2013年2月25日 

「よくないよ」と夫に言われながら、ここ3ヶ月ほど雨の日も風の日も欠か
さないことがある。ノラ猫たちのエサ運びだ。

夫が「よくない」と言うのはエサをあげることでなく、運んだ後にもう一度
片付けに外へ出る時間帯が夜11時半から12時近くになることなのだ。

我が家の5匹ねこは皆さまもご存知の通り、冬はストーブ前の特等席を陣取
ってこのようにパズル状態でネコける、寝こける(^^;)まぁ、可愛いヤ
ツラではあるが、わたしはいわゆるネコっ可愛がりということをしないタイ
プである。
ネコ

5匹もいると、各々の性格、好み、癖があり見ていてなかなかに面白く、サ
ル山のサル同様、ちゃんとボスがおり、ネコ社会ができているようだ。殆ど
全盲に近いゴンタネコは今でも依然としてボスで、猫たちの間で喧嘩でも
始まろうものならスッ飛んで行き、仲裁に入るのには感心させられる。

そういう状況だから、下手にお気に入りのをネコっ可愛がりをするのは彼ら
のルールを乱すことにもなりかねない。が、その彼らが「いったいこのエサ
はどこへいくのだ!」と言いたげにヤキモチを焼くのが、晩御飯後にわたし
が準備するノラちゃんたちのエサである。

ネコ
(写真)ノラちゃんたちのご飯。アルミホイルに包まれたのは黒猫族用。
我が家の5匹猫はドライフードなのでこの匂いがたまらないらしい(笑)
目下、ノラちゃんたちもドライフードに切り替えるために猫缶に混ぜて
その量を少しずつ増やしている。


実はここ2年以上、エサ運びをしている4、5匹の黒猫一族がいる。全員黒
ネコ。エサの準備終了時に、表通りに面した我が家のベランダの灯かりを点
けると、レストランオープンという合図で、2階のフラットからエサを持っ
て下へ降りていくのだが、彼らはフラットの前で待っている。
エサをあげる場所は数件離れたご近所のジョアキンおじさんの家の石垣の横
と決まっている。

ほんとはこの黒猫一族、ジョアキンさんとこの畑のネコなのだ・・・
かつては毎朝お供にロバを連れて商店街にある食事処を回っては、前日の残
飯をもらい、それがネコやブタのエサとなっていたのだが、ロバもおじさん
も寄る年波には勝てず。

ロバはいなくなりジョアキンおじさんの長年してきた残飯集めもおしまい。
おじさん、ご近所の人たちに「エサをやっておくれ~」なんて言ってパタッ
とネコエサをあげなくなった。そこで困るのは畑に棲みついているノラ猫た
ちである。

見るに見かねて成猫の黒猫一族にエサ運びを始めたのだが、3ヶ月ほど前に
石壁で囲まれた畑から通りにゾロゾロ出てきたガリガリの痩せた子猫たちを
見たのが運のつき。車の往来が多いので危ないったらありゃしない。

ネコ
(写真)引き戸の隙間から出てきてその日の一食を食べる猫たち。成猫も
加わり多いときは7、8匹になることもある。引き戸の向こうは畑である。


猫たちが食べ終わるのを待っているわけにもいかなので、一旦家へ引き上げ、
台所の後片付けが一段落してから皿を集めに再度やってくるのだが、それで
夫の「夜だから危ない、よくない」なのである。しかし、すぐ側のことだし
街灯は煌々として周囲がよく見渡せるのでわたしはたいして心配していない。
それに、若くもないしね!(爆)

さて、一昨日のこと、いつもの通りエサ運びをしていると目の前に首輪のつ
いた大きなドイツ犬が現われた。後で聞いたことだが、夕方からこの辺りを
うろついていたらしい。しかし、人なつっこく人間に害を与えることはなさ
そうなのだが、これが車の下に逃げ込んだ猫たちを追いかけ始めたのである。

この夜はジョアキンおじさんの畑の子猫たち、エサを待ちあぐねてか、おじ
さんの家のところまで来ていたらしい(畑と家は15mほど離れている)
4匹の子猫のうちにひ弱なのが一匹おり、他はサッと逃げたのに、これが逃
げおくれたようで、わたしは目撃していないのだが通りかかった近所の若い
知り合い夫婦が、犬に噛み付かれたのを見たというではないか。

探して見るとその子猫、犬の追跡を逃れておじさんの自宅庭に面した高いも
の干し場の上に乗っていて、体中の毛を逆立てとても抱き上げられるような
状態でない。

犬はあっちの車の下、こっちの車の下とまるで遊んでいるかのように猫を追
い廻し、大きな体は車にゴン!ゴン!とぶつかり、わたしとご近所3人で猫を
守るために犬を追い回す羽目に^^;

