2016年3月15日 

日々、思うことはあれど、以前していたようにそれを整理してブログにしたためる時間がないのが残念です。忙しくて、ポルトデジカメ探検もさっぱり行っておらないのであります。

しかし、このところ、自分が今まで思っていた日本とあまりにも隔たりがあるようなニュースに度々出会うもので、実は困惑気味なのです。世代が、時代が違うと言って片付けてしまうには危うすぎる問題ではないでしょうか。

そのひとつが、「保育園落ちた、日本死ね」ツィッターです。

そもそものきっかけは、政府が「輝く女性」「1億総活躍社会」を持ち出し女性の社会進出を煽ったからだ、という意見もみられますが、働けと言われたから働くのか?輝けと言われたから輝くのか?と、あまりにも大人気ない騒ぎように、めまいを起こしそうな気分なのです。

1億総活躍というのは、なにも老若男女、外へ出て働くことだけではないとわたしは思っています。自分の持ち場で責任を持ってなすべきことを成就するように努力することではないでしょうか。「保育園は入れなかった、連鎖で仕事を辞めなければならなくなった、政府よ、どうしてくれる、1億総活躍を言ったのはそっちではないか、国が子供産ませないでどうする」では、子供を産んだり育てたりする責任はいったいどこにあるのでしょう。

少子化だからと言われ、本当に国のために子供を産んであげたんだ、20万よこせだなんて、おいおい、ちょっと待ってくださいよ。

これは女性のツィッターだと言われていすが、そうだとしたら、残念ながらこのツィッター主にわたしは子供への愛情や、自分が母親になったという思いが感じられないのです。反現政権のプロパガンダかも知れないとの思いを、わたしは頭から完全に払いのけることができないでいるのですが、それなら、ここで取り上げること事態、無意味になります。

が、そうでないと言う仮定で話をすすめます。
個人的な意見ですが、経済的に苦労があっても、できれば子供は4歳くらいまでは母親が手元に置いて育てるほうにわたしは同意します。

この時期は、わが子の成長を日々目の辺りにする喜びがあります。寝たままでいた赤ん坊がやがて歩き始めるまでの過程を見るのは大きな喜びです。言わずもがなですが、こんな喜びを見出せるのは、もう二度とないのです。

どうしても共稼ぎをしないと生活が成り立たない、どうしてもキャリアを積みたいというのなら別ですが、二人のうち、どちらか一人の収入でなんとかやりくりできるのであれば、わたしなら過去にしてきたように、もう一度、そちらをとります。

子供を育てることは、自分の再教育にもつながるような気がします。忍耐力を学びます。子育てはロングランです。わたしの場合は母親を必要とする時期に、自分の持てる時間を全てを子育てに費やしようと腹を括ったのですが、ふとある日、自分が子育てを大いに楽しんでいることに気がつきました。

子供が眠っている時間は、それまでしたこともない編み物を独学したり、すきな木彫をしたり。そうそう、
おむつは、洗剤でかぶれるのを防ぐために、なんどもなんどもすすいで全て手洗いでした。一人で外出など、できたものではありませんでした。それでも、気にならなかったのです。子育てはわたし自身を大いに成長に導いてくれた感があります。

日本語教室で結構忙しくしている昨今ですが、言うなれば63歳を過ぎてからのキャリアです。
人それぞれ、生き方が違いますが、子供がある程度成長して、あまり手がかからなくなった時から
始められる仕事もあるのです。

世代の違いと嫁姑の確執に心労した3世代の共同生活から核家族生活が当たり前になった現代社会ですが、どちらにも長短があることを知ったわたしたちは、全て自分の望むように物事は運ばないということを学ばなければなりません。

どのようにするかは個人個人の選択になりますが、自己責任を忘れてはいけないでしょう。子供は自分が、自分たちが育てるのです。そして、その自己責任と選択は、子供と自分の将来に必ずつながるとわたしは思っています。

件のツィッター主は保育園に入れない場合を想定して、別の選択技を考慮したのでしょうか。入るのが難しいという実感がなかったのでしょうか。保育所増築には国や市がしようとしても思うようにはかどらない他の問題、たとえば、建築する地域住民の、子供の声がうるさいという反対、保育士の確保が難しいなどもあるようです。いたずらに「日本死ね」はダメでしょう。


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コメント
仰る通りだと思います。
この方が他方からの作為的な何かwに左右されて無く、本当にそう思っているのなら「親」としては怖い存在だなと思いますね。
産めと言うから産んだ、育てろ言うから育てた、働けいうから・・・キリがない!子供の癇癪と同じ。
そもそもがこんな癇癪起こすような人間は親にならない方が良いとまで思うし、人はそれを行動力や積極性と括るのかもしれないけれど、「しね」で括る母に育てられる子が不憫です(-_-;)
まぁ・・・こういった類を振りかざす政治?にも「?」ですけどね(苦笑)
2016/03/18(Fri) 00:56 | URL | マー | 【編集
マーさん、
マーさん、コメントありがとうございます。

ニューヨーク市全体の人口密度、1,085/km2で、東京の人口密度6069/km2だそうですよ。

で、東京23区の密度は6069/km2!この現実を考えずして待機児童問題で、落ちた、死ね、と大騒ぎすることも問題だと思います。あまりにも東京に集中しすぎですね。

小さな日本人社会のこちらの様子を見ても、自分の子さえよければいい、金を払ってるんだからそれなりの効果を出してくれ、と親としての努力もせず、そんなことを言う自己中な親が多くなりました。

日本の教育はもう限界にきている、このままでは、日本に将来はないとわたしは思います。

教育の結果は20年30年先に出てきますから、今、わたしたちが日々目にし、耳にする現象が教育の結果です。

これまでは、たいがいのことは、まぁ、そういうのもありか、なんて考えてきましたが、近頃は、待てよ、おかしくない?の困惑が増えました。

豊かさとは、教育とはなんなのかと、言う大きな問題をわたしたちは今、問いかけられているのだと思います。

平和ボケしてる場合じゃあれへんで!

2016/03/18(Fri) 02:34 | URL | spacesis | 【編集
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