2007年2月26日
coimbra1
★ヨーロッパの最も古い大学に数えられるひとつ。旧コインブラ大学の法学部

1月20日に行われたポルトでの今年の漢字検定試験、結果が出ま
した。我が日本語教室ベスト・スチューデントの26歳のルイス君、
見事3級に合格です。
正解率85%の成績でした。

日本に一度も行ったことなく、週に一時間だけのわたしとの日本語
レッスンですが、かれこれ6年になります。(漢字の指導をしてい
るわけではありません。)
ご両親は決して貧しいのではありませんが、大手のスーパーで働き
ながら大学で学ぶ勤労学生です。 
大学のコースを終えるのにあと一息。来年こそは、日本への留学の
夢を果たそうと1月からは仕事を辞め、コースの勉強に専念して大
学を終えるべく準備に入りました。
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2007年2月25日

「群盲像を評する」という諺がある。

盲人たちが一頭の像に触り、それぞれが像とはいったいどんな動物
かと語ってみることを言う。
英語では、It´s the elephant in your living room.と言う。
足に触る者、耳に触る者、鼻に触る者と、触る箇所によって色々に
言い、全体像が見えない。
同じものを論ずるにしても、その印象も評価も人によって違い、
一部分だけを取り上げただけでは、全体は見えない、ということを
言っているのである。

先週土曜日から風邪で寝ている間にゆっくり読んだ雑誌の記事に、
日本人の怒りを買ったマッカーサー発言の「日本人は精神年齢12
歳」の真意は侮蔑ではないと、前バンクーバー総領事多賀敏行さん
という方が書いてあった。
この方は国立国会図書館へ出向き、その言葉のある箇所の前後10
数ページを読み、日本人を侮辱したというニュアンスで引用されて
いるこの証言が、どのような文脈で飛び出したのかを調べたので
ある。
証言録を読んだ氏は、「マッカーサー本人は、主観的に日本を守ろ
うとして、日本を軽蔑するつもりがなかったのは、文脈から明らか
である」との結論に達したそうだ。

こういう話を聞くと、先だってからの大臣の「生む機械」発言を
始めとし、諸々の、ああ言ったこう言った類の報道にも同様に言え
るのはないかと思った。
もちろん、大臣の例え話をわたしは肯定しているのではない。
わたしたちの日常にも、言葉の揚げ足をとられ、その部分だけが一
人歩きして、いつの間にかとんでもない誤解をされてしまっている
ことも、気づかないままあるのではないかと思った。

全体像を見せずに、こっそり悪意を吹き込んで言葉尻だけ垂れ流さ
れたらたまらんなぁ、とそういう害を受けた経験があるだけに、既
に鬼籍に入っているマッカーサーさんに少し気の毒な気がしない
でもない。
そして思った。物事を例えて言うことは、聞く人には解りやすいか
もしれないが、その取り上げ方に大いに注意すべきであると。

わたしたちは、こういうエレファント的判断をもしかして毎日のよ
うにしているのかも知れない。
瞬時に視覚に入ったもの、耳に入ったものを通して、浅はかな自己
判断をしているのかも知れない。
像に触る群盲のひとりのように、いとも簡単に物事を判断、評する
ことを控え物事の全体像を見ないといかんなぁと思ったのでした。

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2007年2月22日

下の写真、新聞記事で写りが悪くて申し訳ないのですが、よっく見
てください。
レッカー車に車が引っ張られる、よく見かける光景です。
が、問題はこの場所です。メトロ駅構内の線路上なのです~

メトロ新聞記事

写真のこの駅は、隣町ガイアとポルトを結ぶイエロー・ラインのサ
ン・ベント駅です。
ガイアから入ると下にリベイラを眺めながらドン・ルイス一世橋を
渡り、すぐにトンネルへ入ります。
 
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2007年2月19日

今日は我が子たちの日本語教育ではなくて、英語の方を。 

夫もわたしも英語を自由に操るというわけではありません。
が、わたしたちが出会った頃、夫の日本語は皆目ダメで、わたしは
ポルトガル語など耳にしたこともありませんでした。
二人の意思をなんとか通じさせる手段が、英語でした。

