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2020年4月30日 

前回記事の続きです。
enxoval、こと長持ちの中身は我が家の場合、布物が主になります。
    
マデイラ刺繍(大西洋に浮かぶマデイラ島の刺繍)や白・金刺繍(ポルトガル南部カステロ・ブランコの刺繍)をあしらったテーブルクロスやテーブルセンターは買うとなると高価なものです。
少し余裕があるときに準備してします。

他に手編みのテーブルレース、タオルにも端にレース編みを施します。色物はほとんど入れませんでした。
enxova1_1.jpg

下はクロス刺繍とレースで縁取りされた大きめの台所用布巾と丁寧な棒針レース編みをほどこした手拭タオルです。
日常生活の身の回り品にもこんな風に刺繍をしたりレース編みを縁取りにしたりして、ポルトガルの女性は少し手を加えます。温かみがあります。
enxoval3_1.jpg

↓こちらはモイケル娘にとアルダおばさんからいただいた棒針で編んだレースモチーフをつなぎ合わせたダブルベッドカバー。
enxoval4_cama_1.jpg

ぎっしり編みこまれて隙間なし。仕上げには何年かかかったようです。アルダおばさんは80幾つかで亡くなりましたが、我が息子にも一枚作りたかったのだけれど、もう体力と視力がないと残念がっていました。
enxoval5_cama_1.jpg
モチーフ。

ルイーザおばさん(夫の姉)から、モイケル娘にと毎年娘の誕生日とクリスマスに4個ずつ年に8個の金製の小さな玉をもらい続けてためて来ました。希望の数が集まったところで、宝石店へ持って行き作ってもらったネックレス。玉には、ポルトガル北部の伝統的な金細工がしてあります。同じデザインのイヤリングとネックレスにさげる金貨メダルは母のわたしから。

enxoval6-neckrace.jpg

↓子供たちが生まれて間もないころから立ち始めるまで、ベビーベッドに取りつけられた銀のお守り。「Deus Te Guie(神の導きを)」と透かしが入っています。これは夫が赤ん坊時代にも使われたそうで、70年以上の年期が入っています。銀ですから黒ずまないように時々磨きました。
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今回はモイケル娘の手元に届けられました。夫からわたしたちの子どもに、そして孫に、そのまた孫にと使われることを願っています。

下はわたしも夫の母親の若き日の姿。夫が15歳の時に亡くなったと聞かされる夫の父親を我が子たちは知りません。我が子たちからすると、額に入った父方の祖父母の写真です。
familytree1_2020.jpg

日本の祖父母の写真、それに、子供たちの赤ん坊のころのアルバムもそれぞれ一冊ずつあります。

album1_1.jpg
一冊は息子、もう一冊は娘。最初のページには両親の若き日の写真が。

その他、Enxovalには入っていませんが、クリスタル・デカンタ、銀の皿なども別所に保管。

グラス類や鍋かま類、12人分の食器類一式などを準備して行く人もいますが、これは場所を取るので大変です。デザインの好き嫌いもあるでしょうから、これらは準備しませんでした。

日本でも言われる「娘が3人いたら身代がつぶれる」という言葉はポルトガルにもあります。子供の結婚はさほどにお金のかかるものが多い。enxovalは、いっぺんに支度してあげることができない親の、嫁ぐ娘への思いやりと周囲の人々の「いずれの日」への祝福でしょうか。

挙式が決まるとenxovalの中身を頂いた人からもお祝いがあります。ポルトガルでは金銭であげるのは一般的ではありませんでしたが、最近は、嫁入り支度専用のブティックなどもでてきて、結婚する当人たちが、「わたし達はこれが欲しい」と品物をリストアップし、そのリストからこちらが選んでお祝いとしてあげるものの金額をブティックに払う、という新しい方法も取られています。

時間をかけてenxovalを用意するのは、娘の嫁ぐ日を夢見て思いを込めるのと同時に、いつかは娘を手放すであろう母親の、時間をかけた気持ちの準備の意味合いもあるのではないかと、わたしは思っています。

最後に、我が子たちのEnxovalにも入っているポルトガル伝統布ものや刺繍ものを取り上げてエッセイで紹介しているサイト、「東のポルト屋ブログ」が更新されていますので、是非、開訪れてみてくださいませ。

