2011年11月13日


土曜日は生徒さんの都合で久しぶりに日本語教室休講でした。
金曜日夜、このところ疲れが溜まっており、遅い晩御飯も、なに、ダイエッ
トをしてもいいくらいだから、一食ぐらい抜いたからとて死にはすまいと取
らず10時前には就寝。そのまま土曜日の8時まで爆睡したのでありました。

こんなことは近年わたしには珍しく、ちょっと頑張りすぎかな?と自問して
います。夫には、
「まだあれこれ手を出すのか!いい加減スローダウンせぃ!」と言われるこ
としきりですが、そういう夫とて、この6月に、ポルト大学の夜間日本語コ
ースを2年間で終え、もうそれ以上のクラスはないのでと、今秋からなんと、
週に二回、同じく夜間コースであるフランス語を取っているのであります。

頑張っているのにはわけがありまして、今週末は12月にボランティアで
市立図書館で上演することになっている「影絵」作成に精出しているのです。
日本語塾仲間のOチャンに手伝ってもらっているのですが、ほぼ90%完成
です。もそっとだけお見せ(笑)

earthcronicle
ご存知、ブラキオサウルス。

白亜紀のキョウリュウ誕生からその滅亡までの歴史を分かりやすく影絵で
お話するのです。対象は5ー9歳児。

earthcronicle

キョウリュウたちの体の武器の役割もこんな風に^^
earthcronicle

もちろん、下絵は参考本を元にしていますが、これを切り取るのは実はてぇ
へんなのでして^^;

ストーリーは自分が構成した日本語をポルトガル語に訳し(もち、夫に手伝
ってもらったw)BGMはもうバッチリ。昨日今日もこのBGMを聞きながら気分
を盛り上げてほぼ一日中作成に没頭していたのでした。

こんなわけで、多少疲労気味のspacesis、今日のエントリーは前々回、夫の
裾縫いの中で話に出た、我がモイケル娘の傑作集のひとつを過去エッセイか
ら引っ張ってきましたので、これでご勘弁願います。

以下、題して「判子に見る日本社会縮図」。
既に読んだ方はスルーをば^^


子供たちが学校時代に書いた絵やプロジェクト作品は、月日が経ってから
何かの拍子に物置部屋の奥からひょいと顔を出し、引っ張り出して見てい
ると、いつの間にやら、時間の経つのも忘れて見入ってしまうことになる。

息子と娘の作品が我が家にはたくさん保管されてある。
それらは大きいものが数多く、捨てるにも忍びない。かと言ってこのまま
では整理がつかない。
   
そこでわたしはそれらの作品をデジタルカメラに撮って保存することを思い
ついた。そうすると、場所も取らないし原作が変色したり傷んだりしても
心配せずに済む。

色々な絵やプロジェクト作品の中で、わたしが傑作だと思うものの一つに
本人が書いた、ある図がある。

モイケル娘が16歳頃に補習校でスピーチした、「(日本社会に於いて)自己
主張はどこまで許容されるか」に使用して聴衆を笑わせた図だ。
わたしはこの絵を見るたびに「あっはっはっは!」と笑わずにはいられない。
ほんと、これ、ツッコミがうまいと思いません?
そう思うのは親バカのわたしだけでしょうか(笑)
    
国語教科での敬語、謙譲語の学習を通じて、日本の社会で自己主張は果たし
てどの程度まで許されるものなのか、というスピーカーの疑問と、そのリミ
ットについて自分の体験から、日本とポルトガルを比べて書かれたようだ。
長くなりますので、全文を載せるわけにはいきませんが、この図を提示する
部分の文を抜粋して見ました。(娘、事後承諾^^;)
    
以下抜粋。
      
ー日本社会について色々調べていたら、ある日会社内でのおもしろい習慣を
インターネットで発見しました。
書類などで判子を押すとき、「偉くない人」から「偉い人」の順で判子の
大きさが変わるというのです。

全員が社内で判子を押し終わったところ、捺印欄の左側の一番小さい判から
少しずつ印鑑の直径が大きくなってゆき、最後の一番エライ人の判はなんと
欄からはみ出て堂々と自分の偉大さを誇示しているではないですか。
そこに載せられていた図をみたときは思わず笑ってしまいました。ー
     
