そこで、先週土曜日夜、久しぶりに昨年夏に再訪してきたトマールの元テン
プル騎士団修道院、現在はキリスト騎士団修道院にあるドン・マヌエルが
造らせた「大窓」の写真を大きな画像のまま、既に紹介済みの「ベルト」や
「ドラゴン」などを眺めながら、面白いものだなぁ。大の大人、国王たる者
にこのような不思議な建築様式をさせるその根本はいったい何なのだろかと
そこが知りたくて追っかけをしているのだが、眺めながら、ふと長方形の
大窓の上にある丸窓に目を移した。

tomar

ゴチック様式建築ではよく見かける丸窓です。窓にある渦巻状模
様がひとつ、ひっかかってはいたのだが、これまであまり気にとめ
ずにきました。

しかしですぞ、わたしとしましては心踊る発見をこの丸窓にしたのであります!
拡大した画像にみえたのは、これです↓
tomar
こ、これはなに?
よくよく見ると人間の顔、そして前に両手。。。スフィンクスではない?

tomar

しかもよくよく見ると羽を持っているように思われます!
「翼を持つスフィンクス」は、アッシリアやペルシャ王朝時代のスフィンク
スがあります↓

tomar
ペルシャ王朝のダレイオス・スフィンクス(480BC) 

トマールのキリスト騎士団修院は12世紀から17元はテンプル騎士団に
よって建てられ、12世紀から17世紀にかけて増築を重ねたものです。
特にこの大窓を造らせた16世紀のドン・マヌエル王の時代は大航海が
もたらす巨万の富によりポルトガルが栄華を極めた時代。ドン・マヌエル
はポルトガル歴史上、最もリッチな王と言われます。

このマヌエル建築様式の大窓に何が故、スフィンクスが置かれているのか。
この丸窓の渦巻き模様も含め、多いに興味がわいてきたわけですが、実は
この窓、他にもまだ面白いシンボルがあるのです。
以前チラリと出した謎↓
tomar
樹の根を両手で支えている帽子をかぶった男の顔。

tomar
わたしがこのところずっと検索しているものの、未だにひっかかってこない
シンボル「鈴」の意味。

鈴のシンボルは他の箇所でも見かけられます。この大窓にはその他にもミス
テリアスなシンボルが色々あり、徐々に取り上げて行きたいと思っています。

ドン・マヌエル王はこの巨大な窓にこれほど多くのシンボルを隠して一体後
世の人々に何のメッセージを残したかったのか。或いはこれらのシンボルは
それを解読できる極一部の人たちに残したメッセージなのか。
だとすれば、それは誰なのか?

キリスト騎士団の総長の名を冠した王だが、これらのシンボルから見える王
のプロフィールは、教会から見れば「異端」と糾弾されてきた、秘儀参入者
そのものとわたしには思われるのです。

ドン・マヌエル王の謎に挑戦するわたしは、あたかも「朝には四足、昼には
二本足、夜には三つ足の生き物はなにか」と謎を投げかけては、それを解け
ない旅人を殺していたと言われるテーバイの美しいスフィンクスの前に立つ
凡な旅人のような気がしないでもない。

この謎解きにはとても時間がかかり、多くの資料に目を通すことになりそう
です。フダヴィンチ・コードから発したライフワークですね^^

そろそろ夜が更けました。
本日もブログを読んでいただきありがとうございます。

ではみなさま、また。
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2011年7月28日

前回、トマール、キリスト騎士団修道院、大窓にある「ガーター」(笑)謎
解きの続きです。


聖ジョージの黄金伝説
下の絵はラファエルによる「聖ジョージとドラゴン」です。
聖ジョージの象徴は白馬、竜、赤い十字。
            
conventocrisot_garter
                 wikiより。

聖ジョージはカッパドキア生まれでローマの軍人ですがキリスト教徒だった
と言われます。伝説には、ある村を聖ジョージが通りかかったとき、竜のいけ
にえとして王女が差し出されるところを、聖ジョージが竜を退治し、村人たち
がキリスト教の教えを受け入るとされています。
聖ジョージは後に異教徒に捕らえられ、棄教しないがため斬首され、殉教者
になっています。

