2011年3月30日 

ギリシャ、アイルランドに続くかと経済危機が叫ばれるポルトガル。財政再
建の緊縮案が議会で否決されたソクラテス首相は辞任しました。
原発もないし、大きな公害もない。国民はいたって素朴で、ま、多少の不
便はあるだろうけれど、人間、なにもかも持つというわけにはいきません。

若者は別にして、小金を持った中高年にはポルトガルは住むのにいい国
ではないかと思って来たのですが・・・だ、大丈夫かな?ポルトガル・・・

気になるそんなニュースや日本の原発ニュース、そして曇り空を振り切って
久しぶりにポルトの路地を歩いてきました。

ポルト路地

人間の生活感がうかがえるこういう路地にはたまらない魅力を感じるわたし
です。薄汚いと言わば言え(笑)

ポルト路地

こんな石の家もどのくらい古いのだろうか。解体しないでその上に二階を
増築しているこのミスマッチ!(笑)

通りかかるたびに気になっていた路地のサンタ・アナ。サンタ・アナとは
聖母マリアの母君でイエスのおばあさまであります。 

santaana-1.jpg

こちらは既にご存知の人もおおいでしょうが、ドウロ川べり一帯のリベイ
ラ。半袖姿のツーリストを数人見かけるものの、ポルトはまだ観光シー
ズンに入っていません。
ポルト路地

4月中旬のイースターともなればきっとたくさんのツーリストで埋まること
でしょう。また、そうあって欲しい。

欧州連合(EU)に加入後、一般国民の生活が便利になったのは確かで
すが、哀しいかな、農業生産も物質流通も他国との生存競争ではいまい
ちダメなポルトガル、なにゆえライバル意識をもってもっと工夫をこらし、
市場に出ようとしないのかと、素人のわたしは歯がゆい思いなのです。

美味しいワインがあるでしょ?オリーブオイルだってスペインほどじゃない
けれど世界生産国10指に入ってます。大理石だって世界第二位の
産国
(出産国てなんだぃスミマセン^^;
生産国です。農産物も見目は整
っていませんが、マーケットに並べられる早期収穫の外部からの味気ない果物
より、美味しいのが多いのです。
マーケティング戦略がダメなんだろな・・・

(大理石の記事はこちら→「アレンテージュの大理石採掘場」)

でも、観光ならどうよ?地方へ行くには列車の便が悪いが、小さな国だし、
車でなら今は自動車道路が整っていて、面白いところがたくさんあります。

ポルトもそういう点、この数年でかなり街が素敵になってきました。
ブランド買いには向かないが、歴史好き、人間好きにはもってこいの国
ではないかと思うんだが。

ポルト路地
リベイラの隠れた一角。

こんなことを思いながら、今年もわたしが発見したポルト、ポルトガルを
案内して行きたいと思います。
で、早速次回はポルトの新しい文化スポットの紹介です!
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テーマ:ポルトガル
ジャンル:海外情報
2011年3月27日 

恒例のことですが今日からポルトガルは夏時間に入り、日本との時差は 9時
 8時間になります。

さて、2週間後には、イースターを利用し、一ヶ月の休暇を取ってわたしは
文字色日本滞在なのですが、いつもですと、もうだいたい荷物もできあがっている
はずなのに、今回の東日本災害が気になるのと、日本語教室で忙しいのと
で、いまだ何も準備ができておらず^^;

利用する航空会社ルフトハンザもつい先日までは、成田空港乗り入れなしと
言われ、ポルトからフランクフルト、フランクフルトから韓国、韓国から関
空に航路が変更。そこから更に新幹線で東京へというのはきついなぁ、どう
しようか。しかし、子供たちにはもう2年近く会っていないし気になる・・
行くっきゃないかと思い巡らしていたのが、数日前にやっと、とりあえず、
韓国経由で成田に入るとの情報、いつもより飛行時間は長くなりますが行き
ます。

