2014年8月28日

お掃除のベルミラおばさんは月末まで2週間の夏休みをとっているし、リスボンに一週間、ポルトに2週間と帰省していた東京息子も、再び日本へ帰ったしで、家の中も我が心もガランとしている。

自宅の日本語レッスンは夏休み中も来たいと希望する生徒が6人ほどいたので、この春の日本帰国で一ヶ月ほど授業を空けたこともあって引き受けているが、それでも普段とは忙しさの程度が違い、読書に割く時間ができ、7月からの一ヶ月半で手持ちの本も読みきってしまった。

book

本に関しては好きなジャンルがあるとは言え濫読もする。しかし、読み進めて興味がないものもあったりする。そういう時は時間の無駄だと判断し、途中で読み捨てことも時々ある。
時代物は妹が置いていったもので、どれどれ?と読んでみると意外やおもしろかった。訳あって浪人となり付き添いや(今で言うボディーガードだ)を生業にする主人公が出くわす話だ。作者は「鬼平犯科帳」「研客商売」などのドラマの脚本家だという。

「ケルトの封印」はわたしが好きな宗教シンボルのミステリー兼アクションものだが、この手の本はキリスト教の基礎知識がいる。古代のシンボルと併せて現代科学の先端を行く遺伝子組み換え作物問題が絡むアメリカの秘密特殊部隊のシリーズものだ。読後感はまぁまぁ、かな?

逢坂剛氏のハードボイルド作品「百舌シリーズ」5巻は面白かった。これはTBSとWOWOWが共同でドラマに仕上げている。

最後に読んだ平河スケ弘氏の「日本人に生まれて、まあよかった」、過去の歴史と著者の豊かな海外生活経験を通して現在の日本が抱える問題に切り込み、しかも使えそうな解決方法を提案している。あそこがここがと批判論は多いが、批判するだけなら誰でもできる。わたしは常々、公で批判するは結構。しからば解決策を提案せよ、と考える。平川氏は日頃わたしが思っていることをそのまま上手くこの本に書いてくれたとさえ言える。

特に氏のこれからの学校教育への指針がいい。興味のある方は是非この本を一読ください。

学校教育と言えば、今、日本の小学校では英語が必修化されたと聞くが、わたしは英語教育よりもむしろ、ディベート教育を小学校から取り入れよ、と言いたい。討論するためにはその物事をよく知る必要があるので自ずと勉強することになり、真実、本質に迫ることができるチャンスなのだ。

なんでもかんでも相手を打ち負かせばいいのではなく、相手の意見に耳を傾け、自分の意見を根拠に基づいて堂々と述べる姿勢を身に付けることは、国内外で評価されるはずである。
海外に在住していてつくづく思うのは、わたしも含め、日本人て自分の意見主張の際の根拠がつくづく弱いなぁ、である。この点は戦前の日本人の方が語学力云々を越えてしっかりしていたのではないか。思うに、自国の歴史をよく知り、日本人としての誇りをもっていたのであろう。

終章で氏はこう述べている。

「世間には「朝日新聞」の主張と異なる意見を述べると「日本の右傾化」と騒ぐ人がおります。だがそうした人は「朝日新聞の」左傾化という現象に気がつかない、」やや鈍感な方ではないでしょうか。右か左かは相対的な見方です。日本国がきちんと自国の安全を守ることができるよう法律を改めることを右傾化と呼ぶのは、日本人に軍隊をもたせればわが国がまた必ず軍部主導の国家となると決め手かかるようなもので、それは日本に対しいささか自虐的な見方に過ぎるのではないでしょうか。日本は自国の防衛い自分で責任をもつことが出来ぬ永遠に12歳の子供なのでしょうか。国家としても普通の一人前の国家となり、欧文の責任を分かち持たぬ限り、日本人は人間としても一人前の大人にならないと思います。」引用終わり

朝○新聞の長年の誤報や捏造が明らかになりつつある今、氏の終章、「朝日新聞を適購読でお読みになる皆さんへ」は、今日を透視していたかのようで、改めて戦後の民主主義とはなんだったのかと考えさせられる。もうひとつ、この本で付け加えたいことは、氏の文章が非常に分かりやすという点です。小難しくない^^

というので、最近読んだ本を取り上げてみましたが、実はもう読む本が手元になく、6月の帰国時に日本から送った船便を待ち焦がれているところです。さぁ、本がないと手持ち無沙汰で落ち着かない。そこで手にしたのがこれです↓

book 

随分前にポルトで手に入れて放ったらかしにしていた一冊、「すうどく」。 Middle(中級?)の途中から進まん・・・・^^;毎晩、布団に入ってから読書ならず、これとにらめっこです(笑)

では、みなさま、また!
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