2015年11月18日 

人の記憶力は意外と当てにならないものだなぁ、と、20数年ぶりに訪れたグエル別邸を目の当たりにして思ったことです。

グエル別邸は宿泊先から路電、数駅向こうで、この日は一人行動。雨でも降りそうな中を探していきました。

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周囲の住宅からは異を放っており、すぐ見つけられました。そして、あれれ?と思ったドラゴンの錬鉄の門は5メートルほど。もっともっと大きいと思っていました。

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わたしの記憶ではもっともっと大きいドラゴン門だったのです。このドラゴンは、11月15日の拙ブログで述べている、バルセロナの守護聖人、聖ジョージが退治したドラゴンかと思いきや、案内書を見るとそうではないとのこと。

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わたしの好きなガウディのドラゴン、「ラドン」

グエル別邸のドラゴンは、ギリシャ神話の女神「ヘラ」が持つ、ヘスペリデスの園にある黄金のリンゴを守っていた竜「Ladon 」のこと。Ladonはコウモリの羽と100の頭を持つと言われますが、黄金のリンゴを盗むヘラクレスに倒されます。

グエル別邸の門は、このギリシャ神話に基づいた、19世紀のバルセロナの詩人、Jacint Verdaguerの詩、「アトランティダ」ををモチーフにしているとのこと。

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別邸とは言うものの、当初のその計画は変更され、門番小屋と厩舎、庭園のみ。

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↑↓厩舎の建物と内部。中央に明かり取り窓がある。

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その明かり取り窓を外から見た様子。
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イスラム建築の香りがします。

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門番小屋                  
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グエル別邸はガウディが彼から請けた最初の仕事です。エキセントリックなガウディの建築はここでも見られます。訪問客はわたし一人でした。

入館料4ユーロ

では、みなさま、また。
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2015年11月14日 」

今日は、バルセロナで最後の夕食をとったレストラン「Botafumeiro」の案内です。

「Botafumeiro」の意味は、スペイン、サンチアーゴ・デ・コンポステラ大寺院で使われる、天井からぶら下がる大きな香炉のことです。儀式で、聖堂内で振り子のように振られます。もっと知りたいと言う方は、下記の過去記事にて取り上げていますので、どぞ。

サン・チアゴ大聖堂の大香炉・ボタフメイロ

レストラン「ボタフメイロ」は、バルセルナでも有数のシーフードレストランです。わたしたちはバルセロナ最後の夜食に行きました。

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入り口を入ると、右側には、クリントン前米国大統領、ウッディ・アレンを始め、これまでレストランを訪れた著名人の写真がズラリと壁にかけられています。

ワインは、ポルトガル北部でも知られる「Alvarinho」で、前菜から始まり、

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まぐろとチーズを盛り合わせた前菜。タレは醤油味。これはおいしかった

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前菜。シーフード。タラだと思われる。

そして、出てきたメインディッシュの量の多いのにはうわー!とびっくり!

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もちろん皿に乗っているのは4人分ですが、小食のわたしには、一人分でも、とても食べきれる量ではありませんでした。

サービスよし、客はみな、かにバサミ、かにスプーンを手に。必死にこれらのシーフードと格闘しておりました。一人分、締めて1008ユーロ(約14000円)なり!食べきれず、残した料理がうらめしかったわたしでありました。

さて、同じ食卓に着いた夫の知り合いで、現在はリスボンの病院に勤めるドクターの、「奥さんの(って、わたしのことですばい^^)ブログでポルトの写真をたくさん載せてくれて、嬉しいよ。長い間、離れてはいるが、自分はポルト出身だからね」との言に、

となった一幕もありました。

「げ!ど、どういう経緯で拙ブログにたどり着いたんでありんすかね??」とわたし。
「”Porto Sentido”がキーワードであるよ」と件のドクター。

なるほどなるほど。そう言えば、わたしはこの歌を何度かブログで取り上げているし、我がモイケル娘の過去ブログにもこのキーワードでたどり着けるのではあった。

「Porto Sentido(ポルト・センティード)」は、リベイラの哀愁をあますところなく歌いこんだ、ポルト出身の歌手、RuiVeloso(ルイ・ヴェローゾ)の歌です。わたしは「哀愁のポルト」と勝手に邦訳しているのですが、よろしかったらお聴きのほどを。