さて、上の絵の足の部分を拡大してみましょう。画像があまりはっきりして
いませんが、左足にはガーターが見えます。
conventcrisot_garter

こちらの絵は19世紀の英国画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティの聖ジョ
ージを描いたロマンチックな絵です。抱かれているのは助けられたサブラ姫。
conventocristo_garter

この絵では聖ジョージの膝にはっきりとガーターが描かれています。
(ここでは小さなベル、そして二人の天使?の胸にある大きなX文字、更に
その天使の横の青字X文字、それと聖ジョージの右肩にあるマークは何なの
か、気になっているですが、今回はそれを置いときます)
    
聖ジョージを尊崇するリチャード獅子王から後のエドワード3世はガーター
をシンボルにしたわけです。ガーター騎士団の金の首飾りに下がる記章も白
馬に乗り、竜を退治する聖ジョージが象られています。

ここでガーターと竜のシンボルが結びつき、トマールの大窓の右の大木に巻か
れているのはガーター騎士団の二つのシンボルに8割がた間違いないと思い
ました。しかし、これはイギリスの話であって、ポルトガル国王とはどのよう
なつながりがあるのか。

ガーター勲章の叙勲はキリスト教徒のヨーロッパの君主に限られていたとあり
ます。ポルトガルとイギリスの両国は14世紀にランカスターのフィリパ王女
とポルトガルのドン・ジュアン一世の婚姻以来、常に同盟関係にありました。
さすれば、ポルトガル王たちがガーター騎士団に入団していても不思議はない
はず。

因みに、ドン・ジュアン一世とランカスターのフィリパ王女との間には3人の
王子がおり、その一人が後のエンリケ航海王子です。

さて、そこで、仕上げとしてドン・マヌエルが果たして本当にガーター騎士団
メンバーであったのか、この確認には日本語ポルトガル語では出てこず、時間
を要しました。

先週の数日、これを追ってずっと検索していたのですが、ついに英語サイトで
ガーター騎士団の過去から現在に至るナイト(騎士)とレディーのリストを
ゲット!

そして、ビンゴ!ヘンリー8世(1509-1547)の時代のリストに
「Manuel I, King of Portugal」の名前を見つけました。
こういう時は本当に嬉しい!

これで、大木に記されたシンボルの謎解きはできたことになります。

テンプル・キリスト騎士団修道院は現在では世界遺産に指定されています。
「ただ古いだけでなんだかあまり面白いと思わなかった」という人もいるの
ではないかと思われますが、何世紀もの建物をそのままにしてあればこそ、
古さのなかに秘められた遥かな人間の歴史、人間の思想が潜んでいるのを
知ることができます。

それらを追い求めて調べていくうちに多くの伝説や歴史的な物語に接する
ことができます。西洋の歴史はキリスト教を知る必要がありますが、信者で
ないわたしの目からみる宗教の歴史は面白く、また、キリスト教が絶対宗教
だった中世にあって、それとは別の異端思想を密かに守り通そうとした人々
の存在がうかがわれるのには、多いに興味を惹かれます。

自由な思想を表現できる現代にこそ、歴史を学ぶことで、自由とは何かを
少し理解できるような気がします。

最後にもうひとつ、面白い発見を。

エリザベス女王をマスターにいただく「ガーター騎士団勲章」ですが、日英
同盟の関係で例外的にアジアの国の元首として初めて、明治天皇に叙勲され、
大正天皇、昭和天皇も同じく叙勲されているそうです。しかし、第二次世界
大戦では敵国となったため、名簿から削除。

1971年に復帰、1998年のイギリス訪問で今上天皇(きんじょうてん
のう)も、メンバーに記録されており、ヨーロッパ人以外でこのガーター騎
士団メンバーになっているのは日本の天皇のみとなっています。
(wikiからの参照)

ガーター騎士団現メンバーには、サッチャー元首相、ジョン・メジャー元首
相も記録されており、24人の騎士団の24人目は目下空席。
「何がなくても誇りだけは」と陰口を叩かれるイギリス人ではありますが、
古い伝統を頑固に守り通そうとするのには、尊敬の念を抱かずにはおられま
せん。

トマール大窓、片方右側の大木にあるシンボルの謎はこれで一件落着です
が、この大窓には他にもまだ摩訶不思議なシンボルが見られるのです。
それはまたの機会に、と思っていますが、ちょびっと予告編(笑)

janela_homen
大窓の下にいて、全てを支えているこの人物は、Who is he?