日本語教室の生徒のひとりが4月に日本を旅行する予定で、じゃぁ、東京か
大阪でドッキングしようと言っていたのですが、今回の原発事故で彼は旅行
取り止めです。

さて、その日本語教室ですが、個人レッスンまたはグループレッスンで日本
語を学ぶ生徒たちに、少しでももっと日本語にもっと触れる機会を提供した
いというので、同僚のOちゃんと「日本語を話す会」なるものを立ち上げま
した。3週間ほど前にその第一回目の昼食会を催し、20人ほどが集まりま
した。

日本語を話す会1

会場は今回は我が家よりずっとスペースがあるOちゃんの自宅です。第一回
目というので、Oちゃんとわたしが料理に腕をふるってみました。上は会場
のテーブルのひとつ。
20人分の食卓準備はなかなか大変ではありましたぞ^^;

ざっとメニューーを。
スペアリブ、焼きスパ、白身魚のグラタン、とりのから揚げ、豚肉ロースの
紅茶煮、巻き寿司と押し寿司、イカのマリネ、それにおつまみ、デザートに
はOちゃんのチョコレートケーキ、わたしのパイナップルケーキ、赤ワイン
6本は我が夫の差し入れ、ビール、日本酒 etc.,

日本語を話す会3 日本語を話す会4

若い生徒さんが多いのですが、わたしの生徒には年配者も数人います。この
人たちを引っ張っていくのはわたしの役目ですが、本人たちの努力なしでは
日本語学習は続きません。 最年長者の生徒&我が友、マリアさん↓72才
です。とてもそんな年齢に見えないのは、日本語学習のせい?(笑)
日本語を話す会 日本語を話す会
若い人たちも年配者も和気あいあい。

日本語を話す会2


「日本語を話す会」がいつの間にかポルトガル語での会話が多くなってしま
いましたが、それでいいのです。この会の目的は少しでも日本語を話してみ
ようという気持ちをもってもらう、先生からの日本語だけではなく、他の人
の日本語を耳にする機会を提供することです。

また、日本語に関する色々な情報交換を生徒間でしてもらえることです。更
にプライベートレッスンの学習者には、他生徒との交流で少し刺激をもって
もらうことも目的のひとつです。現に我が生徒には、「先生、漢字検定試験、
今年はがんばりたい!」と言うのが出ました^^誰々がもう何級に合格した、
とか、怖気づいていたけど、日本語能力試験に今年は挑戦してみよう、とか、
学習意欲が刺激されることは素晴らしい。

今回の会には2月に始まった初級クラスは入っていませんが、この会をでき
れば年に3、4回催す予定でいます。

またただ、集まっておしゃべりするだけではなく、今後はもうひとつ、この
会合にアクセントをつけたい。例えば、わたしが補習校時代に担当のクラス
と毎年取り組んできた「影絵」をここで活かせないか、これを昨年のポルト
市とのJapan eekイベントで知り合いになった老人ホームなどでも上演でき
ないかと、目下夢は膨らんでおります。小さな夢です。体力がいまいちなわ
たしですが、ガッツだけは持ち続けたい。Oちゃん、行くわよ!^^
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テーマ:日本文化
ジャンル:学問・文化・芸術
2011年3月23日 

原発問題がまだ明確な見通しがついておらず、現場では今日も危険を承知で
必死な作業が続けられています。ニュースを通して被災者たちのエピソード
も聞こえてき、気の毒で涙が出てきます。
しかし、人生は続く。
日本人の、人間の生命力の逞しさを信じたいと思います。

「おっかさん、今日はパンが買えた!」とモイケル娘。日本は物が豊富だ、
というより、豊富を過ぎて贅沢だとフッと思うことがあります。今回の被
災地だけでなく、世界には食料不足に困っている人たたくさんいるのです
が、贅沢に慣れてしまうことは怖い気もします。
パンが買える喜びを、娘よ、覚えておいて欲しい。

改革計画停電だというのに、懐中電灯もろうそくもないという我が子達、懐中
電灯をネットで注文したら品切れでないと言う。大阪の我が親友Michikoが
食べ物を含むそれらの物資の差し入れが届けてくれました。

子供たちの住む区域、夕方6時から10時まで停電の今日、間もなく
その時間がくるという前の少しの間、スカイプでモイケル娘と話しました。

おっかさん  懐中電灯、手元に用意してる?
モイケル   うん。ヘッドライトをつけてる
おっかさん  へ、ヘッドライト?
モイケル   そ。みっちゃんが送ってくれたのを頭につけてる。
        鏡で今自分の姿を見たら、マヌケだった^^;


