2014年3月16日 

トゥリンダーデ(Trindade)と聞けば、映画マトリックスファンでもあるわたしはすぐにヒロイン、トゥリニティ(Trinity)を思い浮かべるのですが、本文に入る前に、レストランの店名でもありますし、トゥリニティとはなんなのか?を少し。

「トリニティー」はキリスト教の三位一体、「父なる神・子なる神・聖霊」が一体であるとの教えで、ポルトガル語では「トゥリンダーデ(Trindade)」と言います。また、「3つのものが1つに心を合わせること」との解釈もでき、キリスト教の世界でもこの三位一体論は厄介らしい。

上述の「マトリックス」は、「三位一体」の定義同様、一度観ただけでは理解し難い映画で、隠されたメッセージがあると思われます。そして、主人公のネオとトリニティー、そしてモーフィアスを、「3つのものが1つに心を合わせる」三位一体と考えることができるのではないでしょうか。

映画を漠然と観ていると、ネオたち、三位一体がいったい誰と戦っているのかはっきりしないのですが、
「マトリックス」はかつて人類と呼ばれた培養人間とAI(Artificial Inteligence=人工頭脳。映画の場合は意識をもつコンピューター。)の戦いを描いているのです。

セルベジャリーア・トリンダーデ

現実だと思って生活していた世界が実は仮想世界であり、現実世界ではネオも培養器にコードでつながれている培養人間だと言うわけです。人類は誕生するのではなく、バイオテクノロジーで培養されているのが「マトリックス」の映画の設定なのです。

こういうことを踏まえて映画「マトリックス」を観直すと、面白いを通り越して不気味な人類の未来を想像してしまうわたしですが、考えすぎ、映画の観すぎじゃ、と言われるでしょうか^^;

Matrix
マトリックスのTrinityこと、三位一体の三人(画像はWikiより)

というので、さて、本題の「Cervejaria Trindade」です。

Cervejaria とは生ビールが飲めて酒の肴があり、食事もできる、謂わばビア・レストランとでも言いましょうか。ビールをポルトガル語でCerveja(セルベージャ)と言います。

現在セルヴェジャリーア・トゥリンダーデがある場所には、13世紀の終わり頃に、「聖なるトゥリンダーデ修道院(Comvento da Santissima Trindade )」が建てられていましたが、18世紀初期に火災にあいます。

1755年にリスボン大地震が起こり破壊。再建されたものの、翌年、再び火災に会い、1834年にはポルトガル国内における宗教団体の廃止命令により、この「聖なるトゥリンダーデ修道院」も消滅します。1834年と言えば、絶対主義者ドン・ミゲルと自由主義者ドン・ペドロ4世兄弟が国主の地位を争ったポルトガル内戦でドン・ペドロ4世が勝利し内戦が終了、自由主義改革が推進され始める頃です。

この2年後に、スペイン、ガリシア人のマヌエル・ガルシアがこの建物を買い取り、ポルトガル初のビール工場、トゥりンダーデ・ビール工場を創立したのが、Cervejaria Trindade の始まりです。
今回の目的はこのビアレストランの中にあるアズレージュなのです。

セルベジャリーア・トリンダーデ

明日は内部の紹介です。

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