2008年7月29日

随分長い間ポルトガルに住んでいますが、今夏のような気候は
記憶を辿ってみても思い当たらない気がします。

7月だと言うのに、涼しいのはまだとして、このところよく小雨が
降っています。
7、8月のポルトガルは通常カラッと晴れて雲もない真っ青な空が
定番なのに・・・先週金曜日の朝早くに出かけた時から出先でも
ずっと雨が降ったりやんだり。
帰路もポルトに入るなり雨がサーッと降ってきました。
そして昨日今日のポルトの気温、真夏だっちゅうのに21度~@@
秋を思わせる少し寂しげな周囲の風光です。

さて、二泊三日の小旅行でしたが、行き先はこのお城のある町!
シントラ・ペナ
ポルトから車でリスボンへ、更に走ることの30分。
Sintra(シントラ)と言う小さな町です。
シントラはその昔、イギリスの詩人バイロンが「エデンの園だ」と
賞賛したとも言われます。
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テンプル聖堂1
エピローグ
 
聖堂騎士団(テンプル騎士団)にまつわる話はその結成から終焉
に至るまでミステリーに満ちている。

聖堂騎士団は西欧中世期に於ける三大騎士団の一つであり、
正式名を「キリストの清貧騎士団・ソロモン神殿の騎士団」
(The Knights of the Temple ・the Poor Soldiers of the Temple 
とも称される宗教的軍事的団体です。
Templeとはソロモン神殿のこと。

12世紀の初めにフランス人ベルナール・クレヴォー(後の聖ベル
ナール。シトー会クレヴォー修道院の創立者。)により任命を受け
たユーグ・ド・パイヤンをグランド・マスターとする9人(11人と言う
説もある)からなるこの騎士団が後に聖堂騎士団として知られる
ようになります。

聖堂騎士団は表向きは聖地エルサレムへの巡礼路警護として
いましたが、彼らの行動はその目的から逸脱しており、もっぱら
したのは、ソロモン神殿の跡地に宿営して、9年近くもの時間を
神殿の丘の地下発掘に費やたことだと言われます。
 
フランス、プロヴァンス、シャンパーニュ、イングランド、トスカーナ、
更にアラゴン、ガリシア(スペイン)スコットランド、ノルマンディ、
ポルトガルが騎士団勢力の主だった中心地となり、騎士団に
寄進された彼らの不動産は、バルト海から地中海、大西洋岸から
聖地にまで及ぶ広大なものでした。

しかし、聖堂騎士団が大きな城を所有できたのは、アラブ人との
戦い(アラブ人からの国土奪回戦争=レコンキスタ運動)に不可
欠であったスペイン、ポルトガルに限られていました。

トマールの「テンプル・キリスト騎士団修道院」がそのひとつで、
ポルトガルに於ける騎士団の総本部でした。 
シリーズの初めは円堂(聖堂)から。聖堂も二回に渡ります。
                      
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2008年7月22日
トマール
★トマール・キリスト騎士団修道院の巨大な窓にある不思議な
シンボルのひとつ。


今日は昨日アップするはずが、うっかり忘れてしまった日記です^^;
↓ここから

週末土曜日の仕事が一昨日で一段落、そちらは今日から夏休
みに入りました。
我が自宅日本語教室も先週金曜日で全て9月までの休暇に。
残るは企業の出張日本語個人レッスン、今日の朝の予定だった
のですが、昨日電話が入り、
「せんせい、まだメキシコです。明日の朝しかポルトに着きません。」
 あらら~~(笑)

というので、今日は自由の身。
ところが、日々スケジュールいっぱい、カレンダーもぎっしり書き
込みがある近頃、「フーッ!」とうっかり息抜きでもしようものなら、
もとがボケの多いわたし、
「あ!この教室の後もすぐもうひとつ続くのだった!忘れてた@@」
など起こったりします。

それで、突然自由の身になった今日は、朝から何度も台所にか
けてあるカレンダーを見直しに行っている。「えっと、月曜日。ほん
まになんもないのだな?」という具合であります(笑)
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2008年7月22日

しばらく前に人づてに聞いて夫と行ってきた和食レストランを紹介。
レストランTomo1
ポルト、Estrada da CircunvalacaoをAreosaから海に向かって走る。
Norte-ShoppingのロータリーAEPの1kmほど手前にあるGALP
ガソリンスタンド側。Citygolfの敷地内にあります。

わたしはゴルフには縁がありませんが、ゴルフ場内にある、恐らく
ポルトで唯一の和食レストランへ初めて出かけてきました。
(追記:以前紹介した日本レストラン「関所」は閉店だす^^;)
「レストランTomo」はリスボンにもあり、チェーン店でしょうか。
コックさんはブラジルの人だそうです。
レストランTomo2
店内はスペース感があり、窓際の席からはゴルフ場の広がった鮮やかな
緑が目に入り、清涼感満点。


