2016年12月5日 

恒例の食事会をしようよ、と4人仲間の大阪出身の友から今朝電話があった。今年はポルト日本人会の忘年会がなくなり新年会になったので、それじゃ、時節柄忘年会と行こうかとなり、しばらくぶりの電話だったので、ついつい長電話に興じた。

その彼女、「この頃、目が悪くなったような気がする。車幅をとるのがどうも今一上手く行かなかったりしてる。車の運転が怖い」と言いだした。日本に帰国した時、眼鏡を作ってもらったようで、その時に少し白内障のケがありますねぇ、と言われたと言う。年を取ると多かれ少なかれそのケが出るので心配いらないと思います、とも言われたゆえ、そのままにしてるのだと。

それはいかんぜ。何もなかったらそれで万々歳、眼科へ行きなはれ。と言いながら、先だってから何度かやらかしている自分の粗忽を思い出し、ねぇねぇ、と彼女に語りだした今朝のことである。

若いときから強度の近眼であるわたしだが、その分、どうやら老眼には縁がなさそうだ。寝付く前のベッドでの読書は今でも裸眼だが、立っていると床の上に何が落ちているかも見えないわたしだ。つまり、自分の身長分の153cmの距離にあるものが、よく見えないということである。

ポルトガルの夏の日差しは日本よりきついと思われるので、随分昔から、春夏秋冬、外では度付きサングラスが手放せないで今日まで来た。サングラスと言っても外側から見ると色が付いているのだが、それをかけているわたしから外を見ると、さして暗くは見えない質のレンズである。

かれこれ三つほどを買い換えて使ってきたのだが、しばらく前のこと、飼い猫に床に落とされ、まだ新しかったサングラスのツル(耳にかける部分)の片方がポキンと折れてしまった。そこで、行きつけのめがね屋に持っていく直しようがないと言われ、フレームを買い換えることにした。フレームに合わせてレンズの形に少し手を入れたという。

で、某企業での日本語授業が終わって4階にあるおエライさんの部屋を出たある日のこと、階段を下りて車を置いてあるショーウインドーの一階フロアに来たところで、バッグからサングラスを取り出してかけたところが、おろろ???なんか、焦点があわないぞ、え?え?と、もう一度サングラスを目から外してかけ直す。げ!よく見えない・・・目がどうにかしたんじゃないかと全く焦った。

右手に持つサングラスに目を落とすと、がーーん!片方のレンズが入っていないではないか!
こんな具合(笑)

sunglass1.jpg

なにかのはずみでレンズがはずれてしまったようだ。これじゃぁ、焦点が合うはずもなし。びっくりした。それにしても、こういう状態のサングラスに気づかず、そのままかけるとは、わたしも随分とのほほんものではないか。レンズは意外と簡単にフレームに納まり使い続けていたのだが、以来、ちょくちょく外れるようになった。

週に1、2回ほど食料品の買出しに行くエル・コルテ・イングレーズデパートでの先週こと、買出しを終えて車のトランクに食料を入れ、運転席に座り、さて発進とエンジンをかけて走りかるや、どうも視野がおかしいと思い(ちなみにデパートの駐車場は少し暗い)、サングラスを外すと、やや?レンズが片方入っとらん。

即、車を止めてレンズはいずこに?と運転席、駐車場の自分が歩いてきた跡を引き返して探してみたが見当たらない。まさか、デパートの中でレンズを落とし、そのまま気づかずに歩き回っていたってか?い、いやいや、いかなわたしでもそこまでおトンマではないと思うんだが・・・

と、ここまで話すと、受話器の向こうで聞いていた友、きゃーはっはっはと笑い出し、止まるものではない。「あんた、ようやってるわ。丹下左膳(たんげさぜん)なり」・・・・

若い人たちは存じないかも知れないが、丹下左膳とは林不忘原作の時代小説シリーズで登場する隻眼隻手(せきがんせきしゅ=片目片腕)の主人公のことである。弘前の下町で幼い妹とともに近所の手下ども相手にチャンバラ遊びに明け暮れた子ども時代のわたしにとっては、大菩薩峠のニヒルな机龍之介同様、我がヒーローの剣客の一人であった。こんなん^^ ↓

tangesazen.jpg
大友柳太郎の丹下左膳。画像はwikiより拝借。

ふふふふ、おぬしも歳が分かろうというものじゃのぉ~、と友を笑い、友に笑われ、若い時であればすっかり赤面して人に話すのもはばかれるであろうおアホな失敗談を、笑いすごして楽しめるような歳になったのだねぇ、と、これまた二人で妙に納得して電話を切ったのであった。

レンズはどうなったのか?はい、車の後ろ座席に落っこちてありやんした^^; とっつばれ(津軽弁でおしまいの意味)

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コメント
大友柳太朗も良いが!?
姐様は、大河内傳次郎の丹下左膳にときめいたのでは?
話は変わりますが、日本のメーカーで「オートバックス」がとっさにブレーキと間違えアクセルを強く踏んでも、急発進しない装置を開発しました。工賃別で、39,999円。購入してポルトに戻っても、修理工場で装着できるかな?またまた、話は変わるけども、NHKで「米麹」の甘酒が、特に女性に諸々効果覿面だということです。昨日、テニスクラブの妙齢な?お姉さまに一本いただきました。FBにアップしますね!
2016/12/08(Thu) 10:54 | URL | 師走。まったりちゅう! | 【編集
ちゅうさん
ち、ちがうわ・・・大河内伝次郎のは見たことがないもん、もっと後だもんv-412

日本ではそんなのがあるのね。と言ってもそれはオートマ用ではないの?わたしゃなんと言ってもマニュアルがいいんだボン(笑

ブレーキとアクセルを間違うなんて恐ろしいことだよね。そそっかしいわたし、慌てふためいたら、どんなことをするか自信がない^^;
最後の車はチョロきゅうみたいなスマートでいいと思ってます。将来75歳ともなれば高速は走らないもんね。

その甘酒、今度帰国したら試してみます!
お肌はまぁ、いいとして、もうちょっと痩せたいなぁと思っている姐さんでありまする。けど、極度に痩せると今度はしわ対策でたいへんですばい(笑)
色々と忙しいのよねw
2016/12/09(Fri) 01:19 | URL | spacesis | 【編集
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