2006年8月24日
piano
★我が家のピアノ

本サイト「spacesisのホームページ」の掲示板ですぎさんがピアノのことに
触れています。それでちょっと取り上げてみました。

すぎさんと同じように、わたしの子供時代もピアノは「お金持ちのお嬢様」のものでした。
わたしがピアノと言うものに初めて触れることができたのは、高校に入ってからです。
そのきっかけはちょっと面白いものでした。

それまでピアノ、オルガンを弾いたことがないわたしですが、中学初期から新しい歌謡曲を
覚えたいがために、楽譜の読み方を一人で勉強してみたのです。
当時の歌の簡単な楽譜には音符の下に数字がついており、例えば1はド、2はレ、3はミ、
1の上に点がついているのは、オクターブ上のドと言うふうになっていました。
数字を見てすぐ音が出せ歌えたのは、音感がよかったのだと思います。
好きな新曲は、ラジオから流れるのをその数字を使って音符を拾い始めました。
そうして覚えた歌は限りがありません。

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ー続きはここからー

当時の高校入試の受験科目には音楽も入っていまして、終わった後、試験結果を98%と
自己診断できました(エヘン^^)
それが関係していたと確信できるのですが、入学するなりすぐ音楽教師から音楽部への
誘いがかかりました。
楽譜がスラスラ読めるのにオルガンはおろか、ピアノなど弾いたことがないと
知った彼女は少し驚いた様子でした。

その時生まれて初めてピアノの基礎練習帳なるものをもらい、早朝ならピアノを練習に
弾いてもよい、と言う許可を得ました。
その日から、まるで熱にでも浮かされたように、通学中のバスの中、授業中ですら
わたしの頭は指の練習でいっぱい。
ピアノは借りて家に持っていくことはできませんから、 紙にピアノの鍵盤を書いて練習
したものです。
もうこうなると熱病です(笑)

時々、音楽教師が時間をみて放課後など指導してくれました。
「ベートーベンの「エリーゼのために」を独学で一通り最後まで弾けるようになった喜びは
言い表し難いものです。
後で知ったことですが、わたしのこの早朝のピアノ初心練習は、「ピアノを弾く人」として(笑)
学校内でも知られていたのだそうで、お恥ずかしい限りではあります。

しかし、ピアノを学ぶ上で肝心の、大切な基礎練習は、独学では段々つまらなくなり、
いつのまにか自由気ままにシャンソンの本など引っ張り出して来て弾き始め、叱られた
ものです。
家にピアノがないというのはどうもいけません。
やがて早起きもしなくなり、わたしの早朝ピアノ練習はいつの間にか途絶えてしまいました。

でも、何もない時は口笛、ピアノがなければ叔父に借りたウクレレ、そして大阪時代は
白いギターと、手軽な楽器はわが音楽とともに常に身近に置いてきました。
ギターは弾くというより、自分が独り歌を楽しむがための伴奏でした。

さて、ポルトガルに来て、娘が生まれ、またぞろピアノに思いを馳せたのです。
当時は、梅新アサヒビアハウスが現に営業していましたので、歌を歌いたい思いはまだ
抑え難く、ギターを手によく日本を恋いながら色々な歌を歌っていたものです。

娘にピアノを弾いてもらおうかしら?と言い出したのはわたしです。
しかし、肝心のピアノがないと困ります。
あの頃のポルトガルでのピアノの高価なこと!
それで日本とポルトガルを何度行き来できることか。
細々と、週に2度の日本語を教えて貯めていたのでは埒があきません。

ピアニストにするつもりはないのだから、本物のピアノでなくていい、そうして音楽に親しみ
音楽を愛する人になってもらえたら素敵じゃない。
ピアノもどきの「電子ピアノ」を思い切って購入することに決めました。
数年に一度の日本帰国を一度諦めて。

ピアノはこうして20年近く前に我が家にやって来ました。
5歳から習い始めたもいける娘、中学時代に入るとピアノの音、指のタッチが違って練習
しにくい、強弱がつけにくいので本物のピアノが欲しいと言い出しました。
が、家の中で誰にも触れられることなくほこりをかぶっているたくさんのピアノを見てきた
わたしは、
「本気でピアノを勉強するつもりなら、考える」と、買うことはしませんでした。

もう一度は2年前、娘が日本へ行きたいと言い出した時、
「ピアノを買ってあげる、行かなかったら」と、ダシにしてみたことがあります^^;
結局これは功なさず、現在にいたったわけです。
ですから、我が家にあるのは今もその電子ピアノです。

電子ピアノの便利な点は、音の高低を調節しさえすれば真夜中でも早朝でも弾くことが
できるところですね。

娘がまだ、クラシック曲を弾かせてもらえず、練習曲を勉強していたころのことです。
時々わたしが思い出したように「エリーゼのために」を弾くのをみて、わたしの指の動きを
目で捉え覚えたようです。
それを先生の前で弾きましたら、指の使い方があちこち間違っており、帰宅するなり、
「ママのエリーゼのために、いっぱいまちがってるよ!」

うはははは!
娘に指の使い方を指導されましたが、ダメです。
いまだにわたしの「エリーゼ」は正統から外れて、ハチャメチャ。
独学とはこういうものでありますよ(笑)

そんな訳で、すぎさん、我が家は「お金持ち」の部類には到底入らないのです^^

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コメント
ピアノ
家族の紹介で息子二人、ピアノの前でポーズをとっているのがありますが、これも、カミさんの夢の一つで自分が出来なかった事を、子供に託しました。上の子は中学に上がる頃にはやめてしまいましたが、下の子は高校を卒業するまで弾いていました。最近は、残念ながら年に一回の調教師さんが来たときに、ピアノのふたが開かれます。ちゅうも、小さいときに、ハーモニカ、ウクレレ、ギター、大正琴(渋いでしょ!)を独学で習いましたが、全て挫折しました。音楽のセンスはどうも無いらしい。
2006/08/25(Fri) 16:37 | URL | サッカー好きの猟奇的男 | 【編集
>ちゅうさん

天は二物を与えず、って言いますよん^^
独学はどうしても挫折しやすいですね。
お金をかけないと才能も伸びないと
いうことなのかしら^^;

もいける娘、今でもピアノ弾きたさに
練馬から
所沢の彼女の叔母宅へ向かうようです。

ところでちゅうさん、そろそろ夏休みも
終わりですが、更新は?(笑)
2006/08/26(Sat) 03:04 | URL | spacesis | 【編集
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