2011年10月11日

訪問予定に入れていなかったのだが、サグレスの近くだというので昼食に出
かけたところが、ラゴスの町。Lago(s)はlacobrigaというラテン語を語源と
し、ポルトガル語で「湖・池」を意味する。

lagos
ラゴスの旧市街は、今に残るポルトガルの歴史上のどの町もそうであるよう
に城壁に囲まれている。旧市街の入り口のキオスク。


現在はアルガルヴェ地方で最もポピュラーなリゾート地のひとつで特に夏場
は多くのツーリストで賑わうが、紀元前から港として開かれ、ローマ帝国、
イスラム国の統治の歴史を持つ。
lagos

また、15世紀に入るとエンリケ航海王子が居をかまえ、ラゴスからは、
船乗りたちに恐れられていた世界の果て、アフリカを目指した多くの
探検船が出帆した。大航海時代の幕開けはラゴスから始まったのである。

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↑旧市街の鮮やかな色彩のレストラン店先。ここで昼食したのだが、サービ
スがいまいち。よせと言うのに、夫、カードに「サービス、悪し!」とコメ
ントを残して来たなり。

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海岸どおりの広場にあう「ヘンリケ航海王子」記念像。
下に見られる年号「1460-1960」は王子没500年を祝っての記念
年号。           

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               -この画像のみwikiより-

↑1444年に開かれた奴隷市場の跡。アフリカ大陸から連れてこられた多く
の奴隷はここからヨーロッパ大陸に。ラゴスは大航海時代の誕生の地である
と同時に、アフリカ奴隷の入り口でもあり、現在の観点からするとポルトガル
大航海時代の栄華の陰の部分と言える。


メンヒルはどこだ?     
                     
時間とお金があれば、多いに遺跡めぐりをしたいと言うのがわたしの願いだ
が、両方ともないのが現実^^;
なかでもわたしが興味を惹かれるのは先史時代や文明の夜明け以前の遺跡だ。
考古学者ゼカリア・シッチン氏の説くメソポタミア文明遺跡や南米の古代遺
跡には多いに惹かれるが、いかんせん、経済的にだけではなく、危険地域で
もあることが多いので、ひたすら本を読んで憧れるに終わっている。
     
しかし、過去に一度だけ、どうしても見たいと夫を説得し、ロンドンでレン
タカーを利用し、家族旅行でイギリスの憧れは「ストーンヘンジ」を観に行
ったことがある。

下記が証拠写真(笑)
lagos
風で髪が一部逆立ってる。

既に息子と三人ロンドン旅行をしていたので、この夏にはモイケル娘を伴った。 
1999年の日付になっている。
本当は一夜、ここで過ごしてみたかったのでが余裕なく。
    

こういう事情ゆえ、近年は許される範囲内で休暇を利用しては、それ!と
ウキウキしながら出かけるのが関の山である。

今回のサグレス訪問で何度か道を往復しているうちに目に付いた小さな標識が
「Monumento megalitico」。サグレスを去る日に、標識に従って行ってみよう
となった。

車道を横の入って細い山道をドンドン進んでいく。すると、車が2台ほど止め
られるスペースのところに、一台の車が停まっている。
おお、ここか!と我らも駐車、車から降りると、前方はだだっぴろい荒野が
広がっている。そこを入るのか?

お隣さんも「??」と思ってか、話しかけてくる。いや、どうもここではな
さそうで、というので、乗車し更に山道をドンドン進んでいく。
が、行けども行けども見当たらず、ついに出たのは海岸ではないか・・・
別のカップルは結局引き返すことにしたようだ。

「仕方ないね。これじゃ、どこにあるかわからんよ。目印がないんだもの」
と夫。わたしたちも引き返すことにしたが、
「あぁた、そっち側見て、わたしはこっちをよくよく見てみるから」と夫に
ゆっくり走ってもらうことにした。

すると、反対方向からも、わたしたちのように物好きなのが数台車を走らせ
て来るわ来るわ。すれ違いざまに車窓を開けて「あったか?石?」(笑)
みんな探しているのだ。

一度は車を止めてもらい、人跡未踏のような荒野に
「へ、蛇でもでないかな・・・いやだな・・・」と恐れながらも見たいと
いう欲望の方が勝って、夫や止めよと言うのを振り切り、こわごわ足を踏み
入れてみたものの、ジグなし(津軽弁:アカンタレの意w)結局まもなく
引き返したのだった。

が、絶対見つけ出してやるぞとわたし、しばらく走るとテレパシーがピピ!
とあるところで、ちょい待ち!と夫にストップをかけた。

うふうふうふふふふふ。あったあった!
見よ、道の横、小高い、少し奥まった所に見えるではないか!
sagres

こと、こういうことに関しては実に辛抱強い我が性格、やったぜ! 
        
sagres
AC4000から3000年のメンヒル。ポルトガル語では上述したように
egalitico(メガリティコ、もしくはMenir(メニール)と呼ばれる。

メンヒルとはブルトン語で「長い石」だそうだ。ヨーロッパに多く見られポル
トガルでも結構な数があるそうだ。

因みに昨年、古城ぺネドーノ(Penedono)を訪れた際にも山上の古代遺跡ドル
メンをわたしは観て来ている。

興味のある方はどうぞ。

古代の遺跡ドルメン

ついでに、山中の古ぺネドーノ古城もどぞ。→「ぺネドーノ、中世の古城
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コメント
イキイキとされてステキです。
spacesis 様 こんにちは 

