2013年8月16日

museu-bilros
博物館入り口

ポルトガル語ではMuseu das Rendas de Bilrosと呼びます。
ボビンレースことRendsa de Bilros(レンダス・デ・ビルロス)は主に
北部のVile de Condeともう一箇所南部の大西洋沿いにあるペニシェ
(Peniche)がよく知られています。
今回はVila de Condeの博物館を紹介します。

museu-bilros
館内はこじんまりとした感じでした。

museu-bilros
通常はここで編み子さんたちはこの仕事で昔から歌い継がれてきた歌を歌
いながらデモンストレーションをしているのだそうです。この日は前々回の
ブログで紹介したFeira(市)に総動員だと受付で説明を受けました。

bobin
糸をつないだ木製のBilro(ビルロ)ことボビン。

museu-5.jpg
ウエディングドレスの長いベールがボビンレースです。

museu_6.jpg
昔はこんな風におしゃれにも使ったのですね。

17世紀初期、Spinola Doria公爵夫人の肖像画、円形のフレーズ(ひだ襟)は
ボビンレースです。気がついたのですが、ひだ襟は南蛮屏風に描かれている
当時のポルトガル人もしていますね。これもボビンレースでしょう。

現代の作品です。
museu-bilros

トレイのガラス板の下にボビンレースが敷いてあります。
museu-bilros

下は以前ブログで紹介しましたが21年間勤続したわたしの補習校退職時に
父母会の皆さんからお礼としていただいたボビンレース入りの木箱です。
museu-bilros


19世紀に入ると機械の発達によりボビンレースも手工レースの完全模倣
ができるようになったとのこと、大量生産で価格も廉価となり手工レースは
廃れ後継者を育てるのに苦労する現在に至るわけですが、こうして目を凝
らして見るにつけ、このような細かい仕事が人の手によってなされることに
ひたすら感心します。実際の話、Renda de Bilrosの場合、機械レースと
人工レースの区別は難しいことでしょう。

アソーレス島やマデイラ島の手刺繍のように、独自の商標をつけるといい
のではないかと思うのですが。

bilros-acores.jpg
↑正真正銘のアソーレス刺繍であることの証明札がついている。下の二つは
今回のフェアで手に入れてきたものです。
 
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museu-bilros

ボビンレース博物館(Museu das Rendas de Bilros)
Rua de S. Bento, 70
4480-781 Vila do Conde Portugal
開館日:火~日曜日 10時~12時、14時~18時

なお、下記ではポルトガルの伝統工芸のひとつ、マデイラ、アソーレス島
の手刺繍の記事が読めます。興味のある方はどうぞ。

ポルトガルの伝統工芸・マデイラ・アソウレス刺繡
http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-1194.html


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