2011年7月1日 映画「The Tree of Life」

毎朝、日本語授業の前に小一時間ほどウエブ新聞や政治ブログに目を通す
のが習慣なのだが、近頃は政治欄を読むにつけ、現政権のすること為すこと
言うことには、朝からゲンナリしている。ほんとに軽い調子なんだから!

それをここでとりあげるにはわたしは元来が口ベタ拙文で、ツラツラ愚痴の
オンパレードになるので避けている。
せめてと、夕食時夫を相手に話すにも、逐一説明を要し、それをしている
うちに段々と冷静さを欠き、夫から「おいおい」と言われるようになること
度々で、今はそれも我慢している。

カッカしているうちが花、まだ元気が出るが「ゲンナリ」はどうもいけない。
なんと言うか、「なんでぃ・・・」とやる気を削がれるのだ。

こんな具合でこの数日は、無気力状態。
夫、それを見て取ったか、昨夜は珍しや、仕事から帰ってくるなり、
「映画見に行こうか!」

実は昨日は夫の誕生日であり、日本語教室の合間を縫ってプレゼントを
買いに出ており、晩御飯もちょいと手をかけてみようかと思っていたのです。
「う~~ん、いい映画、来てないでしょ。それにおいしい晩御飯を作ろうと
思ってるのよ」と言うと、これはどう?と紹介されたのが、ブラピとショーン
・ペンの「The Tree of Life」

「The Tree of Life」なんて言うと、シンボルマニアのわたしはすぐにカバ
ラのそれを思うのですが、カンヌ映画祭で受賞したテレンス・マリック監督の
作品だそうです。

上映はわたしが食料買出しに行く近くのショッピングセンターで夜9時から。
日本語教室もぼちぼち夏期休暇をとる生徒さんが増えてきたことだし、映画
が夜中に終わって帰宅してもさほど影響はなし。こと映画に関してはわたし
が誘うのが常なのに、今回は夫の誘い、誕生日でもあるし、付き合ってやるか、
と昨夜観て来ました。



1950年代のアメリカ、テキサスの小さな町が舞台。
子供たちに愛情を注いで育てる優しい母と厳格な父(ブラピ)、3人の子供
たちの家族を描いた物語です。

子供たちの誕生から幼児期、父親との確執、異性への興味が芽生え始め
る思春期までが丁寧に描かれ、わたしは知らず知らずのうちに、我が子達
の誕生、成長の姿、そして父との確執の自分の思春期に重ねていました。

映画の途中で挿入される宇宙、地球の誕生と創造、生命の誕生から白亜
紀の終焉までの美しい場面は、この家族の歴史と併せて、The Tree of
Lifeのテーマではないかと思います。

わたしは映画を感覚的に観るタイプ、いわゆる芸術映画とされる小難し
い部門は苦手な方で、あれこれ分析はしませんが、この映画冒頭で語ら
れる言葉、
「人には二つの生き方がある。The way of nature and The way of grace,
そのどちらかを人は選ばなければならない」

この言葉は映画の母親と父親の生き方考え方を表していると思います。
少し前の時代なら、概ねどこの家庭でも見られた光景で、わたしたちはそう
いう二人の違った人間の生き方、見方を幼いころから身近に見、影響を受け
たり反面教師にしたりして、自己を確立するのではないでしょうか。

今日の自分の存在は過去からの恩恵、今わたしたちががしていることは、
わたしたちの意識、無意識に拘わらず未来につながり、引き渡して行くの
だということを考えさせる映画です。

興味のある方は更にgoogleなどで検索してみてください。

live
昨夜のショッピングセンター内。8時半も過ぎるとジャズ・ライブが始まった。

live
生演奏はいい^^

明日はアルハンブラ、ご紹介します。
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コメント
誕生日おめでとう!
木曜日に、カミさんに映画を見に行こうと誘われ行きました。
シアターなのでお互い見たい映画を決め別々に。
カミさんは「ブラックスワン」。
ちゅうは「プリンセス・トヨトミ」を。
館内には14~5人の観客です。
ちゅうの見た映画は、荒唐無稽でしたが関西人、特に大阪の人が喜びそうな映画でした。
昼食は食堂街で中華を。見た目は美味しそうでしたが
カミさんおかんむり!「だしが効いていない!」。「麺が美味しくない!」。
そして究極の捨て台詞「もう絶対に二度とこの店には入らない!v-412」とプンプン!!
と言う他愛の無いお話ですみません!
2011/07/02(Sat) 08:53 | URL | 猛暑でも元気ハツラツちゅう! | 【編集
>ちゅうさん

あははは。食堂街の食べ物はわたしたちもpiza Hatのしか
食べませんです。
どうもわたしは味、衛生上も気になりいまいち・・・

ブラックスワンは観たいと思っていたのに見逃しました!
で、ちゅうさんが見たと言う「プリンセス・トヨトミ」ですが、
帰国前に面白そうだと思い、本を買って
きました。夏休みに
読むつもりです。

なるほど、日本語ではあのタイプの映画館を「シアター」と
呼ぶのね^^しらなかった~(笑)
2011/07/02(Sat) 16:19 | URL | spacesis | 【編集
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