2006年9月13日
エストレモース2
★ポルトガル・エストレモース、城壁内の路地

正式には「補習授業校」と言います。

世界57カ国にある83校の全日制日本人学校と比べ、59カ国に198校あり、
2006年4月現在で、世界の補習校ではおよそ1万6千人の日本人の子供たちが
学んでいます。
規模は10数人の少人数から1800人程の大規模なものまであります。

日本人学校が全日制なのに対して、補習校は名前からして分かるように、日本語での
学習の「補習」です。
週に一度、土曜日の8時半くらいから12時半まで、朝礼、中休みを除くと正味
3時間の補習授業になります。
年間40回から43回、たいていの国の現地の学校に比べると、どの学期も
「早く始まり遅く終わる」、それが補習校です。

運営はどのようになっているかと言いますと、父母負担の授業料(これは補習校によって
まちまちです。)、企業からなる日本人会などの補助、国庫金補助の三つの財政措置から
成り立っています。
これらの予算から、土曜日の現地の学校校舎借用代、講師謝礼、副教材費用、
保険等に費用が出されます。
多くの場合、法人格を持たず任意団体となります。
また、日本国内では、日本人学校と違い、補習校は教育制度上、特定の
位置づけはありません。
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このように、補習校は正規の学校ではありませんので、講師も日本国内の
「教員免許資格保持者」でなければならない、ということはありません。
そのように厳格なルールを作ってしまうと、講師が見つからないということが
十分にあり得るからです。
子供たちの学習向上心を促し、熱意と意欲が求められるのが補習校の講師です。

補習校の授業は、では、講師が自由に進めていいかと言うと、そうではないところに
大変さがあるのです。
補習校の教科書は日本の子供たちがそうであるように、文科省から無料の教科書が
一式、学年に合わせて、毎春大使館を通して届けられます。
教科書の国語算数(数学)の1年分のカリキュラムを年間1時間半授業
43回ほどで終わりきるのです。

1時間半授業で二学年を同時に教えることを複式授業というのですが、多くの
小規模の補習校では、苦しい予算の関係上、この方式で運営しているのが現実です。
つまり、複式授業の場合、講師が教室内できちんと生徒の学習を見ることが
できるのは、45分と見ることができます。
残りの45分はもうひとつの学年を教えるわけですから、自習作業になります。
我が職場もこの例に漏れません。

今回は、我が子たちの日本語習得に欠かせなかった、「補習校」の存在について
ザッと述べたのですが、それまで日本人がほとんどいなかったポルトに、息子が
就学年齢に達した年の1986年、2社の日本企業が進出して来、こうして
補習校は設立へと動き始めたのでした。

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