↓こ、こんなんを頭につけてるんか、と思ったら、停電を待機しているのが
 気の毒だとは思ったが、おかしくてつい大声で笑ってしまった。
headlight

笑っている間に停電が来た様で娘はスカイプから落ちていた。夫にも
ヘッドライトの話をし、このところ、わたしたち夫婦の会話はずっと心配な
話題か津波の映像を黙って見るばかりでしたが、こんな小さなことだが
久しぶりに笑った気がします。

被災地の猫ちゃん
被災地の猫ちゃん(画像は産経新聞から)。こわかったねぇ、お前も。
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テーマ:地震
ジャンル:日記
2011年3月20日

この一週間は日本語を教える以外の時間は殆どネットに張り付いていました。
料理もいい加減、日本語を教えている間も、今この瞬間にも原発事故の最悪
な状態になっていはしないかと、気が気でならず、生徒さん相手におアホな
失敗もあちこち、しておりました。

毎日日本語教室の仕事をしていたことで、遠方にいてはどうにもしてあげら
れない今回の大地震、原発事故への、無力な自分への焦りから少し救われ
ていたようなところがありました。

昨日は朝の日本語教室でダウンタウンへ、そしてその後まっすぐ補習校の
卒業式での祝辞にかけつけなければならなかったのですが、帰宅後のニュー
スは嬉しかった!

ヒーロー
原発事故のヒーローたちです(画像は産経ウエブサイトから失敬)。負けら
れない原発との戦いに決死の覚悟で放水に臨んだ東京都庁ハイパーレス
キュウ隊の方たちが、救国のためにしてくれたことをわたしたちは忘れては
ならないと思います。

原発事故の恐ろしさは、外見からはその変化がすぐに見取られないことです。
のど元過ぎれば熱さを忘れる、と忘れやすいわたしたちは3月11日を震災・
原発事故の日と定め、この日の死の恐怖と、大惨事防御のためにそれに立ち
向かって戦いに挑んでくれたと都庁レスキュー隊、自衛隊、そしてトップが
避難されながら同じように命を賭して働いている一部の東電の社員(あた
り前だなどととても思えません)の人々を胸に刻むべきではないでしょうか。

まだまだ予断を許さない状態ですが、なんとか大惨事の危機を免れたという
ところでしょう。

我が家にはポルトガル国内にいるたくさんの知人親戚から毎日のように子供
たちの、日本の安否を気遣って電話がきました。
特に我が子たちを幼いころから可愛がってくれた夫の姉、子供たちからする
と、Tia Luisa=ルイーザおばさん、そして84歳で現在地方の老人ホームで
生活しているPrima Alda=プリマ・アルダ(いとこのアルダおばさん。「い
とこ」がいつの間にか彼女の定冠詞になってしまいました^^;)は、涙声
で毎日電話をくれ、わたしが「大丈夫!心配ない!」と慰める側に(笑)

今回、計画停電を体験した方々も多いことでしょう。
今でこそ、ポルトガルもそこそこに便利な生活を享受できるようになりまし
たが、わたしが来たころの30年程前のポルトガルはこんなものではありませ
んでした。

予告なしの停電、断水はしょっちゅうで、年末、新年にかけての三日間ほど
断水に見舞われたこともあります。旧年の垢を体にまとっての正月なんて、
物心ついて以来初めてではなかったでしょうか。まだ、こどもたちが赤ん坊
の時の断水もしょっちゅうで、当時は紙おむつがあまりなかったものですか
ら、オムツを洗うのとオムツかぶれを防ぐために、常時気をつけて貯水の
準備していたものです。

そそ、断水に因むこんな呆れた体験もあるのですよ。

日本の便利な生活に慣れていたわたしは、エラい国に来てしまったと当時は
少なからず思ったものです。そういう体験から、そんな時にも慌てないイラ
イラしない忍耐力を学んだと思います。

