2012年2月2日

bugenbiria 

数年前にベランダに置いたブーゲンビリアの苗だが、最初の年と翌年はたく
さん花を咲かせ、楽しませてくれた。
が、3年目から花の数が少なくなり一昨年、花は数えるほどしかつけず、ど
うやら害虫がついたようで、他の花にも感染してはいけないと、調べもせず
に慌てふためき枝葉をバチバチ切り落としたのでした。

そんな経緯で昨年の夏もお情けばかりの花をつけただけだったのが、まぁど
うしたことでしょう、斜め向かいのお宅の見事なブーゲンビリアは秋が深ま
るころにはとっくに花を散らしてしまったのに、我が家の花はこの冬2月に
入った今日でも健気に咲いているのです。

ブーゲンビリアと言えば夏の花です、それをトチ狂ったように真冬も咲いて
いるとは、う~む・・・今年はもう少し手をかけてあげようか、ということ
でトップの写真です。

さて、今日はつい最近あった面白いできごとを。

ブログではエントリーしていないので知る人は少ないと思うのですが、我が
モイケル娘の勧めでわたしが最初に立ち上げたホームページ時代の知り合い、
それも、隈なく読んでくれた人しか恐らく知らないであろうサイト、「アリ
ゾナの空は青かった」があります。30数年前の、今とは違ったアメリカを
少しだけ垣間見たわたしの留学記です。

その中のエピソードを以下引用。

-エピソード10 「ずっこけ3人組」

「グリーンが来るよ。」
三週間ころ経ったある日、ロブが言った。
ブルース・グリーンは20歳を少しだけ過ぎた、とても若い友人で彼はわた
しが渡米する前年まで日本で交換留学生としてホームステイしており、たま
たまわたしが通勤に利用していた京阪沿線に住んでいたのである。

ブルースとわたしの出会いは誠に偶然なものであった。
当時わたしは留学資金を貯めんがため、梅新のビアハウスで歌姫のバイトを
していたのだが、ビアハウスを9時半で終わり帰宅につくと、よく同じ車両
に乗り合わせる外国人がいるである。

午後10時ころともなるとさすが電車の乗客は少なく、乗り合わせ客同士は、
しようと思えばお互いにいくらでも観察できたw
若くやたら背の高い赤毛のアメリカ青年である。否が応でも目立とと言う
ものだ。後で知った話だが、あちらもしょっちゅう乗り合わせるわたしの顔
だけは知っていたようだ。

それが、ある日偶然アサヒビアハウスへ、ひょこっと本人のバイト先、語学
学校の上司マーチンさん、そして同僚のロブとで現れたのだ。
そのときのわたしとブルースは、アリゾナ大学でわたしが同じ会社の同僚だ
ったザワちゃんを見つけた時と同じようにお互いを指差しあって「ウォー!」
(笑)(ザワちゃんとのエピソードはこちら

AB-mawashinomi
かつての梅新アサヒビアハウス名物(現在は「アサヒ・スーパードライ梅田」
と改名)、5リットルジョッキー廻しのみに挑戦するBruce君。

arizona
語学学校のグループ。ここにブルースの相棒ロブがいないところをみると、
これを撮影したのは彼であろうか。

そんな経緯もあってか初対面からロブとグリーンとわたしはすっかり意気投
合、以後週末が来る度に3人でつるんでは、
「タコスとシャングリラが美味しいパブがある、すわ!」と神戸へ、
「京都にビートルズって名前のビートルズ曲だけ聴ける店がある。すわ!」
「相国寺では観光客に座禅体験させてくれる。すわ、行こうよ!」という
具合であった。ロブとグリーンのこの二人、背丈の差がありすぎてまるで
サイモンとガーファンクルみたいで、それがとても面白かった。

AB
   サイモンとガーファンクル、おっと違った、RobとBruceでした。 


そのグリーンがミズーリーから車で数日かけて、ツーソンにやって来ると
言うのである。

来ました来ました(笑)
ミズーリーの片田舎の農家の子です、後ろが荷台になっている大きな車
を運転してはるばるやってきたのであります。

久しぶりに顔を会わせたずっこけ3人組、早速砂漠へでかけて、前座席に
3人腰掛け、アメリカはなんつったって車が運転できなきゃいけない、と
わたしの運転練習(笑) 今はどうか知らないが「車を前進させられれば
免許がおりる」と言われたくらい、自動車学校などに行かなくても運転免
許がとれたのである。

「ここだと車がほとんど走らないし、突っ込んでも砂漠かサボテンだから、
Yuko、心配するな」って、おいおい、みくびっちゃぁいけないよ(笑)
とは思ったものの、情けないことにその通りで、何度もサボテンに突っ込
みそうになり、終いには、「運転能力まったくなし!」と二人に太鼓判を
押されたのでした。(今はこのポルトガルで奇跡的にも運転しているとは、
二人とも夢知るまい。笑)

