2016年1月19日

takaragijou
アサヒビアハウス梅田時代の我が先輩歌姫宝木嬢
    
♪ 春すみれ咲き 春をつげる
  人なぜみな 春を憧れ待つ
  楽しくもなやましき春
  愛の夢にいつも 人の心甘く酔わす
  そは すみれ咲く春

 すみれの花咲く頃~ 

ご存知、「宝塚歌劇団の歌」として広く世に知られている「すみれの花咲く頃」のイントロです。おそらく誰もがこの歌を耳にした記憶があるのではないでしょうか。宝塚歌劇「パリゼット」の主題歌として取り上げられ流行しましたが、もとはといえば、オーストりアの歌がシャンソンとして歌われていたとも言われます。

このイントロで「すみれのは~な~咲く~ころ~」と歌が始まる時には、ビアハウス場内がみな一斉の合唱になるのでした。春を待ち焦がれる者と、遠き春をしのぶ者と、馳せる心は皆違うだろうが、それぞれの思い入れがこの大合唱からうかがわれるのでした。

「アサヒ・ビアハウスは人生のるつぼである」とわたしは言う。
ここは恋あり歌ありの人生劇場で、ビアホールを訪れる多くの客を目の当たりにし、少なからず数編の恋物語をビアハウスで読んだ感がわたしにはある。

ここで出会って別れた人たち、出会ってハッピーエンドに結ばれた人たち、苦しい恋をずっとここでひきずった人たち。さまざまな歌の合間合間に、アサヒ・ビア・ハウス人生劇場の登場人物たちが思い出の中でフラッシュ・バックするアサヒビアハウス梅田はその魅力で未だにわたしを捕えて放しません。

宝木嬢が歌う「すみれの花咲く頃」は、素晴らしかった。

わたしよりずっと年上である彼女は当時すでに40代半ばを過ぎていたと思う。その独身の彼女と一回り以上も年下の男性、マックとの恋は周りをドキドキ冷や冷やさせながら、数年間は客たちの話題をさらっていました。

ビアハウスのバイトが終わると、わたしはその二人と連れ立って、梅田地下街あった、京美人の姉妹が営む小さなカウンターの食事処に腹ごしらえに誘われて行ったことも何度かあります。

アメリカ移住の夢を放り出し急遽アリゾナから日本に帰国し、その後、ポルトガルに嫁いだわたしは、2度ほど、一時帰国中、堺にある宝木嬢の家に、幼児の息子を伴い数ヶ月滞在しながら、ビアハウスでカムバックしては歌っていましたが、この時期、宝木嬢と恋人マックが同居している中に加わったのでした。

少し面白い同居人構成ではありましたが、宝木嬢の自宅は、上空から見ると、ひしめき合った民家の中で、そこだけ緑がこんもりとしていると言われるほど、結構広い自然体の庭があったのです。そして、その庭たるや、何匹もの猫たちが住人でもありました。ネコ好きのわたしも息子も大いに数ヶ月の滞在を楽しんだものです。

恐らく未だに同居していると思われるのだが、あれから四半世紀以上を経た今、果たして宝木嬢とマックの恋の結論はどう出たのだろうか、と、春まだ浅い頃には、この歌に思いを馳せるのです。
  
「すみれの花咲く頃 今も心ふるうよ
忘れ君 我らが恋 すみれの花咲くころ」

この恋物語だけは、わたしの中で未完なのです。

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コメント
ユウチュウブ 『花』シリーズ 〜マイベスト3
① すみれの花咲く頃ー宝塚
② 花言葉の歌
⓷ 世界上唯一的花ーSMAP

最近SMAPの話題で藤島ジュリー景子さんの名前が日本のマスコミを賑わせてます。

『あれっ?』と思い、ググってみますと。

やはり、1968年の夏、私がギリシャ船籍の『マルガリータ号』船上で遭遇した、1人の紳士、粋な上・下真っ白なスーツ姿の藤島泰輔さんのお嬢さまでした。

藤島泰輔さんは小説『孤独の人』でブレークされ、フランス人『ポール ボネ』名義て
当時の日本の世相を辛辣に風刺されました。また、馬主であられたみたいです。本来馬主、馬術競技などは、やはりアリストクラシーの世界の話ですねーうまやらしい(^o^)

2016/01/22(Fri) 07:08 | URL | やまひろ | 【編集
やまひろさん
すみれの花咲く頃、色々Youtubeで聞いてみたのですが、どれも宝木嬢には比べられませんでした。かの宝塚の人たちも含め(笑)

わたしにとっての「すみれの花咲く頃」はやはり宝木嬢です。

やまひろさん、豪華船の旅で色々な著名人にお会いしてますね^^
2016/01/24(Sun) 19:34 | URL | spacesis | 【編集
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