2013年10月2日 

先だって夫がこれまでのプロバイダを変更して別プロバイダと契約した。
それが9月22日付け拙記事で取り上げた、日本人を少し小ばかにしたよ
うな宣伝の「ZON」だと後で知ってちょっと「フン!」なのである。

が、このプロバイダ、国際通話が土日は24時間、週日は9時から21時
まで無料だというのだ。よし!早速子供達にと思ったところ、彼らは携帯
電話であった。なぁんだ、つまんない。一番声を聞きたい人のとこはダメ
なのだとちょっとがっかりした。

それで所沢の妹、大阪の親友みちべぇや弘前の高校時代の同級生など固定
電話を持っている友人達に週日なのに電話をかけ回し驚かせては時間を気に
せず思う存話せたことをひとり喜んでいた。

夫が帰宅して、今日はあちこちに日本に電話して久しぶりに日本語を話した
よ、と言うと、夫、「君、まさかあっちの電話を使ったんじゃないよね?」
と聞いてくる。

あっちの電話とは入り口ホールに備え付けてある電話だ。もうひとつのは
わたしがいつも使用しているリビングのデスクトップのすぐ側に備え付けて
ある。それは国内フリー電話で以前から夫はしょっちゅう使っているがわた
しは時々電話で日本語関係の連絡を取りあうOちゃんとは夜が常で、夫がい
るのやテレビの音が気になるのやらでリビングの電話を使うのは好きではな
い。無料国際電話というのはリビングの電話からであった。

なんのことはない、うっかり早とちりして有料電話からかけていた自分に
げ!「いやぁ、ポルトガルのサービスにしてはここまで来たか、ちょっと
変だなぁとの思いは頭をよぎったんだよね、テヘ^^」と、のたまうわたし
に、「き、気をつけてね、次回からは」とこれで済んだが、電話代の請求書
が来た時に一言二言もう一度まいりそうだ^^;

さて、日本に住む子供達とはスカイプを通じて文字チャットや通話ができる
し、ウェブカメラがあれば彼らの様子もおおまか分かり、振り返ればこれま
で大いに役立たせてもらって来たスカイプである。

我がモイケル娘が大学受験を目指して日本へ行ったとき、めでたく合格して
学生生活、アパートで一人暮らしを始めたとき、突如進路を変更してW大学
から下関の大学へ行ってしまったとき、ギリギリ滑り込みで就活、なんとか
就職先を見つけ、ポルトガルを後にして日本へ向かった兄貴と二人で共同生
活を始めた時などなど、その都度、ウェブカメラを通して二人の生活を少し
垣間見ることができ、時には夫も加わって親子四人でチャットのやり取り
したりで、夫もわたしもどんなにか安心感を持ったことだろうか。

「行ってきま~す」「ほい、今日も元気で!」、夕方には「ただいま~」
「つかれたー」に「お疲れさん!」「今から出張日本語だよん」「いって
ら~」と、実際に側にいないが、スカイプでのやりとりは存在感大である。

夫とわたしの間でも子供達のことが話題に上らない日はまずない。真に便利
な世の中になったもので、ハイテクにはこの点で大いに感謝する。我ら親子
のこうした関係はちょいと口の悪い友人からすると、
「あんたら親子、べったりしすぎや」らしい(笑)

それが、である。近頃は少し様子が変わってきた。

仕事を辞めて1年、それを準備期間にして大学院入学を果たしたモイケル娘、
某医大の英語非常勤講師と都内の語学学校掛け持ちの仕事に加えて、好き
な音楽活動もそれなりに少しずつ軌道に乗ってきたらしい我が東京息子。
二人とも自分の歩みを中心にした生活が始まったようだ。

以前のように、しょっちゅうの会話はしなくなったこの頃、「ただいま」の
夫の帰宅後、第一声は「今日、子供達と話した?」とか「今日は東京息子と
話したよ」に変わった。つまり、そんなことを言及しなくとも子供達と会話
しているのがこれまで当たり前の毎日だったのだ。

してみれば、モイケル娘も日本在住早や9年、東京息子4年半、35年も
のんびりとポルトガル生活をしてきたおっかさんと対象的に、生き馬の目
を抜くような東京生活をそれなりにしてきた子供達だ。年相応にそれぞれ
少しは逞しくなり、まだ漠然とはしているだろうが、先のことも視野に入
れられるようになってきたのではないか。
これを「親離れ」と言わずしてなんと言おう。

これでいい。これからは、いざと言うときに出るのが親の役目だ。

息子よ、自分の好きなことを燃焼できたらいいね。
娘よ、学問に、バイトに励めよ。
つまづきのない、苦労のない人生は案外つまらないものなのだよ。

今日は子供達へのメッセージでした。

covadonga
Once upon a time.スペイン、アストーリアスにて。
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コメント
何はなくとも親心!
若いときはイケイケで、自分の好きなこと、楽しいことに夢中になっていましたが、いざ家庭を持ち子供の成長とともに親心も拡大していくのですが、子供はそんなことおかまい無しに、自分の進むべき道を邁進して行くのですね。かわいい、かわいいで育てた我が家の長男も、来年32歳。三月には結婚式を。次男は今日が30歳の誕生日。かみさん、お祝いのメールを送っていました。先日、次男にPCが使えなくなった事を伝えたら「買ってあげるよ!いくらぐらい必要なの?」と思いがけない言葉を!う〜〜〜っ!成長したものです。
『老いては子に従え』!まさにそんな年に突入したか?
2013/10/03(Thu) 10:06 | URL | 午前天気晴朗、午後降雨ちゅう! | 【編集
>ちゅうさん
おお、いよいよ3月ですか!おめでとうございます!

「買ってあげるよ!いくらぐらい必要なの?」なぁんて言われてみたいなぁ。

あ、そう言えば子供達が時々言ってくれるんであった。
って、うちの場合ず~っと安いものだけどねv-8
でも、気持ちが嬉しい。

まだまだ成長する必要がある子供達、しっかり生きて彼らを見ていたいものです。
年だ年だと言ってられないですね。
2013/10/04(Fri) 18:18 | URL | spacesis | 【編集
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