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2019年9月16日 

昨日は日本からいらしたYご夫妻と半日を過ごしました。
このところ、日本語でおしゃべりする機会がなかったもので、ついつい調子に乗りしゃべり過ぎた嫌いあり^^;でも、色々な話題が出て、とても楽しい時間でした。

大丈夫かな?と気にしていた体調も喋り捲ったせいか、なんだか順調。この調子でどんどん体調が回復していけばいいな、と思っています。体調不調の原因を探るため、あと三つほどの検査を受けることになっているのですが、その頃には完全回復していたりしてね(笑)

しかし、バッグに入れてあったのに、うっかり首にスカーフを巻かなかったもので、今朝はてき面、首回りに太陽光線アレルギーの湿疹でありました。トホホホ。

今日は、ご夫妻を案内したレストランを紹介します。
レストランÁrvore(árvore=木)は、この夏、わたしたちが行き始めた隠れレストランです。通りに面してはいるのですが、これが人通りの少ない古い裏通りであるのと、ちょっと見た目にはレストランだとは気付かないことが多いのとで、今のところ、人があまりいないのでのんびりできるのがいいのです。

元はCasa das Virtudesと言うPinto de Meireles一族の屋敷でした。最初の当主は18世紀半ば、José Pinto de Meirelesキャプテンでキリスト騎士団の騎士です。ゆえに、表玄関には立派なBrasão(ブラザォン=家紋)が観られます。下の写真はわたしがたまに見かけてきたものの、放置されたままの屋敷です。

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Casa das Virtudesは大きなキンタ(庭園)Virtudes 公園も併せてあります。下は現在の表門。

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ここから入り、石段、もしくはエレベーターでレストランへ。

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テラス席もあり、ドウロ川と横のVirtudes 公園が一望できます。
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↑緑がこんもりとしたVirtudes公園

メニューは豊富ではありませんが、わたしが気に入ったのは、たっぷりの美味しいサラダ。小食のわたしにはこれだけで十分。夫のディッシュと半分ずつ分け合うのですが、昨日は残念ながらそれがなし。
食事は可もなく不可もなくというところでしょうか。けだし、眺めがいい立地条件、それと静かでゆっくりできることがそれをカバーしていると思われます。

Quinta da Virtudesについてはこちらで案内してあります。
http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-1863.html

ではみなさま、本日はこれにて。

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2019年5月19日 

すっかり観光地化したポルトです。今ならわたしが案内するまでもなく旅行者はTripadviserで情報を得ることができる食事処。
しかし、なかにはヤラセの書き込みや評価があると、実はせんだってレストランを経営する日本語生徒さんから耳にしたのでした。

拙ブログで案内するレストランは、わたしと夫の口に合った店ですから、必ずしも他の人も同意見を持つとは限りませんので、その点はどうぞご理解ください。

さて、今回の案内する「ゼ・ボータ」、最初は我が4人グループのOB食事会で、2度目は夫と行ったものの、満席でギブアップ、3度目は日曜日で休業と、4度目にしてやっと夫がありつけたというレストランです。

カルモ教会向かいにある路地を入ります。

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外見はいまいちですが、値段は安くもなく高くもなく。店内もさして広いわけではありません。

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壁は訪れた人達の写真とともにメッセージボードでぎっしり。

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夫が注文した肉料理。
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こちらはわたしがいただいたタラ料理ことバカリャウ。
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これはイケましたよ。量も多くなく、普段は食べきれずに残してしまうわたしですが、完食しました。

これに、Entrada(前菜)には、Presunto com Queijo(生ハムトチーズ)こ、それにいつものSuper Bock の生ビールとで約50ユーロ。サービスは迅速で、わたしたちは楽しめました。

開店すぐに行くか予約を勧めます。

メモ
所在地:Tv. do Carmo 16, 4050-064 Porto
開店時間:12:00~14:30 19:30~22:30
休日:日曜日

では、また!

