2014年12月4日  

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我が家の盲目長老、ゴンタ君。

何度か我が日記に登場しているご近所の小金持ちのジョアキンおじさん。
目と鼻の先に大きな畑をもっています。かつては囲いがなく、ブタ、にわとり、ロバなどを飼っていたのですが、市が新道を造るというので、広い畑はまっぷたつ。片方は市に売り渡し、残ったもう片方が現在のジョアキンおじさんの畑です。かつていたブタ、ロバはいなくなりました。

ブタもニワトリも夜中にドロボーに忍び込まれ、何度かご馳走にもっていかれてます。そんなわけで、おじさん、ついに畑を高壁で囲い、出入り口も鉄製の引き戸を取り付けるという具合です。

畑には昔から何代と続く、実は猫一族が棲み付いているのであります。かつては何十匹といたであろう猫たち、この10年ほどで大分減ってしまいました。訳はというと、おじさんが長年連れ歩いていたロバが死んでしまい、近くの商店街で毎朝ブタやネコのエサを調達することができなくなったからです。小金もちのおじさんですが、自腹を切ってまで猫たちを養う気は毛頭なし。そこでいつの間にかわたしがネコのエサ運びをするということになったのでした。雨の日も風邪の日も、いや本当に、風邪は誤字ではないぞw)日本帰国時と小旅行時にお掃除のおばさんに依頼する時以外は、それが、かれこれ何年にも及んでいます。

しばらく前までは、そのエサ運びを夜10時過ぎにしていたのですが、最近、おじさん、これまで錠をかけたことがなかった引き戸に夕方になるとかけ始めたのです。またニワトリをごっそり持って行かれたとのことで、ドロボー対策です。
そこで、慣例の猫のエサ運びの時間を日中にすることにしました。これ、日中にするとやっかいの問題がひとつあるのです。猫たちを呼ぶとおじさんのニワトリ達もエサにありつこうと脱兎の如くやってくる。ニワトリもあの頭で考えるものだとわたしはひとつ発見。というのも、わたしの姿が見える間は、遠まわしに見てるのです。

んで、どれどれ?とちょっと試してみました。外から一旦引き戸を閉めてみる。すると、閉めるや否や、ドッドドとやってきて猫たちを押しのけるではありませんか!で、またわたしが顔を出すと引き潮の如く逃げて行く。いやはや、ニワトリとは言え、バカにはできないことを知りました。
ジョアキンおいさん、ねこエサはまぁ、わたしが面倒みるとして、ニワトリくらいしっかり食べさせてよ!

ところがです、日中のエサ運びでふつ気づいたことがあります。エサを持って行くと、いつの頃からか何やらいつも我が頭上をカモメが弧を描いて飛んでいるのです。最初はどうとも思っていなかったのでえすが、日に日にわたしの姿を認めると近づいてくるようになり、先週あたりから高壁の上に止まって見てるのです。
ま、、まさか、あんた?とネコのエサ場から少し離れて様子を見てみると、やっぱり!ネコたちが一通りエサを食べ終わったのを見届けて、サーッとやってきたのであります。

ポルトは港町ゆえ、海岸から随分離れたわたしたちが住むあたりまでも、昔からカモメがやって来て空を飛び交うのを見ていましたが、近年、海岸は散歩道として整備が整い、人間にとっては利用し易くなったのですが、はて、カモメとしては果たしてどんなものか。ゴミのひとつも落ちていないとなると、エサにも困るのでしょう。ドウロ川や海岸でもエサの捕獲が難しくなって来てるのかな?

して見れば、この頃、ゴミ漁りの跡が以前に比べて酷いなと、道端から通りの真ん中に散らばっているゴミ類を野良ワンちゃんの仕業かと横目で眺めてきたのですが、犯人はカモメ氏に違いない。
町がきれいになるのは確かに人間にとっては住みやすいのだけれど、一方でこんな風に人間の都合が自然界にどんどん及ぶことが招く結果に、ふと不安を覚えたりするのでした。
 
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どこぞから飛来したカルガモ君、お~い、そこ、池じゃないよw 出張日本語先某企業の玄関先で時々見かける。これもひょっとして、エサをもとめてかな?

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