本日も長いエントリーを読んでいただき、ありがとうございます。
面白いと思われたら、右欄のランキングマークのどれでも結構です、クリック
していただけたら嬉しいです。

では、皆様、また明日!
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2011年7月28日

前回エントリー、トマールはテンプル・キリスト騎士団修道院のマヌエル建
築と呼ばれる「大窓」にあるシンボル、バックルつきのベルトの意味は何か
と謎解きに挑戦してみました。
下記、もう一度、件(くだん)の写真を。

janela_garter

①ガーター騎士団

2007年に訪れて以来、思い出してはこのシンボルの意味するところを調
べてきましたが、なかなかこれかと思われるものに突き当たらず。
それがらみで時間に任せてあちこちネット内をサーフィンしているうちに、
ある日出会ったのがイギリスの「The Order of the Garter」こと「ガーター
騎士団」です。
ガーターとは、最近では女性もめったに着けなくなった「靴下止め」のこと。
そんなガーターの騎士団とは一体どんなものなのか?

14世紀の半ば、イギリスのエドワード三世が設立した騎士団で、フランス
との百年戦争のために団結力を結束させることを目的に、「アーサー王と円
卓の騎士」を真似て24名の騎士を編成したのが始まりだと言われます。

騎士団は君主から「ガーター勲章」を受ける形をとります。勲章一式はブル
ーの生地に金糸で「Honi soit qui mal y pense(よこしまな思いなる者災
いあれ)」とフランス古語で刺繍されているガーター、黄金の首飾りとそれ
につける記章、星の記章(下の画像で女王がきているマントの左胸にある)
大綬章で構成されています。
 
ガーター↓は男性団員は左ひざに、女性団員は左腕につけるのが習慣とされます。
comventocristo?garter
wikiより 
       
これは現在もイギリス王族に引き継がれており、1948年以来、毎年6月
にウインザー城でセレモニーが行われるとのこと。
勿論、現在のマスターはエリザベス女王です。
conventcristo_garter
wikiより

この写真からウイリアム王子もガーター騎士のメンバーになったことが分かり
ますね。黄金の鎖をさげています。
conventcristo_garter
wikiより

さて、この辺まではこれまでの調べで分かっており、ベルトと思っていたト
マールのテンプル・キリスト騎士団修道院、マヌエル式大窓にあるものは
ベルトではなくてガーターではないか?と思い始めてきました。

しかし、これだけではつながりが明白でなく憶測の域をでません。そこで、
「ガーター騎士団」の由来を辿ってみることにしました。

ガーター騎士団は、イギリスのエドワード3世が設立したのですが、その歴史
は12世紀、獅子王と呼ばれたリチャード一世の十字軍遠征に遡ります。

十字軍遠征は11世紀から13世紀の間に9~9回の遠征があり、12世紀
後半の第3回目の遠征にリチャード一世は参加しました。
この時、リチャード一世は加護として自身が崇敬する聖ジョージ(聖ゲオル
ギオス)の象徴である白地に赤い十字をあしらった旗を掲げ、同じく聖ジョ
ージが足に着けたと言われるガーターを着けて闘いに臨みました。
(上の写真、ウイリアム王子のマント、左胸にあるマークがガーターの真ん
中に象られた聖ジョージの旗です)

この時の旗が後のイギリス国旗、ユニオンジャックの元になるわけですが、
このことから後に聖ジョージはイギリスの守護聖人にもなります。

当時の騎士がガーターをつけたのには、そこに武器を差し込むためと考えら
れます。

ここに来て、トマールにある大窓の木に巻かれているのはベルトではなくて
「ガーター」ではないか?と思い始めたたのですが、ガーター騎士団は英国
のこととて、これだけでは決め手になりません。
そこで、まず「聖ジョージ」とはいったいどういう人なのかを調べてみるこ
とにしました。

この続きは調べがついているのですが、まだまとめが仕上がっていません。
ちょうど面白いところで申し訳ない!明日には更新できると思いますので
いま一日の猶予をください。

