2011年9月23日 

お菓子をポルトガル語では「Bolo=ボーロ」と言います。

ポルトガルの代表的なお菓子といえば、まず浮かんでくるのが「Nata(ナタ
=エッグタルト)」「Bolo de Arroz=ボーロ・デ・アロース」「アヴェイロ
ovesovos moles=オーヴス・モーレス」、それに忘れてならないのが日本
のカステラの源だと言われる「パン・デ・ロ」です。
(関連記事:spacesisのポルトガルよもやま話「カステラはポルトガル語か

これらのお菓子はすでに過去ブログで紹介していますが、後日「ポルトガル・
ロマン」サイトにてまとめて案内したいと思います。ポルトガルのお菓子は
見た目も味もいたった素朴なものが多いのです。

バターが中心のケーキ類、たまに食べてもいいかな?と思うことがあっても
元来が和菓子好みのわたしはあまり興味を示すことがなく、むしろ夫に薦め
られて口にするケースが多いのです。

それでも子供たちがいた頃は、彼らの喜ぶ顔が楽しみで、得意のパイナップ
ルケーキ、チーズケーキ、チョコレートケーキ、そしてバターやチーズクッ
キーなどをよく作ったものですが、その子供たちが日本に行ってしまった今、
クリスマスとお正月、それに、何かの会合でもない限り家でのケーキ作りは
すっかりなくなってしまいました。

またケーキ屋さんで買うには日本でよく売られているショートケーキの如き
はポルトではなく、結構なお値段がすると同時に、丸ごとのケーキひとつを
夫婦で食べると言うのは楽なものではありません。俄然、ケーキを食べる機
会がグンと減ったこの数年ですが、近頃はその様子が変わってきて、ショー
トケーキが手に入るようになりました。

パリ風のお菓子が食べられるサロン・デ・シャ(ティーサロン)「Boulange-
riede Paris」(=ブーランジェリ・デ・パリ。「パリのパン屋さん」の意味
だと思う)がポルトにチェーン店として3軒出現です。

そのうちの一軒、サン・ベント駅からリベイラへ下りる「Mouzinho da Silve-

boulangerieparis
店内はパリの風景が飾られて。二階もあります。

boulangerieparis
この日のわたしたちのメニュー。ケーキは味にちょっと洗練さが足りなかった
ような・・・ゴツイ味といおうかw(なんてケーキ通でもないわたしが言っていい
ことか。笑)しかし、さすがカフェ・オ・レは美味しかった! この泡立ち、もう見
ただけで分かるというものです。

boulangerieparis
あぁ、これが全部和菓子だったらなぁ(憧れ^^)
 

boulangerieparis
いろ鮮やかなクッキー。見た目はとてもきれいですが、わたしは要らないか
な(笑)

インフォメーション:「Boulangerie de Paris」
           所在地:Rua Mouzinho da Silveira (サン・ベント駅前周辺)


さて、日本語教室、一部の生徒さんたちの希望で昨日から始めましたので、
我が夏休みもほぼ終わりです。

この3週間で読んだ本と感想をちょっとご紹介。

book



「マヤ2012 宇宙のニューサイクル」 

著者サブリナ・ムニョスはSETI(地球外知的生命体探査)イタリア支部
会員。この本は古代文明を巡る長年の研究集大成として書かれと言われる。
「マヤ2012」は2012年12月で終わると噂される「太陽の石」こと、
マヤの暦のこと。著者の計算では2012年を終焉と断定する説を軽率だと
論じています。

訳者の文体がちょっと気になりました。いまいち迫力にかけます。が、もう一度
読んでみようと思っている。

「さまよう刃」 東野圭吾

この人の本は初めてです。本当を言うと、「刃」と言う文字からてっきり時代
物と勝手に解釈して買ったのでした^^;
近年、平岩弓枝の「はやぶさ新八」シリーズや藤沢周平の時代物に興味を
持ち始めていたもので^^;

れっきとした現代もの。中学生の一人娘を少年グループに殺害された一サラ
リーマンの復讐物語ですが、犯罪を犯す未成年の断罪に迫ろうとするちょっ
と重いストーリーでした。
間違って買ったとは言え、こういうのも読んでいいかな?と。

「ニーチェの考え方」 富増章成
表紙の「この本を持ち帰れ」の言葉に乗せられてみました(笑)
この3週間で読んだ三冊の本の中で、一番面白かった本です。

一度は触れてみたいニーチェの哲学と以前から思っており「ニーチェの言葉
集」という厚い一冊を入手していました。その前に入門的な分かりやすい
説明を加えた本はないかと探していたのが、結局大して考えもせずに手に
とったこの一冊が、まさにそれでした。

面白い!分かりやすい! ニーチェの生きた時代、彼の思想は
殆ど理解されなかったと言われますが、それもそのはず、塩野七生さんの
ことばを借りれば「人間社会の修道院化」の十分な影響を受け継いでいた
19世紀でニーチェはアンチクリストだったのですね。
テンプル騎士団の歴史を学ぶのにも一役買いそうなニーチェの面白い思想
が読みやすく書かれています。すでに我がモイケルにも読書お勧め本。