また、「東のポルト屋オンラインショップ」では、温かみのあるポルトガル手工芸品を紹介していますので、よろしかったら覗いていただけると嬉しいです。

東のポルト屋ブログ

東のポルト屋オンラインショップ

本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

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2019年5月26日 

水曜日以来、風邪で体調悪く、日本語レッスン以外はぐったり床に臥しておりました。近頃は無理が利かなくなってきたのに自分でもがっくりです。

どこぞで見かけたこの言葉に、

人生は七十歳から
七十歳にて お迎えあるときは、今留守と言え
八十歳にて お迎えあるときは、まだまだ早いと言え
九十歳にて お迎えあるときは、そう急がずとも良いと言え
百歳にて お迎えあるときは、時期をみてこちらからボツボツ行くと言え

というのがありましたが、床に伏しながらただ今留守でございますと強がっていました。

明日当たりは風邪も抜けるかなと予感、今朝は我がモイケル娘と久しぶりにスカイプで話しました。

「こっちは真夏日だ~」で始まり、「今日のポルトガル語クラスはうまく言った」と言う。実はモイケル娘、この春から某大学の事務局の仕事を週4にしてもらったのだが、飼っている3匹猫の面倒もある程度見られるし、家のこともポルトガル語準備もあまり焦らずできるという。

共稼ぎできちきち働いていると、家事も気になるだろうが気持ちの余裕がなくなりがちであろう。収入は減るが、元々大して体力がある子ではないので、それ以上、時間を切り売りせずに済むならそれがいいとわたしは賛成している。

さて、そのポルトガル語クラスだが、教える側も学ぶ側も時間に縛られているのだそうで、月1でしかできないがと、ポルトガル語入門講座を始めたのが、結構続き、今日は8回目、動詞の「ter(持つ)」と取り上げたとのこと。

日本人向けのポルトガル語(ブラジル語とは少し違う)テキストがほとんどないので、娘、毎回のテーマに合わせて、自作である。

portugalgo2.jpg

初心者用のテキストを作成するのは時間もかかり、難しいことをわたしは知っている。仕上がったテキストを何度か見せてもらったことがあるが、ひゃ~、これは大変だと思った。同時に、ひょっとして、初級1のテーマが終わったら、これ、出版できないものかとも思ったほど、うまい出来具合であった。って、身びいきか(笑)

自分の猫の画像を使ったりもしている。
とある歌をヒントに下のフラッシュカードも作ったんだけど、何の歌か分かる?と聞く。

portugalgo1.jpg

ペン、りんご、パイナップル・・・待てよ・・・
♪I have a pe~n
 I have an apple
 Apple pe~n!
 I have a pen
 I have a pineapple
 Pineapple pen!I

と、種明かしを聞いて、え~~!PPAPじゃん、のわたしであった。
これ、ポルトガル語だと、

♪Tenho uma caneta (TenhoはすでにI haveの意味になる)
Tenho uma maçã
Mação Caneta!
 Tenho uma caneta
 Tenho uma ananás
 Ananás Caneta!

歌のタイトルのPPAPもCAMC(セー・アー・エム・セー)となり、これで朝から大笑いしていたのだが、時節に叶った話題を学習に取り上げられるのも、時に応じた手作りができることである。これじゃ、生徒も乗るだろが、乗せすぎるなよ~と、思った次第。

個人の語学教室は大きな宣伝ができないので、地味に続けていくしかないのだが、いい授業をしていると、口コミで徐々に生徒が増えていくことにつながる。娘よ、がんばってください。

もうひとつ、こちらも、宣伝が行き届かないので、気長にのんびりと趣味の如く娘が運営しているのが、「ポルトガル雑貨オンラインショップ 東のポルト屋」。最近、徐々に購入されてきているようです。

興味あらば、おでかけしてみてください。年に2度ほど市川などで販売会をしています。
https://www.facebook.com/mikeyinPorto/(ポルトガル雑貨オンラインショップ 東のポルト屋)
↑フェイスブックサイトの方が雑貨がたくさん紹介されてあります。

http://www.higashinoportoya.com/ (東のポルト屋)

本日はモイケル娘の話と宣伝とに相成りました。

本日はこれにて。
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2018年10月17日  

このところ、野暮用でパソコンに向かい文章を書く時間がなく、気付けばなんと一週間も間を開けてしまいました。訪れてくださった皆様には、お詫び申します。

野暮用については、そのうち種明かしをいたしますれば。

先週末はポルトガルをハリケーン「レスリー」が通過する、とのニュースにびっくり!ポルトガル語では「Furacão(フラカォン)」と言います。40年近くポルトに在住しますが、こんな話は聞いたことがありません。