子供たちも「停電だから今日はできませんよ」とわたしに言われ、それこそ
「がびーーん」の体験を少しは覚えていることでしょう。
ですから、ポルトガルでは、まぁ、停電はままあること、小さな赤ちゃんや
病気のお年寄りがいるわけではなし、数時間の停電は彼らはなんとでもなり
ます。

ただ、停電に備えて懐中電灯がなかったというのはアナでありました。
モイケル娘いわく、
「どこにも売ってない、ネットで見つけて注文したらもう売り切れだった」
さもありなん。我が家では停電用にと、キャンプ用のガス灯や懐中電灯、更
にはろうそくまでも暗闇でも常時手の届くところに置いてあります。

豊かな文明生活を享受している、特に若い世代は恐らく懐中電灯など常備し
ていない人が多いのではないかしら?
日本からポルトに来る日本人からは、よく不便だ遅れている、物事がちゃん
と機能していない、などの不満を耳にしますが、全ての事物は二面性を持っ
ていることを思い出していただきたい。文明の利器も同じです。自分が住ん
でいた生活環境をそのまま他国に持ち込んでは、その国での生活を楽しむこ
とはできないし、国際感覚は学べない。
国際感覚とは語学ができることではなく、自国と他国との違いを学び、受け
入れ、理解し合うことだとわたしは思います。

今日のポルトは雲ひとつない真っ青な空です。夕べは大きな満月が煌々と空
にかかり、主のいない子どもたちの部屋にも窓から月光が差し込んでいまし
た。大好きな音楽もこの一週間ずっと聴いていないことに気づいた今朝、久
しぶりにモイケル娘の作曲した音楽を聴いています。

水が飲め、そこそこに食べ物があり、電気があり音楽がきける。会いたい人
に会いたい時に連絡がとれる手段がある、そんな基本的な幸せがあるだけで
も生きているという充実感を改めて感じさせられた一週間でした。

今回の災害ではこのブログでも、情報案内やお気遣いのコメント、そしてメ
ールもいただき、感謝いたしております。
みなさま、ありがとうございます。

後はこの事故が繰り返されないようにと祈り、被災者の方々に自分ができる
ことをいたしたいと考えております。

昨日から被災地のたくさんのヒューマンエピソードが放映され始めましたが、
涙なくして見ることが出来ません。
被災者の方たちはこれから苦難を強いられますが、どうか生きていることの
幸せを噛み締め、再び立ち上がって欲しいと願わずにはいられません。

今日の最後に、著作権の問題があるのですが、谷川先生、ごめんなさい。
わたしが補習校時代に子供たちと学んだ詩人谷川俊太郎さんの詩を。

生きる   谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木(こ)もれ陽がまぶしいということ
ふっとあるメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声(うぶごえ)があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

生きている幸せ
画像は産経新聞から。
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テーマ:地震
ジャンル:日記
2011年3月15日

日本に住む我が子供たちを心配して、ポルトやポルトガル国内外の毎日たく
さんの人たちから電話やメールをいただいています。
我が子たちのことだけでなく、日本のことも心配していただいてます。
本当にありがたいことです。

原発事故が心配で、日本語授業がない時間はずっとpcにはり付いて眠れない
日々が続いています。
ドイツ、フランスはついに日本在住の自国民に国外退去の勧告を出しました。
アメリカの支援艦は太平洋岸から日本海に移動しました。
とてもとても心配です。

風向きが東京に向かわないで欲しいと願うと、今度はそれではどこに?と
考えてしまいます。

今こそ、神風が吹いてくれないか。その神風が放射能を害を及ぼさないとこ
ろまで運びさってくれないかと、本当にそれを祈っています。
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テーマ:地震
ジャンル:日記
2011年3月13日 

ただ今モイケル娘とスカイプでメッセ、輪番停電予定では今朝から午前10時
まで停電の区域になるのですが、聞いてみるとどうやら一部変更されたよう
で、電気はあるとのこと、今、出勤していきました。

ここ三日以内にM7の地震が襲う可能性70%との気象庁の発表がありでき
れば会社を休んでほしいところですが、「こういうところが日本なんだ」と
言って出かけていきました。

原発事故の放射能漏れがとても気にかかりますが、今すぐ帰ってくるわけに
も行かず、心配が残ります。

関東地区の友人、知人もとりあえず、無事が確認できました。
特に嬉しかったのは、ネット友のかんちがいさんの朗報です。
若いお嫁さんと二人のお孫さんが岩手県へ里帰り中の地震、ここ数日全く
連絡がとれずにいたところ、今朝、避難していたことが分かったようです。
かんちがいさん、本当によかったです!

