2012年10月24日 

自分たちの国の運命を他国の軍事力に頼ってはならない。
(まるきり人の軍事力に頼ってる日本ではある)

全ての都市、すべての国家にとっては、領国を侵略できると思うものが敵で
あると同時に(うん、いるいる。それも大小3隣国だ!)それを防衛できると
思わない者も敵なのである。 (いかにも!国内にも敵はあり
君主国であろうと共和国であろうと、どこの国が今までに、防衛を他国に任
せたままで自国の安全が保たれると思ったであろうか。

政治上の無能は経済上の浪費につながる。(ほんとにその通り!IMFやら
ODAやら外国人生活保護費やら、震災復興予算費流用やらの浪費をあげ
つらったらきりがない)


政治上の無能はしばしば節約を強いる部門の選択を誤ることにつながる。
(ズバリ、レンホーの仕分け作業)

都市(国家)は、軍事力なしには存続不可能だ。それどころか最後を迎え
ざるを得ない。最後とは、破壊であるか隷属(怖いほどに感じる)である。

普通、人間は隣人の危機を見て賢くなるものである。 (チベットを見よ!)
それなのにあなたがたは自ら直面している危機からも学ばず、あなた方
自身に対する信ももたず、失った、または現に失いつつある時間さえも
認識しようとはしない。運は、制度を変える勇気をもたないものには、その
裁定を変えようとはしないし、天も自ら破壊したいと思うものは、助けよう
とはしない。助けられるものでもない。

個人の間では、法律や契約書や協定が、信義を守るのに役立つ。しかし
権力者の間で信義が守られるのは、力によってのみである。 
(口先と金のバラマキだけではダメ

都市(国家)は全て、いかなる時代であっても、自らを守るためには、力と
思慮の双方を必要としてきた。なぜなら、思慮だけでは十分でなく、力だけ
でも十分ではないぁらである。思慮だけならば、考えを実行に移すことは
できず、力だけならば、実行に移したことも継続することはできない。した
がってこの二つが、いかなる政体であろうと関係なく、政治の根本になる
のである。この現実派、過去においてもそうであったし、また将来において
もそうであることに変わりはないであろう。
(力のない正義は無力だということだ)

竜に一人一人順に食われていくのがいやならば、竜を皆で殺すしかない。
(脱亜論にのっとる

上記、まさに現在の我が国に向けたメッセージそのものに捉えられる。
が、実はこれ、先週前半から一気に読んだ本、塩野七生氏の「我が友、マ
キアヴェッリ」の中からの抜粋なのです。赤字はわたしの突っ込みです。
book

実はこれに加えてさらに単行本2冊を読んでるので、この一週間で5冊読破
です。道理でしばらくブログ更新が止まりましたね、先週から一気に5冊っ
て、徹夜でも?と思われるかもしれませんが、いえね、本当言うと、先週末
はなんとか気合をいれて土曜日の日本語教室二つをこなしましたが先週しょ
っぱなからぶっ倒れて、ずっと寝ていたのでありました。

床上げ漸くの昨日まで、数日横になりっぱなしだと背中も腰も痛くなり、幸
い頭の方は何気にしっかりしていたもので、体を起こしてクッションにより
かかってはまた横になるというのを繰り返しながら、読書三昧したのであり
ます。

16世紀のイタリア、ルネッサンス期のフィレンツェ共和国に使えたニコロ・
マキアヴェッリはさほど裕福でない中流家庭に生まれ、高等教育、今で言う
大学を受けていないノンキャリア官僚だったとのことで、このあたりから引
き込まれて読んだところが、んまぁ、あたかも我が国の政治家たちに言って
聞かせているような、上記のマキアヴェッリの言葉であります。
権謀術数のマキアヴェッリと言われるものの、至極まっとうな言葉ではあり
ませんか。

この当時のフィレンツェ共和国は、四方を海に囲まれた島国の日本とは地理
的条件は違っているものの、現在の日本同様、繁栄力の反面、軍事力を持た
ず、いざというときには傭兵に頼っていたのです。政府の優柔不断ぶりを、
会談に於いては若きチェーザレ・ボルジアをして「あなた方の政府は嫌いだ。
信用ができない。変える必要がある」とまで言わしています。このあたりも
今の日本政府にそっくりそのまま聞かしたい部分です。

ノンキャリアであるがため第二書記局書記官の職以上は望めず、それでも
祖国の独立を守ろうとするマキアヴェッリの東奔西走にも拘わらず、フィレ
ンツェ共和国はやがて滅亡するのでが、読み進めながら、フィレンツェ共和
国の姿が我が祖国と重なり、暗澹とした気持ちに襲われます。

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶとはドイツ初代宰相ビスマルクが言っ
た言葉ですが、今の日本の政治家は、自国の歴史は愚か、世界の歴史に学
ぶなど及びもしないのでしょうか。手がけるべきことも何一つ進められず、
「近いうちに」と無責任は留まるところを知らない。
ほとほと嫌気がさしています。

過去の歴史にもないような、異様な姿に日本が見えるのはわたしにだけだろ
うか。そうであることを願わずにはいられない昨今です。
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コメント
興味ありあり!
最近、Webサイトで良く読んでいるのが『翻訳したらこうなった』の記事です。日本に来た外国人が、日本の文化や景色を紹介しているもので、その書き込みが、日本に対して“超好意的”なものばかりです。尊敬すらしてくれているのです。日本の文化や市中の人にね。それに引き換え、いまだ下らぬ事をやっている輩達には腹が立つばかりです。
2012/10/26(Fri) 12:37 | URL | 徹夜明けちゅう! | 【編集
>ちゅうさん

海外生活が長じれば長じるほど、日本の伝統文化の素晴らしさが認識され、若い頃の自分の無知を恥じ入っておりますです^^;

できれば1年ほど滞在して遅まきながら日本の伝統文化のいくつかをかじって見たしと思うこのごろでござんす。

来年は2ヶ月くらいはいたいなぁとただいま目論んでおります。まだ夫には内緒だけんど(笑)

それにしてもちゅうさん、今回の野田次内閣のメンバー、見ましたか?

内閣府副大臣 白眞勲
外務省アドバイザー 姜尚中
内閣府顧問(男女共同参画)辛淑玉(明治大学特別招聘教授)

ですよ!これは尋常ではないです。
どうなってんだ、ニッポン!
2012/10/28(Sun) 20:08 | URL | spacesis | 【編集
私の友人曰く!?
今の政府は、隠れ○○ばかり!だから駄目なんだ!○○とは、お会いした時に!
2012/10/28(Sun) 23:55 | URL | 明日も朝から仕事ちゅう! | 【編集
>ちゅうさん

お会いする前に、わかっちゃいましたw
ほんとに、ドンドン勢力を広げて怖い勢力です。

なんとかせぇ~~!

2012/10/29(Mon) 02:09 | URL | spacesis | 【編集
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