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2008年7月20日

乾燥気候というのは「気温は同じでも空気が乾燥してるから湿気
の多い日本の夏とは暑さが違う。」と口で説明しても、実際そう
いう土地に住んでみないと理解しにくいようだ。

30度超えても扇風機も回さない、エアコンもない、というと、
「ひぇ~!」と日本の知人友人に悲鳴を上げられる(笑)
もちろん公共施設や、ホテル、レストラン、ショップではエアコンが
効いているが、ポルトガルの一般家庭ではまだまだそれを持って
いるところは少ない。
夏は6,7,8,9月と長いのだが、乾燥気候がゆえクーラーなしで
なんとかやり過ごせるのだ。

我が家もそうやって、「これこそ夏よ!」と息巻き(実際のところは、
寒さには強いが暑さにはからっきしダメなわたし。そうでもして勢い
をつけないとヘナヘナとなって一夏を越せなくなってしまうのであ
るw)、ポルトガル式に30年近く過ごしてきたのだが、いかんせん、
歳をとってくるとどうも暑いのがこたえる。

それで昨年夏に思い切ってクーラーを買ったのだが、これは大失
敗だった。
下記、昨年8月日記「made in China」に書いてある。
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2008年7月16日
parque

ここ数日、ブログ記事アップのため、ポルトガルの歴史と取っ組ん
でおりました。
取っ組みながら、歴史というものは、表立って書かれてあることを
鵜呑みにしないで、できれば色々に考察してみると、ひょっとして
今まで見えなかったものが、チラリ姿を見せたりするのではないか
と、たいしてよくもない我が頭で思ったのでした。

さて、「肉体は精神の牢獄である。」と言ったのは、ギリシャの哲
学者であり、ソクラテスの弟子でもあったプラトンです。
若い頃に出会ったこの言葉にわたしはいたく感動して勝手解釈w
以来、今日でもこの言葉を時折思い出しては、我が牢獄から我が
精神が開放できるよう心がけます。

忙しい現代生活や、人との接触が避けがたい日々の生活の中で、
そういうものから離れて日常とは少し違った風景を目にすることは
大切だとわたしは思っています。
若い頃は、周囲の迷惑も考えずに一人でふらりと放浪の旅に出た
り、そういうお金がないときは、大阪に住んでいたもので、京都な
どの近場を歩いたものです。
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2008年7月15日

前回の続き。
気を持たせましたのは、これです!ジャジャーーーン!(笑)
オベリスク3

ポルトガルの旧時代から新時代交代の象徴とも言えるべき記念
碑の、しかもなぜか、オベリスクですぞ^^ 
オベリスクの前の黒い米粒のごときは、後姿の我が夫。         

案内板には、
「Onde o Portugal velho acaba e o nove comeca」(cの下にニョ
ロ記号が付く)
ここにポルトガルの旧時代が終わり、新時代が始まる
とあります。
      
どこぞで聞いたフレーズだと思ったら、ユーラシア大陸最西端
ロカ岬」の記念碑にも彫られている16世紀の大詩人カモインス
は「ウズ・ルズィーアダス」の詩の一節、
Onde a terra se acaba e o mar comeca
(ここに陸尽き、海はじまる)をもじったものですね。
            
さて、ポルトガルが大航海時代の栄華を経て、絶対王政が疲弊
し始め、政治の中心が議会に移る頃の歴史物語です。
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2008年7月13日

随分前から気になっていながら、ずっと訪れないできた場所が
あります。
ポルトの隣町、漁師の町でもあるMatosinhos(マトズィーニュス)
のPraia da Memoria海岸です。
(praia=海岸、memoria=思い出、記念、の意味)

ポルトの環状道路を大西洋岸に向かって下りていくとロータリー
になっている「praca de cidade広場(cの下にニョロ記号が付く)」
に出ます。広場から海に向かって左側がポルト市、右側がマト
ズィーニュ市です。
マトズィーニュス網

写真はPraca de Cidade広場。
空中に浮かんでいるのは漁港マトズィーニュスのシンボルの網。 
目的のメモリア海岸まではこの広場から車で10分ほど北に走り
ます。
  
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2008年7月10日

本アナトール

「ねずみのアナトールは、フランス一、しあわせもの。
パリのちかくの、小さなねずみ村に、おくさんのドセットと、六人の
かわいい子どもたちといっしょに、すんでいます。」(引用)


と始まる小学生向けの本があります。

ある夜、いつものように、家族のためにえさを漁っていると、自分
たちの種族が「フランスの恥!」とまで言われて、人間から忌み
嫌われていることを知ります。
 
プライドのある「ねずみのアナトール」は、その言葉に傷つき悲しみ、
なんとかできないものかと知恵をしぼり、食べ物をもらう変わりに
毎夜忍び込むチーズ工場に、「最高においしい」「まずい」と、
チーズの味の感想を書き込んだカードを残して行くことを考え
つきます。