最後に、ただいま半分まで読み進んだ「十字軍物語」。
自称ポルトガル・テンプル騎士団の追っかけのわたくし、出た!と家族から
言われる本です。

book

「ローマ人の物語」「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」「コ
ンスタンチノープルの陥落」と塩野七生さんの本はどれもわたしにはとても
面白かったのですが、今回のシリーズ、これも第一回十字軍(後、テンプル
騎士団)遠征の歴史が塩野さんの独特の語り口(分かりやすくてわたしは大
好きです)で執筆されており、テンプル騎士団については少し知識があるの
で逐一語彙を調べる必要もさしてなく、騎士団たちの戦略を楽しんで読んで
います。途中で止められず、ついつい夜更かししてしまうのが玉にキズ。

ポルトガルのテンプル騎士団、或いはキリスト騎士団がでてこないかな?と
第2巻3巻と読んで行くのに今からワクワクしています。

アンチクリスト思想のニーチェと「神がそれを望んでおられる」を御旗に立
ちあがった十字軍の物語、相対する二つの内容ですが、十字軍物語りも単に
宗教一色のみではなかろうと推測されるところに魅力あり。どこかでこの
二つの思想がつながりはしないかと思うと面白みは更に増大します。

本日もお付き合いくださり、ありがとうございます。

なお、本日は別サイト「ポルトガル・ロマン」にて、夕焼けメルヘン画家、
坂田喜作先生のギャラリーをアップしましたのでお寄りいただき、失われ
つつある日本従来の美しい夕焼けシーンをお楽しみいただけたら嬉しい
です。

ポルトガルロマン「坂田喜作先生のギャラリー
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ジャンル:海外情報
コメント
おいしそぅ
フランスのケーキですか!
私にはナマツバものですが!(^^ゞ
和菓子は、そちらで求めるのは難しいかもしれませんね~
いっそ、これも手作りされてみては?
あずきが入手できれば、いけるのでは?
それにしても、ケーキまでつくられてるとは、オールマイティですね~
素敵です!
(*^^*)
2011/08/24(Wed) 05:00 | URL | jackiemai | 【編集
この色鮮やかなのはマカロンですね~。
しゃれたカフェができてるなって横目で見て
入らなかったので,次回は入ってみようっと。
2011/08/24(Wed) 18:45 | URL | きゃしー | 【編集
このカフェ・・・
よく行きます ^^
ポルトのカフェにしては珍しくカラフルなお菓子が並んでいるのでw

私、東野圭吾の大ファンです *^^*
彼の本は重くなってもポルトに持ってきましたよ~w
2011/08/25(Thu) 09:24 | URL | ピパーナ | 【編集
読書意欲に驚嘆
  ポルトは相変わらず寒さが?続きますね(T_T)。甘い物は喰えなくなりましたがコーシィは甘くないと飲めましぇん。

長身の塩野七生さん^^ちょくちょく立ち寄りますAmazon.co.jpで見かけます。松本清張氏はキヨハルで七生氏はナナオですが、読者の読みです、かね。歴史は娯楽‥?ルネッサンス学者の目の上のタンコブでしたっけ。

本は趣味本オンリーで、読破した^^小説は色気づき始めた頃に読んだ『小僧の神様』と『清兵衛と瓢箪』だけです。甚く感動‥あの時の感動は未だに褪せません(>_<)。
2011/08/25(Thu) 21:37 | URL | 夢想窓 | 【編集
ツァラトゥストラトキャスターはこう弾いたりして
写真のカフェオレ、おいしそうでありますなぁ~。
最近インスタントコーヒーに飽きているので、たまには本物が飲みたいのですが夏は暑すぎて出不精なわけであります。体重の方もデブ症なので注意なのであります(^^;)
ところで去年か一昨年あたりになぜだかニーチェが流行ったみたいですが、ニーチェといえば古い本ですが西尾幹二氏の「ニーチェとの対話 ツァラトゥストラ私評」がなかなかわかりやすくて良かった記憶があります。
西尾幹二氏というと、う~ん...と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、朝まで生テレビの討論とは違いますのでお勧めなのであります(^^)
2011/08/25(Thu) 21:55 | URL | matsuura448 | 【編集
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2011/08/26(Fri) 09:03 |  |  | 【編集
>jackiemaiさん

和菓子はを作るには材料がダメですね。
それに時間もかかるので無理^^;
和菓子が食べたいと言うときには小豆餡だけを作り、それで間に合わせます。
餡も大分上手にできるようになりましたよ^^

>きゃしーさん

あ、マカロンか!クッキーだなんて、クックックック(笑)
子供のころは憧れのお菓子でした。

今度きたら是非お試しを^^

>ピパーナさん

おお、東野圭吾のファン!
間違って買って来た本ですが、他のも読んでもいいかなぁと。
次回、また選んでみますね。

このカフェ、BoavistaとFozにもあるようですよ。

> 夢想窓さん

夢想窓さんはコーヒーに砂糖をいれるのですね^^
わたしは常にブラックです。こちらのエスプレッソもよほどでないかぎり砂糖はいれません。

甘いのも辛いのも好きなので、ちょっと気をつけないと^^;
辛いのでは生ハムがたまらんのです(笑)

『小僧の神様』と『清兵衛と瓢箪』・・・・し、しらん~~(笑)

>matsuura448君

あっははは。出ましたね、ツァラトゥストラw

西尾幹二おじさん、好きですよ。
ブログ、ときどきお邪魔して読んでます。そのニーチェ関連の本、次回入手してみます。
ありがと^^
2011/08/27(Sat) 18:03 | URL | spacesis | 【編集
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