2010年12月19日 

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こうにTrindade(トゥリンダーデ)教会の塔が見える師走ダウンタウンの
夕暮れ。

不景気な世の中とは言え12月ともなると出来る範囲内でと、ポルトガルでは
クリスマスの贈り物を買い集めに出る人は多い。

わたしもその一人で、我が子たちにはもう既にプレゼントを送ったが、まだ
まだ買出しをしなければならない。その中には夫の一族や知人の子供たちへの
ものがある。その子供たちへのプレゼントで、この数年毎年頭が痛い問題が
あるのだ。

「チャイナフリー」と称してわたしがここで自主的にしている中国製品一人
不買運動のスタンスを取り始めてから今年で5、6年になる。
中国商店で手に入る日本食材に関してはここで手に入れるのを諦めたのと、
どうしてもという時には、少し値は張るが、隣町ガイア市のスペイン系デパー
ト「El Corte Ingles=エル・コルテ・エングレーズ」で近頃は多少手に入る
ようになったので、何とかもっている。

かつてはポルトにあるアメリカの玩具大手チェーンストア「Toys"R"us」
(トイザラス)をよく利用したものだが、チャイナフリーを実行し始めて
から気づいたことに、なんと多くの中国製品が多いことか、であった。
それが今ではほぼ95%に近い製品が中国で製造された玩具なのだ。

不買運動のスタンスもさることながら、子供の手に触れる玩具ゆえ、一時
問題になりメディアでさんざん取り上げられたような体内に有害な鉛を大量に
含む塗料は使われていないかも、未だに気になる点で、特に知人の赤ん坊
への贈り物には気を配る。

ですから、幼児にわたしが選ぶ贈り物はほとんど信頼のおける玩具店
Didaktoで選ぶ。
かつてわたしが雑誌で取り上げたこともあるDidaktoは、世界の優良玩具を
集めて販売する、ポルトでも稀有な玩具店だ。プラスティック製品はほとん
ど扱っておらず、ほぼ全てが木製品である。
しかし、こことて幼児向けであるので、小学生ともなると選べる品物が少
なる。

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ダウンタウン、Bolhao市場近辺。

そこで、先だって夫とEl Corte Inglesはどうかと、その玩具売り場へ足を
運んで見た。
ありとあらゆるおもちゃが棚に並べられているのだが、手にとって製造地を
確認してみると、ポルトガルでも人気のあるKittyシリーズを含め、そのほと
んどが「Made in Chine」である。

だめだ、こりゃ・・・
こだわりの強い夫ではあるが、終に音を上げた。が、わたしはこと中国云々
に関しては、夫のこだわりの上を行く。中国製と知らずに買ったのならいざ
知らず、知ってて買うのは居心地がよくない。
第一、「ほれ、やっぱり。すぐ壊れた」だの、「どうも塗料が有害だそうだ」
だので悔しい思いをするのはもうごめんなのだ。
それで決めたのが「レゴランド」だ。ネット検索で確認してみると

「Kid Toys NOT Made in China」(中国製でない玩具)
Only Lego BRICKS are made in European Union (Dennmark and Czech
Republic) and in Mexico.(レゴ社のもののみがヨーロッパ製、メキシコ製)

今では一人前に成長した我が東京息子も、レゴ玩具には幼児期から
お馴染みで小学生になってからも随分遊んだものだ。
組み立てる作業も遊びの部分になる。プラスティック製品という気になる
部分があるが、レゴ社は毒性がなく、しかも変色変形少ない原料を使って
いるのだそうだ。

思うにこういう自社製品へのこだわりが伝統とよい製品を生み出す
ことにつながるのではないだろうか。
安かろう悪かろうでは、一時的に売れはしてもいずれ化けの皮がはがれ、
消費者にそっぽを向かれることになる。

downtown2
師走土曜日午後のサンタカタリナ通り。買い物客で間もなくごった返しに
なるだろう。


グローバル化という時の潮流に乗り遅れまいと猫も杓子も人件費の安い
海外生産をめざすのはいいが、自国の腕のいい職人をなおざりにして、
いつの間にか質も低下したと日本製品が評されないようにと願うばかり
である。

安いことには必ずそれなりの理由があるとわたしは常に思っている。
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コメント
そうですそうです!
今の時代、どこで何を探してもMade in Chinaが当たり前で、日本の大手企業、ゲーム会社、キャラクター企業などなどの「オフィシャル」な製品もほとんどが中国製ですね~。

中国製と書いていなくても、細かな原材料は中国産だったりと、もはや中国産じゃないものを手に入れるのは難しいと言われていますよね。

レゴのようにはっきりと表記してあると消費者としても選択時に安心なのですが ^^;
2010/12/20(Mon) 00:57 | URL | ピパーナ | 【編集
はじめまして。スペインで働いているぶちと申します。
中国製のおもちゃ!納得です。
そうですよね、スペインでも中国製が多いです。
友達の出産祝い、スペインのものがいいよな、って探していたんですが、ほんと中国製ばかりで。。
最近、中国で醤油を髪の毛からつくっている人達がいるってニュースをみて愕然です。もともと食材は絶対買わないのですが、なお買う気がうせました。
2010/12/22(Wed) 09:09 | URL | ぶち | 【編集
>ピパーナさん

ほんとに「世界の工場、中国」ってことになってしまいましたね。
「Made in China」以外に「Made in PRC」(People´s Republic of China
の略称)も同様です。

そう書いてなくても中のパーツが中国製だという話は
聞いていますが、少なくとも堂々と書いてあるものには
手をださない!と、はかない抵抗をしていますv-388
安けりゃええってなもんじゃないだろ!と、これも見栄きって、
頑張ってるんです^^;
頑固なスタンスは時に必要だと思う・・・

ところでダンナの風邪の具合、どないですか?
長引かないよう願ってます^^

>ぶちさん

初めまして。コメント、ありがとうございます。

その「醤油を髪の毛から」という噂は以前からありますね。
なんと言うか、何でもありの国、と考えてわたしは極力
遠慮しているのです(笑)

しかし、そのうち「遠慮している」だけではすまなくなるような
気がしています。言い始めると止まらなくなりそうなもので、
普段はあまりトピックとして取り上げませんが、時に
我慢できなくなるのです^^;

こんなネタばかりではありませんので、どうぞ今後も
お気軽にコメントしてください。
相互リンク、いたしましょうか?
2010/12/23(Thu) 04:58 | URL | spacesis | 【編集
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