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2017年11月20日

telescope.jpg

三十年ほど前に日本から引っさげて来て、乗り換え地点の税関でひっかかりそうになったところを、心優しい空港の職員さんの「いいよ、通してあげな」の目配りで無事ポルトに辿りついたミニ反射式天体望遠鏡です。

使い方は知らず。いじってるうちに何とかなるだろと、この辺はまったく能天気なわたしです、なんとかなったんですね(笑) 家族が寝静まった真夜中過ぎ、ベランダに持ち出して、焦点を合わせるのに四苦八苦。三脚が短いもので半分寝そべった姿勢です。首が痛くなりつつも、ついに月面のクレーターに焦点を合わせるに至ったのでした。

更に、本のデータから探し出した木星の周囲に衛星と思われる並んだ点を見つけたときの興奮は大きかった。こんなミニ天体望遠鏡ですから、点としか見えません。しかし、見えた点はガリレオ衛星と呼ばれる4つの衛星のひとつなのです。

夜空に星座を探すには、北斗七星、北極星、カシオペア、オリオン座は形からしてすぐ見つけられますが、その他は毎夜の如く星空を眺め、星座表との睨めっこを続けないと、なかなか見つけられないものです。

当時はポルト在住の日本人の子どもが通う土曜日の補習校を持つのみで、ほぼ専業主婦だった故、時間的に、また気持ちの上でも余裕があり、夏には、デネブ、アルタイル、ベガを結ぶ夏の大三角等を空に探したものです、今ならさしずめ、シリウス、プロキオン、ベテルギウスを結ぶ冬の大三角が見られます。

二つの大三角は比較的見つけやすいのです。夏は天の川にまたがる十字型の白鳥座を探し、その中で一番輝いているデネブに目をつけます。

hakucho.png
Wikiより

冬の大三角はオリオン座が目印。三つ並んだオリオンの帯の左上がベテルギウスです。

orionza.gif
Wikiより

しし座流星もさることながら、この冬の大三角もちと目にしたいと思い、明け方近くに起きて明かりもつけないまま台所に入ったのが、前のめり転倒の結果を招いたわけですが^^;

この時期にはまた決まって、 昔、学校で習ったこんな歌が浮かんできます。

♪木枯らし途絶えて 冴ゆる空より
地上に降り敷く 奇(くす)しき光よ
ものみな憩える しじまの中に
きらめき揺れつつ、星座は巡る

ほのぼの明かりて 流るる銀河
オリオン舞い立ち 昴(すばる)はさざめく
無窮(むきゅう)をゆびさす 北斗の針と
きらめき揺れつつ 星座は巡る       -冬の星座―


この歌を習うのは中学生のころだったしょうか。恐らく意味を全部理解して当時歌っていたとは思えませんが、今なら説明なくして分かります。語調、語彙ともに美しく、日本語の豊かな表現に目を見張るばかりです。

文部省愛唱歌になっている「冬の星座」、お聞きください。

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