2011年12月7日 

今日はデポズィット・デ・マリニャグランデ、略してDMG社のアートガラス
工芸品のポルト店を紹介します。

ポルト、リスボン間の中ほどにあるレイリアから西へ少し向かうとマリニャ
・グランデという町があります。
ポルトガルで「マリニャ・グランデ」と言うと伝統ガラス工芸の代名詞でこ
の町は別名クリスタル・シティーとも呼ばれます。

1755年11月1日、リスボンと南部沿岸一帯を襲った大地震で首都は
壊滅し、その復興を目指し、画期的な近代都市計画を進めたのが時の宰相
ポンバル侯爵でした。ポンバル侯爵の活躍は都市計画だけに終わらず、産
業にも積極的に取り組んだのですが、そのプロジェクトのひとつがロイヤ
ル・グラス工場でマリニャグランデ市に設立されました。以来、マリニャ
グランデ市は現在に及んでポルトガル伝統工芸のアートグラス産地になっ
ています。

250軒ほどある工場のなかでも由緒あるのがDMG社。国内専用販売店を数
軒持ち、ポルトのダウンタウン、リボリ劇場真向かいにポルト店を構えて
います。

marinhagrande
本社からの取材許可を得て、店内を案内してもらいました。

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ひときわ目を惹くのがDMG社独特の濃いマリンブルー。

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そのまま置くだけでもいい花器。

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マリンブルーに鮮やかの赤が映えた皿。

これらの色は、溶融したガラスを吹き竿に巻き取り、息を吹き込んで作品を
形作るDMG社独特の昔ながらの吹きガラス技法で引き出されるのだそう
です。

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マリニャグランデ・グラスの定番Calices de Bicos(カリセス・デ・ビコス)。
カリセスはワイン用の脚付き杯の複数形、ビコスは鳥のくちばしの複数。
このグラスの表面が鳥のくちばしのように突起した模様になっています。
値段が手ごろで現在でも多くの人に買い求められます。

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階上もありますのでお忘れなく。

アーティストでポルトの美術大学で陶芸を教えていたアーティストの義兄は
一昨年までの2年ほどステンドグラスの勉強にマリニャグランデへ毎週通っ
ていたことがあり、現地で調達してきたものがいくつか手元にありますので
紹介します。

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占いにでも使えそうなw青い水晶のようなパーパーウエイト。
わたしの気に入りです。

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こちらもマリニャグランデ・グラスの青色の花瓶。

marinhagrande
花の置物とペーパーウエイト。ペーパーウエイトの落ち着いた色がとても
きれい!作者のサインが入っています。

インフォーメーション
DMGポルト店 Rua do Bomjardim 129 Porto
月~金 9:30~19:00
土曜日 9:00~13:00

Norte Shopping センター内にもあり。

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テーマ:ポルトガル
ジャンル:海外情報
コメント
うわあ、素敵!
以前は硝子製品に目が無かったんです。色々集めていたりして。
グラス素敵~切り子もいいけど、こういうのもいいですね!
お花の置物?私ならかんざしみたいに使っちゃいますv-238

世界各地に硝子の生産地があって、そこ独特の製法があるって、
硝子って不思議な工芸品ですよね。
2011/12/09(Fri) 16:40 | URL | なみ | 【編集
>なみちゃん

おお、硝子製品が好きだったとは知りませんでした!
ポルトガルはクリスタル製品もありますが、他国に比べて知名度が低いのはg多分宣伝がダメなのだと思います。

うちはネコがいるので、硝子、陶磁器製品はその辺に置物として出して置けないのが残念。ほとんどが箱の中に入ったままです^^;
2011/12/11(Sun) 21:55 | URL | spacesis | 【編集
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