FC2ブログ
2011年2月5日 

年に一度、この時期に実施されるポルトの漢字検定試験が先週でした。
わたしの他生徒たちは目下のところ8、9級で足踏み中で今回わたしが送り
込んだ生徒は3人のみ。
二人は昨年始めた土曜日日本語教室から2人、もう一人は、昨年二級に受かっ
たルイス君ですが、80%ぎりぎりで受かったもので、もう少し点数を上げた
ほうがいいとアドバイスをしましたら、本人も同意して今年再挑戦です。

10、9級までは少し指導すればまず間違いなくパスするのですが、8級は全
部で440字の漢字の書き、音訓読みが含まれ、漢字を使った語彙の学習も
含まれるので、日本人の子供にとっても外国人にとってもここからの漢字学習
が大変になります。そんなわけで、先週土曜日の日本語教室は休講、午後は生
徒を応援しに試験場、ポルト補習校まででかけて試験終了まで詰めていました。

10級が終わったところで、いよいよ今日から9級目指して文法の傍ら新漢字
を学習してもらおうと準備し先週明けたダウンタウンの教室のドアを開けたら、
ガビ~ン・・・6人かけられるはずの長テーブルの上が灰皿やらビール瓶やら、
書類やらで片付けるにも片付けようがない。
昨夜は金曜日、家主の友達でも集まって夜遅くまでなにかしてたのでしょうね。
ダメじゃん、これじゃ。家主のジェスパー君!

なにも今日に始まったことではないのですが、おいおい、これじゃぁ授業はで
きんわい。結局やってきた生徒とカフェ「Guarany」で2時間ほどおしゃべり
して帰宅したのでした。

さて、ここしばらくブログの更新が滞っていましたが、一角獣の勉強もさるこ
とながら、実は濫読書をしていたのでした^^;

活字中毒のわたしは、本を読まないとどうも落ち着かない。それが去年の後半
はJapan Weekの仕事で、まったく読書が出来きず、欲しい本、送付の以来も
ままならずでしたが、終わるや、日本にいるモイケル娘に依頼した本があった
のですが、なかなか届かず。
漢検受験の生徒応援で、終了を待っている間に、補習校の本のリサイクル
コーナー(返却しなくてもよい本)や図書の棚を漁っていたのでした。

そして、持ち帰ってこの数日読んでいた本がこれです↓
book1

松本清張は20代前半でほぼ全部読破したのですが、もう一度この3巻を読み
返してみました。
「砂漠の塩」はいつもの清張さんのスタイルとはちょっと違って、それぞれ夫、
妻を持つ男女の逃避行もの。いまいちだったな(笑。こういう恋愛物は苦手な
のです)

わたしが読んでよかったなと思う清張作品は「ゼロの焦点」「砂の器」「霧の
旗」「点と線」です。
下の2冊は池波正太郎の短編時代もの。「宮本武蔵」「平家物語」などの歴史
小説を除いてはあまり時代物に手を出したことがなかったのですが、数年前に
藤沢周平の「蝉しぐれ」を読んで以来、なかなか面白いことに気が付きました。
池波正太郎は亡き母がよく読んでいたものでした。

これを4日ほどで読みきったのですから、毎晩寝付くのは2時3時^^;
読んでいるうちにモイケル娘からやっと送られてきたのがこの本です↓

book2

この本が出版されると知るや、
「してやられた!塩野七生さん!それ、わたしの十八番テーマ、ライフワーク
なのよぉ~。」夫や子供たちに「先を越された~」と才のない者がエラそうに
騒いでいたのでした。

モイケルよ、ありがとう^^ じっくり読んでみます。
カトリックの総本山、バチカンのすぐ側、ローマに住む氏の本です、塩野七生
氏がどのような解釈をしてくれるか、とても楽しみです。
この第一次十字軍こそが、異端、テンプル騎士団、フリーメーソンへの展開図
を広げることになるのですから。

また、時々依頼されている小冊子の記事に、今回は偶然にもトマールの「キリ
スト騎士団(旧テンプル騎士団)修道院」を書くことになったのでした。字数
が600字、文体も制限がありますので、こちらのいいようには書くことは
できませんが腕によりをかけて!(笑)

そうそう、もひとつ、ご紹介したいYoutube画像があります。
夫の知人が彼に送ってきたのを、わたしにと今度は夫が転送してきたのです。
「ドナ・ユーコ、君はこれに興味を持つに違いない」と書いて(笑)

題して「Porcelain Unicorn=磁器の一角獣」。
なんと、またもや一角獣ですぞ!(笑)

この作品は、Philipsのシネマショートフィルムコンテストでグランプリをと
ったものです。

応募作品は下記6行の台詞が使われていなければなりません。

What is that?
It’s a unicorn.
Never seen one up so close before.
Beautiful.
Get away, get away.
I’m sorry.

わずか3分の短いストーリーですが、秀作だと思います。
では、どぞ。

関連記事
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村
テーマ:ヨーロッパ映画
ジャンル:映画
コメント
漢検ですか、、、レベル高いですね。私の生徒たちはまだまだそこまでは、、、書き初めで漢字を書いてますが、普段の授業では、カタカナでGive Up する人が多いです。求められて、漢字教えたんですが、その後、生徒が減ってしまって、、、、
2011/02/06(Sun) 06:59 | URL | 岩岡 | 【編集
フィルムを見ました。文句無しの秀作だと思います。わずか3分間でこれだけのストーリーが描けるなんて、すごいですね。
2011/02/06(Sun) 09:37 | URL | 梨の木 | 【編集
>岩岡さま

こんにちは。そちらのブログを訪問いたしますた。
空手を指導しておられるとか、わたしの生徒にも空手を
している人が数人おります。

日本語はひらがなから入ってカタカナを覚えてもらいますが、
カタカナは補習校の子供たちにとっても覚えにくい文字の
ようですから、こちらの人にとっても同じことが言えるのでしょう。
でも、現代日本語は外来語がとても多いですからカタカナは
必須ですね。

わたしの教室の場合、1年少しで漢検10級を受験させます。
目標があると結構みなさん頑張ります。
勿論漢検の指導が少し必要です。
生徒さんにもよりますが、漢字には興味を示す人が多いですよ。

日本語はカタカナ同様漢字学習も避けて通れない課題ですが、
教えるのにも時間がかかります。
どうぞ生徒さんにがんばってもらってください^^

>梨の木さん

ちょうど一角獣タペストリーに没頭していたところでしたから、
奇遇な!と思い、掲載してみました。

梨の木さんが観たという「King´s speech」、まだポルトには
来ていませんが、わたしも観たいと思っています。
シンプソン夫人も、まぁ、なんと言いましょうか、恋愛感情
だけではなく野心があったとわたしは見ます。
後年二人の仲は結構冷めていたとの話もありますし、
さもありなん。

あらら、ゴシップ話になっちゃいましたv-290
2011/02/07(Mon) 07:34 | URL | spacesis | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
Click for Porto, Portugal Forecast 
ポルトガル ポルトの口コミ
ポルトガル ポルトの口コミ