当時わたしは海の向こうの文化の香り、英語に興味を持ち独学して
いて、いつかアメリカへ行ってみたいとの夢が徐々に実現されつつ
あり、英語で話すことは、わたしにとって学んだことを生かすチャ
ンスでこそあれ、少しも億劫ではありませんでした。

1978年1月に終にその夢を果たさんがため渡米して、アリゾナ州
ツーソンにあるアリゾナ大学でESLコースをとった頃の思い出話
は、当ホームページサイト「アリゾナの空は青かった」に拙い文で綴って
あります。

発音云々を別にして、英語のみならず母国語でない言葉で、日常会
話の域を出て、自分の思うことを日本語同様伝えられるかというこ
とになると、これは中々に難しいことだとわたしは思います。

子どもたちをOporto British Schoolに送ることになってから後は、
周囲はポルトガル語、母親であるわたしとは日本語、学校では英語
でと子どもたちは幼い頃からして3ヶ国語をたまたま耳にすることに
なったわけですが、英語も学校に任せきりにはせず、家でわたしが
できる範囲内のことは?と方法を探ってみました。
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2007年2月18日

後2週間で日本へ発つというのに、準備が始まらない^^;
旅行かばんはとりあえず娘の部屋でデンと中身を入れられるのを待
っているのですが、こんな時期に、思いのほかの雑事が入ってきて、
そちらに時間をとられ、おまけに、「ここ2年ほど風邪をひいてな
い^^」と、どこかで自慢した矢先に、日本語教室の生徒にうつ
され(絶対あれだ!w)寝込む始末。

さて、息子が一週間ほどのカーニバル休暇を利用してリスボンから
帰っている。

ブリティッシュ・スクール幼稚園時代からの友人で、現在ではポル
トに住んでいるJasper君の絵画個展のサポート客(笑)として出か
け、一昨日昨日と朝帰り。
jasper

で、土曜日の新聞を読んでいましたら、「あら!」Jesper君、大き
な記事で取り上げられています。 

「自宅を開放して絵画個展を開く画家」とあります。
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2007年2月15日
ponte-mariapia
★ドウロ川に架かる七つの橋の一つ。マリア・ピア橋。後ろに見え
 のはサン・ジュアン橋。


日本にいるモイケル娘が地方でアパートを探している。
礼金2ヶ月、敷金1ヶ月、そんでもって仲介屋さんの謝礼に1ヶ月
だと言う。ちょ、ちょと待て~~。
それで退去するときはなんぼ返却されるの?と聞いたら、礼金は返
ってこない、敷金も下手すると同様だと言う。
引越し貧乏とはホンマ、よう言うたものだ^^;

これまでのアパートは、借りるとき謝礼云々がどこにも書いていな
かったので、礼金なし、敷金一ヶ月だけでいいと思っていたら、最
後には結局仲介屋さんに一か月分ふんだくられ、最初からちゃんと
明言してよ、となんだか誤魔化されたような気がしたものだ。
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2007年2月14日
花束

夕べ帰宅するなり夫が、「はい、これ」と、薔薇とアマリリスの大
きな花束を差し出してきた。
食事の準備でエプロンしめて「え?え?」と言うわたしに、
「明日のバレンタインデーは仕事で帰りが遅くなる。だから、今日」
だと言う。

そうです。ポルトガルでは、(あるいは我が家では?)女であるわ
たしからでなくて、夫からもあるのでして^^

一年の内こんな風にわたしが花束を贈られるのは三度ほどあります。

バレンタインデー、誕生日、そして結婚記念日。(←去年はふたり
ともうっかり忘れたけどw)
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2007年2月13日

「バレンタインデーにはチョコレートを」は19世紀後半にイギリ
スのキャドバリー社が美しい絵の付いたチョコレートボックスを
発売したことから始まるそうです。

ポルトガルも日本ほどではありませんが、この日はチョコレートを
プレゼントするのが今風です。
しかし、かつてはチョコレートではなくて、美しい手作りのハンカ
チを愛する男性に贈るのが慣わしでした。下の写真は探し求てやっ
と手に入れたものの一枚です。
恋人たちのハンカチ2


