2015年9月27日 

ポルトガルは目下、ヴィンディーマ(Vindima=ぶどうの収穫)の時期です。ヴィンディーマはラテン語ですが、英語でいうとヴィンテージとなり、これだと分かりやすいでしょうか。今では「ヴィンテージ・ワイン」などのように高級ワインの代名詞としてこの言葉は使われていますが、もともとの意味は「ぶどうの収穫期」です。

ポルトのドウロ側上流では、ポルト・ワインの、そして、ポルトの更に北のミーニュ地方では有名な「Vinho Verde(ヴィーニュ・ヴェルデ。Vinhoはワイン、verdeは緑、若さを意味します)のヴィンディーマがたけなわです。

vindima.jpg
ーこの画像はWikiからー

昔ながらの人手で摘む方法と機械で摘む方法があります。

Vinho Verdeは白ワインが広く知られますが、赤やロゼ、さらにシャンパンもあります。アルコール度数は8.5 から 11% の発泡酒。「Vinho Verde」と呼ばれるのは、ポルトガル、ミーニュ地方を産地とするロウレイロ(Loureiro)葡萄を代表とする特別ので作られたものを指します。

ブレジョエイラ宮殿
ーこの画像はWikiからー

ポルトガルの最北部、ミーニュ地方は内陸部と違い冷涼な気候で冬季は雨が多く、日照時間が少ないので、葡萄畑の仕方は日が当るように工夫されています。

普通、ワインは葡萄が熟成し、十分な糖度を得てから収穫しますが、ヴィーニュヴェルデは熟す直前に収穫するので、酸味が強くなります。瓶詰めされてから先1年が賞味期限です。

ブレジョエイラ宮殿

この夏は、北上して、上図、緑の部分のワインの里を訪ねてきましたが、今日は、以前から行って見たいと思っていた、この地域のワイン製造業者でもあるブレジョエイラ宮殿をご紹介します。

ブレジョエイラ宮殿

ブレジョエイラ宮殿

ブレジョエイラ(Breijoeira)宮殿は、既に紹介済みの町モンサォンの近郊にあり、ポルトガルでは有名な白ワインの銘柄「Alvarinho(アルヴァリーニュ)」の業者でもあります。モンサォン、メルガッソ(Mergaço)の町は、ヴィーニュヴェルデ産地の一部なので、ポルトガル人も含めて多くの人が、Alvarinhoワインは、ヴィニュヴェルデだと思われがちなのですが、実はその辺のヴィニュヴェルデちょっと違う、ということを主張しているのを、今回、地元に行ってわたしたちは知ったのでした。

ブレジョエイラ宮殿
Alvarinho 葡萄 ーこの画像はWikiからー

アルヴァリーニュ・ワインはモンサォン、メルガッソでのみで栽培されるアルヴァリーニュ葡萄から作られるのだそうです。アルコール度数は11.5から14%で、透明感があり、レモンやグレープフルーツ、アプリコットなどの香りを持ち、ヴィニュヴェルデと違い、賞味期限は長く、ヴィンテージ物もあります。

ブレジョエイラ宮殿
さて、ブレジョエイラ宮殿では、まず、キンタ(Quinta)こと、農園から案内されます。

ブレジョエイラ宮殿
 8月のブレジョエイラ宮殿のアルヴァリーニュブドウ畑↑と 葡萄の房↓   
ブレジョエイラ宮殿

ブレジョエイラ宮殿
キンタで見かけた毒っぽい植物。

ブレジョエイラ宮殿
岩から生えている木。 その下は洞窟になっている。この農園も地下道があると推測する。

ブレジョエイラ宮殿

ブレジョエイラ宮殿
緑の池                    

ブレジョエイラ宮殿
白鳥もまた神秘主義のシンボル

ブレジョエイラ宮殿
農園の最後はかつて使われたと言うワイン倉庫の見学。

ポルトガルの農園主の多くは、シントラのキンタ・ダ・レガレイラのように、池、洞窟、地下道を建造する、メーソン、もしくは神秘主義者であると推測しています。思った通り、後に案内された礼拝堂には、祭壇の上に太陽と「全てを見通す目」のメーソンのシンボルが見られ、質問すると、宮殿の2代目がメーソンリーであったとの回答が返ってきました。

農園の見学時間はおよそ40分ほどでした。宮殿を案内は次回に。
では、皆様、また!
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