2015年12月29日 

イベリア半島でエレトゥリコ(Electorico)と呼ばれる路面電車が最初に走ったのはポルトでした。わたしがポルトに来た当時、もう37年も昔になりますが、トロリー電車とエレトゥリコが街を網羅していました。

路面電車

今では、その路電が、混雑したポルトの旧市街をノロノロ行くのは、ノスタルジックでなかなかいいものだと思って眺めるのですが、大阪に住んでいた頃は、京阪電車やメトロの公共交通機関で毎日のように通勤していたのですから、当時のそんな時代遅れめいたポルトにはいささか、失望したものでした。

路電やトロリーが少しずつ姿を消し、ドウロ川沿いの一路線を除いては全て退役となり、市民の足として長年活躍してきた路電たちを展示する「路面電車博物館」が、マサレロ区域にオープンしたのは1992年のことです。それが、老朽化と同時に入館客も減りついに2010年に閉鎖され、いったいいつ再開されるのかという状況でした。

しかし、ポルトはここ2年ほどのうちに、多くのツーリストが訪れるようになり、先月11月にやっと開館されました。修繕には860万ユーロがかけられたと言われます。早速、新装した路電博物館へ行ってきました。
路面電車
現在走行する3路線のひとつ、Line18

路面電車

路面電車

路面電車
 
路面電車
初期のオープン路電
   
16台の路電コレクションを始め、今回は緊急時の支援車やトロッコ車なども加えられました。

路面電車

路面電車

ここで、思いがけなく、[Ermesinde行き]と書かれた、昔、我が家の近くを走っていたトロリーバスに出会うとは、なんて懐かしい!
車が運転できなかった当時、ダウンタウンへはこれに乗って出かけていました。

路面電車

さて、ハイライトはこれまではなかった、当時の路電へ送電されていた熱電力センターが2階に再現されたことです。

路面電車

路面電車
古い機械類も磨かれてみると、美しいものです。


路面電車
入り口にあるギャラリーには、昔の切符やパスも展示されており、興味深い。


路面電車博物館へは、ポルト旧市街のLine1の起点インファンテ駅、もしくはLine18の起点カルモ駅から乗車します。また、博物館では、150ユーロから路電の貸し出しサービスもしていて、イベントなどにも利用されているとのこと。これは面白いアイデアではあります。

では、みなさま、本日はこれにて。
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