のんびりものの息子、今日は定休日ですが、妹が再度の地震に向けて、
保存食、水、猫のえさなどをせっせとリュックに詰めて準備しているのと、
わたし、おばにあたるわたしの妹にも言われ、さすが怖気づいたかあれを
これをと準備したようです。
あれをこれを買っておきなさいと言うと、「もうスーパーもコンビにもほと
んど棚になにもない」とのこと。

モイケル娘は築地からの4時間半の徒歩がやはり堪えたようで、早速歩く
のに適した靴を購入、念のためにと恐らく今朝は持っていったことでしょう。

我が子供たちはテレビ、ラジオなし。ネットで見ることができるので助かり
ますが、くれぐれも油断をせず地震情報に気をつけてほしい。

実はケーブルテレビでNHK国際放送(英語)が見られるということを今日
発見しました。知らなかった^^;
被災者へのインタビューなど見ていると、気の毒で涙が出てきます。
被害はまだまだ大きくなると思いますが、どうか、みなさんがこの困難を
乗り越えてくれますよう、ただただ願うばかりです。

今日一日どうか何事もおこりませんように。
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テーマ:地震
ジャンル:日記
2011年3月12日 

今回地震の被害にあわれたみなさまに、こころからお見舞い申し上げます。

我が子たちも所沢の妹たちも無事だったとは言え、ニュースで繰り返し放映
される画像を見るにつけ、手放しで喜べない気持ちです。目を覆うばかりの
惨状に愕然とし、泣きたい気持ちになります。
みなさまのご家族、ご親戚、お知り合いの方々はご無事でしょうか。

昨日の午前中はいつもの日本語教室がキャンセルされていたので、前夜は新
しいクラスの準備で少し夜更かししてしまい、いつもなら起床している時間
にまだ寝入っていたのでした。

それが、7時半過ぎに電話が鳴り、こんな朝早い時間にいったい誰だろうと
思い、ベッドから飛びおりて玄関ホールの電話を置いている所まで小走りに
向かいました。

受話器を取るなり「ユーコさん!あんた、東京が大変なことになっとるで!
子供たちおるやろ!ニュース見てみー!」と大阪出身の友人の一声です。

同じ人からこれと同じ声の調子で、かつて突然の恐ろしいニュースを知らさ
れたことことがあるの一瞬を思い出しました。1995年1月17日の関西大震災
の時でした。
ギョッとして大慌てでテレビをつけると同時にパソコンのスイッチを入れま
した。朝からテレビをつけるなんてことは大事件でもない限り我が家ではま
ずありません。

そうして目に飛び込んできた画像に、しかも即それを東京だと思ったもので
もうその後は大変でした。すぐ子供たちのケータイに電話を入れたもののつ
ながらない、所沢の妹宅の固定電話もダメ!

今、日本は何時よ!?娘は?息子は?と不安は募るばかり。
何度も何度もダイヤルを回せど同じ応答です。ウェブ新聞で更なる情報を得
ようと慌てふためいてパソコンに走りました。すると、スカイプで息子が
「ママ、地震があった、こわかった~」と、声をかけてきました。
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テーマ:地震
ジャンル:日記
2011年3月9日 

あらら、前回のブログ最後に、前原氏云々と書いたら、とうとう外務大臣を
辞任しましたね。

今回の自民党、西川昌司議員の「外国人からの献金を受けていた」との追求に
この方は知らぬ存ぜぬで押し通せなかったところの正直さはいいのですが、
過去のうかつな偽メール事件でも党代表を退かなければならなくなったのを
みるにつけ、脇が甘すぎるというか、なんだかあの方、よく分かりません。
こう書いていたところ、今度は土肥氏の韓国における日本の竹島領有権棄権
放棄共同宣言に署名していたということが発覚。いよいよ民主党はボロボロの
ていたらくです。

