2015年9月29日 

ご主人の仕事の関係でポルトに3年ほど駐在した日本人家族がいました。彼らの帰国後、毎年末、日本の美しいカレンダーが届けられ、随分と重宝しています。返礼に、ご主人が好きだというアルヴァリーニュ・ワインをポルトから送るという交換が始まって、かれこれ15年ほどになりましょうか。

そのアルヴァリーニュ(Alvarinho)ワインは、今回案内するブレジョエイラ宮殿のものがよく知られています。
モンサォンのブレジョエイラ宮殿
門から見る宮殿             

モンサォンのブレジョエイラ宮殿
前庭から見る宮殿門

ブレジョエイラ宮殿は19世紀初期に、世襲財産相続人及び、キリスト教騎士団の騎士であったLuís Pereira Moscosoの命で建築、4つの塔を持ったネオクラシック建築で、完成に28年が要されました。4つの塔の宮殿は、王家の血筋でないと建築することができないため、Luís Pereira Moscosoは当事の王、ドン・ジュアン6世に願い出て許可を得て造っています。

モンサォンのブレジョエイラ宮殿
宮殿のファサーダー(正面入り口)には、Luís Pereira Moscosoの家紋が見られる。

1920年以来、国の文化遺産に指定されています。

モンサォンのブレジョエイラ宮殿
宮殿別棟の入り口では、見学後、ワインの試飲もできる。

残念ながら宮殿内は全て撮影禁止。これらの画像は、アルヴァリーニュワイン博物館の画像を撮影し
たものです。

モンサォンのブレジョエイラ宮殿
宮殿内へは青タイル絵ことアズレージュで装飾されたこの階段から。

モンサォンのブレジョエイラ宮殿
ドン・ジュアン王に敬意を表して作られた「王の間」

モンサォンのブレジョエイラ宮殿

モンサォンのブレジョエイラ宮殿


モンサォンのブレジョエイラ宮殿
宮殿内には観客席を持つ小さな劇場もあり、往時の華やかさが偲ばれる。


モンサォンのブレジョエイラ宮殿
宮礼拝堂のパイプオルガン。

モンサォンのブレジョエイラ宮殿
農園内に設けられているティーサロン。

ブレジョエイラ宮殿は、今日までの2世紀間に所有者は数人に変わっており、現在は今年91歳になるドナ・マリア・ヘルミニア・パエス(dona Maria HerminiaPaes)という女主人です。Dona Maria Herminia Paesによると、父親が宮殿を買い取った1937年(13歳のとき)に、礼拝堂で、「お前の家の鍵だよ」と、宮殿の鍵を手渡されたのだと言います。

モンサォンのブレジョエイラ宮殿

それまで農園で生産されていたのは赤ワインだったのを、1964年、アルバリーニュ葡萄を仕込み、最初に栽培したのは、この女主人でした。「アルヴァリーニュワインなら、ブレジョエイラ」と今日の銘酒に挙げられるのはこの所以です。

モンサォンのブレジョエイラ宮殿
ブレジョエイラ宮殿のイラストが入ったワインレベルが美しい、我が家の一本。

インフォメーション
所在地:Pinheiros 4950-660 Monção Portugal
開館時間:10~3月 火~日曜日 9:00~12:00 14:00~17:30
       4~9月(無休)9:00~12:00 14:00~17:30
入館料: 7.5ユーロ(農園、宮殿+アルヴァリーニュワイン試飲)
      5ユーロ(農園と宮殿)
      3ユーロ(農園のみ)

本日はこれにて。
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ blogram投票ボタン
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
Click for Porto, Portugal Forecast 
ポルトガル ポルトの口コミ
ポルトガル ポルトの口コミ にほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ
にほんブログ村