さて、ポルトはやっと少し暑くなりました。我が土曜日の日本語教室も先週で
ひとまず終了し、自宅教室の生徒さんたちもほとんどが休暇に入りましたが、
まだ頑張りたいという熱心な生徒さんもいます。

なにしろ我が家のクーラーと言えば例の問題移動クーラーな訳で、できる
ものなら使いたくない。暑さにはからきしダメなわたしですし、そろそろ少し
の期間はデレ~~ンとして怠けてみたい

そしてその後は10月に市立図書館で上演決定となったボランティア影絵の
準備です。BGMは既に決めてあるので、近頃は毎日その音楽を流してイメージ
を膨らませては、「よし!やるぞ!」と(笑)

近況でございました^^
それでは、明日は謎解きの続きと参ります。

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2011年7月24日

7月も20日を過ぎたと言うのに、今年のポルトガルは20度を数度上がる
くらいで少しも暑くならない。新聞によるとこれは27年ぶりの冷夏だそう
です。

節電で厳しい夏が予想される我が子たちが住む日本を思えば、こういう年こ
そ、冷夏の日本にならないものかと、農作物への影響をそっちのけに考える
身勝手な親です。

それにしても昨今の世の中を見回してみると、日本の大地震、原発問題、
北朝鮮系過激派政治団体に総額2億円の支援金を寄付したという民主党

を与党にいただく日本の不幸を始め、昨日の死者90人を出したノルウエー
テロ、中国の高速鉄道事故、ギリシャ、ポルトガルを始めとする世界的経済
危機と混迷を来たしている世界情勢、なんだか不気味な気がします。

そんなニュースに耳を傾けながら、この数日間、しばらく前に夫と再訪、撮影
してきた写真と首っ引きで、テンプル・キリスト騎士団修道院の謎を追っかけ
ておりました。気になると夜中でも起き出して確認したりする性格です、我が
子、モイケル娘にはとうとう「オタクだね」と言われる羽目に。
いいではないか、探究心が強いがための勉強オタクです

では、参りましょう。

現在は正式には「Convento de Cristo(キリスト騎士団修道院)」と呼ばれ
るトマールの修道院、前章で既に述べたように、テンプル騎士団により12
世紀に建設されたのが、15世紀16世紀のエンリケ航海王子、ドン・マヌ
エル一世時代を経て現在のキリスト騎士団修道院が完成されました。

今回はその中でも聖堂に次ぐハイライト、ドン・マヌエル一世の「大窓」の
シンボル謎解きに挑戦してみました。

janela_conventocristo
                            
12世紀から16世紀にかけて増築されたキリスト修道院は建築様式もロマ
ネスク建築、ゴチック建築、マヌエル建築と多様に渡ります。
特にマヌエル建築様式は別名「ポルトガル・後期ゴチック建築」と呼ばれ、
ドン・マヌエル一世が作り出したポルトガル独特の建築様式です。

大窓の大きさがこれだけではつかみにくいでしょう。下の画像を参考にして
ください。

janela_conventocristo
大窓の上にある丸窓(Oculo)を後ろにしているテラスは修道院の3階。
2007年訪問時の夫と息子です。
             
janela_conventocristo
こちらのテラスは2階。(2011年撮影)
                                 
マヌエル建築様式の特徴は石細工に見られる下記に示す例のような様々な
アイコンです。

1 船や航海に関係するもの。錨、鎖、地球儀。特に地球儀はドン・マヌエル
  の紋章で、「コスモス=宇宙」を意味し、現在もポルトガル国旗に使われ
  ている。

2 海に関係するもの。貝、真珠、珊瑚、海草が連なったもの。

3 テンプル騎士団/キリスト騎士団のシンボルの十字

4 繁殖のシンボルのざくろ、再生のシンボル、アーティチョーク、不死の
  シンボル、松かさ。
 
5 結ばれた太縄、鈴のついた首輪。
                       
6 乾いた大きな木。これは後期ゴッチック建築にも見られますが、フラン
  シスコ会や自然主義者の象徴だと思われるが、他説もある。

などなど。

マヌエル建築様式の代表的建物としては、べレンの塔、ジェロニモス修道院、
シントラの王宮、バターリャ修道院などがあり、いずれもよく目を凝らして
みると、数箇所に隠れるかのように不思議なシンボルがあるのが分かります。

今回はこの大窓のミステリアスなシンボルを紹介しましょう。

まず、トップ大窓の右側の木から。
janela_garter

乾いて根をむき出しにした大木の巻かれたバックルつきのベルトです。前回
の訪問時にはこれを見逃したのでした。
janela_garter

更に根元の下に目をやると↓
janela_dragon
これはドラゴンの顔だと言われています。
janela_dragon

ベルトの意味は?ドラゴンはなぜここに?