テレビのニュースで盛んに警告するもので、飛ばされないようにベランダのハンギングバスケット植物をすべて床に置き、窓のブラインダーもしっかり下ろしてハリケーンに備え、早めに就寝でした。

珍しくその夜は熟睡したようで、目が覚めたのが6時半、あれ?と思い、娘の部屋のベランダから外を覗いて見ると、いつもと変わらぬ通りの景色が目に入りました。どうやらハリケーンは強度を弱め、ポルトガル北部をそれて、リスボンからコインブラ周辺に入り、幸いにハリケーンから嵐(tempestado)に格下げ(!!)となったものの、進路にあたったコインブラはかなりの被害を被ったようです。

furacaoleslie.jpg

イベリア半島を過去にハリケーンが襲ったのは1842年とのことですが、今年の夏の暑さにしろ、これまでなかった異常気候に加えて、ハリケーンや竜巻などのニュースを近頃はポルトガルでも耳にするので、地球の大気の流れの変化で今までなかった所でハリケーンやサイクロンが発生したりと、
気候の変化に不安を抱かせる最近の出来事です。

さて、本日は我がモイケル娘が運営するオンラインショップ「東のポルト屋」の紹介です。
これまでに何度か紹介してきましたが、今回は新しいアイテムも色々取り上げていますので、改めて紹介させてください。

https://www.facebook.com/mikeyinPorto/

porutoya.jpg

店主は相変わらず本業で多忙なようで、アイテム撮影の時間がなかなか取れないのだとこぼしていますが、Facebookサイトもありますので、ご案内いたします。

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コルクのショルダーバッグ

昨年同様、今年も11月に市川市で即売会をするようですので、その時はもう一度ご案内いたします。
本日は短文ながらこれにて。
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2018年9月13日 

9時から5時まで仕事をし、夫がいて、その上、オンラインショップを運営するのはなかなかたいへんだろうと思います。
その夫と言うのは、我が婿殿に当たるわけですが、共稼ぎゆえ、家事は二人で分担して、先に帰宅したほうが料理当番になるという娘夫婦、男も料理ができるほうが、いざという時に助かるし本人にとってもいいとは、わたしの意見です。

自分では決して包丁を持たない我が夫、こちらがくたびれてしんどい時などは、どないかならんものかなぁ、と、時々不満に思ったりするのが本音ですぞ。我が家は和ポ折衷料理でありますから、それを夫に望むは無理というものと知ってはおるのですがねw

一生死ぬまで料理当番かぁ、だって、こっちもある程度仕事してるんだよねぇ、とふと漏らした日にゃぁ、夫曰く、「いいよ、一週間交代でも。その代わり、僕の当番の週は外食だ」って^^; 毎日油っこいポルトガル料理もいやだぁ、となるのであります。日本のようにポルトガルではできあがりの惣菜が皆無なので、ご飯作りは楽ではないのです。

あら、モイケル娘のオンラインショップを宣伝しようと書き始めたのですが、愚痴にそれちゃったよ(笑)
というので、閑話休題、話を本題に戻しまして、以前にも紹介させていただいたポルトガル雑貨オンラインショップ「東のポルト屋」、新着商品を案内しております。

店長ソデとその母親の自己満足テイストで紹介していますが、お時間あらば、どうぞ一度ご足労いただきたい。まったく宣伝していないので、知る人は少ないと思うのですが、ひょっとすると気に入るものに出会えるかもしれませんぞ^^

まだまだ色々な品があるはずなのですが、本人曰く、「撮影する時間がな~い!」
ダメじゃん、それじゃ商売にならんぜ、と思うおっかさんでありますが、ふと我がことを振り返れば、ぬぬ?どこぞで聞いたことがあるセリフである。

日本語教室やってますが、同僚のご主人をして「これじゃぁ、もうからないねぇ。君ら二人じゃ、放っといたら赤字になる」と言わしめているのであります。

いや、もう知ってますって。安い授業料に出世払いにしている生徒も何人かいたりして、これに税金を払ってガソリン代、駐車料金等を入れると、多分そんな具合でしょう。

加えて、「どうしても日本語を続けたい」11人のグループを引き連れて、今回は小さなレンタルスペースを借りて続けることにしましたが、長年教えてると生徒も我が子のように思われ、そろそろこの辺で終わろうという気になれないのです。ここがわたしのダメなところかも知れない。生徒には色々な先生にあたって、教えてもらったほうがいいかもなぁ、と思いながら、つい情に引きずられてしまいます。

商売になっとりませんが、教えることを楽しんでいる自分がいます。ま、これでいっか!と、似たもの親子のすることであります。

と言うので、おっかさんのほうは、自宅の個人授業はほぼ全員夏季休暇から戻ってきましたが、グループ授業も来週から新たな場所で出発することになっています。

モイケル娘の方は、今回はこんなのや↓
pi-man.jpg

こんなのも↓出しておりますので、ちょっと覗いてやってくださいませ。
prato_galo.jpg

あ、そうそう、名付けてねずみのアナトール」のチーズトレイもあるんだが、お~い、もいちゃん、それはどないなっとるのん? アズレージュのトレイも出してくれぃ!

