2016年1月29日

pack up all my care and woe  苦労も哀しいことも みんな詰め込んで
here I go, singing low       低い声で歌いながら、さぁ行こう
bye bye blackbird         バイバイ・ブラックバード

where somebody waits for me どこか わたしを待っている人がいるとこへ
sugar´s sweet, so is she      あまく優しい人、母さんのとこへ
bye bye blackbird         バイバイ・ブラックバード
no one here can love or understand me    
ここじゃ誰もわたしを分かっちゃくれない
oh what hard luck sotries they all hand me  
なんてひどい巡り合わせばかりなのよ
make my bed and light the light  わたしのベッドを作っておいて 
母さん 灯りもつけといて
I´ll arrivebe late tonight       今夜遅く帰るわ
blackbird, bye bye          バイバイ・ブラックバード 
                                    (訳:著者)                                                       
      
1926年に作られた古いジャズソングである。
「Sleepless in Seatle」(トム・ハンクス、メグ・ライアン共演)などの近年の映画でもよく使われているそうだが、Sleepless in Seattleを観たというのに、Joe Cockerが歌っているのを全く覚えていないのは不思議だ。
 
それは多分昔観た古い映画、「裸足のイサドラ」の船上のパーティー・シーンで使われていた印象があまりにも強烈だったからかも知れない。
 
「裸足のイサドラ」は、斬新的な踊りで当時の閉鎖的な社会に物議をかもし出し、後にモダンダンスの祖と言われた、イサドラ・ダンカンの生涯をフィルムにしたものである。彼女の生きざまもさることながら、衝撃的な最後を遂げた人でもある。恋多きイサドラはパーティーで出会った若い男に心惹かれ、彼とオープンカーに乗り込み、走行中に首に巻いていた長いスカーフが車輪にからみつき、最後を終えたのだ。

ビアソングが主流のアサヒで、わたしは時折「yesterday」やシャンソン、そしてこの「バイバイ ブラックバード」などをアコーディオンのヨシさんに頼んで入れてもらっていた。こういう歌を歌えるのは、毎晩、人でごった返しの夏場ではなくて、客のほとんどが常連ばかりというビアハウスの落ち着いた冬場である。イントロもあるのだが、多くの著名歌手がスローテンポでイントロなしで歌い上げている。わたしは聞くのも歌うのもデキシーランドジャズ的に軽いノリの方が好きだ。この歌もリクエストがよく入ったものだ。
   
ビアハウスでは「ゆうちゃん、ゆうちゃん」と可愛がられながらも、自分の居場所をここかあそこかと探し求めていた当時のわたしの気持ちが、この歌にはいささかある。 ビアハウス歌姫時代は、人とのめり込んだ個人的な付き合いはしなかった。

byebyeblackbird1.jpg

ビアハウスが閉まる9時半以降に、店長の塩さんが声をかけてくれる、「おい、ゆうこ。今日は夕霧そば(ビアハウスの近くお初天神界隈にあるおいしい蕎麦屋さんの名物)食べに行こう!」の誘い以外は、たいがい独り住まいの枚方は宮之阪のアパートに
直行である。翌日のオフィスの仕事もあったことも理由ではある。夕霧そばを食べながら、塩さんを前に熱く語るは、「日本脱出」の夢」!その資金作りの歌姫家業であった。

ほぼ目標金額達成を目前に舞い込んできた当時の話に、梅田の新開店の喫茶店(この店は横山ノックさんのお兄さんの店だと聞いた)で、アサヒが終わった後の2週間、アコーディオンのヨシさんと歌ったことがあったが、これはきつかった・・・

喫茶店はビアハウスのホールと違い、床に絨毯が敷き詰められており、太くて大きなはずのわたしの声がそこに吸い込まれてしまって、店内に響かないのだ。 歌い終えて終電車へと足早に急ぐわたしは、自分のアパートの駅にたどり着くころはヘトヘトになっていた。9時からオフィス、そして、アサヒ、喫茶店での歌と、一日にこんなに掛け持ちで働いたのは、後にも先にもこのしんどかった2週間だけである。
 
「お前、死ぬぞ」と友人に言われるほど、クタクタになるまで稼ぎに稼いだ2週間ではあった。
そして目標の留学、移住資金は達成された。

にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ blogram投票ボタン
コメント
The Beatles
AndI love her.
Isaw her standing there.
あたりが懐かしい(^o^)


2016/01/30(Sat) 16:44 | URL | やまひろ | 【編集
やまひろさん
おぉ!
And I love herはわたしも好きです^^

今風の日本の歌は、いまいち、わたしは心に残らず、せいぜい、えいちゃhん、チャゲアスまででしょうか^^;

歌は世につれ世は歌につれ、とはいうたものですね。
2016/01/31(Sun) 05:08 | URL | spacesis | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
Click for Porto, Portugal Forecast 
ポルトガル ポルトの口コミ
ポルトガル ポルトの口コミ にほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ
にほんブログ村