夜は3人でわたしがこれまでに見たこともないデカいアメリカピザをたいら
げ、当時上映中で人気抜群だった「Saturday Night Feaver」を大学キャン
パス内の映画館に見に行ったのでした。
グリーンはわたしたちの家のリビングのソファので寝、三日目に再びミズー
リーのいつもの生活の場へと帰って行った。

三島由紀夫が「午後の曳航」の中で、ミズーリーのトピーカ出身の船乗り
のことを書いてるのを教えてくれたのは、このグリーンである。
ミズーリーがご自慢であったのだ^^

arizona
ソノラ砂漠で。グリーンとロブ。これだけ広かったら、さすがの運転音痴の 
わたしも何とか運転できそうだと思ったのがまちがいだった。 
         
arizona
        
ソノラ砂漠の巨大なサボテンの前でグリーンと。
これに突っ込んだら・・・^^;そしてこの背の差。ロブだけでなく、 
自分も同じくらいチビなのを忘れていたのであった(笑)

「ずっこけ3人組」はあれから27年、ツーソン以来、再会していない。ー


「2005年2月記」とある。古い記事、写真を持ち出して恐縮ではあるが
人におだてられ調子に乗り、楽しくもほろ苦い思い出のあるツーソン留学記
を思いつくまま綴ったのでありました。ゆえにまだまだ校正しなければなら
ないのですが、ここから本日の本題です。

先週末のこと、いつものようにメールチェックをしましたら、Facebookより、
「R.G. wants to be your friend」とある。
「ろ、ろぶ?ろぶって、ともだちって!アヒャヒャのオホホのウハハハハ!」
驚いたのなんの、言い表しがたい感動が体内を駆け巡り、わたしの異様な
興奮振りを怪しんだ夫、「なにやってるの、ドナ・ユーコ? 大丈夫かい?」
と心配顔。

大丈夫かいって?大丈夫じゃない、まったく大丈夫じゃない!だって、こん
なこと、ある?ええ、あるんです!30年40年以上音信不通でいた旧知の
友から、ある日、突然別世界から来る葉書の如く、連絡が舞い込んで来るこ
とが!
こんな再会はこのロブも含めて、ひょんなことから連絡がついた中学時代の
親友、高校時代の親友、そして、永遠のペンフレンドことIさん。

フェイスブックは日本語教室の生徒さんとの交流の場になるかも知れない
と言うのと、もうひとつは、2010年のポルト・Japan Weekのコーディ
ネータをした際に、宣伝になるから入っておけ、と半分義務付けられたの
でありました。結局登録したのがJapan Weekも終了した後で、宣伝には
何の役にも立たなかったのですが、わたしからするとフフェイスブックは
入ったもののブログ、ホームページの更新もあってほとんど放ったらかし
だったのです。

それがなんと、上述のツーソン留学以来、お互い音信不通になってしまっ
ていたズッコケ仲間の一人からこうして連絡が入ろうとは。

わたしは以前にもブログで取り上げたのだが、亡くなった写真家の星野道
夫さんの「人生はからくりに満ちている」と言う言葉を、ホンマやなぁと、
この歳になってつくづく、そして何度も近年は噛み締めているのである。

そうそう、もうひとり、我が永遠のペンフレンドIさんのお嬢さんともフェ
イスブックを通して知り合いになったのだが、まさに世代を超えてのつな
がりができるのはネットの魅力、利点であろう。

こんなわけで、我がフェイスブックHomeはわたしのヘタクソな英語と
ロブのヘンチクリンなローマ字日本語とでにわかににぎやかになって
いる昨今だ。

以下、「人生はからくりに満ちている」の他エピソードです。
よろしかったらどぞ。

http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-846.html

また、こちらは→「アリゾナの空は青かった」です。
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テーマ:ポルトガル
ジャンル:海外情報
コメント
面白いね!
ある会社で、一緒になったクリエーター。
何とそこの会社の社長が学生時代の先輩(年はこちらの方が上)でした。
その先輩から、ぜひ会いたいと言うことで、本日、約50年ぶりに会いました。
当時の思い出話に花が咲きましたね。
それで今後の仕事の協力も約束。本当に出会いって面白いですね。
う~む!?何となくさけていたフェースブック、登録しようかな。
2012/02/03(Fri) 18:01 | URL | 自宅でまったりちゅう! | 【編集
>ちゅうさん

おお!ちゅうさんもそんな時空を越えた出会いがあったのですね!
いや~、素晴らしい。
50年て半世紀ですよ、半世紀。
人生の黄昏時の入り口に立つとき、こんな素敵な出会いが
あるなんて若い頃は思いもしませんでしたね。

苦労があってもこれだから人生はいい。

ふふふふ。フェイスブック、本名を出すからね。でも、
自分の個展などの宣伝も少しできますよん^^
お考えなされ。登録したら早速に声をかけてね^^
モイケルも東京息子もつながります^^
2012/02/04(Sat) 04:44 | URL | spacesis | 【編集
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