 「東のポルト屋」サイト、まずは店長のプロフィールからどうぞ。
http://www.higashinoportoya.com/about/

いや、プロフィールは結構、トップページをと言う方はこちらからどうぞ。
http://www.higashinoportoya.com/

では、本日はこれにて
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2018年1月17日 

久しぶりにポルトは雲ひとつ無い真っ青な空です。

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こんな青空の下、自動車道路で車を走らせ、今日は10時から某企業のおエライさんの日本語レッスンへ行き、その後スペイン系のデパート「エル・コルテ・イングレーズ(El Corte Inglês)」で買い物をして着ました。

店内では1月に入るなりすぐバーゲンセールが始まったのですが、実は先週夫に話して許可を得、買ってきたものがこれであります↓

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スーツケース、うふふふ。 もうすぐ帰国かって?いえいえ、まだちょっと先になるんですけどね、気が早いのと、4割引というのに惹かれ買ってきました。3年ほど前に買ったものにまだ十分使えるのがあるのですが、実はこれ、二つ持っていくスーツケースの一つなのです。

数年前から、23キロの手荷物がを二つ持っていける、持って来られると言うので、昨年までスーツケースは一つにし、もう一つは段ボール箱に日本食品等をぎっしり詰めて持ち込んでいたのですが、こちらの空港で通関する時、必ずや止められるのです。

段ボール箱が係員の目を引くのじゃないか?と思ったもので、今回は少し小さめのスーツケースを買ってきたというわけです。これにぎっしりと本やら食品やら詰め込んで来るのさ!と考えて眺めるだけで、思わずうっふっふなのです。単純なわたくしでございます。

みんな、春になったら行くからね、待っててや!

これは閑話休題として、さて、本日の本題、「東のポルト屋」。
我がモイケル娘が店長なのですが、クリスマスから10日間ほどの休暇をとり、「東のポルト屋」サイトをもっと賑やかにしようと手を入れる予定だったのが、風邪でダウンしたようでせっかくの休暇もクリスマスも正月も寝て過ごしたようです。

幸い、婿殿が厨房に立つをいとわぬ御仁なので、娘の食事はあまり心配なかったのですが、こういう時、すぐに飛んで行って手伝ってあげられないのが、母として残念です。

そんな訳でサイト更新が遅々として進まず、代わり映えしなかったのですが、やっと少し手を入れ始めたようです。
トップページはこちら→http://www.higashinoportoya.com/

今回はポルトガルの伝統刺繍のひとつ、フィレ刺繍もこちらで見ることができます。
http://www.higashinoportoya.com/bordadofile/

この手作りのフィレ刺繍ですが、わたしはファンです。日本の友人知人には必ず持っていくお土産のひとつなのです。まだ、ポルトが今のようにツーリストが訪れず、寂れていた頃、(それがまたそれなりによかったのですが)暇を見ては良く歩き回って写真を撮っていたのです。

ダウンタウンのとある伝統手芸品を売る店で見つけ、すっかり気に入ってしまったのです。以来、その店に立ち寄っては買い付けるのですが、中には注文して作っていただいたものもあります。

フィレ刺繍は後継者がいなくて、なかなか目にしない伝統工芸です。とても残念に思い、わたしはブログではもちろんのこと、ヨーロッパ在住の日本人会員向けの雑誌にも取り上げて、紹介しています。

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フィレ刺繍の大きな作品。

ショップで扱っているのはモチーフですが、大きいものに興味がある方はあちらでお問い合わせください。

こちらはポルトガルのキチン雑貨です。
http://www.higashinoportoya.com/kitchen/

お時間がありましたら、是非「東のポルト屋」にお立ち寄りくださいませ。冷やかしでも結構です^^

また、サイト右欄では「ニュース・ポルトガル」もいつの間にか更新しています(笑) 日本で今ブームのAnelloリュックについても一言、書いています。

と、今日は、親バカなのでありました。本日はこれにて。
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