しかし、犬のお遊びはとても終わりそうもなく、ついに若旦那、ケータイで
SOSの112番を呼んだ。最初は動物愛護協会へ連絡したのだが、夜8時
以降は活動しないとのこと。

そんなこんなでやっとパトカーが来た頃には件の犬はどこかへ姿を消してし
まい、犬が相手では何もできないがと、件の若旦那は身分証明書の呈示させ
られるなど、調書もどきをとられていた。

この間、夫はベランダに出てきて
「遅いじゃないか。いったい何してるんだ?」^^;
何してるって、あぁた、こうこうしかじかで、と説明するわたしをベランダ
から見下ろして呆れ顔であった。

さて、その翌朝、例のひ弱な子猫が気になり、ジョアキンおじさんの畑の戸
を開けて、エサの時に使う合図をしてみると、お~~、最後に出て参りまし
たひ弱な子猫。ちょっと右鼻っぺに傷ができていましたが、無事だった様子。

neko

このだだっ広い畑のなかに果たして何匹のネコがいるのだろうか・・・
いやいや考えたくない事実ではある。その考えをさっさと頭から取り払い
そそくさとジョアキンおじさんの畑の戸を閉めたのであった。

せっかくきれいに手入れしている庭や花壇にオシッコやウン○をして行くし、
ノラ猫には迷惑を蒙っている、餌付けされるとノラネコが居ついて困る、
さっさと保健所に電話して持って行ってもらいたいと思う方、中にはわざ
わざ猫エサの毒をしかけて置く人までと、色々いらっしゃるでしょう。

しかし、ちょっとこれを読んで見てください。
ネコ

これはわたしがフェイスブックで得た画像です。ネコに限らず犬も同様で
す。今回ネコを追い回していたドイツ犬も、逃げだしたのか或いは捨てら
れたのか、ひょっとしたら旅行中だけの放し飼いなのかも知れません。
お腹も空いていたでしょう。挙句にネコを守らんがためとて、わたしたち
に追い立てられて可哀相にと後で思ったことです。

ポルトガルでは近頃動物愛護協会が増えているように思います。若い人た達
のボランティアもいますし、彼らは色々な企画を通して里親を探します。
またドイツでは犬猫の殺処分数ゼロ、殺処分施設もゼロとの記事を読んだ
ことがあります。

私自身は上記のボランティア活動参加は時間的に難しいのですが、まず周囲
から自分にできることをしようと考えています。飼う飼わないは別にして、
犬も猫も鳥もいなくなった人間社会はわたしには殺伐としたものに見えるの
ですが、皆さまはいかに。



ネコ
  お~い、ゴンタ、そんなとこでコックリやってたら落ちるぞぉ~。

ネコ
クルルとチビと真っ黒ぺト、3匹いるのであります。

手前味噌になりますが、我がブログ内ネコの話お勧め記事はこちら↓
①「ネコも色々あってな

②「ネコちゃんの里親募集
③「この親にしてこの子あり・・・焦ってます

②と③はつながっていますが、このネコちゃんの顛末は知人杉さんに引き取って
もらうことで一件落着したのでした。

本日も拙ブログを読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、みなさま、また明日。
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テーマ:ポルトガル
ジャンル:海外情報
コメント
はじめまして。
ランキンングから参りました。
このファイスブックの画像、言葉になりません。
痛いです。ドイツは世界一動物が幸せな国と言われているのが救いです。
日本は人の心も今病んでいますが
だからこそ、愛を失って欲しくないです。
辛い、画像ですが現実を受け止めて
微力でも訴えていきたいです。
私もフェイスブックでシェアさせていただいてよろしいでしょうか。
また訪問させていただきますね。
よろしくお願いします。
2013/02/28(Thu) 20:13 | URL | ☆meimei ♪ | 【編集
こちらこそ、初めまして
>meimeiさん

ご訪問いただき、ありがとうございます。
meimeiさん同様、わたしも家族もネコに限らず動物好きです。
時々宿泊つきの旅行ができないのが困りますが、それでもなんとかやってきています。

14歳の時、やむを得ず、拾ったネコを泣く泣くまた捨てなければならない羽目になり、(親の家ではなかったのと団地でペットを飼う事が禁じられていました)その時に「大人になったら絶対ネコや犬は捨てない」と誓ったのでした。
そのまま今に及んでいます。

この画像、どうぞどうぞ。保存してお持ち帰りください。

また、ドイツでのペット事情が書かれてあるサイトは下記です。

http://www.alive-net.net/law/wadai/Germany1.html

こういうシステム、設備、他国も学べたらいいと思います。

こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2013/02/28(Thu) 21:59 | URL | spacesis | 【編集
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