2011年3月12日 

今回地震の被害にあわれたみなさまに、こころからお見舞い申し上げます。

我が子たちも所沢の妹たちも無事だったとは言え、ニュースで繰り返し放映
される画像を見るにつけ、手放しで喜べない気持ちです。目を覆うばかりの
惨状に愕然とし、泣きたい気持ちになります。
みなさまのご家族、ご親戚、お知り合いの方々はご無事でしょうか。

昨日の午前中はいつもの日本語教室がキャンセルされていたので、前夜は新
しいクラスの準備で少し夜更かししてしまい、いつもなら起床している時間
にまだ寝入っていたのでした。

それが、7時半過ぎに電話が鳴り、こんな朝早い時間にいったい誰だろうと
思い、ベッドから飛びおりて玄関ホールの電話を置いている所まで小走りに
向かいました。

受話器を取るなり「ユーコさん!あんた、東京が大変なことになっとるで!
子供たちおるやろ!ニュース見てみー!」と大阪出身の友人の一声です。

同じ人からこれと同じ声の調子で、かつて突然の恐ろしいニュースを知らさ
れたことことがあるの一瞬を思い出しました。1995年1月17日の関西大震災
の時でした。
ギョッとして大慌てでテレビをつけると同時にパソコンのスイッチを入れま
した。朝からテレビをつけるなんてことは大事件でもない限り我が家ではま
ずありません。

そうして目に飛び込んできた画像に、しかも即それを東京だと思ったもので
もうその後は大変でした。すぐ子供たちのケータイに電話を入れたもののつ
ながらない、所沢の妹宅の固定電話もダメ!

今、日本は何時よ!?娘は?息子は?と不安は募るばかり。
何度も何度もダイヤルを回せど同じ応答です。ウェブ新聞で更なる情報を得
ようと慌てふためいてパソコンに走りました。すると、スカイプで息子が
「ママ、地震があった、こわかった~」と、声をかけてきました。
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ー続きはここからー

ケータイはつながらねど、ネットは大丈夫なのですね、こういうとき・・・

息子は昨日は仕事が休みで、地震が起きたとき、外で自転車を走らせていた
そうです。急いで帰宅し、やったことが、なんと!3匹の猫たちをそれぞれ
のカゴに入れて外へ運び出したのだそうです。(あんたら幸せなねこやで!)

モイケル娘は?と聞くと、「まだ会社だと思う、けどケータイが通じない」
と言う。ダメもとでケータイにメールを送ろうとメールボックスを開くと、
モイケル娘からのメールの件名、

「かあちゃん、地震起きました」

この件名を見た瞬間、わたしの心臓はぎゅぎゅっとしぼんだ!
そして、短い文面を読んだ瞬間、安堵に胸をなでおろしたのでした。

まだ会社にいるが、都内の電車が前面ストップしているので帰れない。
いわゆる帰宅難民になっていたわけです。

そのうち、「同期の人たちで歩いて帰ろうという話が出てる」と言うではな
いか。おいおい、まて!それは危険なことだよ。止めよ、とメールを打った
が、息子、「She's comming back. 家に向かってる」

「シ、シーズ カミング バックって、あんた!ナに言ってるのよ~」と叫
べど既に遅し

すると間もなしに娘からの返事、
「今歩いてる。心配しなくていいよ。グループで歩いてるから」
こういうときは、余震もさることながら、狼男も心配なのだよ、おっかさんは!

我が娘、思うに絶対ネコのことが心配で、歩いて帰る気になったに違いない。
同じ環境だったらわたしも同様のことをしていたこと確実であります。

夫も勿論起き出しておりましたが、気になるとて患者の仕事を休むわけ
には行かない。間もなく出勤しましたが、残ったわたしは、新しいクラスの
準備も手に付かず、そのうち、友人たちから、親戚から、知人からと電話が
一日中なりっぱなしです。

娘が一緒に歩いたグループは会社の寮の人たちで、実はその寮が偶然我が
子たちのアパートの一つ駅違いのところにあるのだそうな。
たまたま、社員に寮から築地にある会社まで、1時間ほどかけて自転車通勤
をしていたツワモノがいたのだとか。
それで道を知っていたので、皆で徒歩で、との決断を下したそうだ。

