2012年4月15日

このところ、現在日本に住んでいるわが子、モイケル娘が18年間のポルト
ガル生活に終止符を打ち、希望に胸膨らませて大学受験のために日本へ飛
び立った頃の日記を読み返しています。以下に、一部抜粋してみました。

2004年9月24日(合格発表日)

朗報です。BBS(掲示板)にも一言書きましたが、もいける娘、W大学に無事
合格との電話が、こちら時間の朝5時に入りました。

受話器を置くなり、夫がまだ寝むりこけている寝室へ行き、「やったー!」
と思わずガッツポーズで大声を出し叫んでいた。

「朝7時くらいまでは落入関係なしに、電話を入れるな。どちらにしてもそ
の後は寝付けなくなるから」などと娘に言いながら、実は本日の発表の結果
が気になって気になって実は一晩寝返りをうっては悶々とし、ほとんど一睡
もしていないのでありました。^^;

本人は入試後のて応えで入った気でいたみたいだが、こう言うことは結果が
出てみなければわからないものだ。もし落ちていたらなんと慰めようか・・
しかし、経済面ではこっちは楽になるかも、と落ちた場合のことを考え、自
分でも気づかないうちにそんな気晴らし理由を持ち出したり。

いやいや、待てよ。そんなことを思ってはならん。やはり、できるものなら
一発で合格して欲しい。うん、きっと通ってるぞ。今頃は小躍りして喜んで
いる頃かも知れない。電話が入るまであと何時間あるのだ?もうとっくに合
否結果が出てるはずなのに。合格やったらすぐにでも電話くれたらええのに
と、電話はこちらの就寝時間中はするでないと自ら言ってるのも忘れ。

やっぱりアカンかったのかな・・・
ガックリ肩を落としてしょげている姿まで目に浮かんできては、それを追い
払い追い払い・・・我ながらちぐはぐなことを考えて、何度も寝返りをうっ
いたのでした。(笑)

うむ、これで堂々と「英語圏外の国で生まれ育った帰国子女大学合格までの
親子珍受験戦争」なんての、書けるかも~~(笑)いや、ほんま、やります
よん。少なくともわがホームページでは!(ほんまにやってますのよ今。笑)

もいける、合格ほんとうにおめでとう。
これから帰国子女の底力を発揮して大いにやってください。
約束の合格祝いの自転車、買ってあげるから待っといてねん^^
ん?「転」じゃなくて「動」の間違いじゃないのか?あはははは。ブログや
ホームーページでしょっちゅう誤字を出しているわたしですが、今回は誤字
ではありませんぞ。しっかり間違いなく、「自転車」が約束の品なのだ。

たかが自転車と言うなかれ。それだって、あぁぁぁぁ、飛んでいく飛んでい
く~。なにがって?決まってますわよ、あれですよ、あれ。うちに足りない
諭吉さんでございます~(爆)

2004年9月26日

帰国子女枠大学受験は、夏が私立大学受験期で、国立大学受験の2月くらい
まで続きます。

10年くらい前までは、帰国子女はブーム(笑)もあって、比較的大学に受
け入れられやすく、主に英語と面接で入学決定されていたのですが、ここ数
年はその仕様が変わってしまいました。帰国子女がたいして珍しくもなくな
ったのです。

帰国子女枠の受験科目は国語Ⅰ、Ⅱ、英語(エッセイも含む)、日本語での
小論文、そして面接が加えられます。これでわかるように、帰国子女とはい
え、受験は結果的に国語、英語(スペイン語、ドイツ語、フランス語もあり)
の学力がものを言う、ということになります。

国語Ⅰ、Ⅱと言えば、古典は入らないものの、授業についていける日本の高
校卒業程度の国語力が要求されます。
国語力を試されるのがもうひとつ、日本語での小論文です。出される課題が
なにかは、その場になってみなければわからない。ただ単に、海外での生活
体験を書くのではなく、滞在国の時事、政治、教育にいたるまで、体験を通
しての確固たる自分の意見が求められます。

これは海外に滞在する子どもたちにとっては、普段からの大変な努力が要求
されることになります。

海外での成績、そして、その国における大学入学資格となる統一試験も審査
に入ります。日本語も日本の高校生並みの能力を求められ、海外での成績も
見られるのですから、傍が、
「ええやん、帰国子女って楽に入れるし」という見方は大きな間違いだと、
わたしも今回知らされざるを得ませんでした。

もいけると似たような環境の帰国子女、つまり外国で生まれ育ち、海外に
滞在する企業関係の帰国子女と違い、別方面の問題を抱えます。もいける
の受験体験はそのような帰国子女に少しでも情報源になればいいと思います
ので、もう少し生活が落ち着いてから、シリーズとしてとりあげて参ります。