工場ではその感想を参考に味を改良していき、チーズはやがて
大いに売れることになるのですが・・・
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先日、日本から小包を受け取った。
既製の郵送用の箱ではなく、中ぐらいの大きさの縦長段ボール箱
で、郵便配達夫から受け取ったら、ずしりと重かった。
送り主を見ると、「M代・ア、アリゾナ?@@」

えぇ?と思いながらも、いじましいわたし(笑)、日本からの荷物と
なるともう待てません!
早速開けたところ、出てきたものはなんと、これ!↓
日本酒1

 ただいま放映中のNHK大河ドラマ「天樟院篤姫」にあやかって
造られた鹿児島の芋焼酎
「篤姫の想ひ」。
      
     日本酒2

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2008年7月6日
赤電話
★ポルト・市庁舎大通りにある昔ながらの赤い電話ボックス。
わたしのように携帯を使わない時代の流れに逆らう人がおる~w
いや、もしかしたら、やはりわたしのようにそそっかしくて携帯を
家に置き忘れたとか、充電し忘れて使えないとかのお人?


先週金曜日夜、「明日は午後会議があるから帰ってくるの、遅く
なるわよ。」というわたしに、
「あ、そ。じゃ、昼ご飯を外でしっかり食べておこう。晩御飯ない
だろうから。」と夫(^^;) ゴーーーン・・・

週末の職場、月1の割で会議も含め、丸一日の仕事になるので
すが、これが老いた身にはこたえる(笑)
こういう日は、晩御飯はつくれません^^;帰宅後ひたすら寝ること
が多いのですが、夫から冗談がてらにでも、こんな風に返って
きたのは初めてで、ハニー、よぉく分かってるジャン(爆)

6月30日はその夫の誕生日でした。
ふと気がつくと4年前の2004年のこの日は、我がモイケル娘が、
ポルトガルの12年生(日本で言う高校3年生)終了資格国家試
験の結果も出て、帰国子女枠大学受験に要する、シチ面倒くさい
諸々の書類もやっと揃い、受験準備のために一人日本へ旅立っ
た日でした。

「誕生日に旅立つなんて、なんて嬉しいプレゼントなんだ。」と
空港で夫が冗談めかしに言い、娘を見送った後の家までの距離、
二人とも車中では無言で帰って来た日でした。(このあたりのエピ
ソードはこちらまで)
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2008年7月3日

暑い中の行事やらガーデンパーティーやらと外出が続き多少
体調を崩し、お!と気づけば日記そのものがすっかり空いて
しまいました。
とは言いながらも、ブログには、書き溜めていた「海の礼拝堂」を
アップしておりますが(笑)

毎週火曜日はポルトデジカメ探検をするのですが、今週はさすが
家で休息です。ひとことで言えば、外気と熱気にやられた(笑)

日本語授業の合間の時間を見ては寝っ転がりしていたこの一週
間ほどでしたが、その間に読んだ一冊の本、とても考えさせられ
ましたのでご紹介します。
夜間中学生


週末の我が職場には、多くは子供向けですが図書があります。
高学年から大人まで読める本棚もありますが、その中にひとつ、
「誰でもお持ち帰り結構です」という「リサイクルコーナー」と言う
のがあります。
「もう読んでしまったので要らないんだけれど、処分するのはもった
いないから。」という図書が入っているコーナーです。
わたしは時々そこを覗いてみては手にとって持ち帰り、読むので
すが、時々このリサイクルコーナーで素敵な本に出会います。
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2008年7月1日

昨日の続きで、本日は再びダヴィンチ・コードまがい(笑)。

わたしにとって二つ目のAll-Seeing-Eye(全てを見通す叡智
の目)の発見ですぞ!  
  
実はしばらく前に、我が記事サン・ラザロ公園真向かいの教会で
見たAll-Seeing-Eye
を読んだと、リスボンに在住したことがあり、
現在は日本にいらっしゃる「N.E.」さんとおっしゃる日本女性か
らメールでこの礼拝堂の情報が入ったのでした。

ご主人のご兄弟がポルトに住んでおられ、ポルトを訪問した折に
この海辺の礼拝堂内を訪れ、All-Seeing-Eyeなるシンボルを
ご主人に教わったとのこと。
  
そこで、6月の初めの日曜日に、食事をしがてら夫を誘っていそ
いそと出かけてきました。
ペドラ礼拝堂1
礼拝堂正面の扉は閉まっており、礼拝堂へな左横の扉から
入ります。

扉の両脇にはアズレージュ(青タイル絵)で左には、「礼拝堂が
建っている場所はこの郷土では最古の聖地で、キリスト教時代
以前は異教の祭壇があった。」とあります。
    
木の扉に薄っすらと左右に彫られてある模様に目がいきました。
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