バルセロナの紹介が、最後はひいきポルトの話で終わるわけで、お粗末さまでございました。


インフォーメーション
レストランBotafumeiro
住所:Carrer Gran de Gràcia, 81, 08012 Barcelona, Spain
予算:1000円以上
予約を入れるべし。


ではみなさま、また。
  
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2015年11月6日 

バルセロ市街を見下ろす小高い丘にある、グエル園。
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宿泊したディアグナル大通りのホテルから歩くこと1時間半。知り合いの医者のカップルが一緒に行こうとなり。歩いている間に、別ホテルに宿泊中のもう一カップルとグエル公園前で合流しようという話に及び、なんだか、なんだかだぞ・・・と少し不安が横切ったのでありますが、これは後述するとして。

グエル公園は、元はと言えば、建築家ガウディとすっかり意気投合したグエル伯爵が、分譲住宅地として、計画、建設されたと言われます。正面のユニークな造りのファサードからに続く高い壁は、公園周囲をとり囲み、ここに住む人たちの十分なる保護の意味もあったようです。

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モザイクには「Guell」の文字が見られる。

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両脇のファサーダはまるで御伽噺にでも出てくるような^^
写真上、左は当時、運営事務所に使われ、下、右の建物は門衛所に使われていました。

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園内での住宅の建設は、日の当る場所に限られ、公園の総面積の50パーセント以上を緑地とする
設計だったそうです。居住者のために、多くのガウディの斬新なデザインが取り込まれたのですが、この計画は、全体の2区画しか買い手がつかず、しかも、1区画はグエル伯、もう1区画はガウディ本人が買うという状態で、失敗に終わりました。後にバルセロナ市に寄付され、現在にいたっています。

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グエル公園。下の入り口

20数年前に訪れたときは、無料で人もなく、自由に園内を歩き回ったものですが、グエル公園は2013年10月から有料化とのこと。入場券を買おうと思ったら、なんと、当日券は売り切れで、翌日の午後の分しかない、とのことでした。

天候があまり芳しくなかったことだし、雨でも降ったらどないする?それに、翌日と言われても、全員が来れるかどうかわかりません。そこで、公園内の無料区域を歩くことにしました。で、残念ながら、肝心のガウディ独特の色彩鮮やかなモザイク作品は見ることができないかったのでありました。ま、昔見たからいっか(笑

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Wikiより。有名なモザイクとかげの噴水。ここで、家族で撮った記念写真があります。

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Wikiより。モザイクベンチのカーブは「カサ・バトリョ」の屋上にあるドラゴンの背中を思わせます。

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歩行者用プロムナードとして造られた陸橋。下は陸橋下部。石で覆われたレンガだ。

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グエル伯爵は生涯、ガウディのパトロンであり続けました。

無料で散策できる園内の展望台から、公園が眺められる。園内を歩くこと約1時間半。合流して6人で歩いたのですが、男も女もほんとによく喋るのであります。喋ってたら周囲の景色が見えないジャン^^;と内心思いながら、わたしは先頭に立ってさっさと歩くのでしたが、結局、「お~~い、まだか?」と度々足を止めて待つ羽目に。できるものなら、旅行は単独に限る・・・

そして、朝から4時間近くも歩き、更にグエル公園から市街へと、これまた徒歩で3時間ほど進むのでありました。この日は日がな一日中、つまり昼食時間の1時間を除いて、結局7時間も、バルセロナの街を歩き回ることに、あいなったのでありました。いや~~、これにはいかなわたしでも、堪えましたぞ。

本日はこれにて。

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2015年11月5日 

10月24日から5日間、夫に誘われて行って来たバルセロナですが、徒歩1、2時間で到達できる範囲内は全て、そうしてみました。ということは、片道2時間のところは往復4時間ということで、実にいい運動になりました。

中でも、かつてぐる~っと周ったことがあるガウディ建築を、今回はゆっくり回ってみました。奇抜に感じられるガウディ建築は20年前に訪れた時も、今も、わたしにとっては魅力です。