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2019年4月7日 

息子が帰省してきた2月に、私たち夫婦と3人で行ってきたレストランを紹介。
昔だったら恐らく近寄らなかったであろう、サンベント駅横の路地にありますが、評判がいいので行って見ました。

冬場でも結構観光客を多く見かける、ここ数年のポルトです、それで、ダウンタウンでの食事は予約して行くようにしているのですが、案の定、着いてみるとレストラン前には行列が出来ていました。

tapabento

店内一階はこんな感じで意外と質素ですが、てきぱきと女主人が動いていました。
tapabento

tapabento
一階は東洋系の観光客がほとんど占めており、一瞬どこか?と思った具合です。

前菜(ポルトガル語ではentrada=エンとラーダと言う)にキノコ(Misto de cogumelos)を頼みました。
tapabento
9.50ユーロ(約1200円)

下の肉料理Vazia Angus irlandesa。22ユーロ(約2800円)
tapabento

こちらはTosta de presunto e brie。たっぷりのトマトが乗ったブリーチーズと生ハムのトースト。

tapabento
8.50ユーr0(約1100円)

これに写真を撮り忘れたArroz selvagem salteado(まぜご飯とでも言えましょうか)が15ユーロ(約1900円)。

通常より高いですが、どれも美味!わたしたちは食べていませんが、メニューには「マグロのたたき」も13ユーロ(約1600円)で提供してくれます。

ちょっと街に出ていない間に、観光客相手に新しいスポットが次々に現れているポルトですが、願わくは従来の古い街並みの美しさを喪失しない程度に発展して欲しいものです。

★インフォーメーション:Bar Restaurante Tapabento
Rua de Madeira Porto
水~日曜日 12時開店
火曜日 夜7:00~
休業 月曜日

本日はこれにて。
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2019年2月5日
 
生ビールが飲めて食事ができる、しかも時間はいつでもOKという食事処がCervajaria(セルベジャリーア)こと、ビアレストランです。

ポルトガルレストランは、昼食は12時半くらいから3時、もしくは3時半くらいまでで、その後は夕食の7時半くらいまで一旦閉めます。そうなると、わたしなどは土曜日の日本語教室を終えて片付けて帰宅するとほとんど2時近くになり、それからレストランへ行くにはゆっくりできず。そんな訳で、土曜日の外食にわたしたちはたいていビアレストランを利用します。生ビールで喉をうるおしながらメインディッシュを待ちます。

今日は行きつけのいくつかのビアレストランの中でも、かれこれ40年も付き合いのあるGaliza(ガリーザ)を紹介します。

ポルトのレストラン

1972年にオープンしていますから今年で開店47年。わたしがポルトに来たのは1979年で、それ以来の常連ですから、ウエイターさんたちとも顔なじみです。40年もして、まだ紹介していないのにハタと気付いたのほほん者です(笑)

ポルトのレストラン

Entrada(エンとラーダ=前菜)には、Salada de Polvo dom Molho verde( タコのグリーンドレッシング ・サラダ)、それとmiritas(ミリタス=溶けたバターがついた小さなトースト)。わたしはこれだけでも十分なのですが^^

ポルトのレストランお肉料理。

料理は肉も魚も美味しい。難は料理が出てくるまで少し時間がかかることですが、飲める口の人は、メインディッシュが来るまで、もう一杯楽しめます。

ポルトのレストラン

Marisco(カニ類)もいけます。サービスもOK.

GalizaはCampo Alegre通りにあります。

ツーリストにとっては少し交通が不便でしょうが、生ビールに関してはこのGalizaが一番美味しい!というのがわたしたちの感想です。

ではまた。

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2018年6月27日 新装Café A Brasileira

時間的に余裕があった数年前、ファサーダ(Façada=ふるい建物の表玄関)の面白さに惹かれ幾度もカメラを向けながら、ついぞ紹介に至らなかったCafé A Brasileira(カフェ・ア・ブラズィレイラ)。更に残念なことに、入ってみようと思いながらもついに入らずじまのまま、今日では紹介も叶わなくなってしまいました。

Café A Brasileiraは、2013年にその長い歴史の幕を下ろしたのですが、ポルト最古のカフェのひとつに数えられた故、メモとして記録しておこうと思い、本日取り上げます。

