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2006年7月19日

今日は少し話題を変えまして、当時の自分の日常生活を。
        
こういう形でポルトガルで我が子に日本語英語学習の手助けをすることになろうとは
思わなかったのですが、これも、退屈と言えるほどの十分すぎる時間があった
からなのです。

退屈ついでに、わたしはもうひとつ、日本では一度もしたことのないものに、
手を出して見ました。編み物」がそれです。

夫の姉もそうですが、ポルトガルの女性は、当時はよく編み物をしていました。
その姿は、バスの中、診療所の待合室、役所の仕事の合間、客の少ない店の店子と、
いたるところで毛糸やレース糸を肩に渡して、せっせせっせと編んでいるのが
見かけられたものです。

息子が生まれると分かって、義姉が用意してくれた赤ちゃん用の服は、
それはそれはちっちゃくて可愛いものでした。
         子供達ののセーター1
子供達のセーター2

写真は生まれて間もない頃のジュアン・ボーイ。
こちらでは産着などはなく、もういっちょ前に洋服を着せてました。
上着から靴下まで、全部手編みです。
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ー続きはここからー

何枚も毛糸で編んでくれた義姉のその洋服の愛らしさに、わたしも一念発起して、
日本から送ってもらった編み物の本と睨めっこ、生まれて初めて棒針2本で
悪戦苦闘の毎日。

同居していたお姑さんや夫の叔母さんたちに聞けばいいものを、すぐ人に教えを
乞うのが嫌いなわたしは、聞きもせず、編んではほどき編んではほどきを日々
繰り返し、肩を凝らしながらひたすら研究したのであります(笑)
今にして思えば、可愛げのない嫁でありました^^;

自慢じゃないが、高校時代の家庭科の成績は、どの学科より常に最低。
「2」より上を取ったことはない!
何しろ生まれてこの方、棒針を持ったことなどないのです。


しかし、努力というものは続ければ実る!
最初は何枚も不恰好なセーターを編んでいたのが、少しずつ腕は上達し、やがて
このようにオリジナリティある独自のデザインのものが出来上がり!(笑)↓
子供達のセーター3

写真ではデザインがよく見えないのが残念です。真ん中ピンクのぞうさんが赤い
車に乗っている図柄が入っていてズボンも同色で編みました。
息子と息子の従兄弟にお揃いのを編みました。
このセーターは人気があり、友人の子供達にも数枚作って贈ったりしました。

子供達のセーター4

左のセーターは肩の目の増減なし。着易いのです。
右は、わたしが「大きな木」と名づけた残り物の色毛糸を使って編んだ
気にいりのセーター。

当時、ものの本で、アクリル毛糸が赤ちゃんの指に絡みついて、そのまま指が
駄目になったという、合成毛糸の危険性を促した記事、また、アレルギー体質の
原因にもなるとの記事を目にしたのですが、想像するだに怖くて、実はこれら
子供達のセーターは全て秤売りしていた純毛を買って編みました。

手作りのみのセーターを子供達に着せたもうひとつの理由は、純毛のセーターは
あったものの、どれも「袖がやたら長く、背丈がやたら短い」ということを
発見したからです。
これはセーターに限らず下着類もそうでした。
これでは袖口は汚れるし、ヘソが出て、どうも着具合はよろしくない。
        
こうして子供達がいない間の暇に任せて(棒針は子供が家にいる間はかなりの
危険物になりますからね、いない時間にせっせと^^)編んだセーターや
ズボンはいったいどのくらいの数になったでしょう。
残り毛糸の色を使ってあれこれ面白い組み合わせをして編むのも、また楽しい
ものでした。

暇がありすぎると言うことはないわけで、考えようによっては自分の隠れた
才能(笑)を見出す機会にもなるのですね。

さて、なるほどなるほど、で終わらないところがspacesisでありまして・・・
         
それから数年経ち、子供達もすっかり大きくなり、ちょっとやそっとでは手編みの

セーターもなかなか時間がおっつかなくなり、わたしもいつの間にか、日本人の
子供達相手の日本人補習校の仕事を手伝うようになりました。

ある日、午後授業で、家庭科学科などないこちらの学校、たとえ一回でもいい、
それに似たようなことを補習校でとりあげてみよう、と言うことになりました。
雑巾つくりのクラスと編み物のクラスができたのですが、これらは親御さんたちの
ボランティアになりました。
        
ところが編み物は、どなたも出来ないと言う。
いざという時には、spacesisさん、お願いね」「はいはい、お手のものですぅ」と
言っていたところ、一人のお母さんが、
編み物雑誌の編集をしていたことがあります」と言うことで、その方に
お願いすることになりました。
教えている最中に編み物を指導している教室を覗いたわたし、
「え?え?わ、わたしがやってきたのと、編み方がまったく違うじゃないの@@」
いや~、これはもうあなた、びっくりしてしまいました。
わたしは本と取っ組みながら、いつの間にか自己流の編み方を発明していた
わけでして^^;

調子づいてうかつに編み物指導を引き受けなくて、良かった!
しかし、我が子たちは独特の方法で編まれた数々のセーターを着てきた
世界にも珍しい例なのではないかな?と、今では一人懐かしく思い起こしています。
最後に、下の写真はサマーヤーンのかぎ針で編んだ、娘誕生のための
ピンクの赤ちゃんドレスです。
                子供達のセーター5


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コメント
母親の手作りの洋服っていいものですね。
私自身、母が編んでくれたり縫ってくれた洋服の事はよーく覚えています。
その記憶もあって
普段は裁縫も苦手で編物もまっすぐなマフラーぐらいしか編んだことがなかったのですが
娘の小さい頃にはたくさんの洋服を手作りしました。
今ではもう手編みのセーターなんか着てくれませんがね(笑)
2006/07/20(Thu) 20:18 | URL | みぃー | 【編集
洋服作りはしたことがないわぁ^^
器用な義姉が時々子供達に作ってくれました。

みぃーさん、洋裁ができていいですね。
子供た成長すると、手編みのセーターも
時間がかかってしょうがない(笑)
出来上がった頃にはサイズが間に合わなくなった、
なんてこと、ありましたよ。

わたしも今はすっかり編み物をしなく
なりました^^;
それだけ時間に追われているということですね、残念ながら。
2006/07/21(Fri) 02:50 | URL | spacesis | 【編集
すばらしい。
手作りの温かみは、いいですね。

編み物はやりませんが、
ビーズをたまにやります(^^ゞ
ブレスレットや、ネックレス、
携帯ストラップ・・・
時間を忘れて、集中できるので好きです。

基本をすっとばして、
我流でしょう、きっと^^;
へそ曲がりなので、キットを2,3個以上購入して、いいとこ取り。

そういえば、アキには何も作ってあげてないな・・・
心に留めておこう・・・(~_~)
2006/07/21(Fri) 23:35 | URL | マー | 【編集
お、マーさん、そんなことができるんだ^^

そう言えばお仕事も器用でなければ
上達しにくい職種でしょうか。
ビーズはわたしも惹かれます。
自分では身につけませんが、日本から
たくさん買ってきて、小さなガラスの器に
入れて美しさを楽しんでます(笑)
たしかにあれは時間を忘れてくびっびきになりますね。

女の子だったら、もうそういうものを喜ぶ
年ですが、アキ君、どんなのがいいのかしら・・・

作ってあげるより、いっそのこと一緒に作る、
というのは、どうでしょう?(笑)
2006/07/22(Sat) 17:52 | URL | spacesis | 【編集
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