2016年1月17日 

新春から始まったNHK大河ドラマ「真田丸」第一話を見ましたが、久しぶりに心がうきうきしました。

真田丸って船?と一瞬思ったものの、待てよ、だって、真田一族は信濃の国に城を築いたわけであるから、船というのでは話が合わないと思い、早速調べてみますと、大阪冬の陣のときに、豊臣方についた真田幸村が徳川方の攻撃を防ぐために大阪城の南方に築いた半円型の城とは呼び難い「出城」なのだそうです。

(追加:このエントリーを書いた後で、真田丸を取り上げたNHK番組ヒストリアを見た結果、俗に言われてきた半円型ではなくて、四角だったをの説が有力だそうです。その作戦や、思わずほぉ!と膝も叩かんばかりに喜んだわたしでした)


fuyunojin.jpg
大阪冬の陣図。赤丸が真田丸、青丸が大阪城(Wikiより)

この真田丸により、徳川軍は散々な目にあったと言われますが、大阪玉造周辺が真田丸跡になり、幸村は大阪城と玉造の三光神社をつなぐ抜け道を作ったとの言い伝えもあるとのことで、にわか、大阪城がらみの歴史が面白くなりました。

sankojinja.jpg
(Wikiより)

歴史ミステリーはわたしの好きなところですが、この抜け穴の話は、以前読んだ万城目学のミステリー「プリンセス・トヨトミ」にも出てきます。現代を舞台にした物語ですが、豊臣家の子孫を守る「真田家」子孫も出てくるゆえ、もう一度、このフィクション本を読み返してみようと思っているところです。「プリンセス・トヨトミ」は映画化されているとのこと、興味のある方は、ネットで検索してみてください。

ドラマ「真田丸」の面白さは、主演男優、堺雅人さんにもあるかと思います。彼の作品の順序はしりませんが、ドラマ「半沢直樹」「リーガル・ハイ」「大奥」と、こなしてる役柄があまりにも違いすぎ、この役者さんにはいつもドッキリさせられるのですが、今回はその彼がどんな幸村を演じてくれるか。また、猿飛佐助(第一話で既に登場)、霧隠才蔵などの真田十勇士の登場も待たれ、久しぶりに楽しみにしている時代劇です。

このような戦国ドラマは、現代のようにツールをふんだんに使った遊びがなかった昭和20年代、女だてらにもっぱらチャンバラごっこに明け暮れたわたしの子供時代を懐かしく思い出させます。
以下、過去ログですが、どぞ。

「思い出のバスに乗って(1)赤胴鈴之助

「オリャー!」 「ッとー!」
「え~い、ちょ、ちょこざいな小僧め。名を、名をなのれぇ!」(大人の声)
「あかどうー、鈴之助だ!」(と、元気な少年の声)

ここから主題曲が
♪剣をとっては日本一の 夢は大きな少年剣士
  親はいないが元気な笑顔弱いものには味方する  
  お!がんばれ強いぞ 
  僕らの仲間 赤胴鈴之助

と、始まります。
みなさんはご存知ないでしょうねぇ(笑) 

幼い頃を青森県は弘前の下町で過ごしたわたしは、何を隠そう、近所のガキ大将だったのでした。
学校が退けて家へ帰り、することはと言えば、宿題などほとんどなかった、いやしなかったあの頃です。
よって、夕方まで子供達は外で遊びほうけることができたのでした。

テレビは当然なかった時代ですから、もっぱら自然を相手のちっともお金のかからない遊びばかりでした。その最たるものが、チャンバラごっこ。チャンバラと言っても、木刀とか竹刀とかそんな上等なものを持つのではなくてちょっと長めの棒っきれをその辺から探し出して来ては振り回すんです。

当時は今では無くなってしまった「東映」時代劇の最盛期で、片岡千恵蔵、市川右太衛門、大河内伝次郎、月形龍之介、東千代之助、中村錦之助(後の萬屋錦之助)、大川橋蔵、大友柳太郎、などの花形スターの黄金時代で、名を挙げていけばきりがない。そうそう、美空ひばりさんを忘れてはいけません。ひばりさんはよく男役を演じており、そのカッコよさにわたしは随分と憧れたものです。