この二つのシンボルの謎解き、spacesisの推論を次回紹介します。

本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
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2011年6月6日

本日はspacesisの勝手謎解きです。

現代に残される宗教のシンボルは、いったいどんな意味があるのか、由来は
何なのか。その中に隠された古(いにしえ)の賢者たちはメッセージを通し
て、現代人に、或いは彼らの子孫たちに何を訴えようとしているのか、と思
うと、わたしはそれらのシンボルに不思議な魅力を感じてワクワクしてきます。

テンプル・キリスト騎士団修道院、聖堂内で見かけたいくつかのシンボルを
取り上げて見ました。

今回は、わたしがゴチック建築シンボルの魅力にハマり出した初期の頃、
2007年の訪問からの画像です。見落として来たものはたくさんあります。
今夏、2011年中にこの修道院を再訪してじっくり見学して来るつもりで
いますが、本日はとりあえず4年前の感動と同時に、趣味の粋を出ないも
のではありますが、目に付いたシンボルの素人考察を述べてみたいと思いま
す。考えて推測するのは楽しいものです^^

templares
             
聖堂中心の天井にある金箔の天蓋。その中心には「XPS」とキリストの象徴文
字があります(ボケ画像、申し訳ない。堂内は撮影可ですしたが、暗い上に
フラッシュ禁止、おまけにわたしの当時所有のデジカメと撮影腕稚拙でまし
な画像ができなかったのでした)
   
「キリスト」の呼び名は「救世主」を意味するギリシャ語の「クリストス=
ΧΡΙΣΤΟΣ」に由来します。これから、「XP」「XPS」(←こちらはポ
ルトガル語式表示)、また単に「X」の文字はキリストの象徴文字になります。
                           
あれ?すると、おいおい「Windows XP」はいったい?と思い、早速検索(笑)
「Windows XPは「経験、体験」を意味するexperienceから由来する」なぁん
て書いてありますが、それなら素直に「Windows EX」でいいんじゃないの?

これって本来の「キリスト=救世主」の意味をもじってないかなぁ?なんて、
謎解きマニアのわたくしは、勘ぐったりするのでした(笑)

聖堂内の壁画にはたくさんのシンボルが紛れ込んでいるはずです。壁画画像
の多くは失敗で、今回はごく一部しか紹介できませんが、次回訪問時にはも
う少しいい撮影ができることを期待しています。
                              
charola-book4-2.jpg

聖堂の天井画。右端の絵に着眼↓
templares

柱上方には旧約聖書の創世記に出てくるはしごが描かれています。
このはしごは「ヤコブのはしご(Jacob's Ladder)」また「天使のはしご」と
呼ばれ、天使が地上と天国を行き来するのをヤコブが夢に見たことに由来し
ます。「はしご」は精神と肉体、真実の姿とエゴのコミュニケーションを表
す異端、錬金術のシンボルでもあります。
                
またわたしは時々見かけるのですが、太陽光線が雲の切れ間から帯状に指す
(薄明光線)自然現象を言います。             
     
聖堂横にあるのはミーティング・スペースか?  
templares

templares
天井から下がる鉛筆状のものは謎。伝達用のマイク?
   

テンプル騎士団の紋章                    
emplares
                          
「一頭の馬に乗る二人の騎士」はテンプル騎士団の紋章。
騎士団の特徴は修道士であると同時に戦士であった。このシンボルはその二
元性を表していると言われる。
紋章の起源説には、発足当時、騎士団は貧窮で各騎士が自分の馬を持てなか
ったことだとある。後に騎士団の規律で一頭に二人の乗馬は禁じられる。

次回は修道院内とこの寺院の目玉、マヌエル建築様式の大窓の紹介です。

本日もブログを読んでいたただきありがとうございます。
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