もいけるは、ポルトガルの高校から日本の大学入学を果たした、恐らく初
めての帰国子女でしょう。巨人の星、地上の星ならず「ポルトの星」だ~
~と、補習校の先生たちに言われてます(笑)

ゆ~けゆ~け、も~いける~~~、ドンとゆ~け~(笑)


これがもう8年も前のことだとは思えないほどに、月日がいつの間にか流れ
去っていました。「大学を卒業してもいないというのに3年次でどうやって
就職試験が受けられるのだ?変なの」と考えたノホホン親子、卒業年の夏過
ぎに実はそれではもう遅いのだと慌てふためいて就職活動を始めた彼女でし
たが、その後東京にある会社に無事入社したのでした。

石の上にも3年という。3年職場にいれば何かを学べるというもの。3年は
辛抱せよ、との親の言葉の任期が終わったちょうど3年目のこの3月、き、
きっぱりと退職いたしやんした、我が娘^^;

モイケルよ、何もこういうことをきちんと守らなくたってええんじゃないの
ん?正社員としての雇用が少ない今時、多少冷や汗をかいてる母ではある
が、「院2年間の授業料は貯めた、もっと勉強したい」と言う彼女に返す
言葉もなく、言いたいことも引っ込めてしまいました。

そうだね、もっとしたいことがあるのなら、そしてその時期が今だと思うの
なら、やってみるといい。せっかく正社員として入社したのに。派手な生活
こそできないがボーナスだってあるし、安定した日々の営みはできるのに
もったいないと思うのは、そういう生活を望む者や親の老婆心の話かも知れ
ない。

安定した生活ばかり言っていたら、人生の冒険などはできない。世の中の多
くの人は、本当に自分がしたいことはこれだ、などと思いながら日々仕事を
して現状に甘んじているわけではないと思うが、そこから脱却しようと試み
ることができるのは限りない可能性を秘めている若いときこそだろう。

かつて、息子が音楽の道をと言い出した時に、夫はさほど反対するでもなか
ったのだが、わたしは真っ向から反対した。ポルトガルでは音楽で食ってい
くどころか食いつないでいくこともできないのを知っていたからだ。
また、大阪時代にずぶの素人であったわたしに歌姫のバイトが転がり込んで
きた時は、渡米の資金を作るために5、6年続けた経験がある。バイトと割
り切れる間は楽しいものだが、ミュージシャンたちの姿を少し垣間見ること
ができた。一生の仕事とするには才能と厳しい競争を勝ち抜いていくだけの
エネルギーがいるのだ。優しい心根では太刀打ちできないプロの世界である。

音楽をしたいのなら、とりあえず食っていける手段をまず整えよ。それでも
まだ諦めきれないなら、それからでもできる。本当にしたいことはいくつに
なっても始められるものだ、といい含めた。

リスボンの大学でITコースを修了した息子は遅まきながらではあるが結局、
現在は東京で働きながら音楽作曲の道を歩んでいる。本当にしたいことなの
だ、応援こそすれ、今はもう何も言うつもりはない。

己の道は己が決めよ。違ったかな?と思ったらその時は方向転換すればい
い。きっと別の道がある。

そんなわけで、我がモイケル娘、あと10日もすれば4年ぶりの帰省で3週
間ほど滞在し、8年前のように再び受験勉強に励むことになります。2年間
で授業料を作ったことには感心します。なにしろ、化粧品も買わずすっぴん
で通勤し続けたんだものね(笑)よくぞ頑張りました。

しかし、娘よ、授業料を作ったはいいが、これからの生活費はどうなるの
だ~~^^;そこが抜けておるのは、さすが母譲り、褒めてつかわす・・・

moikeru_joao08
2008年モイケル帰国時。息子はまだリス
ボンの学校でバイト中。こうして家族4人が再び揃うのはいつのことだろう。
モイケルの3匹猫のため兄妹が同時に帰ってくることは難しいのであります。


長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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テーマ:受験
ジャンル:学校・教育
2010年7月23日 

ハッと気がつけば、なんと数日更新してないではないですか!
やっと一段落の今日です。

nihongokyoushitu1
わたしのダウンタウンの土曜日日本語教室も1年を無事終え、1ヶ月半の
夏休みにはいりました。



spacesis: あ、パパとお話?
モイケル: うん
spacesis: じゃ、そっちのお相手しとってw 
      今、仕事のメール書いてるから。
モイケル: うん。パパが日本語、私がポルトガル語で話してるw
spacesis: あっはははは。あんたらw

とは、わたしとモイケル娘のスカイプでの会話です。

会社が退けて帰宅すると彼女はpcオン、そしてスカイプにあがって来ます。
その時間帯が自宅での日本語授業でない限り、わたしもたいてい待機してお
り、「ただいま~」「ほい、今日もお疲れさん。仕事はどうであったか?」
とスカイプで母子会話が始まるのがほぼ日課です。

これに時々、我が東京息子、職場の休憩時間中の夫も加わり、一家そろって
スカイプチャットとあいなるのですが、我が家の言語環境は雑多と言おうか
逞しいと言おうか^^;会話手段となる言語は下記の如し。

わたしとモイケル娘 →日本語
モイケル娘と東京息子 →英語
わたしと東京息子  →ローマ字日本語
夫と東京息子  →ポルトガル語
夫とモイケル娘 →夫はポルトガル語でモイケル娘は英語での応答@@
夫とわたし →断固、日本語!