机龍之介の必殺技音無しの構えや眠狂四郎の円月殺法の剣法を見よう見まねでカッコつけしてみたのもこの子供の頃で、チャンバラには本当に、今風に言えば「ハマッタ」ものでした。
あの頃近所ではわたしを打ち負かす子はおらんかったです。

ところがです、これがあぁた、学校へ行きますと押し黙った貝です。ひと学期に一回もしゃべらなかったとか、一度も手を挙げなかった、とかそういうことが、通信簿に書かれてきますねん。
言うなれば、究極の内弁慶だったわけですね。

冒頭に掲げた節、これは当時のNHKラジオドラマ、「赤胴鈴之助」の毎回のプロローグなのです。毎夕方6時から15分間(だったと思う)、子供達は各家庭のラジオの前に集まって、時には手に汗握りながら、また時には主人公と情を同じくして悔しさを噛みしめながら、ラジオから流れてくる朗読に耳を傾けます。

こうして聴いたラジオドラマは今でもわたしの心に残っています。この「赤胴鈴之助」のみならず、「紅孔雀」「黄金孔雀城」「オテナの塔」「ああ、無情」そして、これまた大好きだった「怪人二十面相」。

わっはっはっは。これじゃぁ、すっかりおん歳がバレちまいます。

怪人二十面相にいたっては、ドラマを真似て、ご近所の子供たち、手下どもを集めては「下町少年探偵団」なるものまで結成したお調子ものではありました。

子供の世界とは言え、犬や猫にあるのと同様、それぞれ子供グループの縄張りがあるのでして、その縄張りを侵す危険までして探検した「下町少年探偵団」!これはスリル満点の遊びでした。

視覚に訴える現代の映像教育は、たしかにわたしたちをあたかもその場にいるかのような錯覚を与え、リアリティに富みます。教育現場、家庭などでも視覚教育が取り上げられてから久しい。
しかし、テレビのなかったわたしの幼い頃、子供達はラジオで朗読を聴き、自分の想像を拡げていったように思います。

それは、テレビをひねれば、電源を入れれば、自ずと映像が目に脳に入ってくると言うような受動的なものではなく、自らが想像で創りだす能動的な世界でした。

映像のなかった時代の方が、わたしには遥かに想像力、かつ創造力を拡げることができたような気がしてしまうのは不思議なことです。

思い出のバスに乗って
黄色い帽子の子が走ってくる
人差し指の 向こうの坂道  
(詠み人知らず。遠い昔の友人の作ではなかったかと思うが)

わたしは、今でも時折、こうして遥かな過ぎ越しの時間を思って、この歌が詠むように思い出のバスにヒョイと乗ってみます。思い出の坂道の向こうには、父母が、祖母が、大所帯で一緒に住んだ叔父叔母が、従兄弟たちが、そして、下町少年探偵団がニコッと笑っているのが見える気がするのです。

にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ blogram投票ボタン
コメント
歴女?
久しぶりのエンターテイメント歴史ドラマ。面白いですね。さすがの三谷幸喜です。姐様、市川右太衛門ですぜ。ちなみに、私の好きな俳優は、大友龍太郎でしたね。テニス仲間の山ちゃんとポルトの絶品を待ってますよ!
2016/01/18(Mon) 11:31 | URL | ちゅう | 【編集
ちゅうさん
てへ^^;まちがっちゃってましたw
訂正しました。ありがとう。

大友柳太郎ですぜ(きゃっはっはっは。リベンジだぃw)

わたしも好きでした。チャンバラ映画はたくさんみました。しばらく銀幕から遠ざかっていましたが、「北の国から」で偏屈な正吉の祖父で出てきたときは驚きました。

役柄もとてもよかった。最後の場面はもらい泣きしてしまいましたっけ。

何しろ、天気が悪くて、やっと、明日発送ですv-408
お楽しみに!
2016/01/19(Tue) 03:29 | URL | spacesis | 【編集
やられた!
姐さまの “倍返し”「恐れ入谷の倍返し」。たのしみにしてまっせ!
2016/01/19(Tue) 17:11 | URL | ちょっぴり、まったりちゅう! | 【編集
ちゅうさん
出荷完了なり!通常なれば10日くらいかな?お楽しみあれ。
2016/01/20(Wed) 20:40 | URL | spacesis | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
Click for Porto, Portugal Forecast 
ポルトガル ポルトの口コミ
ポルトガル ポルトの口コミ にほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ
にほんブログ村