まず、紛らわしいのですが、ポルトにある「Café A Brasileira」 と「café Brasil」を混同なさいますな。

下がサン・ベント駅横にある「café Brasil」。庶民的なカフェで歴史はさほど古くありません。

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こちらがサ・デ・バンデイラ通り(Rua de Sá de Bandeira)にあるポルト最古だったカフェ「Café A Brasileira」です。

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すぐ側には、映画やネットが普及した現在でも頑張って、まだ存在しているのが不思議なくらいの古いサ・デ・バンデイラ劇場(Teatro Sá de Bandeira)があります。

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さて、ポルトの古い有名なカフェと言えば、代表的なのが「Majestic Café(1921)」、そして、「Guarany(1933)」「Proguresso(1899)」「Cae Piolho(1909)」が挙げられますが、Café A Brasileiraは1903年にポルトでオープン、ポルトのカフェの中でも、鉄線の美を使った大きなファサードが人目をひきました。

店内もクリスタルと大理石、細工のある皮の装飾で、当時は大いに話題を呼び、文化人を始め政治関係者など、エリートが集ったと言われます。創立者はブラジルへ出稼ぎに行き財を築いたAdriano Soares Teles do Vale。

ポルトガルに帰国し、リスボン、ポルト、ブラガなどでブラジルから輸入したBrasileirasコーヒーのチェーン店販売を展開するのですが、外でコーヒーを口にするなど、まだ一般的な習慣になっていなかった当時、Adriano Teles 氏は、それを広めるために、自分の店でコーヒー豆を買う客に、その場でコーヒーカップに入れた自前のブラジルカフェをただで提供し続けたと言われます。しかもその年数たるや、なんと13年間!

また、現在で言えばマーケティングの走りとも呼べる、カフェのスローガンを市内の壁のあちこちに描かせて宣伝し、店の名とそのスローガン「O melhor café é o da Brasileira」を有名にしました。
その宣伝はわたしも何度かダウンタウンのLargo Mompilharにある石壁で見かけており、今もあります。

さて、下のCafé A Brasileiraのファサーダにわたしは興味をもったのでした。

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これは、Adriano Teles氏の家紋でしょうか。ダビデの星こと五芒星(ごぼうせい)です。よく見ると下のリボンにはTeles氏の苗字もTELLSとLLになっています。これはメーソンのシンボルでもあるわけですが、Tele氏のメーソンの関わりは検索では今のところ、ひっかかってきませんが、恐らくそうであろうとはわたしの推測です。

2013年に、ポルトのCafé A Brasileiraは閉店の憂き目を見、予定では2017年にホテルになるとのこと。さすれば内装は大きく変えられ、かつてのCafé A Brasileiraの面影はなくなるのは残念ではありますが、これも逆らえぬ時代の流れを表します。

Café A Brasileiraは上述したようにリスボンにもあり、詩人のフェルナンド・ペソアが通ったカフェとして名が知られています。

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カフェの前の通りに座る、フェルナンド・ペソアの銅像。
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と、書いたのは2年前のことです。上述したようにホテルに改築されていたのですが、予定より遅れ、今年2018年3月に五つ星ホテル、A Brasileira, Pestana Hotelとしてオープンしました。
嬉しいことに地階のファサーダはほとんど手付かずです。そして、建物の左側のカフェの一部もそのまま残り、「カフェ・ア・ブラズィレイラ」が再び開店です。

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今度はチャンスを逃すまいと夫と入ってみました。

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入り口(写真右)を入るとすぐ右に昔のままの鏡があります。

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白と水色を基調にした店内のデコレーション。木彫りのイスもかつてのカフェのシンボルがしっかり取り入れられています。

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この日は暑く、メニューにポルトガルでは珍しいアイスコーヒーを見たわたしたちはそれを頼みました。正面のカウンターを観察していると、シェイカーを振っていました。出てきたのはこれです。

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味はOKです。それとあわせて、頼んだのがレモンタルト。これはおいしかった!

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かつてを懐かしんでやってくる客がきっと多いだろうと夫と話していたら、早速知人のカップルに会いました。若いときにはよくこのカフェでデートしたのだそうで、ツーリストに混じり、昔のままの装飾がかつての顧客たちを惹き付けて、再び賑わうことを願ってやみません。朝9時から開店です。

では、また。
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