2012年8月18日 

今日はポルトガルの小さな村、モンサントを紹介いたします。
いえいえ、遺伝仕組み換え作物を開発するアメリカのバイオ化学メーカーで
はありません。ポルトガルは南部、ベイラ・インテリオール地方にある、花
崗岩の山の村です。6年前、日本の大学入学2年後に帰省したモイケル娘を
含む4人家族で訪れたのを再編集しました。

本日は写真満載です。

モンサント

モンサント(Monsanto=Mons sanctus=聖なる小山)は高さ758m、
danha-a-Nova地方の集落全体が岩山に乗ったような人口900人足らずの
小さな村です。

モンサント

まずは村の入り口あたりから。
モンサント
トップに銀の鶏を頂いた時計台、ルカーノ塔。

モンサント
15世紀ごろの建てられたと思われる村のサン・サルバドール教会。

モンサント

村から山頂へは、どれも細い急な坂道になる。
monsanto3-1.jpg

モンサント
何本かに分かれている村内の坂道を上って行くと、いたるところに花崗岩そ
のものを利用して造られた古い家々を目にする。

12世紀の半ば、ムーア人(北アフリカのイスラム民族)からイベリア
半島国土を奪回する戦いレコンキスタ運動の最中、ドン・アフォンソ・
エンリケス(後のポルトガル初代王)がレコンキスタ運動を共に進め
ていた、ポルトガル初代総長グァルディン・パイス(Guardin Pais)
率いるテンプル騎士団(聖堂騎士団とも呼ぶ)に築城させました。

モンサント
頂上からは花崗岩で造られたテンプル騎士団要塞ルカーノ城址が見下ろして
います。真夏の太陽がジリジリ照りつける真昼時、上りつめるのはかなり
きついと途中でギブアップの夫とわたしでした。

モンサント

モンサント
しかし、これはなんであるか!息子と娘はここで座り込んでしまい、わたし
たちが諦めて途中から下って来るのを見上げ、日陰で涼んでおる。情けない
奴らめ(笑)

モンサント
下りてくる道すがら見られる周囲の景色。小高い岩山は戦国時代は
敵の情勢がわかる絶好の見晴台になる。

ここからはモンサントの岩のはざ間の家々。

monsanto_casa3.jpg


わたしたちが見ることができなかった上下のこの二枚はから。
fb1.jpg

Monsanto_casa1.jpg

いったいが岩が先にあったのか家が先にあったのか?と思わせるような自然
を巧みに利用した人間の手による建築です。

Monsanto_casa2.jpg


Potpourri

モンサントの民芸品:Marafonas人形

fb2.jpg

Marafonaは「布細工の人形」と言う意味ですが(Marafonasのsは複数)
ご覧の通りモンサントの顔がない布人形は多産の女神の象徴で、新婚さんの
ベッドの上に置くのが伝統なのだそうですよ。つまり、夜のことは見ざる
言わざる聞かざる、ということでしょうね。

ひとつ手に入れたのですが手元に置くにはなんとなく気が休まらず、お掃除
のベルミーラおばさんにもって行ってもらいました。

少し古い話になりますが、モンサントは1938年のポルトガル国内観光コン
クールで「最もポルトガル的な村」に選ばれるという栄誉があります。
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テーマ:ポルトガル
ジャンル:海外情報
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