2017年5月25日 

昨日一昨日とポルトは30度を越す盛夏の気温でした。かと思ったら、今朝は雷がゴロゴロと空を駆け、ざっとひとしきりの雨。今日は昼から外出するのにうっとおしいなぁ、スカッと晴れてくれないかしら?との思いで空模様を見ているのです。

7時前の起床で、台所もサッサーと片付け、日本語の生徒さんが体調を崩したとのことで今日は授業から開放され、さよう、予定の外出までの時間、ラフマニノフなど聞きながら、のんびりとパソコンに向かっているのであります。

こういう時は、時折、子どもたちに関する過去ログを紐解くなどして、一人笑いをすることがあります。もう随分昔のこと、娘が早稲田大学から九州の大学へ勝手に編入したころの話です。以下。
「パラボラアンテナ、持ってるジョ」と、モイケル娘。画像を送るという。

パラボラアンテナって、娘よ、いったいどこからお金が・・・

会社勤めともなると、今までのように学生気分の服装では行くまいて。そこでおっかさん、大見得(おおみえ)切って、卒業祝いにはずんであげたご祝儀(笑)も束の間。飼い猫タメゴローの東大動物病院の費用にぶっとんでしまったのだそうな。

よって、どんなに捻ったって、パラボラアンテナ購入費用なんて出てくるわけながない!いったいどうなんてんだ、この娘は?と思いながら受け取った画像を開いてみると・・・・・・・・ぎゃっはっはっは(爆)↓

猫パラボラ

確かにこりゃパラボラアンテナだ!金食い虫のタメゴロー君です(笑)しかし、獣医さんよ、これじゃぁ、タメゴロー君、ご飯食べられないのでは?

実はこのタメゴロー、こんな事情でモイケル娘のところにやってきたのでした。

2007年5月17日小猫を抱いて(1)

この春先の帰国時に、早稲田大学から九州の大学へ編入して下関へ引っ越したモイケル娘のアパートを訪ねた二日目のことです。

まだ時差ボケが残っていたのと、新幹線と言えども東京から下関までの長旅で疲れていたのがあって、娘の携帯電話が鳴るまで、わたしはぐっすり寝入っていました。時計を見るとすでに9時をすっかり回っていました。

「はい、じゃ、すぐ行きます。」と携帯を切るモイケル。
わたし  「どこから?」
モイケル「保健所から。小猫ちゃんが入ったんだって。10時まで行かないとすぐ処分されるって」

そう言うなり顔も洗わずジーンズに足を突っ込み、セーターをひっかけ、小猫を入れる布袋を引っさげて自転車で保健所めがけて慌てて出て行きました。あっけにとられ、なんだか胸騒ぎのおっかさん・・・

彼女のブログでは、捨て猫ちゃんがいないかと探して神社まで行ったら、猫はおらず、代わりに神社にはたくさんの雄鶏が捨てられてた、と書いてあったのを思い出しました。前日の久しぶりの我ら親子の対話でも、猫話題が中心なのでありました(笑)

ネットで猫の里親を探している人にも連絡をとったことがある、保健所にも出向いたけど、その時にはネコはいなかったと話していたモイケル娘です。あぁぁ、とうとうネコちゃんを・・・と気をもみながら帰ってくるのを待っていました。

そして、ただいまとドアが開き、見ると、んまぁ~、彼女の抱いてる布袋の中身、ひゃ~、か、かわゆい小猫が・・・二匹も!

おい、どないするのよ、二匹も^^;聞くと、モイケル、
「おっかさん、二匹も持ってくるとは自分でも思ってみなかった。けど、保健所に着いてみると三匹いたんだ・・・・それで、一匹だけ選ぶのはとてもできなくて、結局自分ができる範囲内の二匹を連れてきた。わたしの後に男性が一人いたから、もしかしてその人が残りの一匹をもらってくれるかもしれないと希望を託して来たんだ・・・」

モイケルよ、よくぞやった!と、これがポルトでなら誉めてつかわす。けど、大丈夫か? えさ代もかかるし、予防接種とか、トイレの砂とか色々物入りになるのだよ・・・少ない仕送りからそれを捻出しなければならないのだぞ・・・

あ!そういえば、アパートに入った時にすぐ目についた、床から6、70cmの部屋中の壁という壁が水色のナイロンシートで覆われていたのでしたっけ・・・あれはネコの爪とぎ防御の準備か~!

