2012年10月9日 

ブラガ、ボン・ジェズスにある「ソロモン王とクモ」の謎については、もう
一日お時間をいただきたい。と言うのは、それにからんだ面白い話を見つけ
ましたので、かつて神学を学んだとおっしゃる我がポルトガル語の先生に、
一つことを確認してからご紹介したいと思うのであります。

本日はつい先だって行ってきたポルト、ダウンタウンのちょっと変わった
レストランを。

restaurantebook

レストラン・バー「book」。かつては老舗の本屋「Avis」だったのですが、
昨年、改装して地中海料理レストランに変貌しました。普通のレストランと
比べて変わっているのが、店内に大きな本棚があることです。

restaurantebook

かつての「Livraria Avis」の看板もそのまま本棚の上に残されています。

restaurantebook
古本に挟まれたメニューが出されます。

restaurantebook
こちらはワインメニュー。ちょっとのぞいてみましたら、ヴィーニュ・ヴェ
ルデ、ドウロ上流からアレンテージュの赤ワイン等、お値段は12ユーロか
ら110ユーロまで。リストの中にシャンパンのドン・ペリニョン170ユ
ーロ(17000円。

book
テーブルにもこんな風に古本が乗せられて。
注文した料理が出てくるまで、本好きのわたしはしばし手に取りページを
めくってみます。

restaurantebook
なんだかとても懐かしさがこみあげてくるイラストです。
近頃では、高価で立派な本だけが見かけられ書店ですが、本が売れないの
はその値段に大いに関係するのではないかと思ったりします。

かつては、日本で言う文庫本のようなサイズがあったのですね。わたしは
資質もここにあるような古い本の方が好きです。

restaurantebook
料理が出てきてこちらは黒豚と小かぶらが入ったご飯。

book

カテラリーに目をとめ、ん?と念のためマークを確認してみました↑↓ 

book9-2.jpg

思った通り「cutipol(クティポル)」と彫られてあります。クティポルは
国内を始め、ヨーロッパの一流レストランでよく使用されるポルトガルのカ
テラリーブランドです。

ついでに節度なく打ち明け話をすれば、クティポルの御曹司は夫の同僚で、
彼とは古いお付き合いになります。と言ってもわたしがそれを夫から知らさ
れたのは数年前(笑)で、それまではクティポルの名前すら知らなかった、
のんきなものです。

さて、このレストランはバーもあるのですが、写真でご覧のように本棚には
バーに不似合いな靴が(笑)
restaurantebook

これらの靴はダウンタウンにアトリエを持つデザイナーのものだそうで。
もちろん新しい靴なのでしょうが、このバーはなぁ・・・とはわたしの感じ
るところです。バーとレストランは別になっています。

restaurantebook
最後に、レストラン・bookは表看板が出ていませんレストランとは知らず
に通り過ぎる人が多いと思われます。

ウインドーにかけられたメニューにかろうじて「book」の名前が見られます。
下記、情報です。

レストランbook
Rua de Avis 10, Porto
12h00-15h00 e 20h00-02h00
年中無休
食事費:平均30ユーロ前後

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テーマ:ポルトガル
ジャンル:海外情報
コメント
日本語でやっとわかったw
何となくわかったつもりだったんだけど、本棚の写真以外もあって面白い。
でもお料理は・・・私には足りないwww
この後甘ーいデザートが出るんだったら我慢するけどv-8
こういう風景は日本だとなかなかお目にかかれませんね。
2012/10/10(Wed) 15:54 | URL | なみ | 【編集
>なみちゃん

言われてみて、あ、そうか。とw
で、FBの方にも画像追加しました。

確かにポルトガル人にしてもこの量は少ないと思うけど、わたしはちょうどいい^^
もちろん、この後、普通はデザート、コーヒーで仕上げになりますが、わたしはコーヒーで終わり^^
2012/10/10(Wed) 17:48 | URL | spacesis | 【編集
面白いレストランですね。私も今年はじめに行きました。夜で照明も薄暗かったので、ここまではっきり店内の様子は分かりませんでした。バーの後ろに靴が並んでいたとは……。

廉価なlivro de bolsoは相当な部数がはけないと利益が出にくいので、市場の小さいポルトガルでは相当な有名作家のものしか出ませんね。件のAcordo Ortográficoはブラジルの広大な読者市場に進出するためのものでもあるとのことですが、文庫は広まるでしょうか。
2012/10/10(Wed) 17:50 | URL | pinheiro | 【編集
面白そうなとこだね!私も行ってみたい!
2012/10/10(Wed) 22:57 | URL | もいける | 【編集
>pinheiroさん

こんにちは!コメント、ありがとうございます。

このレストラン、少し高いのが難ですが、本のある雰囲気は気に入りました。
あの界隈でしたら、夜は結構客が入るのではないかと思います。BGMもいいですね。

靴は意表をついたアイディアですが、自分の感覚としては違和感がありいまいちダメです^^;

ポルトガルは書籍が高いですね。人口が少ないので購買数が限られ仕方がないのでしょうが、
製本技術をもう少し何とかできないものかと思ったりします。

Acordo Ortográficoについてはポルトガルが本家ですから、こちらに併せるというのが
筋ではなかったのと思いますが読者市場進出はさもありなん。わたしもそれを想像していました。
周囲には反対意見の人ばかりです。運動がおこらなかったのも不思議です。
イギリス人なら断固固持しますね。言語も伝統も国力であると思います。

それにしてもbookのレトロ本、手に取ったときの感覚が好きです^^

>もいちゃん

次に帰って来た時はみんなで一緒に行こう!ド、ドンペリニョンをドカーンと開けちゃおか!お勘定はおパパだわぃ!v-411
2012/10/11(Thu) 06:50 | URL | spacesis | 【編集
メニューが本に挟まってくるのは素敵ですね。私が行ったときはマルクスが回ってきました^^。靴は衛生観念の違いでしょうか……。気がついていたらギョッとしていたと思います。

新正書法は評判悪いですね。ただ、日本語の新仮名遣いもそうですが、基本的に近代の正書法の改正は(強烈なナショナリズムに基づくもの以外は)形態や歴史性よりも表音性を優先するきらいがあるように思いますので、正書法の統一を言い出した時点でポルトガル式に勝ち目はなかったのだと考えています。
2012/10/11(Thu) 07:28 | URL | pinheiro | 【編集
>Pinheiroさん

>気がついていたらギョッとしていたと思います。

あはははは。やはり靴のアイディアはいただけない気がしますね。

>正書法の統一を言い出した時点でポルトガル式に勝ち目はなかったのだと考えています

なるほど。周囲には頑固にこれまで通りを貫こうという人が多いです。わたしも知っていながら、表記するのにとまどいます。
と、偉そうに言っていますが、普段は自分がポルトガル語で書く作業をほとんどしていませんです^^;
2012/10/12(Fri) 19:03 | URL | spacesis | 【編集
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