いかがですか?素敵でしょう?
こんな素敵なハンカチは、男性よりも女性に喜ばれそうです^^

ポルトガル語で「lenço de namorados」と呼びます。
lençoはハンカチ、namoradosは恋人たちを意味し、わたしは直訳して
「恋人たちのハンカチ」と呼んでいます。

もう少し詳しく呼んでみたい方はこちらまでどうぞ。

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2007年2月12日 

27年も日本を離れていると、日本の暦からついつい意識が遠のい
てしまいます。
日本の暦が毎年横浜の知人から届けられるようになって、かれこれ
7、8年になるのですが、そのとき、自分が知らなかった祝日を見
つけたのにはびっくりしたのでした。

まず、振り替え休日。わたしが日本にいた頃にはありませんでした。
そして、みどりの日、海の日、4月29日の昭和天皇誕生日がいつ
のまにか昭和の日、12月23日の今上天皇誕生日。
1月15日を成人の日と信じ切っていたわたしは、それが変更され
ていたのには、アッと驚いたものでした。

振り替え休日については、それまで諸外国から「働きすぎだよ、君
たち」と、懸命に働くことはいいことであるはずなのに、それがど
ちらかと言えばひんしゅくをかって「ワーカホリック」の造語まで
与えられたサラリーマンの国日本も、いよいよ欧米並みの休日制度
をとりいれるのかと、却って安心したものです。
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2007年2月8日

午前午後と生徒さんが風邪のため、日本語教室は突然キャンセルに
なり、なんだか儲かったような気がしてしまったわたし(実際には
実働なので、働かないと収入にはつながらない。笑)、大分前に
写真を撮り、アップしようと思いながらまとまりがつかないでいた
のですが、今日、その時間を使って更新してみました。

ポルトでも最も古い、レトロ感覚のカフェです。
    cafemajestic

ダウンタウンにあるcafé Majestic(カフェ・マジェスティック)、
ここの内装、特にわたしは彫刻にひかれます。
また、このカフェのベル・エポック風の雰囲気が、かつてわたしが
日本で歌姫のバイトをしていた老舗のビアハウス「アサヒ・ビアハ
ウス」にどことなく雰囲気が似ているのです。
それは店内が少し薄暗く、重厚な木を使った椅子とそれに施された
彫刻、さらにテーブルに使われている大理石も、アサヒ・ビアハウ
ス店内の大理石円柱を思い起こさせ、ポルトではひとりでカフェに
入らないわたしも、ここは好きでダウンタウンを散策した後、時々
利用します。

このカフェは、友人とおしゃべりに入るよりも、店内で流される
ピアノ曲のBGMを聴きながら店内を眺め僅かの間をぼ~~と過ご
すのが好きです。
 
コーヒーのお値段は普通の2,3倍しますが、それでも、清潔で
しっかりしたサービスをしてくれるウエイターも太鼓判。
ここへ一緒に入る相手は、今のところわたし自身と夫のみ^^

ご案内いたします。下記までどぞ^^

ポルトガル・ロマン:spacesisの歩くポルトの街「カフェ・マジェスティックを読んでみる。

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テーマ:ポルトガル
ジャンル:海外情報
2007年2月6日

わたしには二人の子どもがいるわけですが、日記やブログの帰国子
女物語を読む方から、
「お兄ちゃんの方はどうなっているのか」
との質問を時々受けることがあります。

モイケル娘は日本の大学進学を夢見それを実現させて今春からは日
本の大学3年生。
日本社会に身をおいて生きてみようというのが恐らく今のところ彼
女の考えていることでしょう。
          
では、幼稚園から中学3年生までの11年間のBritish School、そ
の後の現地校、いわゆるポルトガルの私立高校3年間と、娘と同じ
教育歴史をバックグラウンドに持つ、現在26歳の息子はと言いま
すと、リズボン大学を終えました。
彼も恐らくほぼ完璧なバイリンガルだと思いますが、その二言語は
英語とポルトガル語です。
海外子女教育財団の通信教育(国算理社の4教科です)、土曜日の
補習校と、これもモイケル娘同様に両者を9年間続けましたが、日本
語はいつの間にやら、読み書きが億劫になったようで、今では会話
ができる程度になってしまいました。

