2015年5月22日

クラス分けも決まりESLコースの初日の授業は緊張の「Audio-Lingual」である。読み、読解、質問の受け答えです。

教室に入るなり驚いた。生徒用の机が黒板向きにズラリと並んでいるのは、どこでも同じだが、それぞれの机には目隠し用に前左右と仕切りがあり、ヘッドフォン、マイクが取り付けられていました。今ではどうということのない光景でしょうが、今から36、7年も昔のことで、わたしにとって始めて目にする設備でした。
正面にある講師の机に仕切りはないので、生徒からは講師が見えるのである。生徒たちはヘッドフォンを通して講師の声を聞く。
使用するテキストには、とある、架空の国が設定されており、その国の政治、経済、地理、文化等を学ぶ様式になっていて、興味深いテキストだった。
このクラスで印象に残ったのは、生徒の緊張感をほぐそうとしてか、授業のしょっぱなに、毎回必ず講師がPop musicを流してくれることである。これはかなり嬉しかった。様々な国から語学研修に留学してきている生徒たちにとって、Pop musicは世界共通の言語とも言えよう。わたしのみならず、他の生徒たちもこれである程度気分的にリラックスできたのは間違いない。
講師はMr.Jensen。 30代前半と思われ、アメリカ人にしては小柄であったが、なかなかのイケメンではありました。一度わたしは、授業も終わって彼が後片付けしているところへ行き、
「朝の音楽、リクエスト可能ですか?」
「Yes, you may」
そうして、翌日ヘッドフォンを通して流れて来た音楽は、わたしがリクエストしたものでした。
「クラスのyukoのリクエストです」と前置きして、わたしがAudioクラスにいる間、この曲を何度も流してくれたのでした^^
 
何の曲かって言うと、キャッツ・スティーブンスの「Morning has broken」。
大阪にいた時分からテレビこそ持たなかったが、音質のいいステレオには目がなく、新しいLPレコードを購入するのが楽しみのひとつだったかな?そのたくさんのLPがある中で、たった一枚選んで、アメリカ行きの旅行カバンに入れたのは、ジョルジュ・ムスタキでしたが、キャッツ・スティーブンスも、この歌を始め、「Peace Train」 「Father and Son」, 「Oh Very Young」など、あの頃とても好きな歌でした。

arizona
アリゾナ大学のキャンパスにて。どこまでも続く澄んだツーソンの青い空。

この歌をわたしはもう一度、今度はポルトガルで耳にするのでありました。

我がモイケル娘がOporto British Schoolの小学部に入っていた頃です。いつものように、午後3時半の授業が終わる時間に合わせて車で迎えに行き、その帰りに彼女が突然「今日学校で習ったよ」と車の中で歌いだしたのです。
    
     ♪Morning has broken like the first morning
      Blackbird has spoken like the first bird      
      Praise for the singing, praise for the morning
      Praise for the springing fresh from the Word

おお!それは母が好きな歌であるぞ、と勿論はしゃいだわけだが、「キャッツ・スティーブンスの歌を教えるなど、学校もなかなか進んでるではないの^^」と思いましたら、この歌はイギリスの古いフォークソングで、賛美歌444番にあるのだそうです。
    
    世のはじめさながらに 朝日照り 鳥歌う 
    讃えよ 新しき歌を 讃えよ 新しき朝を

とでも訳せるのでしょうか。

歌ひとつとの出会いをとってしても、こうして世の中のことは連鎖になってるのだなぁ、と、思わされたものでした。
下記、Youtubeより拝借。


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