2015年11月12日 

ガウディ巡りを一休みして。

地中海性気候のバルセロナの10月下旬は、湿気が多く日本の気候を思わせました。滞在中の気温はポルトより高く、歩いていると汗ばむくらいでした。

それに調子付いて、ポルトに帰ってもうっかり薄着でいたのが響いたのでしょうか、先週、水曜日に、日本語3クラスを終えたとたんに、あれ?と気づいたら、喉が潰れてしまったようで、声がまったく出なくなり、それが1週間ほど続いていました。

電話呼べど、応答できず、夫との会話も不可、ネコどもの悪さも怒鳴ることできず。日本語教室は当然、全てキャンセルするという一週間でした。昨日からやっと少し発声できるようになったものの、平常の声にあらず。ただいま、我が声は、トム・ウエイツの如し。ん?トム・ウエイツとは、誰ぞいな?
興味のある方は、下記の拙ブログ記事をどぞ。

Tom Waits と ワルツリング・マチルダ 

こちらもトムの泣かせる歌です。「If I have to go」



さて、熱はなかったものの、声が一週間もまったく出ないということが、これほどのストレスにつながるとは、思ってもみませんでした。こんなときに物事など考えるととんでもない、ネガティブな方向に頭が行ってしまいがちです。ゆえに、わたしは調子の悪いときは、思考を停止し、ネコたちをベッドの足元に侍らしてひたすら読書です。今回読んだその本、これがなかなかに面白かった。

歴史推理小説2巻、加藤 廣氏の「信長の棺」は、明智光秀謀反の本能寺の変にちらつく秀吉の陰謀、本能寺の変の原因を、信長に使えた官僚「信長公記」の著者である太田牛一の視点から追って行くというもの。

llivro_nobunaga.jpg

信長の死に関しては、燃え盛る本能寺にて自害したというのが、これまで歴史で語られていたことですが、遺骸が発見されておらず、また、光秀謀反の理由も、いまいちピンと来ないところでしたが、加藤 廣氏の見解は、新鮮で説得力あり。とても楽しめました。

続編のつもりで読んだ「利休の闇」も、天下を取った秀吉と利休の関係がどのようにして崩れ、利休切腹と相成ったかの著者の見解も興味深い。

信長と言えば、藤吉郎、明智光秀に次ぎ、

「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」

と、信長が好んだと言われる幸若舞は「敦盛」のくだりが知られますが、「信長の棺」を読んで、本能寺と阿弥陀寺を検索し、ついつい時間を費やしたのでありました。

本日はこれにて。
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コメント
何事もほどほどがよろしおます(^o^)
無理は、あきまへんで(^o^) 物事はご自身のペースでゆったりの暮らしがよろしおま(^o^)
信長の好んだ舞、「敦盛」 は
五郎丸ならねら 幸若丸はんの創作の唄いと舞の 幸若 みたいでっせ。中世から近世にかけて、武家達に愛好された、いわばdancingミュージックかな(^o^)
能や歌舞伎にも影響を与えたみたい。出雲 の阿国も白拍子も巫女はんもみんな当時はやりのエンターテイナーかな(^o^)
わてのカラオケの持ち歌はロッドのセイリングとアニマルズの朝日のあたる家、トニーベネットのイントロつきの思い出のサンフランシスコなどなど。まだまだ、シナトラのマイウエーもいけまっせー(^o^)
お大事に(^o^)
2015/11/13(Fri) 08:10 | URL | やまひろ | 【編集
やまひろさん
ありがとうございます。
やっと、少し、話もできるようになりましたが、電話先で友人から「なに、そのこえ~~」と言われております^^;

「思い出のサンフランシスコ」「My Way」は、わたしもポルト日本人会の忘年会でよく歌いましたよ^^

多分、My Wayは、声が昔ほどでませんが、歳を重ねた今のほうが、うまく歌えると思います^^

敦盛、いいですね。
「一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」
これもまた、盛者必衰の理ですね。

やまひろさんも、お気をつけくださいね。
2015/11/15(Sun) 04:22 | URL | spacesis | 【編集
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