お元気で御活躍の御様子ですね。
そちらの映像は何て美しいんでしょう。

御夫婦睦まじくドライブ・執念で
目的の物を見つけられましたね。

あっそれから、私の拙いブログをリンク
して下さりありがとうございます。

私もこの度リンクさせて頂きました。
これで相互リンクとなりました。

これからもよろしく御願い致します。
お体御自愛くださいませ。
2011/10/12(Wed) 01:54 | URL | ぽぽ | 【編集
>ぽぽさん

こんにちは。
南部のアルガルヴェ地方は気候がよく建物も白、黄色、青に彩られており、撮影の腕が少々拙くても、いい画像になります^^;

相互リンク、ありがとうございます。
ときどきそちらにお邪魔しておりますが、ごめんなさい、読み逃げですv-408

こちらこそどうぞ宜しくお願いいたします。







2011/10/13(Thu) 06:09 | URL | spacesis | 【編集
建物が
とにかく、建物が素敵ですね~
異国風というか。

石、見れてよかったですね!
さすがspacesisさん、執念ですね!
異国レポート(私からしたら)、これからも期待してます~
(*^^)
2011/10/14(Fri) 04:05 | URL | jackiemai | 【編集
お久しぶりです。
日本にもいらしたんですね~。
お弁当がとても美味しそうでした。
お子さん達もお元気そうで良かったです。

さて、ご報告が遅れましたが、わが家は9月の始めにポルトガル北東部、スペイン国境付近Mogadouroに滞在しながら、Douro川クルーズやヨーロッパ一大きいスペインのAlmendraダムやZamoraまで足を伸ばしました。今回は自然を大満喫し、あまり歴史的なところは訪れませんでした。

ストーンヘンジ、私も行きました。
日本だったらヘンジ饅頭やヘンジ煎餅、ヘンジバッチなど売りそうなとこだけど、土産屋すらなく、バス停を降りたらただストーンヘンジがあったのを覚えています。
2011/10/15(Sat) 06:07 | URL | gallega | 【編集
>jackiemaiさん

白、赤、青、黄色と南部独特の色使いの建物が多いですね。
ここでは紹介できませんでしたが煙突も素敵なんですよ。
そのうち機会があれば^^

>gallegaさん

こんにちは!お元気そうですね。

あ、ドウロ川クルーズ、いきましたか!
ドウロ上流はSLで出かけましたが、夫にクルーズ、行こう行こうと誘われながら、水が怖くて(かなづちなもので)のばしのばしにしてます^^;

ストーンヘンジ、そういわれてみればたしかに、わたしが行ったときは周囲の建物は一軒しかなく、そこでちょっとみやげ物を売っていたような気がします。
「ヘンジ饅頭」「ヘンジ煎餅」・・・・ぶぶっ!ほんとうですね。日本ならなんでもかんでもお饅頭と煎餅ができますもんね。
どじょう饅頭はさすが、きてないな・・・v-8


2011/10/15(Sat) 14:59 | URL | spacesis | 【編集
SLなんてあるんですか?
クルーズ良かったですよ!!
片側スペイン、片側ポルトガル。ガイドさんはスペイン人とポルトガル人のミックスの方がしていました。
クルーズ後は色々な国から来た獲ずけされた肉食の大型の鳥のエキシビションがありました。
他にクルーズの途中で降りて自然探索するコースもありましたよ!

今後のポルトガルへの旅行は高速道路使用料がネックになるので、南部へは行きずらくなります。
現にポルトガル北部ではスペイン人観光客が激減しているとか・・・
2011/10/15(Sat) 20:25 | URL | gallega | 【編集
>gallegaさん

ドウロ川沿いにずっとレグアまで上って行きますよ。でも限定期間あり。
5月始めくらいから多分10月始めの間だけです。
下記で記事にしてありますので興味あらばどぞ。

http://www.geocities.jp/spacesis_porto/html/out-of-porto09/SL-regua.htm

ところで、そうなんですよね、高速道使用料がねぇ・・・
ただ今わが国は貧窮状態でどうにもこうにもできませんわ^^;
そちらは大丈夫?
2011/10/17(Mon) 17:28 | URL | spacesis | 【編集
SL素敵ですね。

ありがたいことに、我が家庭にはそれほど影響はありませんが、
スペインも四苦八苦してます。
首相がついに、”スペイン経済は瀕死の状態にある”と発言しました。
1ヶ月後に選挙があり、現在野党のPPに政権は変わると想像出来ますが、さてどうなるでしょう。この先。
2011/10/17(Mon) 20:18 | URL | gallega | 【編集
>gallegaさん

ポルトガルの失業率は26%ですがスペインのはそれをはるかに上回る45%というのには驚いています。

いったい若者たちの将来はと考えるとどこもかしこも大変な時代に突入していると思われます。ポルトガルの次はスペインと名指しされていますが、両国ともどうかこの難を超えられますようにと切に望んでやみません。
2011/10/21(Fri) 15:56 | URL | spacesis | 【編集
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