さて、今日は食べ物に関するわたしの初体験談ですw

先週土曜日は久しぶりに夫のドクター仲間たちとお付き合いでした。
このグループはわたしたちも含め4組の夫婦だったのですが、うち、一組が
数年前に奥方が亡くなられ、現在は3組にやもめドクターが一人。その中の
二組が美食家カップルなのです。

おかげでわたしたちは、会合ごとに彼らの知っているグルメレストランめぐ
りをすることができるわけですが、今回は川魚料理のグルメ・・・
このレストラン、昨年にも声がかかり、川魚が苦手なわたしはJapan Week
の仕事にかこつけて、夫にだけ行ってもらったのが、今回はお仲間のひとりの
誕生祝いも兼ねるので、断るわけにも行かず、行って来やんした川魚料理

ポルトからドウロ川沿いに少し上ったところにあるレストラン・Margemdouro
(マルジェンドウロ)

margemdouro1

石造りの田舎風レストランです。

わたしたちは予約して行きましたが、土曜日とあって、入ったときはまばら
だったのが気が付いた時にはいつの間にか店内は満員になっていました。

前菜として出されたのがこれです↓
margendouro3

これ、なにか分かりますか?
ポルトガル語では「percebes=ペルセーベス」と言うのですが、わたしは初め
て目に、口にしました。
調べてみると日本語ではフジツボの種類で「亀の手」と呼ばれる貝だそうです。
浅瀬の岩の隙間に群れて生息すると書いてあります。

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テーマ:B級グルメ
ジャンル:グルメ
2011年3月5日 

kururu-fev2-1.jpg
おまえもハイテク、習う?

「今こんなニュースが日本をにぎわしてるのよ」
とこの数日話題になっている京大受験生のカンニング事件を夫と話していたの
ですが、夫とわたし、「ちょっと行き過ぎじゃね?」が感想です。
確かに褒めたことではないけれど、何も逮捕まで行かなくてもええんじゃな
い?まして、未成年だというではありませんか。

今までになかったハイテクを使った悪質なケースだとか、受験問題漏洩だ
とかいいますが、それにしてもこんなことで未成年を逮捕してここまで騒い
でと、なんだかいまいち、腑に落ちないわたしです。

カンニングをしてもいいとか、そういうことを警察は放って置いてもいいとか
言っているのではないのです。
大学側の処置として、例えば「受験生です、未成年の可能性が大ですから
内密に調査をお願いします」とかできなかったのかしら?昔から「温情」と
いう言葉があるでしょう。

その上で、大学側もこのような不正に対して今後の対策を練ればいいのです。
練ったところで、カンニングがなくなることはないとわたしは見ています。
「浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ」と、黙阿弥も弁天小僧に
言わせております。カンニングも同様です。

もうひとつ気になることは、受験で将来が決定してしまうような騒ぎ方を日本
社会がすることです。人生の選択技は幅広いのにそのような考えかたを
どうして若者たちに植え付けるのでしょう。これは今に始まったことではあり
ません。大卒でないわたしは、何度かそれで叩かれました。

音大を出ていないと言われたビアハウスの歌姫時代、ただ一人の高卒社員だっ
たオフィス時代、創立当時は他に人がいなかったので、わたしがするしかな
かった補習校講師、後になって大卒の資格がないと言われた補習校時代。
その都度思ったのは、
「資格さえあれば、その人の実力がなくてもええのか!」

大学卒業資格は人間の資格を意味するものではありません。
それをあたかも大学に行かなければ、有名校に入らなければ云々、受験は
将来を決める厳しい試練だ、と人生の分け目のような騒ぎ方をするのは、
いささか大人気ないのではないでしょうか。

spacesisさん、それはあなたが長い間ポルトガルに住んでいて、日本の現実
を知らないからです、と言う人もいるでしょうが、だからこそ言ってみるの
です。自分の目標に到達するのに、どうしても大卒でなければ、或いは東大、
京大、慶応、早稲田などの有名校でなければ、というのなら別ですが、大卒で
なくても有名校出身でなくても、いい生き方はいくらでもあるということを
言いたいのです。