Gaudi

↑カサ・ヴィセンス。 タイル商人ヴィセンスがガウディに設計依頼した別荘。1880年代建設されましたが、その後、人手に渡り、現在は2016年の一般公開に向けて修繕中との事。

ガウディの多くの作品に見られる錬鉄を使った柵が美しい。
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街の中心にあるカサ・ミラ。積み上げられた石のような形から「ラ・ぺドレイラ」(pedraha=石)とも呼ばれますが、曲線が美しい。しかし、もっと興味深いのは、屋上の煙突群です。建物は普通の住居ですから内部を見ることはできませんが、屋上の見学はガイド付きでできるとのことです。時間の関係上、残念ながらわたしは上ることができませんでしたが、Wikipediaから画像を拝借しました。

a href="http://blog-imgs-84.fc2.com/s/p/a/spacesis/gaudi_mila3.jpg" target="_blank">Gaudi
この画像のみWikiより

この不思議感。これらの煙突はまるで異次元の生命体であるかのようです。ガウディの作品に接触するに当り、この人の思想は、この人の信仰は?と、つい想像を広げてしまうわたしではあります。ガウディについては、そのひじょうに個性的な建築からして「彼が狂人なのか天才なのかはわからない、時が明らかにするだろう」と、ガウディが学んだバルセロナ建築学校長をして言わしめています。

 
Gaudi

↑街中にあるカーサ・バトリョ。カタルニア(バルセロナがある州名)の大ブルジョア、繊維製造業者バトリョ家のために、既にあった古い建物を改造した家だと言われます。このファサーダにも、カーサ・ミラの屋上にあるような、異次元を思わせる仮面のような、骨のようなデザインが見られます。

面白いのは屋根です。
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これは、ドラゴンのウロコがある背中だと言われます。また、横の塔はダブル十字で、一説には、この部分はバルセロナの守護聖人「聖ジョージ」のドラゴン退治を表していると言われます。
下はバルセロナの広場でお!と見つけた聖ジョージが竜を退治している場面の像です。
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「聖ジョージ」は英国王室とも深い関係があります。過去記事で、書いてますので、どうぞ。

トマール・キリスト騎士団修道院「大窓」シンボルの謎(2)
 
キリスト騎士団修道院・大窓シンボルの謎解き(3)

本日はこれにて。

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2015年11月 

20数年ぶりに訪れたバルセロナ、天候にはあまり恵まれませんでしたが、大いに歩き、楽しんで来ました。

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バルセロナで一番広く長いDagnal 大通り。

最初に行ったのは、息子が小学生、モイケル娘がまだ小学校にあがる前だったと思いますが、当時はポルトから車での家族旅行。サラマンカで一泊しバルセロナに到着、その後、ピレネー山脈を越えアンドラ王国に入ったのですが、それが、わたしたちの一番長い車旅行です。

さて、まだバルセロナ旅行の疲れから完全復帰していない今日は、小雨の午前中、滞在したホテルから徒歩で10分くらいのところにある リージャ・ディアゴナル(L’lla Diagonal) ショッピングモール内で見かけたこれの紹介です↓

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歩いて行く正面に、まるで待ってでもいたかのように鎮座ましますこの車!そうです、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクが開発したタイムマシン「デロリアン(DeLorean)」ではないですか!

2015年10月21日は、バック・トゥ・ザ・フューチャーPt.2で、主人公のマーティーがガールフレンド、ドクと共に、未来にタイムとラベルするという、その日付。ファンの間では去る10月21日が大いに話題になったのでした。

何を隠そう、このわたしも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」&「スターウォーズ」ファンなのであり、バック・トゥ・ザ・フューチャーは、繰り返しみて、同じ場面で繰り返し笑っているというマニアなのであります。
特にPt.1でのロックミュージックを演奏する舞台のシーンでは、何度見ても抱腹絶倒するわたしではあります。

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横からのデロリアン              

de_lorean2-2.jpg
デロリアン内部 前座席。日付が示されているはず。

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デロリアン後座席              

わたしの他にももう一人、この場に立ち止まって、同様にシャッターをバチバチ切っている若者がいました。前から横から後ろからと写真を撮っていましたら、なんと、最後には煙まで出してくれましたっけ(笑) 

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本日はこれにて。


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