2015年6月3日

クラス全員に手渡された一冊の分厚い本、「Travel with Charlie」にわたしは呆然とした。

本の内容を知るためには、たとえ牛歩の歩みのごとくであっても、辞書を片手に読んでいくしかないで。
金曜日、週末の誘いの声もうわの空、帰宅して読書にすぐにとりかかった。そして知った己の語彙力のなさ。誠に牛歩の歩みなのだ。それでも投げ出すことはできなかった。

こんな状態ででどうやってテストに臨めるか。考えました。
そしてわたしがしたことは、もう単語はいい!分からなくてもとにかく最後まで通しで一度読破すること、これで行こう!

するとです、分からない部分が殆どなものでドンドン飛ばして、一回目は辞書なくして意外とスムーズに終わった(これがスムーズと言えるのか。笑)

うむ。しょっちゅう出てくる単語があるぞ。これ、気になるから、調べてみよう。2度目はそういう単語のみ辞書をひき、他は分からないままにして読み進んでいくのであります。最後は、辞書なしで初めと同じように3度目を読み終えた日曜日の夜、「ふむ。要は、スタインベックがチャーリーと言う名の犬を連れて、トレーラー車でアメリカ中を旅して、行き先々でいろんな人に出会い、その体験をああだらこうだらと書いているのだな。」と、なぁんとなく分かった気がしてきた。(笑)いい加減なものです。

こうして臨んだ月曜日のテスト、これが思いの他、良い結果が出たでした。Mrs.chisholmから採点された答案用紙を手渡されたときの、あの一言。「Excellent」 うひょひょひょひょ^^ 実に爽快でありました。「おバカ。週末くらいリラックスしなよ」の友の言葉に背を向け、それを返上して勉強した甲斐があったというものだ。

以後わたしはこのやり方で、テキストを読みこなしていきます。そして、この「Excellent」の結果に気をよくして、Mrs.Chisholmのクラスに留まるのでした。ESLのコースが終わる半年後、わたしがもらったReading Comprehensionの評価はAでありました^^ えへん。

ない頭も、必死に考えをめぐらして方法を編み出せば、突破口はできる。わたしの例がそれです。それにしても立派なのは、わたしの弱音を安易には受け入れず、冷たい素振りでチャレンジを促したMrs.Chisholmです。彼女はアメリカインデアンとアメリカ白人の血をひいていると聞きました。

上でエヘンと威張ってみたものの、この評価「A」は、「実質は伴わないけれども、努力」の部分が多分に含まれている、額面どおりではあるまいと、わたしは自覚している。
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