ついこの間、アカデミー主演男優賞をとったコリン・ファース主演の映画
「King's Speech」を観ましたが、あの中でわたしが面白いと思ったのは大変
なあがり症で吃音症に悩まされた現エリザベス女王の父君ジョージ6世の言
語療法士ライオネール・ローグに関することです。

満足な公の資格をもたない一療法者にすぎないローグを政府の要人たちは退け
て、他の専門家の治療を国王に薦めるのですが、ジョージ6世はローグを信頼
し、生涯手放さなかったという点です。

こんなことを考えるにつけ、「経験資格」というのがあっていいのでは?と
わたしは思ったりするのですが。

さて、ケータイによるカンニング防止法の提案を夫と二人楽しみながら考えて
見ました。

提案:試験場入場前に、名前を書いた指定の透明なプラスティック袋に
   携帯電話を入れ監督官に預ける。
   (空港での搭乗前の検査時に提示するあれですw)

それでもエジプト、ピラミッドの墓泥棒同様、新しいカンニング方は次から
次へと編み出されるだろうとは思うのですが、夫、最後にこんなオチを。

「そのうち、受験場にはパンツ一丁で臨むことになるかもだ。カンニングの
しようがない」
・・・・・・・・・

ハイテクカンニング騒ぎに煽られているうちに、肝心の民主党、前原、
野田、蓮舫、三氏の政治とカネ問題がかすんでしまってないかしら・・・
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テーマ:気になるニュース
ジャンル:ニュース
2011年3月1日 

何やかにやにかこつけて、少しでもお金をふんだくるのが日本であると、こと
大学入学や引越しが身にふりかかる度に思います。

入学金が高すぎる、こんなにとらんでもええやないの、とモイケル娘の大学
入学の時には本当にそう思いました。若い時日本で2年ほど留学したことが
ある夫でも「君、桁ひとつ間違ってるんじゃないの?」と言ったくらい、ポル
トガルとは二桁も違う入学金額でした。

賃貸アパートについても同様です。
「アパートの方が安いね。アパートとマンションとなんで値段がちがうのか
な・・・?」なんて、すっかりポルトガルボケしてしまったわたしに、今じゃ
いっぱしの日本人になりつつあるモイケル娘が言う。

「おっかさん、マンションはアパートより壁造りがしっかりしてるんだぃ。」
「兄貴のように音楽をするのには、マンションじゃなきゃどんなことになる
やら」

こんな話を切り出すのは、我がモイケル娘と東京息子、先週土曜日に引越しし
たからであります。理由は、今まで住んだちっちゃなマンションが2年過ぎ
たので契約更新となり、またまた更新料の15万円、出費になるのだそうな!

いったいそれはなんやねん!ということは、月々の家賃が実質、今現在払っ
ているのに+6000円ということじゃん!と怒ってみても、今時はどこも
2年ごとの更新だと言う。そうでないところはそれなりに何かあるのだそうな。

こんなの、たまったもんではありません。それでも仕方がないので、黙って
更新料を払うか、「もうええわ、こんなとこ。出てったる!」となるかです。

で、結果、我が子たちは「出てったる!」を選んだのでありましす(笑)

今まで息子の部屋として使っていたのがどうも日当たりが悪く、一日中暗い。
「日本でお金を貯めてくるよん^^」などと調子のいいことを言って2年前に
ポルトを後にした息子はそれが気に食わない。

引越しするには新たに礼金やら敷金やらが必要になります。二人で分担すると
しても、東京息子はあるの?と聞くと、

「ない。でも、モイケル銀行がローンで貸してやるのだ」
あっはははは!息子よ、しっかりしておくれ~~。

引越し先は今の住居から5分ほど離れたところだと言う。引越し前夜の金曜日
も深夜近くだというのに、東京息子はご帰宅していない。
「こういうヤツだ~。もう当てにしない!」と多少おかんむりのモイケル娘
だが、それにしても引越し荷物は4階から運び出すのだ、息子、どないする気
やねん、いったい。

もちろん引越しやの手配はしてあるのだが、聞くと「安いのを頼んだから何時
に来るのかわからない」・・・・・その間に旧マンションと新マンションを
行ったり来たりの荷物運びをするのだと言う。てっきり引越しやがいっぺんに
荷物を全部運ぶものだと思っていたおっかさん、

おっかさん 自分で運ぶって、じゃ、引越しやは何を?

