2014年8月23日 

コア渓谷の岩絵の存在は古くから噂があったと言われる。話題に上り世論を沸かせたのは20世紀に入ってからだ。1995年にポシーニュダム建設予定地としてコア渓谷の調査を開始したところが、渓谷沿い数キロに渡り岩絵遺跡群が発見されポルトガル政府はダム建設を中止した。現在はスペインのSiega Verde(スェガ・ヴェルデ)一帯の岩絵群も加わり、世界遺産に登録されている。

Foscoa
四駆ジープを降りて本の少し歩きます。 

Foscoa
カメラと三脚を担いだ我が東京息子。息子よ、いつから写真マニアになったのかしら?

Fozcoa21
案内人の女性は古学者であろうと推察。説明がとても面白かった。夏のきつい日差しアレルギーがあるわたしは太陽光線を避けるため完全武装で出かけたというのに、この方、それに同グループの若い人たちはみんな強い日差しなどお構いなしですw


これまでに発見されている岩絵の多くは洞窟に描かれているのに対し、コア渓谷のは世界でも最大規模の野外岩絵だそうです。
Foscoa

案内女性のポルトガル語フランス語の説明が一通り終わったところで質疑応答です。

penascosa9-1.jpg


1万年、2万年前の岩絵を前にした時は何本もの線が重なった絵であるため分かりにくかったのですが、しばらくじっと見ている間に漸く絵が見えてきました。

penascosa21.jpg

拡大してみましたがわかりますか?「↓1」は牛もしくは馬の横向きの顔の部分です。

Fozcoa
「2↓」は牛です。角を含めて体全体が描かれています。腹部の膨らみ具合、頭部の動物の特徴を見事にとらえた素晴らしい線画です。

人間のみが古代からこのような芸術性を備えていたのに感嘆します。岩の面に幾重にも重ねて線画が描かれているのは、この面が描きやすかったのだろうかと色々思考をめぐらしてみる。

Foscoa

Foscoa

描かれている絵はどれも幼稚なものではありません。見事に活動的に描かれています。

すぐ側に今では小さくなった小川も見られます。古代にはここは魚捕獲の場でもあったのでしょう。

Foscoa

 
Foscoa
東京息子も撮影に余念が無い。

Foscoa
本の少しだけ岩山を上ります。ここにも数多くの岩絵が刻まれているとのことですが、ここより上はツーリスト踏み入れ禁止です
 
Foscoa
Penescoaでは3箇所の岩絵を見て、山小屋を後に出発点のCastelo Melhor(カステロ・メリョール)へと引き返し所要時間はほぼ1時間半。写真から分かるようにこの日が曇り。出かける前にポルトガル人の知人に散々脅されていたもので高温でなかったのは、わたしにとって幸運でした。

下はVila Nova de Foz Coaの小さな町とモザイクタイルです。

Foscoa

ここにも岩絵が使われています。
Foscoa

この後、国境の小さな町、Miranda de Douroへ移動です。

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