2017年3月29日

日本滞在中であちらこちらと出歩いているのと、慣れない他人のパソコンを使用しての更新は大変故、更新が滞りがちです。
せっかく拙ブログを訪れてくださる方には申し訳なく、日本滞在中は過去記事を掲載していますので、ご了承ください。

さて、今年はいよいよ70の大台に乗るわたしです。これといった大きな病なく過ごしてこれたことに感謝する日ごろですが、今日はそんなわたしの年齢を遥かに超えた二人の対照的な女性についての過去記事を引き出します。以下。

安楽死が法律で許可されている国は、勿論それなりの条件があるのですが、世界にオランダ、ベルギー、そして国ではないが、アメリカのオレゴン州だそうです(現在はもっと増えている可能性もあります)。

この問題に関して、わたし自身の結論は出ていないので、それについて書くことは今日は避けるのですが、4,5日前にこんな二つの話を耳にしたのです。

ーベルギー、アントワープに住む93歳の安楽死を希望する女性が、法律的にその希望が受け入れてもらえず、ハンガーストライキに入った。93歳のこの女性は、病気をしているわけでもないのだが、「もう生きているのがイヤになった」のだと言う。ー

すると、その翌日、ポルトガルのラジオ番組で、ポルトガル南部、アルガルヴ地方に住む91歳のアンゴラ(アフリカ系)女性の話が話題にのぼりました。アンゴラからの移民で苦労のしづくめ。学校へ行くこともなくずっと文盲で来たところ、一念発起、小学校1
年生から勉強を始めるのだそうです。

91歳の女性が、果たして小学校での勉強にちゃんとついて行いけるのか、体力面で継続できるのかなどの疑問は別として、わたしはこの二つの話に、なんと言う人生のとらえ方の違い!としばらくの間、考えさせられたのであります。
そして、わたしも時々、いっちょ前に人を励ますときに使うこんな例え話を思い出したのでした。

自分の好きなスピリッツ(お酒)が3分の1入ったグラスを手に、「あと三分の1しか残ってない^^;」と見るか、「あと3分の1も残っている^^」と見るか。これは、物事をネガティブにとらえるかポジティブにとらえるかの違いでしょうか。どちらのとらえ方をするかによって、人生もまた大きなうねりを見せて違っていくような気がします。

アントワープの女性については、もっと詳しい情報が入ってこないのでなんとも言いがたいのですが、ふと、この女性は子供とか孫とかの家族は、愛する人はいないのだろうか、これまでどんな人生を送って来たのだろうか、と、苦労の連続の人生だったであろう、ポルトガルのアンゴラ女性のそれよりも、わたしは興味を覚えてしまいます。

そして、長年寝たきりの夫の母を思います。14年間寝たきりの彼女は94歳で亡くなりましたが、後半の7、8年は流動食も飲み込むことができなくなり、鼻チューブを通して栄養をとり、家族が話しかけても反応がなく、意識がないようで眠る月日でしたが、時々そういう義母のことを知っている人のなかには、「それは生きているとは言えない。死んだほうがましかも知れない。」というのもいました。

言うことが分からないわけではありませんが、ただ、それに対してわたしは言ったものです。「死んだほうがましかどうかは、周囲のわたしたちは分からない。なぜなら本人は言葉を発することも、なにかの意思信号を送ることもできないのだから。

14年も寝たきりの義母を見ながらわたしは思ったものです。意識がなく眠っているだけだと思っているのは周囲の人間の思違いであって、実際には周りで何が起こっているのか、周囲の人間がどんな話をしているのか、彼女は全て知っているのかも知れない、と。

わたしたちは毎日生きているには違いないけれでも、確実に日々死という未来に向かって時間を刻んでいるのもまた事実です。
彼岸のことは、誰一人として帰ってきた者がいないので、「死」が果たしてどういうものであるかは、想像する以外はないのですが、
ベルギーの93歳の女性は、どんな風に想像して、「安楽死を希望するのかと、この数日、なにかの拍子に頭をよぎって離れない
対照的な二つのニュースではありました。

spacesisさんはどっちのタイプかって? う~ん、実際に自分の身に起こってみないと分かりませんが、案外、91歳くらいになって、「どれ、孫も一人前になったところで、経済的に余裕もできたし、念願の大学へ行くべか^^」てなことも、言い出しかねないかしら(笑)

そそ、その頃には、我がモイケル娘が日本での大学進学を目指した時に約束したの「MSFEこと、麻衣子老人支援財団」が出来ておりますようになんまんだ~~(笑)

それについては下記にありますので、どぞ。
http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-82.html

本日はこれにて。

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