呆れながらも今更返して来いとも言えず・・・見ると、おいおいモイちゃん、こりゃツガイではないか^^;知らんぞぉ!しかし、小猫を抱いてしまったが最後、おっかさんももうあきまへん^^;可愛いったらないのです。

保健所では一ヶ月未満の小猫は、まだ母ネコの乳で育つので持って行ってはいけないのだそうですが、その二匹はどう見ても一ヶ月はたっていない、目もろくに開いていない。

下関に着いて二日目は、モイケル娘のアパート整理云々より、まず小猫の粉ミルクと毛布を探して走ること始まったのでした。


小猫を抱いて(2)/捕獲犬に対する厚労省の異例指導

元来が犬猫好きなわたし、モイケル娘と同じことに遭遇したら二匹どころか、おそらく後先も考えずに三匹とも連れてきたかも知れません。そうやって一時の感情で行動を起こし、結果的には、後で自分を窮地に追い込むようなことになったりするのですが^^;

こういうところは、いくつになっても冷静に物事を考える大人になりきれないところが、あります。

そのDNAを受け継いでいるモイケル娘とそのおっかさん、子猫用の高い粉ミルクを買い、まだ自分で器から飲むことも知らない小猫たちに、人間の赤ちゃん用の哺乳瓶で3時間置きに授乳する羽目になったのでありました。

これがなかなか大変な作業でした^^;小猫たちが哺乳瓶の乳首を受け入れようとしないのです。下関の娘のアパートに滞在した10日間は、こんなこともずっとし続けていたのでした。

わたしが下関を去るころには、「みかんちゃん」「タメゴロー」とようやく名前も定着し、現在は元気いっぱいにアパートを走り回り、こんな風になりました。  

gato
みかんちゃん。
 
neko
タメゴロー。

モイケル娘は「タメ!」と呼んでるそうな・・・なにやら、「お控えなすって。手前○○一家のタメで
ござんす」みたいではないか(笑)

実はモイケル娘、昨年似たようなことをしておりまして、ネコを拾って自分の首をしめていたのでした。
昨年(2006年)の日記がこれです^^;

2006年7月12日(水)この親にしてこの子あり。焦ってます^^;
 
この間から、日本へ国際電話をかけまわっています。

わたし「ねぇねぇ、ネコちゃんいらない?」
知人たち「ねこちゃんて、あんた、ポルトガルから送るんかい。笑」
わたし「い、いや・・・。オバカ娘が拾ってしまったのよ・・・」
知人たち「なに?!九州で猫を拾って東京まで連れてったぁ?」
わたし「う、うん・・・・」
知人たち「この親にしてこの子あり、とはあんたら親子のために
あるような言葉やなぁ。あっはははは」
「いらんわぁ」
・・・・・・・・・・・・・

こういうパターンを繰り返しております。娘のアパートはネット禁止、いや、ペット禁止です。最初からそれを知っていながら拾ってしまうとは、おめでたいトホホものですが、拾ってしまったものは仕方がありません。元の場所に置いてあんたも捨てて来なさい、とは言えないのであります^^;

それで、この日記とブログにてもう一度。

わたしをもらってください。
猫チャコ

生後3、4ヶ月だそうです。東京から、もいける娘がお届けにあがります。お届け範囲は、関東、大阪、福岡方面。

「遊び盛りの、とても人懐こくて可愛い女のネコちゃんです。 ワクチンはもちろん、避妊手術を希望する場合はこちらで負担します。」と、もいける娘が言っております。

「里親になってくださる方には、ポルトワイン、もしくはポルトガルの工芸品をお送りいたします。」と母親が言っております(笑)

昨年、旅行に行った下関で拾い(この年はまだ東京住まいだった)東京まで持って帰り、そして里親を探したのでした。結局このチャコちゃん、名古屋に住むネットフレンドの「杉さん」に押し付けたのでした^^;

今回なぜこんな話を持ち出してきたかと言いますと、5月16日のweb新聞で「厚労省が異例指導・捕獲権の命 消さぬ努力を」との記事が目についたからです。

捕獲されたり、飼い主が飼えなくなったりして保健所に持ち込まれる犬やネコは、多くの保健所で二日たっても持ち主や里親が現れない場合、三日目にはガス、若しくは薬物注射で処分されるのだそうです。

これをできる限り殺さずに新たな飼い主を見つけるよう、厚生労働省が保健所を運営する全国の自治体に文書で指導したとのこと。

ちなみに2005年度に捕獲された犬は8万8827匹、そのうち里親に引き取られていったのは、わずか1万5000匹近くだけ。考えるとぞっとする話です。

ポルトガルでもそうなのですが、自治体の財政問題が絡み、多くのホームレス動物を保護していくのは並大抵ではないらしいです。水道料金が払えずに、ケージを清潔に保つために掃除する水も使えない、犬猫のえさ代がない、などの話が時々新聞で見かけられます。

海を隔てた日本の話で、文書での指導に終わらないでもっと何かできないものかと思うこのごろです。

日本でもポルトでもたくさんの犬猫たちに関わってきましたので、語るエピソードは山とあります。お時間と興味のある方は左のカテゴリ欄「猫のはなし」をどぞ。

最後に、これがタメの近況であります。
neko

あられもないのぉ、おぬし・・・・

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