さて、上の会話ですが、どうやらその日の夫とモイケル娘、普段それぞれが
使う言語を交換したらしい。

日本の大学を卒業し会社勤めを始めて、ポルトガル語環境を離れてからこの
夏で6年になる娘が、ポルトガル語健忘症になるのを慮ってか、はたまた、
自分がこの1年間ポルト大学の日本語夜間コースをとってきちんと習い始めた
日本語を使ってみようと思いたってか、いずれにせよ、2人とも面白いことを
してるではないかと感心したのだが、ふと自分が書いた上の言語を見て思った。

あれ?この中でポルトガル語を使っていないのは、わたしだけじゃん・・・・
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2009年7月6日
sora
晩御飯を食べようと食卓につこうとした一瞬、窓から見えた空の色。
うわ!きれい!ちょっと待って~と、夫を待たせてデジカメ構えた
空。夕日の赤い色が後ろの家の裏窓にも映って。
美しい夕暮れ時、ポルト夜9時半の空です。


この3ヶ月、エキストラワークが入っていたため、日本にいる子供たちが
家にいる時間帯とわたしが自宅にいる時間帯がかみ合わず、ゆっくり
メッセンジャーで話す機会が少なかった。

もちろん、ちょっと見かけては、「どう?そっち、大丈夫?」と短い会話の
やりとりはしていたが、すぐ「もう出かけるから落ちるね」が続いて来た
のだ。

先週でその仕事も終止符を打ち、今日は運良くといおうか、夕方7時
レッスン料をチャージしないので決して「運良く」なんて言えないが^^;)
久しぶりにモイケル娘と少しチャットできました。
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2008年8月30日

やっと一週間ほどの休息に入りました。
今日は久しぶりにモイケル娘の部屋の本の整理。
マンガ1
そうなんです、マンガの整理であります(笑)

これらの本はモイケルが4年前に日本へ行った時点で、一度は
んは箱にしまい込んでいたのですが、補習校の子供たちに読ん
でもらうために、一度箱からひっぱりだし、彼女たちが回し読みを
終え、再び箱に。
で、先学期、そろそろ読んでもいいお年頃のもう一人に、「貸して
ください。」と申し込まれ、またぞろ引っ張り出して貸し出し、返却
されて来たのでした。
言ってみれば我が家は「貸し古マンガ屋さん」(笑)

これらはほとんど全部、帰国する度に所沢の「ブックオフ」と言う
古本屋で一冊100円、200円のものを、モイケル娘が中学生の
時から買い集めて持って来たものです。
もちろん、内容チェックがてら、仕方ない、わたしも一緒に一通り
読みました(笑)

モイケル娘の日本語の話言葉の学習に大いに役立ったツールの
ひとつです。
わたしは小学生にはすすめませんが、思春期の中学生時代には、
こういうマンガに憧れる気持ちが分かり、我が娘にも大いに読ま
せました。もちろん、何でもというのではなく、上で言いましたように
内容をとりあえず確認しましたがw
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2008年2月16日
夕闇
★たそが~れに我が家の灯 窓にうつりし時
  我が子かえる日祈る 老いし母の姿(←まだだ。笑)
  谷間に灯ともしころ いつも夢に見るは
  あの灯あの窓恋し ふるさとの我が家♪「谷間の灯より」


週に二度通ってくれているお掃除のおばさんが、手術入院のため
休みをとってかれこれ3週間になります。
外での仕事、内での仕事をこなしながら、spacesis、なんとかこな
しておりまする。

さて、久しぶりに帰国子女話です。
土曜日の今日は職場が1時で終わり、毎土曜日には夫といつも
行くレストランで昼食をし、普段ですとその後、寝床直行のところ、
珍しく余力があったので、よっし!と娘の部屋の掃除です。

いえね、後2週間ちっとで、我がモイケル娘っ子、大学の春休みを
利用して1年半振りに帰って来るのであります^^
親から言い渡された「最初の2年間の帰国はならぬ」はかなりこた
えたようでしたが、気がつけばポルトガルを離れてはや3年半です。
彼女のポルトガルの見方がどんな風に変化しているかを知るのが
楽しみです。
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