自転車で1時間が、歩いてなんと4時間半!たはーー!
どんな靴でそんな長時間歩いているのだろうか、足、大丈夫だろうか・・・
そんなことを思い巡らしながら、気もそぞろで新しい出張日本語クラスを
終えて帰宅し、息子から家に無事たどり着いたことを確認して、ひとまず
安心したのでした。

yugure
被災地のみなさまの現在、これからを思いうに付け、今日も夕暮れを平穏な
気持ちで眺められる幸せを噛み締めながら、未だに安否が確認できていない
方たちのご無事を祈って本日はブログを閉じます。
テーマ:地震
ジャンル:日記
コメント
はい、実家は富山なので被害はなく姉家族が1人千葉にいますが、CDが棚から落ちてきた程度で済みました。ありがとうございます。東京本社の同僚や友人で帰宅難民はいたものの、それでも眠らない東京、夜の11時半に渋谷で足止めなので居酒屋にいますとメールも入る、でもそのほうが安心なのかもと・・・。各地から日本人でない友達からもメールなどで安否を気遣うメールなどが入り私からも関東から北に住んでいるであろう友人達にメールを送り、災害にあった方々を思うと非常に辛いのですが、そういう中でも人との繋がりの暖かさも感じておりました。最初はニュースに釘付けでしたが今は心が痛すぎて少しニュースから離れようかと思ってもいます。現地の人たちはもしかしたら二度と同じ生活、気持ちには戻れないのかもしれませんが、少しでも早く落ち着いた生活に戻れる事を祈るばかりです。
2011/03/13(Sun) 06:12 | URL | CHIKAKO | 【編集
なんで!?
テレビで連日、特に津波での悲惨な状況を見るに付け、それなりの営みが木っ端みじんに破壊されて行くのがとても悲しい。この被災者にこれでもかと言う、追い打ちの原発事故。東電、政府の後手後手の対応に怒りさえ感じます。この後もっとすごい地獄を見るようで恐い。”カミさんと食事をしながらテレビで状況を見る”何か「罪悪感」を感じている自分がいます。救いは幼い子が自衛隊員に助け出されている映像が流された時、全ての人が助かったような気持ちになります。
2011/03/13(Sun) 07:27 | URL | 喜怒哀楽ちゅう! | 【編集
こんばんは
ご家族、ご無事だったようで安心しました。

でも被災地はほんとうにひどいことになってしまっていて胸が痛むばかりで。
海外では何もできず、これ以上被害が広がらないよう祈るのみです >_<

これからも心配な日々が続きます。
どうかどうかこれ以上被害が広がりませんように・・・
2011/03/13(Sun) 10:50 | URL | ピパーナ | 【編集
長期戦になりそうです
こちらの家族は大丈夫ですが親戚が仙台にすんでいるのでまだ連絡がつかない感じであります。
海っぱたでないので電話と電気がまだ復旧してないだけで大丈夫だとは思います。

あっしの方は、丁度地震があったときにギターのレッスンをしていて生徒さんがパニックになってしまってびっくり。すぐに落ち着きを取り戻してくれたから良かったです(^^;)

でもって、あっしの住んでいる海老名市は被害と言うようなすごい被害は無かったのですが、
これから電力会社の計画停電と小田急線の運転ダイヤが減少などがあるみたいです。
被災地の人のことを考えるとそれくらいのことは当たり前のように粛々となされるべきこと。

ここは日本です。日本人は必ずこの苦難を乗り越えると信じています。
世界の人達の暖かい支援もあるのですから!
2011/03/13(Sun) 22:50 | URL | 松浦佳也 | 【編集
>CHIKAKOさん
とりあえずご無事でよかったですね。わたしの子供たちも
千葉県に住んでいます。次から次へと怖い情報が乱れて
出ており、まだまだ安心できません。
金曜日からずっとPCに情報収集で張り付いていますが、
疲れてきました。
わたしも少しテレビから目を離しています。
これ以上の惨状が日本を襲わないようにと祈るのみです。

>ちゅうさん

日本政府が会見で流す情報と海外のテレビ局が流す
のとは内容が少し違うので、政府に対する不信感がぬぐえません。
原発事故は人災だとさえ言う人もでてきていますね。
かつてあった緊急災害対策予備費4400億も民主が
例の仕分け政策で0にしてしまいました。その矢先のこれです。
現政府に対する非難がそろそろあちこちからあがっています。
今非難しても仕方ないのでわたしは口をつぐんでいますが、
色々頭に来ていますv-293

>ピパーナさん

ひどいことになりましたね。
金曜日からあまり眠っていません。余震は大丈夫か、
子供たちにあれも言わなきゃこれも言わなきゃと
最悪を想定して次から次へと心配が湧いてきます。
原発事故が心配です。

>松浦君

心配ですね。
惨状映像を見ていると涙がでてきます。

輪番停電、長期に及ぶかもしれません。
これも色々支障があるでしょうが、こらえて頑張ってください。

多くの海外メディアがこんな大惨事の中でも冷静に
行動する日本人を賞賛しています。

がんばれ日本!
2011/03/14(Mon) 04:45 | URL | spacesis | 【編集
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