抜粋終わり。
     
右上がりに判子が大きくなっていく図を、本人は自分の好きなようにアレン
ジして、こういう具合に仕上げてみたようです。

hanko
                      ↑↑↑
課長欄外太い矢印の下、「少しえらいので調子にのっていばってみた」       
出る判子は打たれる」の下には、「この人は降格決定」とある^^;  

この仕上げを見せられた時には、ひとしきり大笑いした後、思わず
「モイちゃん、ほんま、あんたうまいこと書く!」と我が子ながら感心して
しまった。
 
会社社会にどっぷり浸かっていると、当たり前のこととやり過ごしてしまう
この判子社会縮図。う~んとわたしはうなってしまうのである(w)
実に「言いえて妙」だ^^;
大阪の堂島にあったオフィスで勤めていた頃は、会社の角印と所長の印が大
きいのは知っていたが、部課長の印にまで気をつけて見た覚えもなし。
いたってのほほんとしたタイピストであったわたしだ。

こんな何気ないことではあるが、モイケル風に面白おかしく考えられると、
時には世知辛い世の中も「わっはっは。」と笑って少しは気楽になれるかも
知れない。


おお!今宵も午前さまになり申した!
ではでは、本日もブログを読んでいただき、ありがとうさんでございます。
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コメント
感心しました!
影絵、凄く良いんじゃない!
色調も押さえ気味ですんばらしい!
それと、モイちゃんの判子の序列も
何度読んでも、見ても笑えます。
影の声:「母親似かも!」。
2011/11/14(Mon) 14:31 | URL | 完徹明けちゅう! | 【編集
影絵とても素敵ですね。
私紙切るの大好きなんで近くだったらお手伝いしたかったです!(中学時代にランプシェードのデザインコンクールで入賞したことがあります!)

娘さんの目の付け所すごいですね。
天晴れです!

しかし判子社会の日本。
そんなもんいいからやることやれ、って感じです。
2011/11/14(Mon) 18:11 | URL | gallega | 【編集
この影絵、近くだったら是非息子たちにも見せたかったです。少し前に、3人で本物のトリケラトプスの頭骨を見に行ったんですよ。そのあと、ちょっとした恐竜ブームで、絵を描いては切り抜いて遊んでいました。

旦那様、今度はフランス語ですか。となると、フランスに遊びにいらっしゃる日も近いですね?楽しみにお待ちしております(わくわく)。
2011/11/14(Mon) 19:51 | URL | 梨の木 | 【編集
>ちゅうさん

プロのちゅうさんにほめていただくなんて予想外!イエーーイ!

動画もいいけれど幻灯もなかなか味がありますよね。

そちらもアイディアいっぱいの手作り賀状、お励みください。
どんなのが来るか、とても楽しみ!
「かげの声」だけ余計だい!v-293

>gallegaさん

おお!アートセンスがあるともっと手の込んだものができると思いますが、何しろその方のセンスはいまいち^^;
お手伝い、お願いできないのが残念です。

でもBGMを探したり、ストーリーの構成を自分で書いたりするのは面白く、ちょっとした監督気分v-290
調子に乗らないように気をつけなくちゃw

ほんま、判子社会の日本、TPPも福島も知らんぞ!

>梨の木さん

しばらく前にその記事、読みました。
うちの子供たちも小学校1、2年の頃夢中になり、それに釣られて勉強したのが
今に及んでいます。つまりミイラ取りがミイラになったわけで^^;

ところで、もしかしたらご存知かもしれませんが、下記、折り紙クラブサイトで簡単な数種のキョウリュウの作り方が紹介されています。
息子ちゃんたちもできますよ^^

http://www.origami-club.com/easy/dinosaur/index.html

いえいえ、そちらへ行くためではなくて、来年お会いしたときにフランス語で行こう!てか(笑)
そんなわけはないでしょう(笑)

ヒアリングはまぁまぁだが、話がダメだ、なのだそうです。
上から2番目のクラスに入れられて四苦八苦してますよ。

そちらの旦那様の日本語はいかに?
2011/11/15(Tue) 06:51 | URL | spacesis | 【編集
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