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2007年2月5日
夕闇07年1月
★なんの変哲もない夕闇が迫る景色の中に、
 自分の名前が呼ばれたような気がするのはなぜだろう・・・


時折、なんにもしないでぼーっと休みたい怠け病に襲われることが
あります。

しょっちゅうじゃないのかって?w いえいえ、とんでもない。
嫌いなことにはそうですが、本を読んだり考えたりということに関
しては、ない頭なりに毎日のように使ってるもんです^^

こういう日は、夫には大変申し訳ないが、己の心と体の声に耳を傾
け素直になることにします。
充電期に入れ、ということでしょうか。

ここのところ、そういう気持ちがだらだら続いており、かといって
仕事は簡単に放り出すわけにも行きません。
仕事と言っても、家の中で教室をするくらいと、後は毎土曜日の学
校ですから、毎朝でかけてみっちり外で働く世の皆さんに比べると、
楽なものかも知れませんが、これは体力や経験の関係で人によって
違うものです。

わたしの場合はたいていこれが土曜日の午後遅くにやってきますの
で、そういうときは帰宅後まっすぐベッドです(笑)
ベッドで横になり眠るのかと言うと、そういうことはまずなくて、
じっくり本や雑誌を読みふける(笑)
思うに、夫などは「ワイフ、本が読みたいがためだな」くらいに考
えているのではないかと^^;
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2007年2月4日

木曜日にクリニックへ連れて行き、一晩入院、連れ帰ってきた我が
家の5匹ネコの中でただ一匹のメスネコ、チビ。

ご覧のように、嬉しそうでは勿論ありません。
        chibineko

首の周りにぼんやり見えるエリザベス・ カラー(ネコが術後の
お腹の傷をなめないようにするための襟)ですが、クリニックで
してもらったのは下の写真の襟。
エリザベスカラー

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2007年2月1日
段々畑の家
★ポルトの段々畑の家とフニクラ。左に小さく見えます。拡大して
 ご覧ください。


遅い晩ご飯が終わって、パソコンで仕事をしながら、何気なくテレ
ビに目を向けると評論家であろうか、紳士が「mangaムニャムニャ」
と話しているのが目に入りました。
ん?マンガがどうしたの?と思わず、キーボードを打っていた手を
止めて画面に見入ったのです。
マンガはポルトガル語でmangaとなっているくらい、若者の間では
sushiと並んでポルトガルでも日本文化のひとつとして、人気が
あります。

数年前までは「キャプテン翼、ドラゴン・ボール、ドラえもん、
流浪人剣心(←これはわたしもマンガ本で楽しんだw)」などが
絶大な人気を得ており、その他にも、わたしが知らないアニメが
たくさん放映されていました。
子どもたちから大学生まで、原語である日本語そのままにポルト
ガル語の字幕がついたのやスペイン語のやら、ポルトガル語に吹
き替えしたのやらと、日本文化としてのマンガ・アニメの勢いは
かなりなものだったと思います。
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2007年1月31日
ゆりかごの唄


♪この道はいつか来た道  ああ、そうだよ アカシヤの花が咲いてる 

20年ほども前に日本から持ち込んだ、たった一本の日本の歌のカ
セットテープがこの歌で始まるのでした。
          
イントロの「この道」の出だしの後は、幼い頃や日本に思いを馳せ
るような、情感たっぷりな美しい間奏が入り、「赤とんぼ、七つの
子、叱られて、花、雪の降る町を」と続き20曲ほど日本の愛唱歌が
入っています。

このテープは岩崎宏美さんが気取らずさりげなく、それでいてとて
も美しく歌いあげていました。

子供達が幼い頃から、わたしはこのテープを何度となくかけて聴い
てきました。

それはリビングの椅子に腰掛けて音楽に耳を傾けるという形ではな
く、アイロンをあてながら、または台所で食事を作りながら、時に
は編み物をしながらという風に。
          
少しキザに聞こえるかもしれませんが、音楽はわたしにとって、
人生を導いてくれたり励ましてくれたり、安らぎをくれたり思い出
のあの頃に連れていってくれたりする、心の拠り所のようなもの
です。
           
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