モイケル  冷蔵庫とか洗濯機とかの重いものだけ運んでもらう。
      後は段ボール箱に詰めたりして、自分でレンタルの台車で運ぶ

おっかさん だ、台車?

モイケル  うん、ほら、これだ。
daisha

                
おっかさん ・・・・・・・・たった5分の距離とは言え、こ、これで
      人通りをガラガラ押して運ぶん?(爆&汗)

モイケル  ええのだ。だって、全部運んでもらうと、近距離とは言え、
      4、5万とられる。重いものだけ頼んだら17000円で済む。


日本の大学を目指したとき、バイトは極力避けて学業第一にせよ、との親の
忠告をよく聞き、バイトは殆どせず、足りなげの仕送りで切り盛りした大学生
活4年間、耐乏生活から学んだことは、「自分でできることは、なるべくお金
を払わずにする」であろう。

えらい!と思いながらも、ガラガラ台車で段ボール箱を積んで押していく姿を
想像しては、クックックッ・・・と笑いをかみ殺しています。

そして、2年前のモイケル娘の卒業を機に、その春には息子も日本上陸した
のですが、今回と似たような話を思い出しました。以下抜粋です。

2009年3月11日記
南行徳に居を構えた二人の兄妹、昨日やっとネット接続ができま
した。

引っ越してちょうど一週間になります。
まだ、アパートはすっかり落ち着いたところまで行かないでしょうが、
なんとなく人が住む部屋らしくなってきたことでしょう。

さて、息子が早速メッセンジャーで言うことには、今日周囲の人たち
に笑われたのだと言う。
なんで?と期待満々で聞く母(笑)

一人で布団を買いに行った。
宅配してもらうとお金をとられるので自分で運ぶことにしたのだそう
だ。息子が電車に運び込んだその荷物とは、
「マットレス、敷布団、掛け布団、毛布、それに枕」
・・・・・・・・・・
お、おい@@、お前、それを全部持って歩いたんか~(爆)

しかし、考えてみれば、大してお金を持ってもいない身分の息子、
ちょっと頑張ればできるようなことなのだから、重いだのカッコ悪いだ
ので払うのは無駄なお金として、できるだけ使いたくないというの
だろう。彼の名誉のために言うが、息子はケチなのではない。
リスボン時代の仕送りもできるだけ親に負担をかけないようにと
心がけてきたようで、経費等の余分な無心はなかった人である。

今時、日本ではそんな大きな荷物を持って町を歩く輩はおらんわい。
周囲が見て笑うのもごもっとも!
と思いながらも、大都会でイナカッペ丸出しの息子の話を聞いて、
わたしはなんだか楽しくなった。

息子よ、あんたはえらい!
周りがどうのこうのというより、迷惑をかけないのであれば、そういう
範囲内なら大いに自分の主義を通してください。

息子のこんな話を聞きながら、晴れて日本の大学生となり、日本で
一人暮らしを始めた頃の4年前のモイケル娘の愉快な話を思い出さ
ずにはいられなかった。

最近、この手のズッコケ話を彼女から聞かなくなったから、少しは
日本人らしくなってきたのかしら^^


「貧乏はあまり気にならないのだ」と言うモイケル娘。とは言え、若い美空で
す、時には散在しておしゃれもしたいだろう。親元から職場に通うのと、独り
住まいとの違いは、なんと言っても経済的な余裕の有無です。わたしも経験し
てきたことですが、この母は、子供たちと違い、節約ということをあまり学ば
なかったことを告白いたします^^;

「Tomorrow is another day! 明日は明日の風が吹くのさ」てな具合で行き
当たりばったりてきなところが多かった若い頃、子供たちの経済観念には
負けております。

ここまで書いてふと思った、あれ?新居に引っ越したということは、少なく
とも次のアパート契約更新まで後2年は日本にいるってこと、息子よ?
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