2016年12月20日 

気のあった者同士、いつもの4人仲間で忘年会をしようよと、先日曜日はポルトダウンタウンのレストランで昼食をしてきました。

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よく利用するポルトガル伝統料理のレストラン「Solar Moinho de Vento 「風車」の意味。

ポルト在住期間も来年5月から39年に入ろうと言う長老(!)のわたしを始め、30年程の同年代二人、それにおそらく20年近くの若いOちゃんと、各々、ポルトガル人の連れあい抜きの会食ですから、みな本音がでることでること。その間柄ゆえ、久しぶりに会っておしゃべりするのが楽しいのです。

かつては子育て、子達の日本語教育等が我らの話題の中心でしたが、やがてその子どもたちも、Oちゃんのを除いては独り立ちし、うち、我がモイケル娘を含む3人は所帯を持ちです。長年共にポルト補習校に携わってきた同僚だったI氏は既に二人の孫がおり、「次はあんただね」と今回は囃し立てられて参りました。が、こればかりは天のみぞ知る。

さて、そうこう話しているうちに、話題の行き先が老後を越えてその向こう、つまり終活となるのが、近頃定番になって来た我らであります。一人が、実は時間的、距離的に墓守も大変なので兄弟で話し合った結果、日本での墓地を売ろうとしたところが、お寺から「では、土地を平地にして返してください」と言われ、その費用に200万円かかると言われた、とのこと、なんとまぁ!!

してみると、亡くなった我が母の実家、弘前にある先祖代々の墓も、おじたちの連れ合いたちも分骨などして、現在墓守をする従弟も子供がいないもので、先の問題がもちあがっているのを耳にしましたが、核家族化し、少子化になり、古い慣わしが消滅しつつある事態が、都会のみならず田舎にも押し寄せているのだなぁ、と思わされた一件でした。

ポルトガルと言えば土葬の習慣でしたが、近年はCremaçãoと言って火葬を望む人が増えて来、古い習慣の変化はこの国にも色々現れてきています。で、今回わたしたちの終活話で持ち上がったのが、ロッカー式納骨堂です。

ポルトガル語でColumbário(コルンバーリオ)と言います。先祖代々の墓地があれば別ですが、それも
田舎にある場合は、新しく墓地を買い求めたりするのですが、土葬だと日本同様、高いのです。それで、近年出てきたのがこのコルンバーリオです墓地の一角にこんな感じで設置されています。

columbario1.jpg

う~ん、あまり入りたないな、と見た目に思ったものですが、同じポルトに子供たちが住む友二人と違い、
夫とわたしの場合は娘はもう日本在住確定ですし、息子も今のポルトガルの状態では帰ってこない確立が高い。

ならば、誰も来ぬ墓地などあっても仕方あるまい、あるいはこのロッカーも要らないかもね、と夫と話していたのが去年くらいでしょうか。すると、今年の春先、突然夫が「買ったよ、将来の家」と言うではないですか(笑)

えー!、どこに?いつの間にそんなお金、持ってたの?と問うと、「だから、ほら、近くの墓地に」 がーーーん!何が将来の家よ、冗談きついよ。聞くと義兄も義姉も同じブロックに買ったという^^;なんだかなぁ、と思いながらもさすが仲のいい兄弟だわい、と受け入れざるを得ないのでありました。

わたしたちからするとまだまだ若いOちゃんそっちのけで、60代の我ら(来年の1月までかろうじてひっかかることができるわたしだw)、レストランで食事しながらこんな話に盛り上がり、わーっはっはと時に大笑いして盛り上がっていたとは、満席の周囲の客たちはつゆ知るまい。

どうもどうも皆様、クリスマス間近、年末お正月も少しに控えているこの時期に、滅相もない題材でごめん遊ばせ。

食事も終わり、今年もI氏の畑でとれた貴重な大根をヨッコラショとかついで、その重さで少し汗をかきながら、人出で賑わう暮れかかったポルトの市庁舎通りをのぼって帰宅したのでした。

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虫食いがあり見た目は悪いが、水分たっぷりのI氏の大根はまことにおいしい。

本日も読んでいただきありがとうございます。
ではまた!
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